1824|2014年もお付き合いありがとうございました。

鞍馬寺

今年はいろんな人に出会いました。いや、出会わせてもらえた。

僕は人が好きだ。でも関われるキャパはすでに越えていて、なるべく人が集まる場を避けていた。半端な関わりはかえって失礼だし、まず目の前にいてくれる人を大切にしたい、そんな気持ちが強かったから。きれい事だけでなく、たくさんの人と関われば関わるほど、煩わしいことも少なくない。そこに時間を奪われることにも抵抗があった。

そうやって自ら防波堤を立てていたのに、周りにお節介な人が多くて(笑)、あれよあれよという間に渦潮に巻き込まれては、知らない世界の片鱗をたくさん教えてもらった。すぐに井の中の蛙を自覚した。

闇雲に関わりを増やすことがいいとは思わない。時間はいつだって有限だから。それでも今の縁を紡いでくれた人には感謝してます。おかげで今の自分を見つめ直すきっかけにもなった。本当にありがとう。僕はデザイナーだけど、その根っこにある「人」の部分を見てくれる人が多かったのは嬉しかったな。

理想のバランスは未だに分からないけど、ゆらゆら両軸を行き来する今が一番いいか、なんて思ったり。難しいな。無理なく関わり続けられるカタチをこれからも模索し続けたい。魅力ある人は、たくさんいる。

さて、今日で2014年も仕事納め。ブログを読んでくれたすべての方に感謝します。もし良かったら来年も変わらずお付き合いください。毎日貴重な時間をいただき、本当にありがとうございました。

みなさん良いお年をお迎えください。2015年は5日より営業です。

Date: 14/12/29 Photo: iPhone 5

1823|作用

put a letter in an envelope

今日は字をたくさん書いた。そんな時期なんです。

字を書くのは好きだ。今どき何の価値も無いという人も多いかも知れない。だけど字のきれいな人には憧れる。手書きの文字は人の年輪まで感じさせる。

自分を出さなくとも生きていけるのかも知れない。出したくない人もきっといる。だけど本当に面白いのは、自分をさらけ出してから。そう思う。肯定の有り難みを感じるのは、否定される存在があってこそ。いいとこ取りしようったって、そうは行かないから面白いんだ(浪乃音さん以外はね)。

Date: 14/12/26 Photo: iPhone 5

1822|課題

Lake Biwa

年内最後の打ち合わせも終え、今日は事実上の仕事納め(あと2日残ってますが)。量だけで言えば今年は一番たくさん仕事した気がする。素晴らしい機会を与えて下さって本当にありがとうございました。

ただ、やり残した仕事も少なくない。たくさんの方に迷惑をかけてしまった。猛省しつつ、来年はきちんと対処したい。「同じことを繰り返さない」は、歴とした強み。とりあえず自分を管理してくれる人が欲しい。

自分がやりたいことも、どんな方とお仕事をご一緒したいかも、そして自分に何が欠けているかも、この一年ですごくハッキリした。そのためにチカラをつけ直す必要がある。もし叶うならバンドのように、一年間のソロ活動期間にでも入りたいところ。もちろんそんな時間どこにもないから、日常に組み込んでいく。まず本来の自分の役割を全うすることが来年の課題、です。

Date: 14/12/25 Photo: iPhone 5

1821|100円家族

five coins

0才、2才、10才、35歳、そして47歳。

おつりで渡された5枚の100円玉を見てふと、47年もの間ぐるぐる旅する100円と生まれたてのそれとが一緒にいることが新鮮に思えた。偶然にも家族みたいな構成で、さらに面白い。昭和54年の方が奥さんだろうなとか、こんな風に想像するのはいつも楽しい。

派手さはないけど、どこかホッとする。大勢の前で「これどう?」なんて言える内容ではないけど大事なんだ、こういうのも。人に評価されなくても、誇れるものはたくさんあるよ。それに気付いてくれる人も、ちゃんといる。

Date: 14/12/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1820|TalkingBlues

a pattern

本気で伝えたいなら言葉にも覚悟が要る。11年ぶりに一夜限定で復活した「古舘伊知郎トーキングブルース」を観て感じた。言葉に、というか、発する本人に、だけど。世の中が、覚悟を決めにくくなってるのかも知れないな。とにかく面白かった。無理してでも観に行けば良かった。

いろんな人に「最後の晩餐は何食べたい?」を聞くけど、最近は「私はこれだけは絶対やらない」というのを聞いて回りたい。何をやる、よりも、その人がよく理解できる、ことがある。アタマと直結した言葉が聞きたい。

Date: 14/12/22 Photo: iPhone 5

1819|環境

おこしやすB.A.P

ブランドづくりで関わっている仕事の催しで浜大津へ。お題は「おみやげ」。現場に出向くとアタマがよく回る。現場の空気を肌で感じるのと、出展者の話を伺うのは楽しい。来年はこの案件がひとつの軸になるので、この先どう楽しんでいくかを考える、のも楽しい。常に誰かが手を動かしている環境が要る。はてさて。

Date: 14/12/19 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1818|さむい中あつい

AつMATA2014|GOODFOOD

ヒートテックonヒートテック。今日はそんな人も多かったはず。僕もそのひとり。さすがに寒かった。

今日は朝からお客さまの病院へ定期訪問のあと、そのまま歩いてパンスケープさまの新情報を仕入れに(しっかりパンも仕入れに)。変化の時はなるべくチカラになりたい。その後は仕事場に戻って用事を済ませたあと、再び京都へ。きのうに引き続いてまた撮影の仕事。今日の撮影はアドレナリン出っぱなしで我ながら熱かった。そうそう、この感じ。

Date: 14/12/18 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1817|チャレンジが必要だ

AつMATA2014|GOODFOOD

撮影の仕事が続く。写真については自分の中で勝手に「できる」体にしてしまっていたのを、最近あらためて謙虚な姿勢で臨むようにした。写真以外でもそれは言える。あらゆることに自分で勝手に限界を決めてしまっていたように思う。もっと言えば、ラクをしていたのかも。

もっともっとチャレンジが必要だ。年内に気付かせてもらえて良かった。1人では本当に良いものは出来にくい。刺激し合える人がいてこそ。

Date: 14/12/17 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1816|連鎖

AつMATA2014|GOODFOOD

週末のAつMATA、それに仕事仲間との忘年会をきのう終え、幹事の役目はこれにて終了。気が抜けたのと、この寒さでiPhoneのバッテリーが切れ今朝はアラームも鳴らず、久々にお昼前まで爆睡。苦労が報われるほど、どちらも楽しい時間でした。参加してくれたみんな、改めてありがとう。

その間に衆議院選挙も終了。悲観はいくらでもできるけど、自分ができる範囲で変えられる事もたくさんある(変えられない事もごまんとある)。自分にとっての幸せが誰かの幸せに繋がってくれたら、いい連鎖が生まれる。そんな“当たり前”をコツコツ実現したい。

Date: 14/12/16 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1815|シーズン

入江のある街

忘年会シーズンの始まり。きのうはお客さまの忘年会にお誘いいただき永源寺まで。日帰りながら温泉が会場でした。楽しいです、そういうの。毎年ありがとうございます。

週明けは仕事仲間との集まり。AつMATAは地元の仲間や今年出会った人、お世話になった人への感謝の場。仕事仲間との方は「今年も一年やってこれたね」をみんなで労うもの。どちらも欠かせない時間。

Date: 14/12/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1814|期日前、AつMATA前。

gravity

今日は仕事の合間を縫って期日前投票へ。投票日に行けない事もないけれど、明日のAつMATAで翌日クタクタかも知れないことと、純粋に一度やってみたかったのと。結果は、より主体的に「政治に参加してる」感が強まります。平たく言えば“気分がいい”。

さて明日はいよいよAつMATA。今年も30人近くの人が集まってくれる。この時点でありがたくて、当日はなるべくストレスのないよう気を配るだけ。何回やっても慣れずに緊張する、と言いつつ最後は必ず楽しんでるけど今年はどうだろ。楽しんでくれたら嬉しい。

Date: 14/12/12 Photo: iPhone 5

1813|湯たんぽ

Nikon1

寝る時に湯たんぽを使う。これがすごく気持ちよくて、そのおかげか最近よく眠れる。起きてもまだ少し温もりが残っていて、意味もなく嬉しくなる。湯たんぽに使った水は、交換する時に花にあげる。小規模ながら無駄のない循環が生まれて、これまた嬉しくなる。

Date: 14/12/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1812|22回目の命日

近江富士|滋賀県野洲市

今日は父の命日。仕事の合間を縫って、墓参りへ。

ここ数日の間にいろんな事が起きて

少しココロが参っていたけど

墓前に立ったおかげで少し自分の「間」を取り戻せた気がする。

一緒に呑んだらどんな時間を過ごしただろう、

なんて叶わぬ夢を想像してもいいのが今日という日。

この頃は、母を通じて父を知る。父を知って、また母を知る。

Date: 14/12/10 Photo: iPhone 5

1811|あいしょう

a park

何が起ころうと前に進むしか許されない状況。後悔と反省を添えて。こんな時は考えすぎずに「とにかくやり切る」こと。ブログもとぎれとぎれ。でも調子はすごくいい。相性が合うって何より大切だ。

Date: 14/12/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1810|岡星(じゃないけど)

wonderful|大阪府交野市

当たり前のデザイン事務所。ここを目指す。やるべきことをして、まっとうな対価をいただく。休みの日は休む。仕事も生活のひとつに過ぎないと感じられるような、そんな「当たり前」を実現する。

デザインの仕事も「続けるのが難しい」職業のひとつ。よく言われるのは、夜は遅い、給料は安い、待遇は悪い、休みは少ない。30歳を目処に諦めた人をたくさん見た。でも、本当に楽しい仕事なんだ。だから余計に残念な想いがある。そういったマイナス面をぜんぶ無くせたら(まだ5合目にさえ達してないけど)、状況は一変するはず。そしたらきっと何かが起こる。僕はそれが見たい。

Date: 14/12/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1809|岡星(3)

栄喜知

小料理屋に4人も5人もいらない。せいぜい3人。これも最初に決めたこと。お客さまからは「人増やさないの?」、先輩からは「会社は大きくするしかないよ」なんて言われた時期もある。実際、慌ただしい日が続くと「4人目を雇おうか?」なんて揺らぐことはよくある。悩まない日の方が少ない。でも最後は「岡星だから」でグッとこらえられる。

写真は栄喜知にて。実在するお店の中でAMATAのスタンスに一番近い。良いものをなるべく気軽に提供してくれる、カウンター10席だけの小さな御料理屋。

Date: 14/12/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1808|岡星(2)

和の裏|京都府船井郡京丹波町

どんなデザイン事務所にするか考える時、他のデザイン事務所は参考にならなかった。ネットや雑誌でうわべだけは真似できても、肝心の中身がよくが分からない(働いたことあるなら話は別)。誰かに憧れてこの世界に入ったわけでもないし、考えるのに十分な情報がなかった。

そこで、飲食店に置き換えてみる。ファミレスにしたいのか、街の洋食屋さんにしたいのか、それとも料亭か。質、量、値段、サービスなどのバランス。今まで体験したお店を振り返る。その中で一番しっくり来たのが「岡星」。マンガなのも自分らしい。小さなお店なれど、必ず山岡さんのリクエストに応える所に共感を覚えた。それでAMATAの位置付けは“小料理屋”。10年目の今でもスタンスがブレないための役に立ってます。

Date: 14/12/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1807|岡星

tangoscape|竹野郡丹後町筆石

コンセプトの前にまずデザインを、なんて話はありえない。ありえないけど実際はごまんとある。それが現実。でも、歪んでるものは歪んでる。無視できない。

歪みはなるべく整える。今は週に一度、自分のカラダもそうしてる。放っておいたら、いつか悲鳴を上げることになる。仕組みだって何だって、例外なく悲鳴を上げる。その先に未来を感じない。

日本にはコンセプトがない。そう思う。しっかりコンセプトを作りましょう、そんな案件を今いくつか。ちなみにAMATAのコンセプトは「美味しんぼ」に出てくる和食料理屋「岡星」です。

Date: 14/11/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1806|気付いてナンボの人生です

渉成園|東本願寺

連休中、お直しの終わったカーディガンを受け取りに京都まで。想像していたよりもしっかり直っていて嬉しい。朝から幸先も良く、気分もいい。

破れたのは左肘。袖を通して驚いたのはその素晴らしい修復加減、ではなくて、間もなく反対側が破れそうだったこと。どうやら肘が傷みやすい作りになっていたみたい。再入院する日も近い(なんて骨体)。でもこれは、進歩です。

Date: 14/11/27 Photo: iPhone 5

1805|10年目にして今さら

軽/10

スタッフ・バンさん(旧バンビ)は定期的に何もしない休日を作っている。親友から誘いがあっても頑として断るんだそう。そうやって自分を整えてる。

僕の仕事の場合。予定の空いてる日に打ち合わせの予定を入れ続けた結果、デザインの仕事をする時間が激減していた。予定のない時間にデザインの仕事、が当たり前になりすぎていて、徐々にバランスが崩れていった。その時間もきっちり「予定」として組み込まないから、こんな事になってた。そこにやっと気が付けた。

何をするにも環境づくりが肝心。バランス考えずに予定を入れるからこうなる。すこぶる反省。フー

Date: 14/11/22 Photo: iPhone 5

1804|例のあの、センセも走るって言う、そんな時期。

texture|夕日が浦海岸

2日もブログを休んだ(ごめんなさい)。時々休むことはあっても、宣言なく2日空くことは無かったのに。自分でも初めての状況に今いる。ここを乗り越えるための一番の栄養は、誰が何と言おうと人のココロ。お酒やごはんであっても、その根っこにはちゃんとココロがある。

ココロを亡くしやすい時期。だけれども、それぞれの正義だけはしっかり貫きまっしょい。

Date: 14/11/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1803|充電モノは

栄喜知

ハンズフリーで通話できるイヤホンを買う。仕事場にいるとき、通話中でも両手が使えるように。主流はBluetooth、だけど選んだのは有線のもの。スマートさには惹かれるも、もう「充電モノ」はお腹いっぱい。モバイルバッテリーを携帯する人は増えても、ほとんどの人は持ちたくて持ってない(たぶん)。充電したいのは自分の方だと思う(たぶん)。

何のお祝いか知らないけど、今日はいつも以上に電話がよく鳴る。イヤホンはこれ以上も以下もなく、期待通りの仕事をしてくれる。

Date: 14/11/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1802|参りました

かりんと饅頭|新二宮餅|二宮市場

この間の電車での出来事とは別に、スマホを使う6〜70代の女性と話す機会が最近ありまして。その方はこう言いました。

「何でもすぐに情報が手に入ってすごく便利。でも便利すぎるから若い人には使い過ぎないで欲しい。私はもういいけどね。」と。なんかいいぞ、この感じ。海外に住む娘さんとSkypeを駆使し、LINEやfacebookも普通に使ってるらしい。30年前だったら“コンピューターおばあちゃん”と名付けたかも知れない。イメージで片付けられない現実がいっぱい。思わず飛び出したのが、タイトルの一言。

Date: 14/11/15 Photo: iPhone 5

1801|ととのえる

経ヶ岬灯台|京都府京丹後市丹後町

増えすぎてしまった接点を整理する。人より抑えてる意識はあるはずのに、それでもいつのまにか増えてしまう。まさに「常ならず」。

たくさんの接点を持ち続けられる人は本当にすごい。間違いなく才能のひとつだと思う。僕は割と早い段階でギブアップ。「増やさない」って本当に難しい。減らすよりずっと難しい。

Date: 14/11/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1800|隠れてた

経ヶ岬展望台|京都府京丹後市丹後町

奮発して買ったお気に入りのカーディガンが破れ、京都のお店までお直しに。こういう手間にゆとりを感じる。服ってやつは愛着が湧けば湧くほど、いつか着られなくなる日が来るのが怖い。別れがつらい。同じものに出会えること滅多にないし。一期一会だ。だからこそ大切にしようと思える。

と、書きながら気が付いた。「愛着」には「着る」の字が隠れてる。そういうことなのか。と、書きながら気が付けば1800回。

Date: 14/11/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1799|ほんやり

ななほんやり|七本槍(しちほんやり)

これ、正しくは「しちほんやり」なんですが、修正して「ななほんやり」になってる。直したうえで間違ってる。なんてこったい。だけど、よくあること。改善したつもりが悪くなった例と捉えれば、本当によくある。

「ひちほんやり」と書かれていたとして、「あ、これ違いますよー」と指摘したお客さんがいたとして、それでやっと納得できる。見えないものは見たくなる。

Date: 14/11/12 Photo: iPhone 5

1798|そばにいたいよ

海上タクシー||京都府与謝郡伊根町

きのうは北大路の蕎麦屋「おがわ」で鴨せいろをご馳走に。休日のお昼に蕎麦を食べる幸福感、何にも代え難い。妙に肌に合う。お昼ごはんとして利用する家族がいたり、恋人が来るまでビールと一品料理でしっぽりする女性がいたり、他のお店にはない多様性を感じる。気取らないけど心地いい空気感が、他国の文化に汚されていない聖域のようにも感じる。

うどんはうどんで終わるが、蕎麦は酒が飲める」と熱く語ってた専門学校時代の先生を思い出す。当時23歳だった僕は「何を言うてるんだこのオッサンは」と聞く耳を持たなかったけど、今思えば一理ある。僕も歳を取った。ただ、今でも全面的に肯定は出来ない。うどんで終わる潔さもまたよし。つまり麵が好き。

Date: 14/11/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1797|眠れる

wagon|夕日が浦海岸

仕事が忙しくなると自律神経が乱れて興奮状態が続いたまま眠れなくなる→睡眠不足で次の日を迎える→パフォーマンス落ちる。いいことがひとつもない。

そんな悪循環を絶つ救世主が、とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ」と「2億4千万のものまねメドレー選手権」。YouTubeで聴いてる(見ない)うちにいつの間にか寝てる。昔はそれが落語だった。学生の頃はANN。眠れない対策は十人十色。

Date: 14/11/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1796|LINEが立ち上がらないそうで

on my way home

今日は朝から電車に乗って三ノ宮まで打ち合わせ。途中、隣に座っていた70代と思われる女性に声をかけられる。すいません奥さま、僕には大切なh「ごめんなさい、これ何とかなりません?」。

何事かと思ったら、どうにもスマホの調子が悪いらしい。急遽、触ったことのないAQUOSスマホの不具合を対応することに。画面に大きく表示された「セーフモード」の文字。そりゃ困惑もするというもの(スマホにまでセーフモードがあるなんて知らなかった)。再起動で直ることを検索で見つけ、事なきを得たついでにブログのネタまで得た、というお話。

Date: 14/11/08 Photo: iPad mini

1795|TANABOTA BAG

a pine tree|竹野郡丹後町筆石

この頃はエコバッグをよく使う。スーパーやコンビニ、ベーカリー、SAでおみやげ買う時なんかにも使う。使えそうな時はなるべく使う。

気の利いたデザインの袋は捨てにくい。その結果、大して使わない袋がひたすら溜まる。D&DEPARTMENTみたいなリサイクル環境もない僕にとっては「必要以上に増やさない」が一番。とても気分がいい。

棚からぼた餅だったのは、エコバッグがコミュニケーションのきっかけを生むこと。「そのバッグかわいいですね」なんて言ってもらえて、レジで話す事が増えた。これは楽しい。要らないものは増えず、ふれあう機会が増えたのは本当にいい循環。ただしエコバッグという名前だけが一向に好きになれない。

Date: 14/11/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1794|井上雄彦「親鸞」屏風

井上雄彦「親鸞」屏風|渉成園

この休みは井上雄彦氏の「親鸞」屏風を観に、東本願寺の別邸・渉成園(しょうせいえん)まで。渉成園は10年以上前に一度行ったきりだけど、すごくいい場所。ちょうど天気も良く、散策しているだけで心が洗われる。

現存する方の屏風作品を観ることは、そうそうない。村上隆氏のような類でなく、何というか“王道の”屏風。この先もう二度と無いかも知れない。そう考えると、なんだか不思議な気持ちだった。

例えば僕が長谷川等伯の屏風を観て心を震わすように、何世代先の誰かがこの作品を観て感動する日が来るんだろうか、なんて事を考えた。親鸞聖人750回御遠忌の記念事業とは言え、その日は来る気がする。というか来て欲しい。世代を超えていろんな人の目に触れて欲しい。スラムダンクやバガボンドを全く知らない人が観たら、どう思うんだろう。

そもそも僕が今まで観てきた屏風は、当時どんな存在だったのか。献上するものか、こうして誰もが目にできるものだったのか、そんなことまで思い巡らせた。後者だったらいいな。「最後のマンガ展」もそうだったけど、自分という存在が今どこにあるか分からなくなるような、不思議な体験だった。やっぱ好きだ、井上さん。

Date: 14/11/05 Photo: iPhone 5

1793|AつMATA2014詳細

BIKE KYOTANGO BIKE|竹野郡丹後町筆石

今年もAつMATAの季節がやってきました。もし良かったらご参加下さい。

ー日にち

12月13日(土)18:30〜(22:30)

ーところ

GOODFOOD(滋賀県野洲)→詳しい場所

ー会費(調整中ですが、だいたいこんな感じ)

おひとりさま4,000円(税込/飲み放題つき)
小学生以上 1,500円
小学生以下 500円

ー定員

25〜30人くらい(先着順)

ー締め切り

12月6日(土)の23:59まで
※定員が埋まった時点で締め切らせていただきます。

ー参加できる人

申し訳ありませんが友人・知人のみとさせていただきます。

ーひとこと

どうぞお気軽にご参加下さい。肩書き抜きで、人と人とが集まるだけの楽しい会です。お一人でのご参加や、途中参加も大歓迎です。

ー飲み放題について

飲み放題は2時間です。2時間を超えた場合、有料にて追加できます(最後まで飲み放題のお酒も用意しています)。

ー参加のご連絡

僕にメールください(PCでもiPhoneでもfacebookでも何でも)。定員に限りがありますので、場合によっては泣く泣く参加をお断りさせていただく場合があります。その場合、このブログにて締め切りの告知を行います。また、行きたいけど予定が未定・・・という人もその旨ご連絡下さい。

ーここだけの話

来てもらえるかどうか毎年ヒヤヒヤしてます。早めにご連絡もらえるとホッとします。

Date: 14/11/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1792|本音

two children|夕日が浦海岸

例えばこのブログでも、照れくさくなるような内容を綴ったり、言葉を使うことが時々あります。それが理由でロマンチックだの何だの揶揄されることもあるけど、ミュージシャンの歌詞に比べたらカワイイもの。彼らはそれを何万人の前で歌う。それに共感する人もたくさんいる。少しも特別なことじゃない。

コミュニケーションツールを増やして、言いたいことは言えるようになったかな。投稿に思わず躊躇する時こそ、実は本音なんじゃないのかな。

Date: 14/10/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1791|万能なピース

a pair of beach sandals|夕日が浦海岸

今日は毎月恒例、打ち合わせ3種盛りの日。病院、ベーカリー、そして歯医者さん。それぞれ「次の段階」という言葉がふさわしい時期。すでに「次」へ移行したお客さまもいれば、もがきながら進もうとするお客さまもいる。そんな「動き」を肌で感じられることが、本当に光栄に思う。

僕はそこに「力を貸す」スタンスで関わりたい。時には「背中を押す」ことも。イメージは、自由自在にカタチを変えて、欠けてる部分にカチッとハマる万能ピースのような存在。

Date: 14/10/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1790|いきぐる

静かな時間|夕日が浦海岸

本屋の駐車場にもコインパーキングを導入する場所が増えてきた。ちょっと立ち寄りたいだけの時でも、わざわざ駐車券を発行しないといけない。正直なところ面倒くさい。

きのう行ったお店は、買わなくても30分は無料だったけれど、わざわざカウンターで駐車券を提示しないといけない。致し方ない事情もあるだろうけど、なんだかちょっと息苦しい。息苦しいのは嫌いだ。でも、そんな場所が増えてる気がする。

Date: 14/10/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1789|人を、愛情を

a surfer|夕日が浦海岸

きのうは日本酒のイベント「蔵元を囲む会」へ。今回は滋賀県・土山で「初桜」を造る安井酒造さんと、同じく堅田で「浪乃音」を造る浪乃音酒造さん。料理と一緒に、それぞれのお酒を楽しむ3時間。

日本酒の味は造り手に似る。蔵元さんに会ってお話しするたび思う。力強い方のお酒は力強いし、やさしい方のお酒はやさしい。ワインもきっとそうだろう。飲み物を通じて人を、愛情を感じられるって素敵だ。この間のお茶もそうだ。

Date: 14/10/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1788|貼って剥がして

footprints|夕日ケ浦海岸

やることを1枚ずつ紙に書き出しては、目の前に貼っていく。使うのは、名刺よりひとまわり大きなメモパッド。このブログを書いている時点で残り15枚。これでもだいぶ減った方。年内にはすべて刷新されるもの(たぶん)。

アタマの中やデータだけで管理するのは限界がある。特に曖昧になるのが、量の把握と優先順位。こうして紙で並べると量は把握できるし、順番もハッキリ(「しゃっくり」のイントネーションで)する。結果、やるべき事に集中できる。

レストランでズラッと並ぶオーダーメモを見るのが好きで、仕事場でも取り入れてみました。ひとつ終えるごとに剥がすその瞬間は、すごく気分がいい。

Date: 14/10/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1787|質の良い

a family|京都府与謝郡伊根町

きのうの夜は、お客さまがご招待して下さったお茶と音楽のディナーショーへ。椿堂茶補(伏見)のオリジナル手摘み玉露「手」のお披露目会、それにインストゥルメンタルユニット「ジュスカ・グランペール」のライブ。会場はアカガネリゾート京都東山1925。アカガネ=「銅」の意味。

小物から内装に至るまで随所に銅をあしらった、定員50名ほどの空間。お茶の新しいスタイルに触れながら、五感に響く音楽を存分に楽しみました。演奏から声が聞こえてきたのは初めての経験。目の前には当然、美味しい料理も。

あまりに上質なひととき。この体験や感動を、しっかり仕事に投影する。理論だけでこの仕事はできない。貴重な機会を与えて下さったことに感謝です。

Date: 14/10/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1786|出番

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

新規のお客さまのところへご挨拶に、菩提寺まで。仕事場から車で20分の場所。訳あってWebサイトに問い合わせ先を一切記載していないにも関わらず、ご連絡下さいました。もちろんお断りできるはずもなく。

「想いはあるけど伝えるのが苦手で、周りから何言ってるか分からないと言われる。」立て続けにそんな方と関わっているこの頃。そういう時期なんだと思う。表現できない気持ちを読み解いて、一緒にカタチにしていく。そこに自分の存在意義を強く感じます。

Date: 14/10/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1785|いねいいね!

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

予定では岐阜県の郡上に行くはずが、阪急百貨店で偶然「海の京都・丹後のたからもの展」なんてPRイベントを見たもんだから、心はすっかり京丹後に。一番の決め手は、伊根町にある向井酒造。世にも珍しいお酒に出会い、ぜひ行ってみたくなった。たまにはそんな決め方もいいね

伊根で買ったお土産を今日お会いした酒屋のお客さまに渡したところ、明日から親御さんが伊根に行くんだとか。なんとまぁ。

Date: 14/10/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1784|たんご

海の見える|京都府京丹後市網野町

タンゴ踊ってリフレッシュする人を僕は知らないけれど、リフレッシュしに丹後まで。京都駅から3時間も離れたところにある、京都の最北部。石川で言えば輪島みたいなもの。それだけ離れると、ふだん感じる京都とは全く別の空気でした。石川で言えば輪島みたいなもの。いやはや京都も広いや。

Date: 14/10/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1783|ついつい

acorns|島根県安来市

何もしなくても情報が流れてきて、欲しくないけどついつい手を伸ばしてしまう。回転寿司に置き換えたら、明らかに食べ過ぎというもの。それじゃデザートは入らないし、本当に必要な情報も入らない。何でも腹八分目くらいに「遊び」を感じます。

Date: 14/10/17 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1782|音を立てた

a pigeon|島根県松江市

台風19号が去り、すっかり冷え込んだ。冬に、というか年末にグイッと引っ張られ、ハッキリとカウントダウンの音を立てた。「残り一ヶ月半かぁ」なんて本気で間違う人もチラホラ出てきた。もうそんな時期。

Date: 14/10/16 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1781|想像力だ

出雲大社|島根県出雲市

二週間に一度のペースで通っているカイロプラクティック(と加圧トレーニング)を、週に一度に変更。この時期は決まって慌ただしいけど、ここまでするのは初の試み。年内は体力勝負。一日でも多く最高のパフォーマンスをするために、全力で働いて全力でリフレッシュ、の繰り返し。時間に余裕がないおかげか、思考に無駄がないのが嬉しい。足すとこ足して、引くとこは引く。

それはそうとキングオブコント2014、おもしろかったなぁ。今までで一番よかった。人の想像力を見るって、たまらん楽しい。五感にも栄養を。

Date: 14/10/15 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1780|アプリが3つしか使えないとしたら

阿弥陀院|大阪府三島郡島本町

スタッフと「もしiPhoneのアプリが3つしか使えない(メールと電話は標準、Safariはナシ)としたら何を選ぶ?」なんて話をした時のこと。それぞれの答えを出し合った結果、唯一共通したのは「天気」。やっぱり天気って大切。

残り2つは「Googleマップ」と「乗り換え案内」。理由はかんたん、筋金入りの方向音痴だからです。最後の最後まで迷ったのは「大辞林」。情報を減らしても、個性はちゃんと見える。

Date: 14/10/11 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1779|義務感あるブログは続かないし、つまらない

クロネコ|島根県出雲市

日本酒造りの季節。

「呑むぞ日本酒!」というブログをやってます。当初は「呑んだ日本酒を紹介する」みたいなテーマで、何を呑んでいいか分からない人のきっかけになればいいなと思っていたんですが、どうにも続かない。理由は明らかで、書いててつまらないから。美味しくて楽しいから呑んでいるだけなのに、時々、ブログを書くために呑んでる気がして義務感が芽生えてしまった。これは良くない。

それもあって最近は肩のチカラを抜いて、日本酒にまつわるヒト・モノ・コトを通じて「楽しさ」を伝えていくことに切り替えたら、書きたい欲が蘇ってきました。仕事をつかんだ瞬間。

呑むぞ日本酒!

Date: 14/10/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1778|意識する場所

出雲大社|島根県出雲市

楽しんで作った方がいい結果に繋がることは多いし、捻り出すより自然に湧き出てきたアイディアの方がずっと強く響く。だからと言って「楽しもう」とか「自然に」とか意識せずに、結果的にそうなる環境づくりを意識する。きのうの「客をつかむ」で言えば、その時点で「仕事をつかめる」。難産の時でもそれは同じ。溜まっている仕事が感じよく動き始めました。

Date: 14/10/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1777|つかみは

出雲大社(正門)|島根県出雲市

きのうは久しぶりの撮影仕事。秋田歯科クリニックさまにて。

人を撮るのは好き。だけど相手の緊張をほぐすのは難しい。もともと「撮られることに抵抗がある」人に、会って間もないカメラマンが撮ろうと言うんだから、すごい状況です。どれだけ安心してもらえるか。心を開いてもらえるか。時間をかければできるけど、そうも言ってられないのが現実。

漫才で言う「客をつかむ」までの時間をどれだけ縮められるかの世界、とか考えずにスッと安心感を与えられる人がいいんだろうな。それが一番。専門でやってる人はすごいなぁと思います。そしてもっと日常的に人を撮りたいと思います。

Date: 14/10/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1776|パンが美味しくて〜秋〜

landscape|香川県高松市

パン屋さんのパンがやたら美味しい。

夕方になって小腹が空いては、パンが食べたくなる。うどんの時もあるけれど、この頃はパン。というのも、またしてもpanscapeさまの仕事をしているからに他なりません。なんでこんな美味しいんだろか。こんなに中毒性があるなんて思わなかった。

そういえばあのパズーも、出かける時かばんに詰め込んだのはパン。おにぎり、どん兵衛、肉まん、カロリーメイト、スープ春雨とが並ぶ中、目もくれず選んだのがパンだったとか。つまり、そういうことなんです。

Date: 14/10/06 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1775|記憶の置き所

a border line

だんだん人の名前とか思い出せなくなっているわけですが、歳のせいかと言われるとそうとも思えず。それよりも他にいろんな情報を詰め込みすぎてるせいに感じる。だから気にしない。大切なことはまだちゃんと覚えてる。

あとは「検索すればいいや」の気持ちが、記憶の意識を薄くしているようにも。一部の記憶はネットに置いておこう、みたいな。それはそれでいい。その分、考えるスペースが増えたらもっといい。

Date: 14/10/04 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1774|雨垂れ石を穿つ

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今週はじめに峠を越えて、溜まりに溜まった案件をひとつひとつ進めているこの頃。やってることは普通。でも、ものすごい安堵。溜めることに慣れてはイカン。

今月はデザイナーの時間を多めに取る。どうなんだろう?僕を管理してくれるマネージャーがいてくれたら。自分がやるべき仕事にもっと集中できたら。

Date: 14/10/03 Photo: iPhone 5

1773|日本酒の

fruit

きのうは周年の日であり、日本酒の日でもある(何でかは知らないけど)。となれば仕事を終えて日本酒を飲みに石山の十八番(おはこ)へ。力技で席を用意してくれた植村さん、急すぎる誘いに応じてくれたハセさんありがとう。

「呑むぞ日本酒!」を始めて以来、単なる日本酒好きの垣根を越えて、少しずつ日本酒の世界に関われるようになってきました。本当に、少しずつ。何を目指しているのか自分でもまだ分からないけど、この世界でも必要とされる何かにはなりそうな気がしています(たぶん)。とりあえず「何飲んだらいいか分からない」を何とかしたい。

Date: 14/10/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1772|9周年

sky

今日で9周年。

いつも支えて下さっている皆さん、本当にありがとうございます。今スタッフは実質1名ですが、がんばってくれてます。他にも力になってくれる人がいて、何とか続いてます。

続いていることは心から嬉しい。でも決して目的にはしたくない。続けることが目的になってしまったとき、ものごとは途端に複雑になる。必要とされなくなったら、潔くやめる。そんな気持ちでやってます。怖いけど、そういうもの。僕が尊敬する人はみな恐怖と真っ正面から向き合っています。まだまだ未熟だけど、頼れる存在でありたい。

10年目もブログともども、AMATAをよろしくお願いします。年を重ねるごとに、楽しさが増します。

Date: 14/10/01 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1771|志の輔らくご in 森ノ宮2014

志の輔らくご in 森ノ宮2014

きのうは「志の輔らくご in 森ノ宮2014」を観にピロティホールへ。昨年から足を運んでいる、年に一度のお楽しみ。しかも今年はなんと前から2列目(ビックリ)。おかげで表情まで余すことなく味わえました。

それにしても、笑いに行くと言うより「笑わせてもらいに行く」の方がしっくりくる。磨き上げた芸に対しての敬意、それに、あまりに心地よさに「あーもう好きにして」という一種の降参状態が2時間ずっと続いてたのもそう。

気が置けない人と美味しい料理やお酒を楽しんだり、ゆっくり温泉に浸かった時にも似た上質なひととき。ひとつの集大成を目の当たりにしました。また来年が楽しみ。あぁ、おもしろかった。

Date: 14/09/29 Photo: iPhone 5

1770|ほとけつくって

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何をつくるにもとっかかりがいる。キーワードのような「ことば」の時もあれば、「写真」や「アイコン」のようなキービジュアルの時も。アイディア?テーマ?ハッキリ分からないので未だに「とっかかり」と言ってます。

それがあって初めて一筋の軸ができる。無いともれなく「仏作って魂入れず」状態に。つまりは響かないし、伝わらない。僕は「ことば」から流れをつくることが多いデザイナー。仕事の6〜7割はこの時間に割きます。

Date: 14/09/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1769|うずしお

fruit

しばらく滞り気味だったいくつかの案件が少しずつ動き始めたのと、継続中の案件、それに新規案件とが相まってちょっとした渦潮できてます。ぐるぐるぐる。そこで育つ魚はギュッと身が締まって美味しいに違いない。そんな勢い。お待たせしているお客さま、本当にごめんなさい。ひとつひとつ取り組んでいます。

もうすぐ10年目。10周年、じゃないけど10年目。ちょっと元気になる。

Date: 14/09/26 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1768|イジリー

街中や電車の中でスマホいじる人を見るたび「どーせ大したことに使ってないんだろーな」なんて思うわけですが、自分が大したことに使ってないからそう思うんだなと今日ついに悟りました。何でもいいけど自転車乗りながらのスマホいじり、アレだけは無条件で危ない。というか怖い。

Date: 14/09/25 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1767|カメレオンせんべい

近江八幡日牟禮ヴィレッジ

「カメレオンせんべいって何?」このセリフを発して目が覚める。誰かに言われたんだ「カメレオンせんべいは要らないの?」って。きのう本当に見た夢の話。

カメレオンせんべいって、なんだ。妄想は止まるはずもなく。鳩サブレみたいに、カタチだけカメレオンってだけでも、けっこう売れると思うんだけど。

Date: 14/09/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1766|アルティメット

すれ違った小学生の口からそんな単語が飛び出した。前後の文脈から判断するに、何かのキャラクター名なのは分かる。どんなキャラだろう?きっと本来の意味なんて知らずに使ってるんだろな、そう思ったけど、そもそも意味を理解したところで使う機会こそ無いんだろうな。僕にもまだ予定がない。

Date: 14/09/22 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1765|とたんに

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

夏に新調した浴衣を着るタイミングを作れず、すでに松茸を2度も味わったくせに頑として「まだ夏!」を主張していたんですが、この間やっと実現できて、できた途端に陽が落ちるのが早く感じる。感覚ってやつは本当に適当でいい加減。でも何より大切で頼りになる。もうすっかり秋です。

Date: 14/09/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1764|不毛でいいじゃない

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

こういう雰囲気、すごく好き。お酒の場は不毛なほど楽しい。実りは特に求めない。熱く語ったりはそこそこに、くだらんことを真剣に議論するくらいがちょうどいい。で、さんざ喋り倒した挙げ句「あー、今日何しゃべったっけ?」って帰り道で言えるくらいが最高にしあわせ。

Date: 14/09/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1763|あんこがいる

今日は朝イチであべのハルカスへ。はじめてのお客さまと顔合わせ。午後からは滋賀へ戻って税理士のお客さまの所へ月イチ定期訪問。その後は仕事場に戻ってデスクワーク。

なかなか慌ただしい毎日。でも何かしらの壁を越えられそうな気配を強く感じる。一体それが何なのか、自分でも楽しみにしながら目の前のことに取り組んでます。憧れの理想型にいよいよ辿り着けるのか。でも時間と体力だけは不足がち。あんこもやや不足がち。

Date: 14/09/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1762|八幡堀まつり

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

週末は仕事を終えて八幡堀まつりへ。旧家が残る近江八幡の町並みや水路に2500個の手づくり行燈が並ぶ地元のお祭り。初めてだったけど、もう17回目なんだとか。近くのことってホントに見えない。

大きな祭りもいいけれど、人が身近感じられるサイズ感も大切にしたい(むしろ今の自分にはこっちがしっくりくる)。すっかり涼しくなった夜の道に、光と人の温度がほっこり心地いい。

Date: 14/09/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1761|思い切り

ギフトショーの前から続いていた波がやっと0.5段落。少し、というか、かなり気が抜ける。最近はいつもこんな感じ。ここから次の案件に切り換える時間をどれだけ早められるか、がポイント。ディレクションとデザインとを担当する案件は、3つを同時進行するくらいが精一杯。小刻みに休憩するより、思い切ってボカンと休むのが一番いいみたい。

Date: 14/09/13 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1760|寄り道

自分で決めた道をとことん突き進んでいく楽しさもあるけれど、予想もしなかった環境の中でどう自分を出して行くか、ってのも同じくらい楽しいから困りもの。寄り道は楽しいからなぁ。

Date: 14/09/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1759|夏から秋へ。強火から弱火へ。

まだまだ暑い。30℃を下回る気温に落ち着いたのに、むしろ35℃が当たり前だった時よりも暑く感じる。なんでだろう、と考えた。

強火と弱火。そんな仮説を立ててみる。強火は表面を焼くけれど、弱火は中までじっくり熱を通す。そんな感じで今じっくり体力を奪われてるんじゃなかろうか。きっと当たらずとも遠からず(たぶん)。一日の気温差も関係あるけどね。とにかく油断しがちな季節、皆さんもご注意ください。

Date: 14/09/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1758|誰かのために元気でいる

フォトグラファーSayoのお墓参りへ。乳がんと分かってから一年も満たない早さでこの世を去った僕よりひとつ年下の友達。墓前に立つのも昨日で5回目。

人は忘れる。時に大切なことも。年に一度のこの日は、自分がいま偶然生きているに過ぎないこと、それと写真を楽しめる幸せを再確認する時。自分のためじゃなく、誰かのために元気でいる。とても大切なこと。だから女の人は乳がん検診行ってね。必ず行って。

Date: 14/09/10 Photo: iPhone 5

1757|ツキ

「あーこれは無理かも」と半ば諦めかけた過密スケジュールだったはずが、いくつかの偶然が重なって最終的に少し猶予ができた。あまりに神がかりすぎて、これは今夜の月のおかげかも、なんてつい思ってしまう。月のチカラはけっこう信じる。

Date: 14/09/08 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1756|ネーム

アイディアを考えるのは仕事場の外で。最近はそんな案件が多く、仕事場にいることがめっきり少なくなりました。友人がやってる「茶の木カフェ」がお気に入り。今日も行きたいのに、イベント出展で臨時休業。はてさて。

デザイナーがカフェで仕事するとお洒落、みたいに言われることもありますが、マンガ家のネームと同じもの。お洒落とは程遠い、泥臭い作業。考えるのは好きで楽しくやってますが、見た目よりずっと地味。地味な仕事でお客さまを華やかに。

Date: 14/09/06 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1755|ひとことで言い表せる明快さ

初めてまともに関わったギフトショーのブース設計も、ふだんWebサイトでやっている集客とだいたい同じ。そう感じた。検索しやすくして、どんな内容か一目瞭然にして、自分が欲しい情報かどうか判断してもらう。ページデザイン・レイアウトに相当するのがブースの空間づくり。カッコ良ければいいわけでもない。やみくもに商材を並べればいいわけでもない。

大切なのは「何をしたいか」を明確にすること。一言でスパッと言い切れるものであればあるほどいい。競合他社があれば、ハッキリした差別化も必要。Webサイトと違うのは、その場に人がいること。人気(ひとけ)を演出することなく、コミュニケーションを取りやすいこと。気が付いたことをひとつひとつ改善して、次に繋げる。

Date: 14/09/05 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1754|ギフト・ショー

東京出張へ。スタイル・オブ・ジャパン株式会社さま(楽天ショップ「茶屋長三郎彌助」を運営)が出展するギフトショーのお手伝い。他にも打ち合わせが2件。こう書くとまるで売れっ子みたいですが、ひとつひとつを着実に。それにしても今年は本当によく東京へ行きます。老舗の和菓子屋が多くて嬉しい限り。

Date: 14/09/04 Photo: iPhone 5

1753|不安との向き合い方

新しいことを始める時には不安がつきもの。つきもの=憑きもの。完全に拭い去ることなんて、できないんじゃないかな。そんな事するもんじゃない。拭い去ろうとせず、そういうものだと受け入れてしまう気持ちで思い切って連れ添って。少しでもワクワクを楽しめれば、それで十分じゃないかな。

Date: 14/09/01 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1752|センサー万別

すっかり主流になったセンサー式の水栓。手をかざすと自動で水が出るアレ。

言うまでもなく便利なんですが、メーカーごとにセンサーが異なるせいか、どうにも自分の思う通りに反応してくれない。出たと思ったらすぐに止まったり、さっきと同じようにかざしたつもりでも、今度は出なかったり。時々ある。

それで何をするかと言うと、「どんな反応するセンサーか」考えるわけです。僕に限らず、みんな無意識にやっていること。手を動かしながら、センサーの反応具合を学んでいく。

ここで逆転の現象が起こる。もともと人間の動きに反応するはずのセンサーに、人間の方が合わせにいく。おもしろいなぁ。なんか愛着さえ生まれそう。手のかかるセンサーほどかわいい、事はないけど。

Date: 14/08/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1751|どれも同じ

今日はお米屋のブランドサイトに使用する写真撮影で朝から小浜へ。僕はカメラを持参することなくディレクション業務に専念。

伝統工芸作家、畳職人、そしてお米の生産者。ここ最近の案件に共通する問題は「品質が良いからといって売れるとは限らない」こと。一見すると悲観的な状況に思えるけど、その価値をしっかり伝えることが出来れば共感してくれる人は少なからず存在する。その方法も存在する。業種は違えど、やることは基本的に同じ。ひとつの壁を越えた時には、ほかの壁も越えているはず。その逆も然り。

Date: 14/08/29 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1750|ききかん

今日は打ち合わせで災害の話が出て、どんな対策をしているかという話題に。

去年東北に行ってから、防災グッズを揃えました。仕事場と車にワンセットずつ。気仙沼で実際に震災を経験した方に現場で役に立ったものを教えていただき、いま自分が暮らす環境と照らし合わせて必要そうなものを選んでいます。

揃えてみて分かったことが2つ。ひとつ目は、思ったほど安心感が得られなかったこと。揃えれば揃えるほど、完璧な対策なんて存在しないことが分かる。どこかで線を引かないといけない。もうひとつは「いつかその日が来るかも知れない」という意識が強く芽生えたこと。安心感は得られない代わりに、危機感という大切なものが得られました(恥ずかしながら僕もずっと腰が重くて、揃え始めるのに半年ほどかかりました)。

もし今「何だかんだ言っても自分は大丈夫だろう」と思っている人がいたら、思いついたもの何かひとつでも揃えてみることを是非おすすめします。ここ最近の災害で命を失った方も「まさか自分が」とは思っていなかったと思うんです。

Date: 14/08/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1749|夏はこれからだ

巷では「夏が終わった」なんて声がチラホラ聞こえますが、秋にはまだ待機してもらわないと。楽屋入りさえしないで欲しいし、何なら寝癖のままでいい。まだやり残したことがいくつかあります。新調した浴衣もロクに着ていない。そう焦らずに。

Date: 14/08/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1748|みたらい渓谷

きのうは奈良県吉野にある、みたらい渓谷へ。ここ最近で一番行ってみたかった場所のひとつ。全国的に不安定な天候だったにも関わらず晴れ間にも出会えて、その絶景をカラダ全体で堪能できました。水も、風も、空気も、恋しさも、光も、音も、せつなさも、心強さも、ぜんぶ。

体内の不純物がみるみる浄化されていく。光ある場所に集まる虫のように、カラダが、本能が引き寄せられる。その先にある洞川温泉も楽しみにしていたけれど、天候の悪化であえなく断念。それはまた次の機会に。

Date: 14/08/25 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1747|あんばい

a tree|福井県若狭町

最近は仕事の他にも、たとえば人を紹介してくれる誘いをお断りすることがあります。我ながら偉そうだと思う。でも、本当にありがたいけど、関わりきれないんだ。

新しい出会いより、目の前にいる人との関係を積み上げたい気持ちの方が、ずっと強い。そのためには、嫌われようが何だろうが、信念を貫くしかない。カラダはひとつしかないから。出会うべき人には、生きていく中で自然に出会うもの。そう思うくらいがちょうどいい。

インターネット、特にSNSのある生活は、高速道路を走っているようなもの。当たり前すぎて気が付かないけど、かなり速いと思う。だから意図的に遅くする。時速40kmくらいに。それで実際は60kmになる計算。それくらいがちょうどいい。

Date: 14/08/23 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1746|7:14のメッセージ

low-angle|福井県若狭町

2日続けて7:14に目が覚める。目覚ましの出番はもう少し後のこと。きっと何かのメッセージに違いない。7時14分。「ないよ」か。何がないんだ。

やる気なら、ある。テレビもある、ラジオもある、車もけっこう走ってる。なんて悪ふざけしてる余裕はそんなに「ないよ」。

Date: 14/08/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1745|イソ神

a couple|福井県若狭町

お盆過ぎてからは打ち合わせもなく制作に勤しむ日々。来月ギフトショーに出展されるお客さまのグラフィックツール制作が中心。

これから進めていく方向性とギフトショーとは切っても切れない関係だけに、力を抜くわけにも行かない。アタマとカラダを動かしながらいろんなものを吸収して、そして還元する。そんなシンプルな循環を早く作ってしまいたい。

Date: 14/08/21 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1744|カメラの何が好きですか

a pattern|福井県若狭町

顔認識の延長で「おまかせ構図」なんて機能が生まれて、勝手にキレイな写真を撮ってくれる。そんなの必要ないけど、カメラが苦手な人にとっては朗報なのかな。

今、新しいカメラを探しています。新しい表現に出会いたい。でも好みに合うものが皆無に等しくて、途方に暮れています。あんなに、あんなにたくさんあるのに。みんな一体カメラの何が好きなんだろう。

そんな中、惹かれている唯一のカメラはSIGMAの「dp2 Quattro」。決定的に受け入れられない所はあるけど、その潔さには感動がある。みんな一体カメラの何が好きなんだろう。

Date: 14/08/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1743|風物詩

建部大社|船幸祭

今日から営業再開。連休は前半に宿題をして、後半はしっかり休んだ、という感じ。豪雨につき今年は立て続けに花火大会が中止になる中、きのうやっと観ることができて休みを満喫。ありがとう花火、ありがとう瀬田川。風物詩は季節を焼き付けてくれます。

Date: 14/08/18 Photo: iPhone 5

1742|そば湯とスープ割り

台風の中、まったり鴨南蛮そば食べてて気が付いたこと(厳密に言えば、そば湯でほっこりしてた時のこと)。つけ麺のスープ割りと、そば湯をつゆで割って飲む行為は一見すると同じ。でも、つけめんのそれはつけ汁を楽しむためで、そば湯は栄養が溶け出した湯の方を楽しむもの。似ているけれど、主従関係がまったく異なる。似てるなぁ、でも非なるんだなぁ。こういう気付きって本当に楽しい。

さて、勝手ではありますが明日から夏休みをいただきます。期間は以下の通り。皆さんもよい連休をお過ごし下さい。少し一息。

【夏季休業期間】平成26年8月12日(火)〜平成26年8月17日(日)
※8月18日(月)より通常営業です。

Date: 14/08/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1741|しゅくだいする

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今日は朝から晩まで小浜にて打ち合わせ。来月東京で行われるギフトショーに向けての準備で関係者全員やることいっぱい。

それで宿題いっぱい持ち帰ったわけですがタイトルはその意味にあらず。忙しくてテンパりすぎたお客さんが「縮小じゃなくて拡大する」を焦って「縮大する」と口走ったのがあまり衝撃的だったから。今そんな時期です。

Date: 14/08/08 Photo: iPhone 5

1740|夏のあまざけ

夏に飲む甘酒の美味しさを知ったのは、ならまちにある奈良酒専門店「なら泉勇齋」というお店がきっかけ。それまでは冬に、特に初詣で飲むイメージが強かったし、アルコール入りだとさえ思ってた。

冷たく冷やした甘酒を、切子のグラスで。飲んだ瞬間、疲れたカラダにスーッと甘みが染みこんでいく。あれは嬉しい体験。麹は美容にも良いし、それに栄養満点ときたもんだ。てなもんで一年じゅう美味しい甘酒。コンビニに並んでるエナジードリンクより、甘酒を飲んだ方がカラダも喜ぶよ。

Date: 14/08/07 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1739|似てる

きのう栄喜知で飲んでいて、カウンターで隣になった方から「秦基博に似てますね」と言われる。似てる似てるとやたら言われた数年前に比べたら、最近めっきり減ったのでちょっと新鮮。もちろんドラえもん(映画)の主題歌は歌わなければ、ひまわりとも約束しません。乗じ、いや常時3〜4人、似てる人がいます。

Date: 14/08/06 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1738|流れをつくる

今日は京都で一日撮影(のディレクション)。この間の八代ではイ草の生産者を撮影・取材し、今回は畳を作る職人の方を。これで畳づくりの現場を一通り見学したことになる。か細いながら、とりあえず点が線になった感じ。たくさん勉強させていただきました。

あとは今までに体験した感動をどれだけ伝えられるか。描いたイメージと現場で感じたこととを混ぜ合わせて、ひとすじの流れをつくる。シンプルで力強い流れを。それが次にやること。

Date: 14/08/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1737|さま

今日の午前中は週明けの撮影についてカメラマンと事前打ち合わせ。当日の段取りや撮影イメージを最終確認する程度。ハーフタイムのような時間。ありがたい。

午後からは甘酒のイメージカット撮影。こっちは僕が撮影。案件変われば立場も変わる。どうしても縁側で撮りたくて近所にある親戚の家を借りることに。予想はしてたけど、興味津々で見学される。いつの間にか母親もいた。そういえば仕事してる“さま”を見てもらう機会なんて滅多にあるもんじゃない。いつも「何やってるか分からない」と言われるだけに、何かしら伝わればいいけど。

Date: 14/08/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1736|どら焼き

どら焼き、と言えば真っ先に浮かぶこの猫型ロボット。こんなあんこいいな、出来たてがいいな〜♪人間では誰が浮かぶだろう。今からでも頑張れば一番になれるかな。

地元でも旅先でも、和菓子屋を見つけてはどら焼きを買い、食べながら街歩きするの好きです。食べ歩きして微笑ましい和菓子なんて限られてるしね。おじいちゃんになっても続けたい。

Date: 14/08/01 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1735|こしょうのいち

暖簾|三重県亀山市

今日は毎月恒例「打ち合わせ3種盛り」に加えて夕方からもう一件の打ち合わせ予定。そんな目まぐるしい一日の中ずっとアタマにあったのは、胡椒の位置のこと。

黒胡椒の効いたポテトサラダが好きで。それを言葉で伝える時「胡椒の効いたポテトサラダ」か「ポテトサラダに胡椒が効いてるやつ」か、どっちの表現がいいかで、ぐるぐる。味覚で言えば胡椒は後であるべき。まずジャガイモの甘みを感じて、次に胡椒のアクセントがある。だから最初に胡椒を感じさせると、何か違うんじゃないかって。そんなわけで今のところ後者に軍配。

そうこうしているうちに図書館から電話があって、取り寄せた本が届きました。意外に早かった。

Date: 14/07/31 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1734|ものさし

読みたい本が2冊あって、きのうは地元の図書館へ。1冊は貸し出し中、あとひとつは取り寄せ。別に急いでいるわけでもないし、のんびり待つのも悪くない。すぐ手に入らないくらいが、かえってホッとする。

ちょうど定期購読しているデザイン系雑誌の処分にも困っていたところで、生まれて初めて「寄贈」してみようかと思ったり。頼もしいなぁ、図書館。本を読める時間と気持ちかあるかどうかが、ゆとりを計るものさしのひとつ。

Date: 14/07/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1733|琵琶湖が気になる

20年暮らして今頃かよ、なんて自分に突っ込みたくもなるけど、この頃「水源としての琵琶湖」を知る機会が増えて、集めた点を線にしてみたい欲求がムラムラ。いろいろ歴史が、物語が詰まっていそう。やっと本当の意味で滋賀県が好きになれそう。

視覚的な意味合いだけで言えば、僕は「滋賀県=琵琶湖」が好きじゃない。説明不要のアイコンのように使われるけど、あのカタチで伝わるものは何だろう?自分の住む県のカタチは認識していても、他府県はほとんど知らない。ましてや湖なんて。「出オチ」になってしまい、かえって枷になっているようにさえ感じる。「湖国」って言葉は好きなんだけど。はてさて。

※デザインを担当した水うちわ、販売開始しています。各限定10本。今日さっそく買ってくれた人がいて嬉しい。ありがとう。

→水うちわ(NISHIKIGOI/錦鯉)
→水うちわ(SUMI/墨)

Date: 14/07/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1732|言語化

今日は近江八幡で打ち合わせ。見本市に出展されるお客さまのツール制作案件。「どう伝えるか」の前段階にある「何を伝えるか」を明確にするところからの関わり。何となくは分かっているのに、うまく言葉にできない。それを言語化するのが僕の役割。

そこに価値を感じていただけるのが嬉しい。映画で言えば脚本にあたる、本質的な部分。表現としてのデザインよりも時間をかけたいところ。むしろこっちが本業とさえ最近は思う。シンプルにできればできた分だけ、カタチにもしやすい。

Date: 14/07/25 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1731|おしゃんてぃ

三ノ宮へ。Webサイト制作の案件。はじめましてのごあいさつと撮影を兼ねて。神戸のお客さまは初めてかも。

それにしてもこの土地、相変わらずお洒落な人の多いこと。さすが神戸。単なる僕の色眼鏡に過ぎないのか、はたまた「お洒落な街」のイメージに負けないよう住人が努力しているのか、真相は闇の中。あんこ菓子屋でも探そうと思ったけど、神戸と言えばケーキなんだよな。和菓子だってお洒落ですよ(オシャレではないけど)。

Date: 14/07/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1730|休んで定着

iron

連休にしっかり休むと、それまで続けてきた新しい試みがカラダに定着する、そんな感覚がある。コトコト煮続けてる時じゃなくて、実は火を止めて温度が下がる時に味が染みこむ感じと似てる。煮すぎたらボロボロになるしね。中には定着しないものもあるけど、そういうのはきっと自分に馴染まないもの。

疲れが溜まりに溜まっていたこともあって、3日間アホみたいにグデンとしてました。やる事ない時はだいたい布団の上、みたいな。あとは嬉しい癒しが少々。まだまだ先は長い。

Date: 14/07/23 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1729|しばり

guys|熊本県八代市

テレビのことを「電視台」なんて言うことはなくても、なるべく日本語で、自分が生まれた国の言葉で表現したい。それを軸に「より伝わる言葉」を織り交ぜていく。そんなルール。

気になるんだ、「アウトプット」なんて口走る自分に。それは本当に使いたいか?と自問自答してしまう。面倒くさい人間だと思われても、そうすると見えてくるものがある。今まで使わなかった抹消毛細血管みたいな言葉にも出会える。意外にそれが掘り出し物だったりすることも。何もかも自由だと、かえって何も見えないことが多い。

Date: 14/07/19 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1728|父のメッセージ

小学校4年の時、父親に「人と違っててもいいやないか!」と、一度だけ平手打ちをくらったことがあります(あれは痛かった・・)。その父親は入院したその日に亡くなりました。その時まで、人はゆっくりと死に向かうものだと思っていたから、15才の僕にとってあまりに衝撃的な現実でした。

人と同じじゃなくてもいい。今日にも人生が終わることだってある。この2つのメッセージは、20年以上経った今でも自分の大切な骨格。

Date: 14/07/18 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1727|水うちわ(2014)

水うちわのオリジナルデザインを担当しました。今回で2度目。嬉しいことにお題は自由。デザインについての詳細は「デザインの記憶」の方に書きましたが、ここでは舞台裏を少し。

デザインは一年前に完成していたものの、職人さんがヘルニアでやむを得ず製作を見送り。今年になって試作が始まるも一向にイメージ通りにならず、思い切って現場の美濃まで足を運び、特別に試作回数を増やしてもらって納得のいく仕上がりに。わがままを聞いて下さったことにひたすら感謝。

2つのデザインのうちNISHIKIGOI(写真)は「MoMAの永久収蔵品に認定されても恥ずかしくないように。」そんな気持ちで取り組みました。妥協もアタマをよぎったけど、最後の最後まで諦めなくて本当によかった。間もなく販売開始です。

→デザインの記憶「水うちわをデザインしました」

Date: 14/07/17 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1726|貫く

信念を貫くには、ココロを鬼にしなくちゃいけない時がある。最近では、お役に立てそうにない案件はすべてお断りしているし、「おもしろそう」だけが理由で優先順位を覆すような案件も受けません。まず目の前にあるものをしっかり守りたい。

なんて言ったところで、そうそう完璧に実行できないのが人というもの。アタマでは分かっていても、そう出来ない時もある。それで大切なものを失うことも。今日お会いした経営者のお客さまも同じ悩みを抱えていました。もちろん僕もそう、きっとみんなそう。それぞれのペースで目指せばいいんじゃないかな。

Date: 14/07/16 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1725|浮かぶ

話を聞いているうちに自然にカタチが浮かんでくる。それがロゴの時もあれば、レイアウトの時も。何を作るか、という本質的な部分でもそれは起こる。そういう過程でありたい。よく「アイディアが降ってくる」なんて言うけど、それとは少し違う。細胞分裂を繰り返し、少しずつカタチとして認識できるようになる感じ。

前もって用意したカタチにそのまま当てはめたり無理矢理ひねり出したものでは、結局うまく行った試しが一度もない。なんだか息苦しいし、きっと肝心なものが抜け落ちてる。

Date: 14/07/14 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1724|自分たちが主役

明日は滋賀県知事選挙の投開票日。縁あって、政治を身近にする活動に少しだけ関わらせてもらい、いろいろ感じることがある。一番は「自分たちが主役にならないといけない」ってこと。誰かが何とかしてくれる、なんて時代は終わった。自分から関わりを持つ。甘えるのはおしまい。

仕事でも似たようなことが起きてる。自分の意識とは裏腹に、中堅クラスに位置づけられることが増えた。独立して10年にも満たないのにそりゃないだろうと思うけど、周りはおかまいなし。そんな現実をどう捉えるか。みんなが言うから仕方なくその役を演じるか、潔く腹をくくるか、あるいは「まだ若手です」と言い張るか。どれを選んでも時は流れる。でも意識次第で、時間の過ごし方は大きく変わるんだ。

Date: 14/07/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1723|こしらえる

今年は浴衣を新調したい。なんて呟いたら、家業で着物を扱うパイセンから連絡があって、今いろいろ相談に乗ってもらってます。高校バスケ部時代のパイセン。新しい出会いもいいけれど、昔の縁がこうしてまた繋がるのもまたいい。僕のパイセンは例外なくやさしい(たぶん)。

Date: 14/07/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1722|アンバランス

飲食店の仕事が徐々に増えつつある。最近は特に京都で。案件は日を追うごとに不思議と自分の趣味嗜好に近づいてる。これは、いいこと。昔はもっと「何でもござれ」を良しとしたけど、今はアンバランスが正解。何でもは、できない。できるフリも、できない。

持ち味の活かし方も少しずつ分かってきました。空気を読んだ上で、あえて読まなかったり。たとえば今日は台風なのに、こんな空だったり。

Date: 14/07/10 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1721|あるがままの君でいないで

熊本に向かう直前に、東京03単独公演「あるがままの君でいないで」へ。大阪のABCホールにて。Mー1の予選観に行って以来の場所。お笑い&日本酒好きの営業さんと2人で。

久しぶりのお笑いライブ。営業職あるあるをアテに、蕎麦と日本酒でまったりしてからコントを楽しむ。あぁなんてオトナな過ごし方。内容は2時間でネタ10本くらい。説明不要の完成されたコントの中にもアドリブ満載で、腹抱えて笑ってました。いくつになってもライブはたまらんです。

Date: 14/07/09 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1720|感じ取る

熊本県・八代地方へ。イ草を生産する農家さんを取材に。今回はカメラマンも一緒で、僕の仕事は写真を撮るでもくまモンに会うでもなく「その場でたくさん感じ取ること」。その感動をWebサイトに閉じ込めて、想いを伝える。

そんなわけで現場ではほぼ手ぶら。カラダで感じたことをアタマの中の設計図に送り込んでは、あーでもないこーでもないと編集していく。役割が「感じること」だけなのは不安も大きかったけど、現場で得られることはあまりに多く、取り越し苦労でした。頼れる人も支えてくれる人もいる。フー

Date: 14/07/08 Photo: iPhone 5

1719|無理なんだ

何を信じていいやらサッパリ分からない世の中。信じられるものがないと、不安になるのも仕方ない。でも、だからこそ自分くらい信じたいし、信じてもらえる人でいたい。それができずに何かを信じるなんて、きっと無理。「変わろう」なんていくら思ったところで、少しも変われないのと同じで。無理なんだ。

Date: 14/07/05 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1718|だけ。

週明けは熊本へ取材に。九州には行きたかったし昔はそれだけで喜んだものですが、今は嬉しいのはほんの一瞬。イッシュンダケ。飛び回ることなんてすごくも何ともない。特に今回は求められることが多くて、気が抜けない。想いを背負っている分、浮かれずしっかり結果に繋げたい。その上でしっかり楽しむ、のが自分らしさ。

Date: 14/07/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1717|生酒の試飲会

夏の生酒試飲会2014

きのうの夜は夏の生酒を試飲する会へ。

北は秋田から南は高知まで、11種類の日本酒を一度に試飲。酒屋さん主催だけあって、名だたる蔵元ばかり。サッカーにあまり興味のない分、やっと僕のワールドカップが始まりました。つまり大興奮。

一度にこれだけ飲めたのも新鮮だけど、それより興味深かったのは参加した8人それぞれの好みが全く違うこと。ひとつひとつの味の感想にズレはない、だけど好き嫌いが違う。だからと言って相手を否定するでもなく、違いを楽しむ。好みが近いと嬉しいけど、違っていても自分にはない視点に気付かせてくれる。正解なんて無いからね。

そんな中にも「一番じゃないけど、これは美味しかったね」と全員が感じたお酒があったりする。周りが何と言おうと好き、みんなが好き。人に置き換えるといろいろ楽しい。実際よく恋愛に置き換えられていたし。楽しいひとときでした。

Date: 14/07/03 Photo: iPad mini

1716|知ろうよ

知ってる人の仕事してる姿を見るのは新鮮。お店やってる人はさておき、会社勤めの人はそうじゃない。時々そんな機会があって、見ているだけで楽しい。

仕事の大変さなんてそれぞれ。カンタンに分かち合えるものではないけれど、垣間見るだけで理解できることがたくさんある。僕なんて一日5回も電話があれば多い方で、たまに10回ある時なんかはそれだけでクタクタ。でも職種によっては50回がザラだったりする人もいる。実際それを知ると、そんな中で返してくれるメールに感謝せずにはいられない。相手を知るのは、いいことだ。いつもありがとう。

さて、きのうから7月。世間もいろいろ慌ただしくなってきました。でも感情のまま慌ただしくなるのは、そろそろやめにしないか。まずは知らないと。

Date: 14/07/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1715|水路に水が通うように

scale|京都府京都市

東京の友達から「今度京都行くんだけどオススメの場所教えて」なんて聞かれることがある。でも僕にとって京都は生活圏であって観光地ではないから、実はあまりお役に立てない。祇園だってまだまだ縁遠いし。それはそういうもの。

生活圏としての京都にもまだまだ知らない魅力がいっぱい。ドライブ中に発見したり人が紹介してくれたり、最近はそんなところによく足を運びます。ちょっとした旅行気分があって楽しい。遠出も相変わらず好きだけど、近場の魅力にも目が向くようになってきた。住んでいる滋賀県もそう。いろんな人のおかげで、そうなってきた。

Date: 14/06/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1714|ストレスは無意識のうちに

ropeway|京都府京都市

アマタノアタマに使う写真はすべてヨコ位置。でないとPC表示でバランスが悪い。それが理由で基本的にタテ位置の写真はずっと撮りません(被写体問わず)。撮っても見せどころがないので。極端に言えば、撮るだけ無駄。

そんな風に思ってたんですがある日「まぁいいか」と、タテでも撮り出したら、これが楽しいのなんの。「ブログのため」ではない写真には纏わり付くものが何ひとつ無いからか、撮ることが純粋に楽しかった。いつもの写真も楽しく撮ったものには違いないけれど、無意識にストレスを感じていたのかも知れない。

「ただ楽しい」って、素晴らしいね。そういう時間を増やしたい。「理由」は時に重たいから。デザインも理由だらけ。

Date: 14/06/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1713|京都支社はありませんが

今朝は畳屋さんとの打ち合わせで二条へ。今朝も、か。今週4度目の京都。きのうと同じ電車に乗って、きのうと同じ駅で降りる。電車通勤の人なら当たり前のことが新鮮に感じる。そう言えばきのうは母親と一緒の電車。僕は打ち合わせに、母は孫に会いに。これまた新鮮。

帰りは最寄り駅で滅多にお会いしないお客さまとバッタリ遭遇。お互いの近況を報告。途中、電車で居眠りして降りる駅を通り過ぎたから起きた偶然。寝不足さえ幸運のきっかけ。

Date: 14/06/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1712|ここんとこのテーマ

今日は月に一度の打ち合わせ3種盛りデー。最近、打ち合わせを見直しています。今までは大まかな方向性を決めていたのが、具体的にどうするかまで、その場で詰め切る。やる事を伝えて共有して、帰ってすぐ行動に移せる準備をしてしまう。「次に何をすればいいか」が自然にイメージできるところまで。

持ち帰ってまとめるのがマナーかも知れませんが、僕もお客さまも忙しく、宿題になる要素が多いとお互い後回しにすることが少なくない。ここが落とし穴。だったらということで、名を捨てて実を取っています。集中力はそれなりに必要ですが、今の肌によく合う。もう少し精度を上げるのがここんとこのテーマ。急激に高めた交感神経をいかに鎮めるかも(これが難題)。

Date: 14/06/26 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1711|今朝、きのう、その前の日。

今朝、起きたらカラダの上下が反転。なぜか枕の位置に足がある。眠りの浅い日が続いて、やっとぐっすり眠れたと思った矢先にまた一難。これまで一度も起こったことがない現象。カラダに何が起こったんだ。

きのう、めんつゆ稀釈するのに「つゆ:1/水:3」のところを逆にしてしまい、つけ麺のスープなんて相手にならないほどムダに高濃度なつけつゆ完成。

その前の日、電話しながらインスタントのコーンポタージュ作ってて、気が付けばお湯でなく水で作ってた。確かに沸かしたはずなのに、よく見たら電源タップの集中スイッチはOFF。一向に溶けない粉末。慌ててレンジに頼る始末。そんな顛末。

Date: 14/06/25 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1710|チャレンジ屋

先週の今日は岐阜へ。デザインを担当している水うちわの最終調整で。プロダクトデザインは専門外で、まだまだ経験不足。何ができて何ができないかが分からない。予測さえ立たない。その状態でいいモノはできない。

だから、挑戦者になる。貪欲になる。少しでも完成度を上げられるなら、往復4時間かけての打ち合わせも厭わない(たとえ30分で終わったとしても)。可能性があるなら、そこにしがみつく。その繰り返しが血となり肉となって、品質へと繋がるはず。地味だけど、そういうの好き。そういうのが好き。

Date: 14/06/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1709|ホタルの住む

週末はお休みをいただき、丸一日かけてリフレッシュ。

その日の夜は福井県の名田庄(なたしょう)までホタルを観に。「ホタルの里」と呼ばれる場所。久しぶりに鳥肌が立ちました、それも2度。僕が今まで定義していた「ホタルを観る」を根底から覆してくれて。

槙谷川によって隔てられた森の向こうで舞う無数のホタル。地上から10mを越える高さにもいて、首の角度はまるで花火を観ているよう。でも驚いたのは数でもなければ高さでもなくて、一体に漂うその空気感。群生するホタルは前に観たことがあるけれど、それとは似て非なるもの。ホタルを観に来たつもりが「ホタルの住む原風景」と言うか、自然界そのものと対峙した感覚。今まで観たホタルを点だとしたら、線をゆうに越えた「面」いや、それ以上かも知れない。

言うまでもなく、光の群れは美しい。だけど同時に、怖さもあった。近づいてはいけない壁を感じる。自然界と人間界との壁。立ち入れない聖域。そう感じたのは僕だけじゃなかった。まさに「絶景」と言える場所。

Date: 14/06/23 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1708|違うからいいんだよ

きのうは仕事仲間3人で三条にあるスペインバルへ。近況報告と「今後ともよろしく」を兼ねて。

かれこれもう10年来の付き合い。ありがたや。同業者なのに全くスタンスが違うから不思議(だからこそ面白いんだけど)。話し込めば込むほど、それぞれ何に重きを置いてるか、何を大切にしてるかが違うことに気付かされる。僕で言えば、仕事を人生の一部としか思ってないことや、家業への関心がやたら高いこと。あとは顧客至上主義ではないこととか。

自分ではそれが特別だなんて微塵も思ってないけど、俯瞰して見れば少数派なのかもと感じさせられる。自分とは違う考え同士がぶつかり合うのは健康的で刺激的。一種のカイロプラクティック。「違うからいいんだよ」って、いつでも言える人でいたい。

Date: 14/06/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1707|この子たちは変わってた

girls|大阪府箕面市

セルフタイマーで記念写真、なんてよくある風景ですが、あえて後ろ向きでポーズを作っていた2人組。メチャクチャ新鮮。後ろに流れる箕面大滝をあくまで主役としながら、でも自分たちも参加したい。前面にいるけど、なるべく控えめに。そんな感情から生まれたアイディアかも知れない。

どこの誰かも知らないけれど、きっといろんな場所で同じ事してそうだし、そんな写真展あればちょっと見てみたい。本当にいろんな人がいる。僕はセルフタイマーなんて恥ずかしくてできませんから。誰かに撮ってもらうことさえ恥ずかしい。

Date: 14/06/19 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1706|勇気は希望

いつだって勇気は希望。誰が何と言おうと、勇気は希望なんだよ。

Date: 14/06/18 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1705|向いてない・向いてる

greenfan|三重県鈴鹿市

今日は鈴鹿へ。

20年以上東京で活動していたイラストレーターさんが地元・鈴鹿に戻って再始動。そのタイミングで縁あって連絡をいただき、お話を伺いに。ご両親が共に一次産業(農業・漁業)で、その分野を中心に様々なことに強い意識をお持ちの方。

いろんなイラストレーターと出会うたび、毎回「自分には向いてない」と痛感します。気質がまるで違う。イラストレーターになりたくてこの業界に入ったはずなのに。。

今週は外出しない日ゼロ。先週は割とデスクワーク中心で、それはそれで変に疲れが溜まったし、やっぱりバランス良く両方を行き来するのが僕には向いてます。

Date: 14/06/16 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1704|KYのKA

隣で積極的に求めてくるもんだから、きのうはあまり寝られてなくて。そうです、蚊のお話。

もう21世紀だし、サイレントモードで飛べばいいのに。突き詰めれば、あの“ブゥ〜ン”が良くない。人の血を泥棒するなら、せめて忍び寄るくらいのマナーがないと。もっとポリシーを大切にして欲しい。

血を吸われるのは、まぁ、少しくらいいいじゃないですか(幼少期のこと思い出すほど吸われるのは論外)。僕も大人だし。かゆみだって、あの“ブゥ〜ン”がなければ諦めもつくというもの。存在を感じないから。かまいたちのようなもの。

同じ吸うなら気付かないように。寝たふりしてる間に出ていってくれ。何なら採血した小瓶でも置いとくから、それ持ってって。「いやぁ、嫌がるところを吸うのがやっぱ、ねぇ…」だったらもう、現状維持が正解。

Date: 14/06/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1703|デザイナーを細分化する

ひとくちにグラフィックデザイナーと言っても、細分化すればいくらでも分けられます。前に勤めていた印刷会社という業種では、その環境に特化した能力が要求される。いわゆるアトリエ系に属するAMATAとは全く異なるもの。短距離ランナーと長距離ランナーのように、必要な筋肉がまるで違う。どちらが長けているかの話ではなく、受け持つ領域がまるで違う。でもそれはあまり伝わっていないこと。

普段からトレーニングしている筋肉が違う。だから得手不得手があるのは当たり前。僕がいま印刷会社のデザイナーに戻っても大してお役に立てないし、今まで培った能力を持て余すことは想像に難くない。もちろんその逆も然り。力が活かせないと結果的に迷惑をかけてしまう。それもあって最近は、相性の合わない案件はお断りしています(心苦しくはありますが)。

何ができて何ができないか、あるいは何がしたくて何がやりたくないかをはっきり伝えたい。そんなことを踏まえ、いまWebサイトのリニューアルを進めています。

Date: 14/06/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1702|手紙をかくよ

お客さまに手紙を書きました。宛先はchum-chum closetのオーナー山崎さん。お客さまに手紙を書いたのは初めてのこと。

Webサイトの管理を担当しているchum-chum closetさまが先日10周年を迎えられました。その記念イベントに誘っていただいたのですが、会場は高知県四万十市。ざっと4〜5時間はかかる。フットワークの軽い僕でさえ少し躊躇する距離。気持ちは嬉しかったけど、泣く泣くお断り。

当日の様子が翌日ブログにUPされていて、その中に目を奪われる一枚の写真。直前までバタバタと動き回り、盛り上がりを見せている会場の隅でホッと安堵の表情を浮かべる山崎さん。それを見た瞬間、僕が関わってから今に至るまでのいろんな出来事が思い出されて、その場に自分がいないことに強い違和感を感じてしまった。本当に、いろんなことがあったから。今のカタチに辿り着くまでの紆余曲折を、影ながら見てきたから。

だから「次回は必ず行きます」と手紙を書きました。書いたというか、書かされた。自然にそんな気持ちにさせてくれる人なのです。

→chum-chum closet10周年記念パーティーのようす

Date: 14/06/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1701|通販ページではありますが

きのうはパンスケープさまとの打ち合わせで二条へ。間もなく始める通販ページの具体的な仕様を固めに。店舗販売と卸売業とを行っている現状に加えて、どう通販を絡めていくか。

個人商店ゆえ、生産能力には限りがあります。やみくもに注文が増える事が成功、ではない。変化を生みつつも、ペースを崩さない仕組みでなければいけない。そんなバランス感覚。通販を通じて顧客に伝えたいことは何か、お店にとっての幸せとは何か。揺るぎない根っこの部分を大切にしながら、その上でどんな方法が最適か話し合い答えを出していく。

これはパンを売るページづくりじゃない。パンを通じてコミュニケーションを生むページ。そんな仕事。人生そのものに関わっています(たぶん)。いつも勉強になります。今日もパンが美味しいです。

Date: 14/06/11 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1700|京都ホタル

週末は少しだけ仕事を早めに終えて、ホタルを眺めに。普段は通り過ぎるだけの場所が、ホタルのおかげで人が集まり、ちょっとした名所に早変わり。おもしろいなぁ。

向かったのは京都のとある高校の前を流れる有栖川。せせらぎに虫の音、風の音、それにホタルを観に来た人の声とがまろやかに混じり合う空間で、のんびりゆっくり佇む時間は贅沢そのもの。そんな機会を作ってくれたホタルに感謝。アンタ輝いてるよ。

Date: 14/06/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1699|interiorlifestyle TOKYO

interiorlifestyle TOKYO

きのうは国際見本市「interiorlifestyleTOKYO」を視察しに無賃乗車で東京ビッグサイトまで。ついこの間TUBUの冊子を担当した加波次吉漆器店さまが出展されていることが一番の理由。他にも茶屋長三郎彌助さまが今秋の展示会に出展されたり、将来的に他のお客さまが出展される可能性もゼロではなく、そろそろ現場の空気をしっかり掴んでおく必要を感じて。

加波さんの収穫も多かったようで一安心。冊子の評判も上々とのこと(本当に良かった)。会場はブースのクオリティが全体的に高く、それだけでアドレナリン出っぱなし。本気な空間はやたらと触発されます。出展内容にも流行を感じられるものが多く、そこから世の中の動向が透けて見える。日帰りでしたがとても有意義でした。つまり僕の収穫も多かった。

→漆の洋食器「TUBU」の冊子をデザインしました

Date: 14/06/07 Photo: iPhone 5

1698|お梅雨入り

世の貴婦人はそんな風に言うんだろかと、つい妄想してみたり。

梅雨自体ぜんぜん嫌いではないんですが、行動範囲がギウッと狭まるのだけは困りもの。そんな中でも前向きに、この時期ならではの旅の楽しみ方を考えながら過ごしています。無理せず屋内で静かに楽しむのもいいし、あえて外に出るのもいい。

雨の似合う土地や風景は必ずあります。あとお店も。雨降って輝く場所、みたいな。晴れの続く日にはあまり考えないことだけに、これはこれで期間限定の楽しみ。

Date: 14/06/05 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1697|フンワカした

箕面大滝|大阪府箕面市

きのうは朝から定期検診で歯医者へ。電車を使って約25分のところにある、お客さまの歯医者。患者として関わる事で新しい発見があるかも知れなくて。それ自体これっぽっちも疑問に感じないんですが周りは「なんで歯医者行くのにわざわざ電車に乗るの?」なんて何人かに言われて、ああそうか歯医者ってそういう存在なのか、なんて別の角度から新しい発見があったり。

その後はカフェにのんびり居座ったり、71歳になるクリーニング屋のおばさんと「商品の計算はできるのにおつりの計算ができない」悩みに耳を傾けたり。あと久々にクロスバイク乗ってみたり。フンワカした休日は自分を整えてくれます。

Date: 14/06/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1696|アタマの中の回路が

うまく繋がらない。伝えようとしても精細に欠けるし、らしさの一部が欠落してしまった気がする。言葉の怖さを実感したのかも知れない。いつもよりほんの少し、思い切れない。放っておいたらそのうち元に戻るかな。今まで言葉に頼りすぎたかな。とにかく変な気分。そんな時でも安定して美しい緑の景色。久々に持ち出したマクロレンズもいい感じ。はてさて。

Date: 14/06/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1695|どう足掻いても

どう向き合っても伝わらない事がある。きのう友人から悩みを聞いて、ひどく落ち込んでいます。聞いてるだけの自分も絶望的に悲しかった。

この仕事に就いていると、どうしても「伝える」にこだわってしまう。逃れられない。でも実際は、そうでない事もごまんとある。むしろそっちが当たり前。そんな常識を、分かっていたつもりで全く分かってなかった。考えを改めないといけない事だけど、今はただ落ち込んでいます。

Date: 14/05/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1694|いろんな仕事がひとつの固まりのように

なってきました。業種も関わり方も違うはずなのに、やってる事はすべて同じに錯覚する。どこかで繋がっているようにさえ思える。

と同時に、自分の役割が変わっていくのを肌で感じます。デザイナーからアートディレクターへ。変化を強要される感じは一切なく、ふわり春風に誘われたくらいの自然な流れ。アタマもカラダも分かっているから、やっとその時が来た、くらい。

まともに数えたら抱えきれないボリュームの仕事が目の前にありますが、いろんな人に力を貸してもらって、倒れそうになったら支えてもらえば大丈夫だなぁと、変な落ち着きが今はあります。役割が変化するにつれ、考え方も少しずつ変わってきました。

Date: 14/05/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1693|月に一度の

打ち合わせ3種盛りデー。診療所→ベーカリー→歯医者さん。プライベートでは組まなさそうなスケジュール。それぞれ次のステップへ進めるためのお話を少しずつ。その後はカラダの定期整備へ。こっちは2週間に一度のペース。今日は軒並み小刻み。ノキナミコキザミ。

そしてスタッフ・バンビ6度目の誕生日。いつもありがとう。2人体制になるとケーキも一度に食べきれなくて、これはこれで深刻な人手不足です。

Date: 14/05/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1692|小浜からの帰り道は

寄り道が義務づけられています(たぶん)。しなきゃバチが当たる(たぶん)。行けば分かるさ(たぶん)。毎度おなじみ名水百選「瓜割の滝」へ。一年を通じて水が冷たく「そんな冷たかったら瓜も割れるわい!」が名前の由来。これホントに本当。

帰ってやる事なければ、一体どれだけ佇んでたか。今日は特にそんな場所。自信を持ってオススメします。暑くなってきた事だし、そろそろ新しい滝探し始めなきゃ。水は命。

Date: 14/05/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1691|今日は早朝から

grasses|福井県小浜市

ゲリラ街頭配布小浜へ泊まり出張。毎度おなじみ茶屋長三郎彌助さまの他に、福井県産コシヒカリを販売する「福乃池」を運営する幸池商店さま、そして新たな案件がひとつ。計3件の打ち合わせ。まさかそんな日が来るとは自分でも驚き。

朝から晩まで一日中アタマ回しっぱなしでさすがに後半ヘロヘロでしたが、関わりが点から線になっていく感覚を確かに覚えます。どこにいてもやる事は同じ。県境は特に感じません。定期的に地元を俯瞰できるのは僕にとって有意義なこと。

Date: 14/05/27 Photo: iPhone 5

1690|仕事とネットが無くなったら、何をして暮らしたい?

ふとそんな事を考えました。共通しているのは、どちらも当たり前にあるもので、切っても切れないもので、そして中毒性があるもの。

今さらですが、僕は旅が好きです。だから、大まかな答えは「旅」だと思っていたのに、すぐにそう答える事ができなかった。思い返せば、仕事の疲れを癒したりとか、仕事から離れてとか、仕事のための新しい刺激とか、旅の理由のアタマにはすべて「仕事」が付着している気がして。純粋に「楽しいから」の気持ちも溢れるほど持っていますが、浸食しているのもまた事実で。

独立したからには、公私を完全に切り離す事ができないのは分かっていたし、それは悪い事じゃない。でも「仕事=人生」なんてこれっぽっちも思いません。仕事はどこまでも楽しいけれど、あくまで暮らしの一部でしかない。それなのにアタマの中は仕事が基準になっていたかと思うと、考えを改めないといけない。仕事とプライベートは切り離せていると思っていただけに、これはちょっとショックな出来事。でも毎日を調律するいいきっかけになりました。

仕事もインターネットも無くなりません。だからこんな事を考えるのは不毛かも知れない。でも、自分の「暮らしの原点」みたいなものは、忘れずにずっと持っていたい。仕事が無い時間、ではない、当たり前の「ふだん」を。

Date: 14/05/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1689|0から6歳の伝統ブランド「aeru(和える)」

SOZOSHA COLLEGE OF DESIGN

を立ち上げた矢島里佳さんの講演を聴きに大阪へ。「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」の想いから、子ども目線で考えたホンモノの伝統工芸品(プロダクト)を創っている素敵な会社。

そのビジネスモデルは、まさに目から鱗。あったらいいのに、でも、無かった。ものすごい共感とともに「シンプルで強い」を久々に体感。日々「お客さまの暮らしを支える」をモットーに取り組んでいますが、もっと強くシンプルに伝えられる何かがある気がする。そんな事が今アタマの中でモヤモヤ。この経験を伝統工芸に関わっている今のお客さまにも活かしたい。

会場は奇しくも我が母校、創造社デザイン専門学校。もう2度と行く事はないと思っていたのに。10年以上ぶりに足を踏み入れた校内は、かなりキレイに生まれ変わっていました。

Date: 14/05/24 Photo: iPhone 5

1688|ここしばらくアタマを支配していた

Rock & Water|三重県菰野町

輪島と東京の仕事が一段落して、今日は県内のエステティックサロンにて打ち合わせ。広告宣伝費とのバランスを考慮した上で効率的にWebサイトを見直す、そんな感じの案件。予算内で出来る事を全部やるだけ。

Webサイトから集計したデータと実際の来客状況とを照らし合わせると、ネットを介さないオフラインコミュニケーション不足が浮き彫りになる。最近そんなケースが多い。ネットは万能にあらず。どちらにも得手不得手があって、同じくらい大切なこと。同時進行で一歩一歩じっくりと進めて、相互作用を生む。そんな仕事にやりがいを感じます。ただちょっと人手が足りない今日この頃。

Date: 14/05/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1687|iPhoneのiOS7が

敏感すぎて困る。少しでも触れようものなら何かしら反応する。さすがに過敏。携帯するモノとしてちょっと遊びに欠ける。そんなに緊張してたら疲れるぞ、iPhoneよ。通知もほどほどでいいから。機械は人間に近づいてるのか知らないけど、そっちに近づいてどーする。たまには休もう。

世の中も。表面だけ触れては、いちいちピリピリ。悪い事も、いい事も。どうにも遊びに欠ける。先行き不安は間違いないけど、やれる事やるしかないんだし、たまには花でも眺めてフーと一息。先はまだ長いよ。

Date: 14/05/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1686|新しい出会い

GELATO;PICCOLOTTO|兵庫県洲本市

なんて言うと大袈裟ですが、小説を読んでいると新しい言葉に出会うことがよくあります。それが嬉しくて仕方ない。見つけるたびに辞書で調べては「こんな表現もあるのかぁ」と感心しつつ、同時に気持ちが少し豊かになります。

ほとんどが小説特有の「よそいき」な言葉。日常に取り入れる事もなければ、このブログで使う事もきっとない。そういう点では無意味かも知れないけど、本能的に好んでしまう。ただ「知る」だけで楽しい。別に無意味だっていいんだよ。「この言葉を視覚化したらどんなだろ」なんて時々デザイナーらしいことも考えたり。採光のいい場所を転々としながら本を読むのが最近のお気に入り。

Date: 14/05/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1685|出稿。

白米千枚田|石川県輪島市

加波次吉漆器店さまの仕事が一段落。気分的にはフーと一息ついてのんびりしたいところ。短納期でしたが、そのぶん集中していい仕事ができました。いろんな人に感謝します。自分の描いたイメージに近づける行為でありながら、別の何かに導かれるような感覚も同時にあって。その時カラダは単なる媒介に過ぎず、本当に新鮮な体験でした。ぼんやり思い描く理想に一歩近づけた、そんな気がします。あとはうまく伝わってくれる事を祈るだけ。

Date: 14/05/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1684|制作中のA5冊子が

まもなく校了予定。早く印刷したくて仕方ないです。うずうず。次のステップへ進むためのツールとして狙い通り、いや、できれば狙い以上の働きをして欲しい。制作側としても、ここから何か広がりそうな予感がして楽しみ。すぐにでも納品したいけど、終わってしまうのもそれはそれで寂しい。そんな案件。

Date: 14/05/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1683|むかし山田花子が

カメラマン VS ネコ

何かのお祝いで桂三枝からプレゼントにタンスもらって引き出し開けてタオル入れたらいきなり底が抜けた、ってエピソードが面白すぎてずっと印象に残ってて。

このあいだ丸亀製麺でうどん注文して、しかもそれ「とろろ醤油うどん」で、それなのに食べ始め0.5秒くらいで歯の詰め物がポロッと取れるハプニングが自分に起こって、ふとその事を思い出しました、というだけの話。

Date: 14/05/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1682|変な時期に風邪

を引いてしまい、カラダが眠りを欲しているのか、はたまた適当に飲んだ薬の作用か今日は一日中ずっと眠くて。ただ、急ぎの仕事はちゃんと目の前にあって、でも時間は戦ってすらくれないから仕方なく睡魔の方と全力で戦って、何とか事なきを得て。

日中すごく嬉しい偶然もあったのに、まるで遠い昔のように思えてしまう。ふがいない。思わず風邪を引くの「引く」ってなんだ?なんて考えてしまう。運悪く風の邪を引いてしまう、みたいな?あぁ風邪なんて引くもんじゃない。

Date: 14/05/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1681|視点を変えるだけで

好きは止まれない

楽しくなる。そう分かっていても、いざ視点を変えて楽しんでる人をそんなに見ない。どれだけ慌ただしくても、そのくらいの余裕は持っていたい。いや、そんな時ほどそうありたい。たったそれだけで、いろんな事がうまくいく。そんな場面が多いです。

Date: 14/05/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1680|小旅行気分で

きのうは三千院へ。滋賀に住んでもう20年以上経つのに今回が初めて。まぁそんなもんか。大原を通る国道367号線は何度か車で通った記憶もあって、アタマの中で勝手に「行ったことある場所」になってたもんだから輪をかけて新鮮で。思ってたんとちがう三千院は、とにかく壮大でした。

きっと紅葉の季節が一番メジャーなんだろうけど、個人的に一番いいタイミングでその空気を楽しめました。新緑は何も言わず力をくれる。すっかり身近になってしまった京都でも、まだまだ旅行気分を味わえるから楽しい。

Date: 14/05/12 Photo: iPhone 5

1679|カメラマンと丸2日

一緒に過ごして感じたのは、クレイジーなくらい写真が好きなんだなってこと。仕事と空き時間に撮った枚数は相当だったにも関わらず、まだまだ撮り足りない様子。放っておいたらぶっ倒れるまで撮り続けそう。写真に対するこの「一途さ」は、僕にはないもの。写真は大好きだけど、好きの種類がまた違う。僕のそれは、ちゃんと他のところにある。

自分とは違う一途さを持った人と関わっていたい。技術じゃなくて、一途さ。目に見えるものでも、見えにくいものでも。

Date: 14/05/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1678|4時に起きて

輪島へ同行したカメラマンの希望で千枚田を撮りに。言われるまで発想になかったけど、確かに田植え時期で水も張ってるし、これは千枚、いや千載一遇のチャンス。仕事に迷惑をかけないよう、男2人で早朝デート。言うまでもなく僕もカメラマンの端くれ。到着するやいなや撮影大会の幕開け。

小一時間その場の空気を味わって思ったのは、千枚田は大好きな人と行くのが一番。ロマンも何もあったもんじゃない(笑)静かな場所に奥深い波音がどこまでも広がって、耳の栄養まで豊富な素晴らしい場所。

Date: 14/05/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1677|輪島から帰ってきました。

TUBU|加波次吉漆器店

長時間に及ぶ撮影、そして往復10時間を越える移動でカラダはクタクタですが、ココロはスッキリ晴れやか。関わる人が誰ひとり妥協することなく、一丸となって「いい写真づくり」に向き合って下さったおかげで大満足の仕上がりに。本当にお疲れさまでした。今度は僕が期待に応える番。すでに完成が楽しみ。

そして、この素晴らしい縁を紡いでくれたことに一番の感謝。本当にありがとう。

Date: 14/05/09 Photo: iPhone 5

1676|今日から営業再開、ですが

TUBU|加波次吉漆器店

さっそく輪島にいます。毎度おなじみ加波次吉漆器店さまのところへ。来月行われる展示会に向けた冊子づくりのための撮影が主な目的。今回はカメラマンも一緒に来てもらい、僕はアートディレクションに専念することに。自分のやるべきことを絞れば絞るほど、集中力の高まりを感じます。明日の本番が楽しみ。

Date: 14/05/07 Photo: iPhone 5

1675|とらかめ舎の鳴門オレンジジャム

ピッコロットのジェラートと同じく、まち歩きのエリア内にある手作りジャム専門店。印象的だったのはお店を始めることになったそのきっかけ。

ただ瓶が好きで、コロンとした瓶がたまらなく可愛くて始めたんだそう。ジャムは後づけ。それを嬉しそうに語る女性オーナーさんはチャーミング。そんなゆる〜い思い出話を聞かせてもらい「なんか自由だなぁ」と、肩の力も抜けて。前もって知らなくて本当に良かった。

これがもし雑誌か何かで「瓶好きのオーナーが始めた手作りジャムの・・・」と紹介されていたら、「ふーん」で終わってしまったかも知れない。僕のつたない文章でも、そんな風にしか伝わらないかも。でも、本人から直接お話を聞いてはじめて知ったこのエピソードは、僕にはたまらなく新鮮でおもしろかったんです。

Date: 14/05/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1674|ピッコロットのジェラート

このお店のジェラートは食べた方がいい。まち歩きで見つけた、淡路の農家が経営するジェラートのお店。おすすめはこの「濃厚ミルク×岩塩とオリーブオイル」。アイスの影に埋もれがちなジェラートですが、このジェラートは絶対に食べた方がいい。ジェラートの価値観をズドンと高めてくれました。

Date: 14/05/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1673|城下町洲本レトロなまち歩き

城下町洲本レトロなまち歩き

理容師の有村さん(妄想)に別れを告げたあとは「城下町洲本レトロなまち歩き」へ。空家となっている古い町家にカフェや雑貨屋などを出店し、レトロな雰囲気漂う通りで“まち歩き”を楽しむ。年々減少する洲本地区の人口に歯止めをかけ、活性化させる目的で年2回開催しているんだそう。今回で5回目。

城下町洲本レトロなまち歩き

こんな雰囲気。淡路島に、洲本に城下町があることさえ知らなくてビックリ。おかげで日常から離れて淡路島にいるのに、今度は淡路島にいる気が全くしない“二重の非日常”を味わうことに(それがまた楽しかったわけですが)。

城下町洲本レトロなまち歩き

なかなかの賑わいを見せていました。おそらく地元の方がほとんど。でもそれがいい。まず地域の方々が楽しめて、その上で他地域や僕たち他府県の人も楽しめる、そんな地に足の付いた催しがもっと増えてくれたらと思う。なぜだかその想いは強くて、いつかそんな事に関わっている気がする。

城下町洲本レトロなまち歩き

こういうの好き。ココロを感じる。何より楽しそうだよ。これだけで関わる人の声が聞こえてくる。偶然そんな日に立ち寄っただけにしては妙に必然を感じて、淡路島にも縁を感じずにいられません。とあるお店の方が「また次回も遊びに来てね」と言ってくださったのがとても印象的でした。

Date: 14/05/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1672|いいよなぁ、こういうの。

理容ありむら|兵庫県淡路市

「車止めにプレート付けるのもお金いるし、もうタンクに書いたらいいですやん。」って、一度真顔で提案してみたい。いいんですよ、これで。大正解。

こういう活力を感じる光景、旅先だとひときわ嬉しい。有村さんとお会いする事はなかったけれど、つい勝手に人柄を妄想してしまう。そしてこの土地を好きになる。そんな事を共有できるだけで最高に楽しい。そうそう、伝え遅れましたが今回の旅は淡路島。ホテルニュ〜ア〜ワァ〜ジィ〜♪の淡路。運良く天候にも恵まれました。

Date: 14/04/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1671|れんこんは穴が美味い

仮屋漁港|兵庫県淡路市

そんなフレーズを最近ラジオで聞いて、「ないもの」に価値を見出すというか、とにかくこれは豊かな表現だなぁと感心してしまって。大好きな「行間を読む」にも相通ずるものがある。

きのうは性懲りもなく、また旅へ。自分が暮らす場所より不便な土地だったかも知れない。でも「ないもの」が多いからこそ、普段は見すごしがちな大切なものが露わになっているような、そんな感覚を覚えました。特に「無音という音」の豊かさを。旅と日常を行ったり来たり。今はそんなバランスがいい感じ。

Date: 14/04/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1670|ち

a cat|三重県菰野町

大きな展示会に向けての仕事をいくつか同時進行。絶好のPRの場だけあって、お客さまの熱意もすごい(ブース代も安くないし)。リアルなことは、いいことだ。そんなわけでネコの手も・・・

湯の山温泉にある石窯の近くで見かけたこのネコ、とにかく人懐っこかったなぁ。くつした、というよりトレンカ(笑)呼ばなくても自分から来てくれました。それも遠くから。「わざわざ来てくれんでもよかったんやぁ〜」とあるベテラン漫才師のセリフを思い出す。寂しがりは好き。

Date: 14/04/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1669|八方美人になるのも分か

a family|岐阜県美濃加茂市

珍しいことに、今日は立て続けに4件の打ち合わせ。休む間もなく電車でくるくる移動しっぱなしの一日。くるくる。それぞれに収穫を感じて結果はオーライ。営業さんって大変だろうなとつくづく感じました。八方美人になるのもすごくすごく分かる。

Date: 14/04/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1668|ゆのやまおんせん

Yunoyama-onsen Station|三重県菰野町

湯の山温泉へ。こんな写真ですが移動は車で。「温泉」が付く駅がいくつあるか分かりませんが、それだけで惹かれてしまいます。沸く沸く。かけ流しの温泉に浸かりながら、何を考えるでもなくただ頭が回っている時間が好き。どうでもいいことを真剣に考え始めたら充電完了のしるし。


「手に職」って何だろう。そんなに大した事かな。僕は自分に「手に職があります」なんて思えない。むしろ無い方がいいとさえ思う。その方が何にでもなれる。

Date: 14/04/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1667|金沢へ

柳宗理記念デザイン研究所|石川県金沢市

今日は日帰り出張で金沢へ。輪島の加波次吉漆器店さまと、漆の洋食器「TUBU」の販促ツールについて打ち合わせ。少し予算を超えた提案内容だったものの、承諾いただく。心は痛むけど、そういうことも時に必要だと信じてる。あとは期待に応えるだけ。

ブログを休んでいた間、とはあまり関係ないんですが、どうやら僕は「家業を支えたい」んだなと気付く。好きなんだ。思い返せば直接お声がけ下さった方のほとんどが家業の方。

最近開設した写真の「柳宗理記念デザイン研究所」。今日はあいにくの休館日。このためだけにまた金沢へ行きたい。あとメロンパンで挟んだアイスクリームがあるんだとか。ついでにそれも。

Date: 14/04/21 Photo: iPhone 5

1666|あえて離れてみる

うだつくん|岐阜県美濃市

すっかり自分の一部になってしまっている「離れがたい習慣」からあえて離れてみる。「盲点」に目を向けることで、何か新しい発見があるんじゃないか。そんな理由で一週間ブログをお休みすることにしました。なんかこう、次のカタチが見つかる気がする。もっと無理のない自然なカタチが。ちょっと楽しみ。

Date: 14/04/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1665|ギフハ島なら

on my way home|岐阜県美濃市

岐阜羽島駅には一度も降りたことがない。でもこれがもし「ギフハ島」だったらどうだろう?一度くらいはノリで降りたんじゃないかなぁ、なんてことを帰りの新幹線で考えてしまって。なにも駅名の善し悪しで何がどうなるわけでもありませんが、それでも興味はうんとそそられます。うどん県、の縮小版みたいなものかな。

県名に何かが付くと、それだけでマイナーな印象になりがち。東西南北とか、あと「新」とか。新しいのにマイナーって切ないな。新大阪とか。そうでもないか。

Date: 14/04/12 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1664|生まずには帰れない

a meeting

東京2日目は世田谷の桃山建設にて打ち合わせ。イベント用の商品パンフレットや社屋を利用したPR看板のデザインなど。遠方なのも手伝って、普段の打ち合わせよりも「その場で具体的な内容を決めてしまう」緊張感は高め。これ、すごくいい。地元でも同じモチベーションを心がけていますが、物理的な制限があるのとないのではやはり違います。長丁場にはなりますが、これはこれで肌に合います。

Date: 14/04/11 Photo: iPhone 5

1663|グリーン車はおあずけ。

ALTA VISION|東京都新宿区

今年2度目の東京出張。生まれて初めてグリーン車(と言ってもこだまですが)デビューするはずが、寝坊して乗るべき電車に乗れず、まさかまさかの自由席。まぁ、そんな時もあります。また新しい出会いもあって、過去最高に東京に行く一年になりそう。時間をかけてでも結果に結びつけたいことがここのところ目白押し。

Date: 14/04/11 Photo: iPhone 5

1662|そうだったのか、美濃市駅。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

この美濃市駅の本屋とホーム、少し前に国の登録有形文化財に登録されたんだとか。大正12年に造られて以来、改修を繰り返しながらも当時の駅舎の姿を残してなお存在しています。文化財になる基準なんて知らないけど、歴史的な側面以外に「なんかいいよね」という要素も含んでいて欲しい。本当に居心地良かったから、なんか嬉しい。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

こちらがホームの写真。柱の鉄骨部分は、戦後に古い鉄道レールを再利用して造られたんだそう。よく見ると製造年や製造元を示す刻印が確認できるらしい。知ったからには、また行って確かめたくなる。

Date: 14/04/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1661|AMATAのこれから。

美濃駅(旧駅舎)|岐阜県美濃市

今週の後半には東京出張が控えているため、今日は休日出勤。やる事ごまんとあってありがたいですが、2人体制でのベストパフォーマンス、半年以内に採用する新しいスタッフに求めるもの、AMATAのサイトをどうリニューアルするか、自分が「こうありたい」立ち位置の再定義などなど、仕事しながらずーっと考えています。

密に繋がっているそれぞれを咀嚼して、どうカタチにまとめ上げるか。立ち止まってる余裕なんて無いけれど、ある程度まとまった時間がいる。合間合間に考えるだけじゃ、スッキリしない日が続くだけ。洗濯機みたいに狭い空間の中をぐるぐるするだけ。それでキレイになればいいんだけど、何にも変わってくれないんだよな。だからまずは、時間を作る。

Date: 14/04/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1660|幸せの花

SAKURA

桜は本当に不思議な花で、小さな生き物の寝顔みたいに、見ているだけで人を幸せな気分にしてくれて、この時期は自分の感情とは別の所で少し多めに浮かれてしまう(30%増し)。「待ってました!」そんなココロの声がそこら中で聞こえます。

Date: 14/04/07 Photo: iPhone 5

1659|それでも旅が好き。

TIMEVOYAGER Trolley

旅の情報誌なんかを読むと「あぁ〜まだまだ魅力的な土地がいっぱいあるんだなぁ」って嬉しくなるんだけど、同時に「でも全部は行けないんだよなぁ」ってふと悲しくなる。こう書いて、自分がめちゃくちゃ欲張りなことに気付く。

もっと言えば、旅先で美味しいもの食べられる量にも限りがあって、どれだけ調べようが胃袋には限界あるし、お腹いっぱいで食べても美味しくない。どうしたって選ぶしかない。こう書いて、旅にも緊張がつきものだと気付く。でもそれでも旅が好き。今年もすでに予定がいくつか。

Date: 14/04/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1658|ババシャツとは。

中山道太田宿|岐阜県美濃加茂市

岐阜からの帰りの電車で、5〜60代の女性3人がババシャツについて話してましてね。勘のいい人ならここでもう筆を止めても良いんですけどね。

ババシャツって呼び名は一種の「照れ隠し」だと思っていて、見た目は良くないけどすこぶる便利で、それを若い世代の子が着る抵抗を「自分から先に言っちゃう」ことで正当化してると思ってたんです、極端に言えば。ファッションに疎い男子が遠足前に「オレ、いつも通りの格好で行くし」みたいなね。先に予防線を張る感じで。

そういうルールだと思ってたのに、その、ドンピシャな方々の口から「ババシャツ」なんて出てくるもんだから、違和感すごかったんですよ。

Date: 14/04/04 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1657|モノトーンとカラー。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

モノトーンにもカラーにも、それぞれに良さがある。色情報を省いたモノトーンはカタチを印象的に見せることが出来るし、カラーは言うまでもなく「色」を伝えられる。

モノトーンにもカラーにも、それぞれに良さがある。たまにはどっちも楽しんでもらうのは、どうだろう。アタマの中と目に映るもの、みたいに。

Date: 14/04/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1656|増税初日のできごと。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

この2日の間にタッキーが卒業し、いいともが終わり、そして消費税が上がりました。ぐるぐる。かけ込み需要が一段落して世間の購買意欲がシーンと静まりかえった昨日は、買い物をしに京都まで。どこも空いててちょっと贅沢。なんて天邪鬼。

電車代が上がったり、商品のプライスタグがまだ5%だったり、「5点で840になりま…、あっ違う!」「ややこしいですよね〜」なーんてくだりを行く先々で繰り広げる。まだ変化に馴染み切らないフワフワした街の空気には、人の隙がところどころ感じられて、ほんのり温かかった。そういう楽しみ方もあるよ。増税してもやれること変わらないし、気負わず行きまっしょい。

Date: 14/04/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1655|さんきゅうタッキー

出産のため、スタッフ・タッキーが今日をもってAMATAを卒業しました。僕にはない抜群の安定感と“しなやかな”デザインで、丸5年間AMATAを支え続けてくれました。

去年結婚してからは在宅での勤務へとカタチを変え、それから会う機会がめっきり減りはしたものの、いざこの日を迎えるとやっぱり寂しい。今日は3人で最後のランチをしながら、思わず泣きそうになりました。でもこれはきっと最良の別れ方。本当にありがとう。そしてお疲れさま。あとは無事の出産を祈るだけ。

ありがたいことに、産後も出来るカタチで復帰したいと言ってくれています。実際どうなるかは分からないけど、その気持ちが嬉しい。その声になるべく応えられる環境を用意したい。AMATAはそういう場所でありたい。さぁ明日から4月です。

Date: 14/03/31 Photo: iPhone 5

1654|岐阜の旅。御菓子処小川屋。

菓子処 小川屋|岐阜県美濃市

美濃市で見つけた御菓子処「小川屋」。約200年続いているんだそう、すごい。もちろんそんな事はつゆ知らず、でも外観から「このお店は間違いない」空気をプンプン醸していたのは事実。お土産用にあんこ菓子(100円)を5つ、それと自分がすぐ食べる用に1つ注文。

御菓子処 小川屋|岐阜県美濃市

すると「1個はサービスしとくわ〜」なんてご主人(写真)の嬉しいお言葉。僕のあんこ好きオーラが滲み出ているに違いない。うん、きっとそうだ。五代目のこのご主人、大のおしゃべり好き。買い終わってからもずーっと喋ってました。包装紙に手漉き和紙を使っていること、その意匠は自分が作ったこと、そこには創業200年と書かれているのに、厳密には190年なこと。一番印象に残ったのは「ごはんを食べるためだけの理由じゃこの仕事は続かない」という一言。うん、分かる。

結局30分くらい話し込んで、でも1、000円払ったのに会話に夢中でおつり返してもらえてなくて、半分ココロざわつきながらもいい話聞かせてもらえたし講話料で500円はもういいか〜、なんて一瞬アタマをよぎったけどやっぱり返してもらうことにして。老舗のあんこは老舗の味がしました。カラダにスッと溶け込む味。

Date: 14/03/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1653|岐阜の旅。長良川鉄道。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

美濃太田駅から長良川鉄道に乗って「美濃市」駅へ。コクウ珈琲のご主人がお薦めして下さったエリア。美濃和紙や「うだつの上がる町並み」などで知られています。実は美濃和紙とは関わりがあって、今年もデザインを担当している「水うちわ」の素材が美濃の手漉き和紙。仕事を通じて文化を知る機会が増えて本当に嬉しい。それをこうして誰かに伝えられる機会が増えることも。

長良川鉄道沿線のホームはとても魅力的。年月を経た駅舎は風景の一部として違和感なく溶け込んでいて、とにかく居心地がいい。自分も風景の一部になれる。電車は一時間に一本しか来ないけど別に乗り過ごしていいや、なんてのどかな気分も味わえます。長良川鉄道は第三セクター方式につき18きっぷ適用外。でも絶対に乗る価値あり。

Date: 14/03/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1652|岐阜の旅。コクウ珈琲。

コクウ珈琲|岐阜県美濃加茂市

コクウ珈琲(写真)へ。もちろん、たまたま見つけたお店。この佇まい、みすみす通り過ぎれるわけがない。人を選ぶ感じかなと思ったら、入ってみれば「2杯目からは半額」という気さくなサービスもあって、心地のいいお店。また行きたい。

白い陶の風鈴|岐阜県美濃加茂市

お店を後にして、ふと目に止まったこの白い風鈴。周りのお店にも吊ってある。なんだろ?気になってお店に戻り、ご主人に尋ねたら、この辺りでは「きそがわ日和」という催しが毎年行われているんだそう。その一環で、手作りしたこの陶製の風鈴を軒先に吊るし、いつもと違う新しい風景を楽しんだ、その名残り。取り組みにもすごく共感できたし、風鈴好きとしてコロンとしたこのかわいさだけでも惹かれてしまう。

話を聞くうちに、コクウ珈琲のご主人がイベントの実行委員長であることも分かってビックリ。滋賀県で行われている催しも参考にしておられて、よく足を運んでいるんだそう。美濃太田が身近に感じられた瞬間。やっぱりまた行きたい。

→きそがわ日和

Date: 14/03/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1651|岐阜の旅。美濃太田へ。

木曽川|岐阜県美濃加茂市

青春18きっぷで岐阜の旅。スカスカのトロリーバッグ転がして旅の気分だけは高めつつ、これといって何をするでもなく、ただ、ぶらり。

まずは美濃太田へ。水がきれいな場所を探してたら行き着いた、くらい。伝統工芸や地場産業の案件にもいくつか関わっているし、関市まで行って刃物の伝え方でも見て学ぼうかと思った当初の気持ちはどこへやら。例によって宿さえ決めず、その時の気分にまかせて動いた一日。とりあえず木曽川(写真)に癒してもらいました。あらためて岐阜って近い。

Date: 14/03/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1650|写真でも水。

like an oil painting

どうにも水面に映る景色に惹かれます。

水、光、透明感、錯視、偶然、意外性、静と動、などなど。僕の好きな要素が幕の内弁当のようにギュッと詰まってる。気が付けば引き算の美学を意識して構図を決めることが多い。

これまでたくさん撮ってきた写真の中で「どれがお気に入り?」と聞かれた時、ギャラリーをやらないかと誘われた時、いつも水面の写真が浮かびます。水のような存在になりたいと思うことも無関係ではないような気がする。表現のルーツがここに隠されているようにも感じます。

Date: 14/03/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1649|手段としてのデザイン。

a back alley

明確な目標を立てて、それを達成するために具体的に何をするか、というスタンスでお客さまと関わる機会を増やしています。手段のひとつとして平面的にWebサイトやグラフィックツールを担当するより、目的まで共有した方が立体的にお役に立てる。単なる制作会社ではこの頃の要求には応えきれないし、持ち味を生かし切れない。

その分アタマもカラダもココロも使うけど、一緒に山を越えた時の喜びは大きいし、そういう存在こそ時代に必要とされているように感じます。何よりその方がおもしろい。おもしろがれる方が、うまく行く。

Date: 14/03/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1648|屋台骨のはなし

Snow|RASHEEN

急にボカンと疲れが出てしまい、今日は大事を取って午前中お休みをいただきました。ご迷惑をおかけしました。

最近の仕事内容やボリュームは、ここ数年の中でも大したもの。なのに気持ちはやけに落ち着いている。そんな精神状態にいよいよ辿り着けたかと慢心してたら、panscapeさまのWebサイトをリリースした所でフッと気が抜けて。単に麻痺してただけでした。

カラダは正直。気持ちのまま突き進む時も必要だけど、カラダに耳を傾けるゆとりも同じくらい大切。両軸のバランス。特にカラダには、決定権さえ無いから。人間でも会社でも関係でもデザインでも、目を向けるのは第一に「内側」。内側がしっかりしていれば、自ずと外側はしっかりしたものになります(僕調べ)。

Date: 14/03/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1647|パンの虜に。パンスケープの仕事。

a crosswalk

京都のベーカリー「panscape(パンスケープ)」さまのWebサイトリニューアルを担当しました。本店は三条商店街、2号店は二条駅前にある全粒粉パンの美味しいお店。ワケあって6合目でお披露目することに。本番はこれから、というところ。楽しみ。

制作中はとにかくパンが食べたくなって、仕事中思い立ったようにパンを買いに走ったことも数知れず。公開した今でもパン熱は冷めやらずで、昨日も美味しいパンを食べたのに、今日は今日でまたパンが食べたい。おなじみGOODFOODで買ったイングリッシュマフィンを食べながらこのブログを書いてます。その20分前にワッフルとチーズケーキも食べてます。要はお腹が空いてるのです。

→挽きたて全粒粉パンの店|panscape(パンスケープ)

Date: 14/03/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1646|スイッチが入らないとき(入らないときー)

hinase station

今日は小浜のお客さまと朝から打ち合わせ。同時進行している案件の進捗確認やスケジュール調整など。「プレイングマネージャーあるある」のひとつは、やること増えると途方に暮れて手が止まりがち。お互いに宿題を出してお互いのスイッチを入れ直す。最近はそうやって前に進めることが増えてます。一人でどうにもならない時は誰かに力を借してもらえばいいんです。

Date: 14/03/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1645|遊ぼう。

いたずら好きなのか何なのか、人を驚かせたりクスッとさせるようなことは声変わりするもっともっと前から好きで、どれだけ疲れててもカラダが動いてしまう。たぶん50年経っても変わらない性分。“サプライズ”と呼ばれるような盛大さじゃなくて、梅干しの中にプチトマトひとつ忍ばせておくような、今日がちょっとだけ嬉しくなる、そんなささやかさ。

Date: 14/03/17 Photo: iPhone 5

1644|地道な仕事にこそ楽しさを感じます。

concrete

今日は朝から京都で横浜のお客さまと打ち合わせ。今3つ動いている、日本酒に関連する案件のひとつ。いい感じに日本酒づいてきました。やっぱり好きこそものの上手なれ。緊張も緩和もどっちもある心地いい空気の中、少しずつ具体的な動き方を固めているところ。そして一番時間をかけるところ。

最近そういった案件が多くて嬉しいです。求められることが現時点での実力より高い事もあるけれど、勉強させていただきながら、力をお借りしながら、ひとつひとつ壁を越えていく。そこにひとつ、心が躍ります。

Date: 14/03/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1643|きのうの地震で考えた。南海トラフのこと。

被害想定資料|南海トラフ巨大地震

3日前、30年以内に起こりえる南海トラフ巨大地震の被害想定資料を見たばかり。「さてどうしたものか」と、まだ具体的な減災準備を何も考えないまま深夜に起こった伊予灘の地震。満を持して地震に備えられる事なんてゼロに近いとしても、不意を突かれた感じがやたら怖かった。なまじっか情報が入っていただけに、人一倍焦った。地震がハッキリ自分ごとに感じられた。

展示資料(写真)には、想定できる地震の被害パターンが約10種類ほど挙げられていました。つまり被害の度合い。どうあがいても四国の被害は免れそうになくて、でも四国には大切な縁がたくさんあって、きのうも冷や汗をかかずにはいられませんでした。大切なものは守りたい。でも何が出来るのか。

ブログを30年続けたら、なんて思ったのも、この「30年」がアタマに焼き付いていたから。命が失われるのはあっという間。起こってから、では、遅い。想像力を高めないと。

Date: 14/03/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1642|このまま30年ブログを続けると。

panels

ふと30年後を想像して、今のペースでブログを書き続けたとすると、あと約7200回は書くことになります。今まで綴ってきたものと合わせると約8800回。正直な感想は「え、たったそれだけ?」

軽く10万回は越えてるイメージだったんですけど、それだと1日に10回以上は書く計算で、そうなるとさすがに何屋かサッパリ分からなくなるので、8800回くらいでいいやと思えるようになりました。

いつか必ず来る終わりを意識して、続けています。

Date: 14/03/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1641|気分を大切にしてくれる青春18きっぷ。

a boy

人と防災未来センターへは青春18きっぷで。たっぷりの情報を仕入れて少し疲れてしまい、まっすぐ家に帰ろうとしたけど、やっぱり大阪で途中下車。18きっぷの好きなところは、そうやって「自由に移動を楽しめる」こと。SuicaやICOCAでも同じことは出来ますが、乗り降り自由という点でまったく気分が違います。ここ大切。気分ってホント大切。

大きなことから些細なことまで、何かしら「決めて」生きてる毎日。たとえ一瞬でもそんな束縛から解放される時間は本当に気分がいい。肉まんかピザまんか決めるだけでも、少なからずエネルギー使います。たまにはフニャッと。緩和するから、緊張できる。

Date: 14/03/12 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1640|東日本大震災から3年が経ちました。

人と防災未来センター

定休日の今日は灘にある「人と防災未来センター」へ。阪神・淡路大震災を中心に、東日本大震災、遠くない将来に起こるであろう南海トラフ巨大地震について知ることができます。体験型のブースが特にとっつきやすい。自分に置き換えやすく、思わず泣きそうになることも。過去、現在、そしてこれからの震災にどう向き合っていくかを考えるきっかけになりました。黙祷もこの場所で。

僕には戦争の恐ろしさを伝えられません。リアリティがまるで足りない。でも今日で丸3年を迎えるこの大震災には、伝えられることが少しはある。そうできる環境にもいる。だから今年もまた東北へ行きます。過去3回の被災地訪問は、僕の中途半端な生き方にひとつの「芯」を与えてくれました。その恩だけでも返し続けたい。

・・・なんて書いたけど理屈じゃなく、あくまで本能的な衝動。普段の生活で見落としがちな、生きる上での「根っこ」に触れられる。時間が経つと、ついつい忘れがちな。だからこれは自分のため。そんな動機でも誰かの力になれるなら、きっと悪い事じゃない。

Date: 14/03/11 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1639|いらっしゃい。六代桂文枝襲名披露公演へ。

throwing

週末は「六代桂文枝襲名披露公演」へ。この日は千秋楽と言うこともあって、東西の噺家が一同に集結。ざこば、文珍、きん枝など桂一門はもちろん、おなじみ笑点メンバー、笑福亭仁鶴、それに僕の好きな立川志の輔まで駆けつけて、とにかく豪華。サプライズには笑福亭松之助とその弟子、明石家さんまも登場。お腹いっぱい。

小粋に、時には毒を挟んだ大人のジョークで祝いの言葉を贈る噺家のゆとりというか愛情というか、そういう「遊び」のある関係に心くすぐられました。東西の落語をつないだ三枝さんの功績も伝わります。祝いの席ならではの、力の抜けた落語がまた特別で楽しい。

驚いたのは、襲名披露公演は1年8ヶ月の歳月をかけて全国各地で行われたこと。三枝さんクラスならではかも知れないけれど、挨拶回りにしてはものすごく丁寧。演芸は僕たちの日常に切っても切れない存在ということ。普段なかなか目にする事の出来ない貴重な体験をしました。これぞ伝統ってやつです。

Date: 14/03/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1638|さすが大ベテラン。あんこと日本酒は飽きない。

いつからか、気になる和菓子屋を見つけてはあんこのお菓子を買っています。旅先では下調べすることもあるけど、普段は偶然通りかかる感じが好き。あくまで気楽なのがいい。

美味しかったら単純に幸せだし、あんこ好きな人に喜んでもらえるレパートリーがまたひとつ増える。これも同じくらい幸せなこと。料理もそうだけど、美味しい食べ物は決まって誰かに食べさせたくなる。きっと本能的な衝動。

最近のお気に入りは家から車で15分の場所にある「仁々木」のどら焼き。ベタベタしない接客も好き。あんこと日本酒は全くもって飽きる気配がありません。根付いている歴史の長さがそれを裏付けてくれます。

Date: 14/03/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1637|まだ試せない。こんな発酵食品の組み合わせ。

同時進行している案件たっぷりで毎日アタマぐるぐるですが、そんなことよりヨーグルトに醤油を垂らしたらどんな味になるか年末からずっと気になってて、でも好奇心の影にも怖さが存在して、やってしまえばカンタンなのに出来ないことって結構あります。デザインの仕事はだいたい怖さとの戦いです。それが魅力でもあります。

Date: 14/03/07 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1636|スッキリ。霧は晴れました。

相談に乗ってもらって、自分では気が付かなかったことを浮き彫りにしてくれる。それはそれでハッとするし、そんな事を期待してこその相談だったりするんですが、「答えはこれかな」と用意していた自分の気持ちを、まるでコピー&ペーストしたみたいに汲み取ってくれるのもまた嬉しい。きのうそんな経験をしました。

僕は何かと細かいから、その細かいニュアンスまで共有してくれることがどれだけ心強いか。無理やり勇気づけられるでもなく、スッと気持ちよく自分を信じられるようになる。相談するよりされる方が多いこともあって、なおさら嬉しい。今まで感じたことのない不思議な安堵感。そんなわけで悩みはスッキリ解決。ありがとう。

Date: 14/03/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1635|どうしたいか。新しい立ち位置に悩み中。

理想的なアートディレクターのイメージがあって、カタチはほとんど鮮明に描けていて、そこに辿り着くために取捨選択と試行錯誤を繰り返す。そんな毎日を過ごしています。

それとは別に、自分が知らない世界の魅力を伝えようとしてくれる人が周りにいて、それはとても嬉しいことで、自分の立ち位置を改めて見つめ直しているこの頃。今の状態を保ったまま、どこまで関われるか。

耐震性を高めるため、高層ビルは実はユラユラ揺れ続けています。それと同じで、自分もそうやってある程度ユラユラしている方が、自分の世界を決めつけないで流れに身を任せた方がかえっていい結果に繋がるのかな、なんて考えるようになっていて、悩んでいます。ただこれは楽しい方の悩み。ぐるぐる。

でもアートディレクターはあくまで裏方。そこは揺るぎないところ。

Date: 14/03/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1634|だ〜いじょうぶだあ〜、って、何だっけ。

「この人が言うなら本当に大丈夫かも。」そんな「大丈夫」が言える人でいたい。だけど時には「だいじょうV!」とか言って周りをヘナヘナさせる人でもありたい。

志村けんの「だ〜いじょうぶだあ〜」って往年のネタは、小学生だった当時まったく大丈夫に思えなかったけど「あー、もう細かい事なんてどうでもいいや〜」って気持ちにしてくれるパワーはすごかったなぁ。振り返るとコントの意味さえ分からないけど(笑)、得体の知れない勢いだって時には大切ってこと。だいじょうぶだ太鼓なんて、勢いないと生まれないもんなぁ(持っていた人は素直に白状を)。

でも、そんな伝え方もあるんだよな。これはこれでデザイン的。大丈夫。

Date: 14/03/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1632|さすが。言うのも言われるのも好きな言葉。

言われて嬉しい言葉のひとつ、「さすが」。

この3文字には「思ってたとおりだよ、やってくれると期待してたよ、信じてたよ」の意味以上に、自分を丸ごと肯定してくれる強さがあります。それはもう、最大級の褒め言葉。

その気持ちまで相手にちゃんと伝えたいから、僕もここぞという時にしか使いません。とっておきのひとこと。誰にでも軽々しく使うと、とたんに言葉が軽くなる。水と油みたいになって、気持ちが混じり合わなくなるから不思議。

Date: 14/03/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1631|じゃんじゃん。静寂を手に入れる最終兵器。

今年も新規依頼をお断りしてご迷惑をおかけしていますが、正面玄関を閉めても勝手口から声がかかるし、たぶん勝手口を閉めても今度は屋根裏から、なんて流れになりそうでいよいよ諦めるようになってきました。もう何でもやろうかな(いや揺らいじゃダメだ)。

ここぞとばかりに開き直って「新規依頼じゃんじゃん下さい!」なんて言うと水を打ったように静まりかえりそうで、最終手段としてちょっと気になってます。

Date: 14/02/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1630|ココロが躍る。踊り疲れたら、また休んで。

ファインダーの無いカメラが主流になりつつあるけど、それでも僕は断固ファインダー好き。時代の流れなんて、知るか。被写体と自分とが向き合ってコミュニケーションする瞬間は、たとえその一瞬だけでもココロの可動域をいっぱいまで広げてくれる。湖上に浮かぶアヒルを見て「今どんな気分?」なんて想像するのは、決まってファインダーを覗いてる時。ココロが躍る。

なんて言いつつ、気軽に携帯できるファインダーレスカメラも欲しがる矛盾した自分もちゃんといます。人間なんてそんなもの。無理に抗う必要なんてないんだ。

Date: 14/02/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1629|アマタノアタマ、フル回転。いつもより多めに。

とある案件のビジュアルづくりでアタマがフル回転中。そのおかげで今日は言葉がさっぱり出てきやしません。言葉を丁寧に組み立てるのもエネルギー使うから、たまにあるこんな気分も新鮮でいい。

一段落したら果物いっぱい食べたいです。手のひらとビタミンに飢えてます。

Date: 14/02/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1628|食べるぞあんこ!年に一度の風物詩。

きのうはびわ湖レイクサイドマラソンの応援へ。去年まで僕も参加していた大会。

年に一度、この会場でしか食べられない「松利老舗」の出来たてホヤホヤみかさ(どら焼き)を食べるのが決まりごと。友達のゴールを待つ間、お店の方とおしゃべりしながら「作ってるとこ撮らせて下さい」と、撮影までさせてもらいました。

想像してごらん、息を切らして走るランナーを尻目に頬張る幸せのまんまるを。想像してごらん、焼き上がったばかりのアツアツ皮と冷たいあんこが奏でる「ひやあつ」のハーモニーを。AMATAでは、あんこ関連の仕事もお待ちし(調子乗りすぎ)。

Date: 14/02/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1627|ネコの日。なのにカメレオンの話。

カメレオンみたいに、どんな業種の仕事でも柔軟に対応するのがデザイナーのあるべき姿だと信じていました。だからデザイナーはいろんなことに好奇心を持つし、今までそうして来ました。でも蓋を開けてみれば、表面的な知識だけでは越えられない壁にいつか必ずぶち当たる。

反対に、自分が大好きなことなら「自分ごと」として関わりやすい分、壁も越えやすいんじゃないか。そんな風に考えるようになりました。最近では日本酒がそうだし、伝統工芸もそう。持ち味を活かした方がいい結果に繋がりやすいし、力を発揮しやすい。自分の生活と地続きになっている業種なんかもそうですね。

何でもできるわけじゃないです。最近はどちらかというと不器用。でも、その方が今の自分にはしっくりきます。

Date: 14/02/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1626|日本酒が紡いでくれた縁。やってみるもんです。

日本酒ブログ「呑むぞ日本酒!」が本になりました!

・・・なんて事はこの先もありませんが、この「呑むぞ日本酒!」がきっかけで日本酒関係の依頼をいただきました。当初は数社の中から選ぶ予定だったそうですが、お会いして10分足らずで「もう安藤さんに決めました。」と嬉しいお言葉をいただきました。やったね。

全く営業っ気の感じられない文章や、日本酒の銘柄にも共感していただけた様子。何でもやってみるもんです。営業っ気がないのは当たり前。日本酒に馴染みのない人にも楽しさを伝えたい、それだけ。でもちゃんと下心はありました。日本酒の仕事したかったから。でなきゃコーポレートサイトのTOPページに「呑むぞ日本酒!」なんて怖くて載せられませんしね。仕事と日常がハッキリ溶け合ってきました。

ぼちぼち「呑むぞ日本酒!」ってイベントでもやろうかな。誰か来てくれるかな。

→呑むぞ日本酒!

Date: 14/02/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1625|なんていうんですか開放感。フーと一息。

ネーミングの「アマタノアタマ」、それにデザインもしっくり来ていて愛着もあるこのブログ。だけど世界観がほんのりストイックで、一定の思いを伝えるにはこれ以上なく役に立ってくれるけど、たとえば無意識的にお笑いの話題に触れにくくなったり、弊害もありました。

このスタンスも自分らしいけど、たまに型を崩したがるのも自分らしい。少しの間、気のみ気のまま「AMATA BLOG」の頃の自由度も折り混ぜながら続けます(気が済めばきっとすぐに元通り)。そんなわけで今日は写真がカラーです。まずはフーと一息。

→いつも通りのモノクロ写真はこちら(flickr)でご覧になれます
→今となっては読み返されるのが恥ずかしい「AMATA BLOG」はこちらです

Date: 14/02/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1624|まずは温泉でゆるり。そんな付き合い方。

a meeting|Abat奥村

きのうは横浜のお客さまと京都でミーティング。久々のAbats奥村で美味しいごはんと日本酒、の前に温泉へ。まだ何ひとつ納品していないけれど、とりあえず一緒に温泉へ。お互いの温泉好きが高じて実現。フ〜

テーブルで打ち合わせたり、お酒を交わしたり。とまぁ、そこまでは日常だけど、たまには裸の付き合いするのもいい感じ。そこでしか築けない関係があるし、これからの仕事にいい影響を及ぼすのは言うまでもありません。AMATAに依頼してくださる新規のお客さまには義務づけたいくらい(ヘンな噂が立たない程度に)。

不思議がる人もいるけど、僕にとっては理に適っていること。発想はいつでも柔軟に。脱力系アートディレクター目指します。

Date: 14/02/19 Photo: iPhone 5

1623|昔話をひとつ。と言ってもごく最近のこと。

a river

自分を変えたいと思った時がありました。でも、変わろうとしているのに、一向に変われない。全力でもがいているつもりなのに。

振り返ってみれば、そんな時に限って、発する言葉にはしっかり逃げ場を残していました。その方が、自分にとってラクだったから。いいね!が流行るのも、キャッチーなダイエット方法が流行るのも、ぜんぶラクだから。人間はラクが好きな生き物。結局その時はラクして逃げてばかりいたんです。

僕もラクがしたい。できればそうしたい。ブログを続けるのだって、時々しんどい。でもいつの日か、ラクして得られる感動の限界に気付いてしまった。そんなものばかりに囲まれた生活じゃ、心が動かない。人の心を動かす仕事をしているのに、それじゃ到底、動かせない。勇気を出して自分から飛び込んでいくことでしか、得られないものがある。

ある時浮かんだ、言葉から変えていくアプローチ。きっかけはカイロプラクティック。人間のカラダは本当におもしろくて、頭痛の原因が実は利き腕にあったり、疲れの原因が呼吸にあったり、一見無関係なところが実は密接に関係してる。

その応用で、行動を変えることが無理なら、まず言葉だけでも変えてみる。出来る出来ないは二の次で、あえて逃げ場を残さない言い回しをする。腹をくくってみる。そうすると、不思議とスイッチが入ることがある。僕は格好つけたがる性格だから、有言実行できない時は何度もカッコ悪い思いしたけど、この方法で変われたことがいくつかあります。このブログで公言して、自分を追い込んだことも何度か。

なんて綴ってみたけど、結局はそんな逃げてる自分に本気で向き合ってくれて、怒ってくれる人がいた。理由はこれに尽きるかも知れません。そんな環境にいる人は変われる。きっと変われる。

Date: 14/02/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1622|久しぶりの進展。空き町家見学会へ。

近江八幡空き町家見学会

今日は近江八幡で開催された空き町家見学会へ。まだ雪も残っていてとにかく寒い。でも、春から考えていた「古民家に住みたい」願望に久々の進展。見学させてもらえたのは売買と賃貸物件を含めた5棟。住むことを前提にすると、町家を改装したお店にいる時とは違ってガラリと目線が変わります。

残念ながらイメージに合致する物件は見つからなかったものの、次に繋がる収穫はたくさん。本当に欲しいものは自分から動かないと絶対手に入らないから、八方手を尽くして探し続けるだけ。あんまり時間はかけたくないけど、なかなか楽しい時間。

アマタノアタマ:アーカイブ「古民家を借りたい」はこちら

Date: 14/02/15 Photo: iPhone 5

1621|また一年、そんな引きだけは強そうです。

a boat

確定申告の準備がひとまず峠を越えてやっと一息。フー。今まさに放心状態。こういうのは定期的にコツコツ済ませてる人こそすごい。夏休みの宿題サボった小学生みたく、後になって僕みたいに慌てふためくのはちょっとねぇ、です。来年こそはスマートに。このタイミングで気を抜かないのがコツ(たぶん)。

36歳になりました。お祝いのコメントありがとう(ございます)。今日はランチに行った仲のいいお店でキットカット配ってたので「きょう誕生日なんです」って、お店の人にドヤ顔率80%は越える表情で伝えたら「私もなんですー」という衝撃の返事。神経衰弱でいきなり同じカード引いた気分。また楽しい一年になりそうです。どうぞよろしくお願いします。

Date: 14/02/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1620|打ち合わせ3種。二条に参上して三条に移動だぞう。

Ryo-chin|alttype

今日は午後から打ち合わせが2件、のはずが急遽合間にもう1件。それを朝晩の確定申告書類準備ではさんだ感じの一日。静〜動〜静。目が回りかねないほどダイナミックな時間でした。

どの打ち合わせにも共通して感じたのは、お客さまの変化や成長。そんな時でも熱しすぎず冷めすぎず、僕たち裏方はやれることをしっかりやるだけ。確かな結果をもってして、今よりもっと信頼していただける存在へと変わります。

写真は急遽打ち合わせすることになったalttypeのリョータ。ダブルダッチのプロパフォーマーもいろいろ大変です。

Date: 14/02/13 Photo: iPhone 5

1619|確定申告の季節。ヒーヒー言うのは今年で最後。

the port of Otsu

確定申告が近づくこの季節は毎年例外なくアタマから煙が出ているわけですが、何が原因かはよくよく分かっています。領収証をこまめに整理しなかったこと、弥生会計に定期的な入力を怠ったこと、勘定科目を覚えていないこと、そもそも操作方法を忘れていること(UIも苦手)。原因はだいたいそんなところ。

悪循環のリズムを生んでいる発端は、やっぱり領収証の整理。すべてはここから。逆に言えば、整理さえきっちり出来ていれば、確定申告なんて恐るるに足らないもの。あとは習慣にしてしまえばいい(習慣づけは得意な方)。9年目にしてやっと光が見えてきました。来年こそ煙が出ないように、仕組みをデザインします。今年はやっとMac版の弥生会計(青色申告版)も出るらしく、それも楽しみ。

Date: 14/02/12 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1618|カラダに気を遣えてる人は、きっと優しい。

snow (border)

ここのところ食欲と睡眠欲が5割増しで、どう考えてもカラダが冬眠したがってます。自分も動物なんだなぁと感じます。

冬生まれだし、この季節は好きだけど、カラダはカラダで「寒いもんは寒いんじゃい!」って訴えてきます。まだ2ヶ月も経ってないのに、今年はカラダと対話する時間の多いこと。カラダのケアが必要なのはアスリートだけじゃなく、デザイナーも同じ。それもあって昨日は一日カラダを休めて過ごしました。

東京都知事選挙は残念ながら予想通りの結果に。僕なら誰に票を投じたか、ずっと考えています。投票したくない人ならすぐ選べるのに。

Date: 14/02/10 Photo: iPhone 5

1617|ラーメン、ラーメナー、ラーメネスト。そんな日。

snow cat

数日前から食べても食べてもお腹が空くもんだから気になってスタッフ・バンビに「最近やけにお腹空かない?」って聞いたら「そうなんですよ!」って共感してくれて「あーやっぱ僕だけじゃなかったか」って安心した途端にラーメンがドカンと載ってる表紙のフリーペーパーが目に入って以来2人してずっと頭の中ラーメンでいっぱいで今日のランチはその時からラーメンに決定済み、というだけの話。

今日の雪でまず心配したのは「お店が臨時休業したらどうしよう」だったのはナイショ。ラーメン食べるぞ食べるぞラーメン。

Date: 14/02/08 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1616|デザイナーも驚かされる、デザインの力。

border & stripe

年明けに買った一着のコート。普段着ているより上質なデザインで「40歳にならないと着こなせないかも」なんて気持ちもあって腰が引けたけど、結局は惚れ込んだ勢いで手に入れて。それ以来、そのコートを着こなせる男になるべくフンワリした努力を続けています(背筋伸ばすとか)。

奮発して何かを買ったり、普段は行かない上質なお店に連れて行ったもらったり、魅力的な人と出会ったり。モノやヒトの持つエネルギーに惹かれて、自然な感情で今の自分を変えようと思えることが時々あります。大げさでも何でもなく、これまでの習慣が一変したことだってあります。広い意味でデザインの力。好きです、デザイン。

Date: 14/02/07 Photo: iPhone 5

1615|あとで分かる。そういうデザインがある。

Snow & Cloud

誘導看板デザインの打ち合わせで朝から京都へ。

誘導看板の仕事は派手さこそ無いものの、かなり神経を使う仕事のひとつ。機能させるだけなら簡単ですが、お客さまの細かいポリシーやリクエスト、看板を見てもらう相手、それに周辺環境とのトーン&マナーを考慮して、それでいて誤解のないよう瞬時かつ明快に機能させる必要があります。つまり引き算の仕事。

それだけに、仕上がりだけを見れば「これでデザインしたの?」と軽く見られがち。この手のデザインは実際に使ってみない限り意図が伝わりにくいもの。今はただ、じっとその時を待つだけ。でも、僕はそんな仕事が好きです。派手なことができる人は多くても、地味を続けられる人はそう多くない。

Date: 14/02/06 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1614|立春朝搾り。祝いの日本酒をお祝いに。

立春朝搾り|2014

東京の友達夫婦が毎年送ってくれる、立春朝搾り。祝いのお酒。いつもありがとうございます、嬉しいなぁ。今年も気持ちごと美味しくいただきます。嬉しいなぁ。

写真のグラスは「SAKE GLASS」。今年から少しずつ進めている新しい案件のひとつです。こんな風に日本酒とは切っても切れない仲になってきました。切っても切れない縁、なんかいいな。うん、なんかいい。

Date: 14/02/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1613|自然と人が生み出す感動。長浜盆梅展へ。

長浜盆梅展

「盆梅」の名の通り、盆栽を彷彿させる迫力や躍動感があったり、種類の豊富さに驚いたり、生命の不思議や感動がたくさん。襟を正して梅を観た初めての時間。

樹齢を重ねるほど耀きや風格を増すって、よく考えたら不思議なこと。自然の摂理とは真逆のベクトル。人が手を加えることで生まれる経年変化。樹齢400年の梅は、何世代もの職人に引き継がれ、何世代もの人々に愛され続けます。なんて素晴らしいんだろう。梅に限ったことではありませんが、ふとそんな事を考えました。

今日は節分。年男の僕は、豆を撒く役なんですって。鬼やらなくていいんですって(豆ひとつ撒きにくい世の中ですが)。変えない文化もあれば、その逆もあります。

Date: 14/02/03 Photo: iPhone 5

1612|気が付けばもう7回目。年に一度の集まりで先斗町へ。

winter tree

きのうは同業者の仲間と新年会。学生時代からの友達、バイト仲間からの紹介、前職の先輩、突然のメール、元ブログの読者などなど、出会いのきっかけは様々。誤解を恐れずに言えば、お客さまより大切な存在。

年に一度、AつMATAと同じ時期に主催しているこの集まりももう7回目。みんな忙しくて、メンバーは年ごとに微妙に変わります。独立は孤独との戦い。仲間がいるだけで救われます。大切なひととき。来てくれる人がいる限り、続けます。

Date: 14/02/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1611|不自然に思えて実はこれが自然、という例。

dessert buffet|

醤油を七尾(石川県)で買ったり、ジーンズのリペアをわざわざ四万十(高知県)に出したりしています。

近所でも同じ味やサービスを提供してくれるところはきっとあります。何ならもっと良いものがあるかも知れません。でも、あえてそうする。少し余分にお金はかかるけど、そうする。その先にいる人と縁あって出会って、その人が好きで、でも関われることなんて限られているから、できることだけでも関わり続けたい。

一見すると不自然なこのカタチが、僕にとってはとても自然です。

Date: 14/01/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1610|こぼかたじゃないよ、「おぼかた」だよ。

birds

SMAP細胞なるものを開発し、細胞を弱酸性液に浸して刺激を与えるだけで万人がSMAPになれるんだとか(5人のうち誰になれるかは運まかせ)。

なんて冗談はさておいて、STAP細胞。「初期化」なんて言葉は、HDDみたいな記憶媒体にしか使ったことがない。細胞の初期化って、どゆこと?さっぱり分かりません。ただ、そんな僕が強く共感したのは、その技術が信じられないほどカンタンだったこと。

シンプルな技術は強い。比較するものではないと知りつつも、たとえばロゴをデザインする時、最小限の要素でできたものはいつまでも強く色褪せない。でも、シンプルであればあるほど、そこに至るまで長い道のりを歩むケースが少なくありません。今後が楽しみな技術です。

Date: 14/01/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1609|歳を取ったからかも知れませんが、そんな気持ち。

a bird flying on the river

たとえば、お気に入りのラーメン屋には通い続けたい。

それとは別の感情で「この世で一番美味しいラーメン」を食べてみたい欲求もあります(何をもって一番かはさておき)。いや、厳密には「あった」が正しい。最近そんな事どうでも良くなってきました。

自然に出会えたら嬉しいけど、無理をしてまで会いに行くことにまるで興味が持てない。まず目の前のことを大切にしたい。その上で世界を広げたい。

Date: 14/01/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1608|40kmのための20km。これ、なんて言うんだろ。

take a walk

たとえばキレイに正座する方法を学ぶ時、正しい姿勢についてくどくど言われるより「親指をくっつけるようにして座ってごらん」の一言で気持ちよく解決してしまう。こんな手法がなんか好き。

ETC(高速)でも「時速20kmで通ってね」と書いてはあるものの、実際は40kmでも問題なく通過できるし「40kmまで減速してもらいたいための20km」なんだろうなぁ、なんて思ったり。こういうの、なんて言えばいいのかな。聞こえは良くないけど「うまく騙す」というか、でも誰ひとり傷つかないみたいな、そういうアプローチ好きです。グッドデザイン。

Date: 14/01/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1607|創造する。想像する楽しみがあるから。

初詣|兵主大社

色情報は無く、そのうえ焦点も合わせない。12月に観た写真家のギャラリーで出逢ったそんな一枚。物足りなさを感じる人もいる。だからこそ得られる現象も確かにある。

Date: 14/01/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1606|リズム。気持ちよく切り替えるリズム。

snow|Yasu Station

今週は月曜から絶え間なく打ち合わせ。しゃべりっぱなし。

打ち合わせのテンションと実作業のそれとは全く違うので、一日の中に織り交ぜるよりは日ごとに、できれば何日かの固まりで分けた方がいいんじゃないか、というのを検証中。たとえば週の前半は作業する時間、後半は外に出る時間、みたいに。

しゃべるだけでも体力使うし、終わった後スムースに作業に移れた試しがない。僕のカラダは全くスケジュール通りには動いてくれません。できるだけ無理なくスイッチを切り替えられるリズムがあるといいみたい。

Date: 14/01/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1605|歩きスマホ。無くなるはずもないけれど。

バスを待っている

どれだけ注意を喚起したところでやめる人が減るとも思わないし、僕も時々やってしまう。でもまぁ、危ない行為には違いありません。

文字通り「周りが見えなくなる」人にはなりたくない。それって行間を読めない、に等しいこと。行間が読めなくなったら、それはもう退化でしょう。スマートにはほど遠いこと。そう考えるとやめようって思えます。

Date: 14/01/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1604|あいつ、変わっちまったな。〜たまプラーザ編〜

TAMAPLAZA STATION

昨日と今日は出張で東京〜横浜へ。それぞれ新規の案件。どちらも魅力的な仕事。遠方の依頼ということもあって、是が非でも結果を出したい。分かりやすく期待に応えたい。

横浜のお客さまとは「たまプラーザ駅」で待ち合わせ。青葉台に住んでた20年前、降りることも少なくなかった駅。ある日は通りすがりのお婆ちゃんの荷物運んだお礼で友達と月見バーガー食べた思い出も。仕事のおかげでまた縁が生まれて嬉しい。ただ当時の面影はほとんどなく、全面リニューアル済み。その変化たるやGacktもビックリ。ほんとビックリ。

Date: 14/01/22 Photo: iPhone 5

1603|17歳の結婚式。それはそれでグッと来ました。

Welcome board|AQUA TERRACE

きのうは親戚の披露宴へ。親戚と言っても僕より半分以上年下の女の子。おーい。。

もう描くつもりのなかったウェルカムボードと撮影を頼んでくれました。撮影はいいとして、ウェルカムボードはもっと若い感覚の方が好みなんじゃないかと心境は複雑。

描く気が全く起こらない日(とスタッフに愚痴をこぼす日)が続きましたが、完成したらしたで喜んでもらえたし、一生に一度の時間に花を添える手伝いが出来たことは嬉しい。若い2人ならではの決意を感じた、いい披露宴でした。

Date: 14/01/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1602|誰もやってないことをやる、を自分なりに言うと・・・

初詣|多賀大社

途中で投げ出していたこと、できるフリをしていたことを最後までやりきる。ヨコに広くなり過ぎず、タテに深く。それが今年のテーマ。

僕にとっての「誰もやってないことをやる」は、空を飛ぶとか100Mを7秒台で走るとか誰もが驚く事じゃなくて、注目されないけどアレ?そう言えばこんな事までできるんだね、のニュアンス。

見栄えは関係ない。自分がこうしたい、より、相手のために何が必要かをとことん突き詰める。その先に見える世界が何より好き。それが自分のやりたいこと。

Date: 14/01/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1601|光の見えにくい仕事。でもそれが仕事。

peaceful time

今日は爽快潔リビングさまの新規プロジェクト取材で丸一日外出。奇しくも兵庫にて。

暗中模索を繰り返し、仮説という名の答えを導き出す地道な案件。だからこそ光が見えた時の嬉しさはきっと並々ならぬものになりそう。でもそれはまだ先の話。今できることは一歩でも前に進むこと。先を見るのは、もう少し先のこと。

Date: 14/01/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1600|そんな母親の誕生日です、今日は。

contrast|

還暦をとうに過ぎた母親がなるべくエスカレーターを使わないポリシーにつき、息子の僕もなるべくそうしてます。それでなくとも足を使うのは好き。

今日はそんな母親の誕生日。回転寿司を食べに行っても「もったいない」と、何周もして乾燥した皿を取るような人。行き過ぎた贅沢はせず、でも美味しいものを食べてもらいたい。そんな日です。家で手作りする時もあれば外食する時も。今年は「今度親を連れて行きます」と約束したお店に連れて行きます。

Date: 14/01/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1599|人体力学の本を買いました。ケア不足を知りました。

children

10年近くカイロプラクティックに通っています。実感したのは、人体の構造と内臓、それに精神は密接に繋がっていること。この経験を日々の体調管理に活かしたい。でもどうすればいいか分からず、そんな本ないかな〜と探し続けたところ、最近やっと出逢えました。

パソコン(といってもMac限定ですが)の知識は人並み以上にあるつもり。でもパソコンの管理や修理より、人のカラダを直せる方が魅力的。大切な人が急に体調を崩した時に適切な応急処置ができたり、訪問先のお客さまの不調を打ち合わせついでに解消できたり。医者には敵わなくても、出来ることはたくさんある。医者に出来ないことだってある。

話は戻って体調管理。本を読んで、とにかく日々のケア不足に気付かされました。カイロ以外にも加圧トレーニングしたり温泉に行ったり、十分ケアしていたつもりで、実はまったく出来ていませんでした。自分のカラダについて無知、というのはすごく怖いことです。

※岡山ひとり旅の続きはまた後日。

Date: 14/01/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1598|岡山ひとり旅。まずはJohnbull Private laboへ

Johnbull Private labo

まず向かったのは岡山にあるジーンズブランド「Johnbull」へ。

Johnbullはここ数年で一番のお気に入りで、ずっと前から本店で買い物してみたかった。Johnbullを好きになったきっかけは四万十にあるセレクトショップchum-chum closetさま。

僕の服はオーナー山崎さんから不定期に届くおすすめメールで買うことがほとんど。ツボをよく心得て下さり、買わずにはいられません。中でもJohnbull率が高く、身をもってその良さを体験している、という流れ。

この日は偶然、その山崎さんの紹介で一度だけ食事したことのあるJohnbullオチくんと約7年ぶりに再会し、お互いの近況や昔話をしながらゆっくり&ワガママに買い物させてもらいました(3時間もいました)。お互いの恋愛事情がビックリするほど近かったのが一番印象に残ったこと。

センス抜群のセレクトショップchum-chum closet

Date: 14/01/11 Photo: iPhone 5

1597|ひとり旅初め。今回の目的地は・・・

Okayama Station

少しだけ触れましたが、年明けにふらり岡山へひとり旅。

カラダの疲れを取りに源泉掛け流しの温泉に行きたかったことと、青春18きっぷもまだ余っていたので。岡山駅まで片道4時間。移動中に読みたかった本も読めたし、そのくらいあっという間。温泉以外の予定は特に決めない、自由気ままな旅でした。1泊の割にはいろんな出来事があったので、ひとつずつ紹介します。

Date: 14/01/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1596|「カラダを休める」って難しい。

Donut|WaKKaYa

休んでいるように見えないらしい。

スタッフとか、身近な人にまでよく言われます。休みの日でも何かしら動いてそうで、いつカラダを休めているんだろう、と。そうだったのか。。

自分では休んでるつもりでも、確かに本当の意味で「カラダを休める」は出来ていなかったかも知れません。疲れを取りに温泉に行くのはいいけど車で2時間かかるとか、プラマイゼロみたいなことはよくやります(気分はリフレッシュできるんですけどね)。

今年はしっかりカラダを休めながらリズムを作ります。無理し過ぎないリズム作りは今年の大きなテーマ。実現のための具体的な対策も始めたところ。

Date: 14/01/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1595|今年の写真のテーマはと言うと・・・

ふるまい|兵主大社

今年は人を撮りたい。去年から少しずつ意識はしてきたけれど、今年はより人を主役にした写真をたくさん撮りたい。なんかそんな気分。と言いつつ、あんまり変わり映えしなかったらごめんなさい。

話は変わって、この頃またノロウィルスや胃腸風邪が流行っているようです。身近に感染した子もちらほら。みなさんくれぐれも気を付けてくださいね。新年早々倒れてはどうしようもありません。手洗い・うがいが基本です。

Date: 14/01/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1594|初詣の定義について考えよう

随神門|岡山神社

初詣は地元にある兵主大社へ。お参りの前に人の多さに参ってしまい、参拝せず写真だけ撮って帰りました。けっきょく今年の初詣は旅先の岡山神社で。去年も同じく旅先の長野で。

遠方での初詣にしっくり来なかったこともあって、滋賀県の多賀大社と日牟禮(ひむれ)八幡宮で仕切り直し参拝。計3ヶ所で参ったわけですが、休み中の参拝はぜんぶ「初詣」という事でお許しを。好きなんです、初詣。

Date: 14/01/07 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1593|2014年もよろしくお願いします。

神楽殿|多賀大社

新年あけましておめでとうございます。今日から営業開始です。

長い休みの間に年末の疲れも取れて、いい感じにリフレッシュできました。温泉入って楽屋ニュース見て一人旅してカキオコ食べてあんこ食べて初詣して、またあんこ食べて。今年も充実した一年にするために、整理した頭の中をスタッフにもじっくり伝え、今からワクワクしています。

このブログも変わらず更新します。もしよかったら今年もまた一年お付き合い下さい。変えることと、変えないこと。両方あるのが良さそうです。

Date: 14/01/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G