1807|岡星
コンセプトの前にまずデザインを、なんて話はありえない。ありえないけど実際はごまんとある。それが現実。でも、歪んでるものは歪んでる。無視できない。
歪みはなるべく整える。今は週に一度、自分のカラダもそうしてる。放っておいたら、いつか悲鳴を上げることになる。仕組みだって何だって、例外なく悲鳴を上げる。その先に未来を感じない。
日本にはコンセプトがない。そう思う。しっかりコンセプトを作りましょう、そんな案件を今いくつか。ちなみにAMATAのコンセプトは「美味しんぼ」に出てくる和食料理屋「岡星」です。
Date: 14/11/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1806|気付いてナンボの人生です
連休中、お直しの終わったカーディガンを受け取りに京都まで。想像していたよりもしっかり直っていて嬉しい。朝から幸先も良く、気分もいい。
破れたのは左肘。袖を通して驚いたのはその素晴らしい修復加減、ではなくて、間もなく反対側が破れそうだったこと。どうやら肘が傷みやすい作りになっていたみたい。再入院する日も近い(なんて骨体)。でもこれは、進歩です。
Date: 14/11/27 Photo: iPhone 5
1805|10年目にして今さら
スタッフ・バンさん(旧バンビ)は定期的に何もしない休日を作っている。親友から誘いがあっても頑として断るんだそう。そうやって自分を整えてる。
僕の仕事の場合。予定の空いてる日に打ち合わせの予定を入れ続けた結果、デザインの仕事をする時間が激減していた。予定のない時間にデザインの仕事、が当たり前になりすぎていて、徐々にバランスが崩れていった。その時間もきっちり「予定」として組み込まないから、こんな事になってた。そこにやっと気が付けた。
何をするにも環境づくりが肝心。バランス考えずに予定を入れるからこうなる。すこぶる反省。フー
Date: 14/11/22 Photo: iPhone 5
1804|例のあの、センセも走るって言う、そんな時期。
2日もブログを休んだ(ごめんなさい)。時々休むことはあっても、宣言なく2日空くことは無かったのに。自分でも初めての状況に今いる。ここを乗り越えるための一番の栄養は、誰が何と言おうと人のココロ。お酒やごはんであっても、その根っこにはちゃんとココロがある。
ココロを亡くしやすい時期。だけれども、それぞれの正義だけはしっかり貫きまっしょい。
Date: 14/11/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1803|充電モノは
ハンズフリーで通話できるイヤホンを買う。仕事場にいるとき、通話中でも両手が使えるように。主流はBluetooth、だけど選んだのは有線のもの。スマートさには惹かれるも、もう「充電モノ」はお腹いっぱい。モバイルバッテリーを携帯する人は増えても、ほとんどの人は持ちたくて持ってない(たぶん)。充電したいのは自分の方だと思う(たぶん)。
何のお祝いか知らないけど、今日はいつも以上に電話がよく鳴る。イヤホンはこれ以上も以下もなく、期待通りの仕事をしてくれる。
Date: 14/11/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED
1802|参りました
この間の電車での出来事とは別に、スマホを使う6〜70代の女性と話す機会が最近ありまして。その方はこう言いました。
「何でもすぐに情報が手に入ってすごく便利。でも便利すぎるから若い人には使い過ぎないで欲しい。私はもういいけどね。」と。なんかいいぞ、この感じ。海外に住む娘さんとSkypeを駆使し、LINEやfacebookも普通に使ってるらしい。30年前だったら“コンピューターおばあちゃん”と名付けたかも知れない。イメージで片付けられない現実がいっぱい。思わず飛び出したのが、タイトルの一言。
Date: 14/11/15 Photo: iPhone 5
1801|ととのえる
増えすぎてしまった接点を整理する。人より抑えてる意識はあるはずのに、それでもいつのまにか増えてしまう。まさに「常ならず」。
たくさんの接点を持ち続けられる人は本当にすごい。間違いなく才能のひとつだと思う。僕は割と早い段階でギブアップ。「増やさない」って本当に難しい。減らすよりずっと難しい。
Date: 14/11/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1800|隠れてた
奮発して買ったお気に入りのカーディガンが破れ、京都のお店までお直しに。こういう手間にゆとりを感じる。服ってやつは愛着が湧けば湧くほど、いつか着られなくなる日が来るのが怖い。別れがつらい。同じものに出会えること滅多にないし。一期一会だ。だからこそ大切にしようと思える。
と、書きながら気が付いた。「愛着」には「着る」の字が隠れてる。そういうことなのか。と、書きながら気が付けば1800回。
Date: 14/11/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1799|ほんやり
これ、正しくは「しちほんやり」なんですが、修正して「ななほんやり」になってる。直したうえで間違ってる。なんてこったい。だけど、よくあること。改善したつもりが悪くなった例と捉えれば、本当によくある。
「ひちほんやり」と書かれていたとして、「あ、これ違いますよー」と指摘したお客さんがいたとして、それでやっと納得できる。見えないものは見たくなる。
Date: 14/11/12 Photo: iPhone 5
1798|そばにいたいよ
きのうは北大路の蕎麦屋「おがわ」で鴨せいろをご馳走に。休日のお昼に蕎麦を食べる幸福感、何にも代え難い。妙に肌に合う。お昼ごはんとして利用する家族がいたり、恋人が来るまでビールと一品料理でしっぽりする女性がいたり、他のお店にはない多様性を感じる。気取らないけど心地いい空気感が、他国の文化に汚されていない聖域のようにも感じる。
「うどんはうどんで終わるが、蕎麦は酒が飲める」と熱く語ってた専門学校時代の先生を思い出す。当時23歳だった僕は「何を言うてるんだこのオッサンは」と聞く耳を持たなかったけど、今思えば一理ある。僕も歳を取った。ただ、今でも全面的に肯定は出来ない。うどんで終わる潔さもまたよし。つまり麵が好き。
Date: 14/11/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1797|眠れる
仕事が忙しくなると自律神経が乱れて興奮状態が続いたまま眠れなくなる→睡眠不足で次の日を迎える→パフォーマンス落ちる。いいことがひとつもない。
そんな悪循環を絶つ救世主が、とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ」と「2億4千万のものまねメドレー選手権」。YouTubeで聴いてる(見ない)うちにいつの間にか寝てる。昔はそれが落語だった。学生の頃はANN。眠れない対策は十人十色。
Date: 14/11/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1796|LINEが立ち上がらないそうで
今日は朝から電車に乗って三ノ宮まで打ち合わせ。途中、隣に座っていた70代と思われる女性に声をかけられる。すいません奥さま、僕には大切なh「ごめんなさい、これ何とかなりません?」。
何事かと思ったら、どうにもスマホの調子が悪いらしい。急遽、触ったことのないAQUOSスマホの不具合を対応することに。画面に大きく表示された「セーフモード」の文字。そりゃ困惑もするというもの(スマホにまでセーフモードがあるなんて知らなかった)。再起動で直ることを検索で見つけ、事なきを得たついでにブログのネタまで得た、というお話。
Date: 14/11/08 Photo: iPad mini
1795|TANABOTA BAG
この頃はエコバッグをよく使う。スーパーやコンビニ、ベーカリー、SAでおみやげ買う時なんかにも使う。使えそうな時はなるべく使う。
気の利いたデザインの袋は捨てにくい。その結果、大して使わない袋がひたすら溜まる。D&DEPARTMENTみたいなリサイクル環境もない僕にとっては「必要以上に増やさない」が一番。とても気分がいい。
棚からぼた餅だったのは、エコバッグがコミュニケーションのきっかけを生むこと。「そのバッグかわいいですね」なんて言ってもらえて、レジで話す事が増えた。これは楽しい。要らないものは増えず、ふれあう機会が増えたのは本当にいい循環。ただしエコバッグという名前だけが一向に好きになれない。
Date: 14/11/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1794|井上雄彦「親鸞」屏風
この休みは井上雄彦氏の「親鸞」屏風を観に、東本願寺の別邸・渉成園(しょうせいえん)まで。渉成園は10年以上前に一度行ったきりだけど、すごくいい場所。ちょうど天気も良く、散策しているだけで心が洗われる。
現存する方の屏風作品を観ることは、そうそうない。村上隆氏のような類でなく、何というか“王道の”屏風。この先もう二度と無いかも知れない。そう考えると、なんだか不思議な気持ちだった。
例えば僕が長谷川等伯の屏風を観て心を震わすように、何世代先の誰かがこの作品を観て感動する日が来るんだろうか、なんて事を考えた。親鸞聖人750回御遠忌の記念事業とは言え、その日は来る気がする。というか来て欲しい。世代を超えていろんな人の目に触れて欲しい。スラムダンクやバガボンドを全く知らない人が観たら、どう思うんだろう。
そもそも僕が今まで観てきた屏風は、当時どんな存在だったのか。献上するものか、こうして誰もが目にできるものだったのか、そんなことまで思い巡らせた。後者だったらいいな。「最後のマンガ展」もそうだったけど、自分という存在が今どこにあるか分からなくなるような、不思議な体験だった。やっぱ好きだ、井上さん。
Date: 14/11/05 Photo: iPhone 5
1793|AつMATA2014詳細
今年もAつMATAの季節がやってきました。もし良かったらご参加下さい。
ー日にち
12月13日(土)18:30〜(22:30)
ーところ
GOODFOOD(滋賀県野洲)→詳しい場所
ー会費(調整中ですが、だいたいこんな感じ)
おひとりさま4,000円(税込/飲み放題つき)
小学生以上 1,500円
小学生以下 500円
ー定員
25〜30人くらい(先着順)
ー締め切り
12月6日(土)の23:59まで
※定員が埋まった時点で締め切らせていただきます。
ー参加できる人
申し訳ありませんが友人・知人のみとさせていただきます。
ーひとこと
どうぞお気軽にご参加下さい。肩書き抜きで、人と人とが集まるだけの楽しい会です。お一人でのご参加や、途中参加も大歓迎です。
ー飲み放題について
飲み放題は2時間です。2時間を超えた場合、有料にて追加できます(最後まで飲み放題のお酒も用意しています)。
ー参加のご連絡
僕にメールください(PCでもiPhoneでもfacebookでも何でも)。定員に限りがありますので、場合によっては泣く泣く参加をお断りさせていただく場合があります。その場合、このブログにて締め切りの告知を行います。また、行きたいけど予定が未定・・・という人もその旨ご連絡下さい。
ーここだけの話
来てもらえるかどうか毎年ヒヤヒヤしてます。早めにご連絡もらえるとホッとします。
Date: 14/11/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G