1945

木島神社|京都市右京区太秦

カラダは本当に正直で、ここんとこ体調はずっと芳しくない。それでも僕にできることはあるから、できることだけやり続けてる。身を案じて下さる方がたくさんいてくれて、ありがたいなと思う。ちゃんと恩返ししたいなと思う。周りにも体調を崩している人が少しずつ増えてる。どうかカラダは大切に。自分ひとりのカラダにあらず、ですよ。

Date: 15/07/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1944

contrast

発する言葉には方向があって、自分だったり相手だったり、誰かの方を向いてる。相手に向いているように思えて、実は自分に向いていることもある。その逆もある。誰にも向いていない時さえある。どこに向いてるかは、意識した方がいい。

東京五輪のエンブレムデザインが物議を醸してる。賛否両論はあって当たり前。気になるのは、発言する人の覚悟。僕は自分がいいと思ったものは、たとえ百万人が否定しても好きだと言うし、たとえ百万人が好きと言っても、苦手なものは苦手だと言うよ。そこまで腹をくくれとは思わないけど、それは本当に自分で考えたことなのか。むしろ発した言葉がどこへ辿り着くか、その想像力が大切じゃないのかな。あのデザインが起こす作用をまだ肌で感じてないから何とも言えないけど、僕が佐野さんの立場なら、悲しすぎて死にたくなるだろうな。言葉は人を殺せるんだよ。

Date: 15/07/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1943

a package designing

滋賀みやげ舎で販売中の麩菓子「丁字ぱふ」のパッケージデザイン。今日はその印刷立ち会いで、古巣の宮川印刷へ。印刷現場の方は僕の細かい注文にも快く対応して下さり、本当にありがたい。どうしても期待に応えたいから、手は抜けないんだ。仕事の楽しさは、今はその先にある。

旅の計画をしてる。昔は割と細かめにプランを立てるのが好きだったはずが、今は肝心な箇所だけ決めておいて、あとはその時の気分にお任せ。そういうのがすっかり染みついてる。計画通りに行かないのが楽しかったりする。

Date: 15/07/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1942

a book

とある芸人の功績で、読書が「かっこいいもの」になりつつある今日この頃、いま読んでる「自分の小さな箱から脱出する方法」という本が、すごくおもしろくて勉強になる。「自己欺瞞」「正当化」「自分への裏切り」などなど、ドキッとする単語が並ぶ。自分を顧みながら読み進んでいく一冊。

デザインとコミュニケーションは切り離せない。特に僕はコミュニケーションの方を重視する。現場で人と関わって身につくこともあれば、こうして本から学ぶこともある。どちらか一方でなく、バランスよく両立するのが理想。そこに努力は惜しまない。自分と向き合いたい人、向き合いたくない人、どちらにもオススメ。

Date: 15/07/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1941

木島神社

僕は仕事を一番には考えない。独立した時点で、それはもう受け入れたというか、考えるまでもなく一番になるものだし、そのうえ意識までしたらしんどいやん、みたいな気持ちがある。仕事より大切なもの、たくさんあるから。肩肘は張らず、呼吸と同じくらいに捉えたい。ありったけの情熱を持ちながら、淡々と続けたい。

Date: 15/07/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1940

a hat

「能力とは、出会うべき人と出会う力。努力とは、出会った人とちゃんと付き合う力」。橘川幸夫氏の言葉はいつも新鮮で温かい。僕はまだまだ努力が足りない。

Date: 15/07/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1939

halation

感じ取っていきまっしょい。動物らしくいきまっしょい。

Date: 15/07/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1938

blue & green

他人は変えられなくても、自分なら変えられる。“ブレない軸”さえ残しておけば、柔軟に変わることはむしろ楽しい。僕はそう。

「理想の自分」なんて描きすぎると、かえってがんじがらめ。相手が違えば自分も違ってくるもの。自分でもどんなカタチになるか分からない、そんなとこに面白さを感じる。あんまり固すぎてもなじまない。お互いさま、くらいで丁度いい。

Date: 15/07/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1937

祇園祭

写真に対する取り組み方や情熱を彼女から教わって以来、ヒト以外のモノやコトでも「表情」を意識するようになった。あくまでニュアンスなんだけれど、何にでも表情はある。水や空気にもあるし、もちろん無表情なヒトにだって。

どうしたら感じよく撮れるか、なんて考えずに、その表情をしっかり捉える。そうすれば自ずと感じよいものになってくれるから不思議。結果にだけこだわると、どんどん本質から遠ざかる。結果はあくまで結果でしかないから、あんまり気にしない。

Date: 15/07/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1936

山鉾|祇園祭

きのうは太秦で撮影の仕事を終えたあと、祇園祭へ。天気が最高に良くて撮り甲斐も十分(それにしても暑かった)。今日は宵々々山。宵々山の日は台風かも。何事もないよう無事を祈ります。

今日は久々にタッキーが子連れで遊びに来てくれました。タイミングよくGOODFOODのよしみも来てママトークに花が咲く昼下がり。この頃よく人が集まってくれます。

Date: 15/07/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1935

driftwood

ここんとこ不眠症ぎみ。不眠症にもタイプがあって、大きく2つに分けて僕のように寝付きの悪い人、もうひとつは「早朝覚醒」と呼ばれる、早くに目が覚めてしまう人がいるそう。もちろん寝られないこと自体ストレスに他ならないんですが、僕が寝付けそうな頃「早朝覚醒の人はそろそろ起きるのかな」なんて想像すると、何だか少しホッとする。明日から東京出張です(・_・) ネナキャ

Date: 15/07/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1934

a bag

僕がモノを選ぶ基準は「どこか一点でも惚れ込めるところがあるか」。万能である必要はこれっぽっちもないし、周りの評価も気にしない。僕が気に入ればそれでいい。

笑われるかもしれないけど、惚れ込んで買ったモノは何年経っても「あ〜やっぱ好きだなぁ」と声に出したくなる(出すことも実際ある)。そういう不思議な魅力が宿る。人によっては不便と感じるようなことがあっても、僕には関係ない。燃費が悪いだのケアが大変だの、むしろそこがいいんじゃない、とさえ思う。何もかも優れているのは便利かも知れないけど、愛着は湧かない。

そんな出会いは滅多にないから、たとえ欠点があっても許せてしまう。それどころか、むしろそこが魅力にさえ感じてくる。欠けてることこそ、愛おしい。惚れ込むって、そういうこと。

Date: 15/07/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1933

calm

冬物のクリーニングがまだ出せてない。今年に限ったことでなく、もう10年くらいずっとこんな感じ。なんだかんだで毎年タイミングを失う。4月でも寒い日は余裕であるし、そろそろかな、でもまだいいかな、なんて先延ばししているうちに気が付けばもう7月。遅くとも6月中には出してたんだけどな。今年は特にひどい。モノを大切にする気持ちはあるんだけどな(・_・) エヘヘ

Date: 15/07/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1932

on the shore

時々「すごい」だの「羨ましい」だの言ってくれる人がいるけど、みんな大して変わんないよ。イメージだけで、僕はごく普通の人間。不安や悩みも人並みに抱えてるし、どうしようもなく自分が小さく感じる時だってざらにある。デザインの仕事は楽しいけれど、あと30年続けるのか、なんて考えるとゾッとする。

悲観的なわけじゃなく、そういうもんでしょ。体調を崩してから、いろんな人たちが腹を割って話してくれたけど、みんな同じだった。生きるのに必死だったよ。となりの芝生が青く思えてしまう時は、自分のことしか見てない証拠。プライドは少し置いといて、まっすぐ周りを見てごらん。みんな大して変わんないから。違うのは、前を向いてるかどうかだけ。

Date: 15/07/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1931

driftwood

きのう「iPhoneを手放したい日がある」と言いつつ、車の運転にはGoogleマップが欠かせない。カーナビはどうにも苦手で、ネットのチカラに頼らざるを得ない。上半期は終わったけれど、だからと言って僕の“超”がつく方向音痴が直るわけでもないし、自分で解決できることでもない。

あえて目的地を設けなかったり、方向音痴じゃない人に一緒に乗ってもらったり、目的地に着かなくとも笑って許してくれる人に乗ってもらったり(そんな人いるのか?)、いろいろ工夫してみるのもおもしろい。自由は制限から生まれる。道を間違えて怒られると、途端に萎縮してしまう生き物です(・_・) セメナイデ

Date: 15/07/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1930

a sea shell

電話もらって気が付かないのは申し訳なくて、だいたいiPhoneは手元に置くようにしてる。おかげで「はやっ」と言われることもしばしば(呼び出し音が鳴る前に出てるらしい)。メールをもらってもなるべく早く返してた。

だけど、最近はそこまでしなくてもいいやと思うようになってきた。これっぽっちも無理はしてないけど、思い切ってiPhoneを手放したくなる日があるのも本音。ココロに正直でいいのかも知れない。何でも早けりゃいいってもんでもないしね。実際、すでに開放感がハンパない。

Date: 15/07/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro