1879

IMG_6777

兵庫県立美術館にて開催中の「建築家・ガウディ × 漫画家・井上雄彦」へ。

同じ名字の著名な建築家がいるのに、建築にはとんと疎い。ガウディも然り。そんな僕でも存分に楽しめたのは、井上さんの漫画があってこそ。かつて「最後のマンガ展」で体験した、気がつけば自分が宮本武蔵の世界に存在するような錯覚を今回も味わった。あの時間、確かにガウディの中にいた。

分かりやすく、それでいて深い。子供の頃に誰もが一度は読んだ「マンガ世界の偉人」を、圧倒的な表現力とスケール感で具現化したと言えなくもない今回の特別展。実際、小さい子でも楽しめそう。特に興味深かったのは、ガウディのアーティスティックな面のみならず、クリエイティブな一面や、建築家として実直な仕事のスタンスにまで触れていたこと。偉大な人とは知りつつ、自分と共通する点も少なくなかった。

最後のシーンに描かれた、ガウディの表情が忘れられない。魂が惹きつけられるように、ついまた足を運びたくなる。

Date: 15/03/31 Photo: iPhone 5

1878

blue

「今は細かいことにこだわってたらアカンでー」と、本能が教えてくれる。この人と話した方がいい、この本を読んだ方がいい、あの場所へは行かなくてもいい。自分の意志とは別に、そんな直感じみたものがここ数ヶ月ずっと続いてる。けっこう頼りになるもんだから、まさに「光の射す方へ」という感じ。ドキドキするけど、楽しいんだ。いやドキドキするから、か。

春は出会いの季節。新しいスタッフ(Webデザイナー)募集しています。詳しくはこちらのページで。

Date: 15/03/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1877

tricolore

新しいカメラを買って一番良かったのは「とにかく楽しい」こと。JPEG撮って出しの精度も高くて、写真をブログにUPするまでの時間も短くなった。タテだのヨコだのカラーだの、自分の中の細かい決めごとなんてすっかりどうでも良くなって、シンプルにその楽しさを伝えたくなった。これぞデザインの力だなぁ。

Date: 15/03/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1876

寿長生の郷|滋賀県大津市

10年目ともなると「そんなに続いてすごいですね」と褒めてもらえるんですが、そんなことより「いい仕事しますね」と言われるようにならないと。

Date: 15/03/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1875

not a green

少し前に二条の“cotoha”へグリーンを観に行った時、スタッフの方に聞いた水やりの説明に感銘を受けた。前から「鉢からこぼれるくらい水をあげないと根腐れする」とは聞いていたけど、感覚としてはずっと掴めずじまいで、そういうものなんだなぁと、言われるがままにそうしてた。

そんな積年のモヤモヤが、たった一言「土の中に新鮮な空気を入れてあげる」でスッキリ解決。イメージがぱぁっと広がって、これまでの単純作業にしっかりと意味を感じられるようになった。なるほど、植物にも呼吸が必要なんだ。そう考えると愛着もひとしお。こういう「気付き」が大好物。

Date: 15/03/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1874

寿長生の郷|滋賀県大津市

毎年1〜2月は仕事ものんびりしてる。今年はそれがない。アレおかしいな?と思って周りの人にも聞いたら、みんなそうだった。はてさて。季節の変わり目なこともあって、ぼちぼち疲れが溜まってきているように感じる。倒れた人も何人かいるので、どうか皆さん気を付けて。

僕は、休む時はしっかり休んで無理のないペースで日々過ごしてます。曜日感覚だけ犠牲にする代わりに、あとは直感優先で自由に。そういう時間が今は大切。

Date: 15/03/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1873

ざんぐり綾富|京都市下京区

鉛筆をよく使う。芯材の黒鉛は黒すぎず、線にも適度な遊びがあってアイディアスケッチに一番しっくりくる。料理人における包丁のようなもの。今年どれだけ包丁の技術を上げられるかで今後の動きが大きく変わる。

Date: 15/03/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1872

guys|gallery a

知り合いの画家(写真左)の個展へ。

街中で雑誌や広告を見ていると、無意識に制作プロセスの分解が始まり勝手に疲れてしまうことも少なくない。最近はお土産のパッケージ案件に関わっているせいか、プライベートの旅行でも仕事のスイッチがよく入る。その反動もあってか、絵を観る時はとことん気楽に。難しい事は考えず、あくまで感じるままに。雑談しながら、でも視界には作品がちゃんと見えている「絵のある空間」で過ごすひとときが心地よかった。

Date: 15/03/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1871

winter trees|京都市西京区

今朝、叶匠壽庵会長・芝田清邦氏の訃報を知る。直接お会いしたことはないけれど、身近な人から御仁の魅力をよく耳にしていた。お会いしたい気持ちでいっぱいだっただけに、今回の急逝は本当に悔やまれる。心よりご冥福をお祈りします。

Date: 15/03/20 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1870

a business card by katsuya ando, on Flickr

名刺を変えた。レイアウトは前回のまま、紙とインクだけ変えた。紙の選定については身近な人に相談して、あえて自分が選ばなさそうなものを選んだ。そうやって遊びながら生まれる化学反応みたいなものが、この頃は楽しい。まだまだ遊び足りない。

Date: 15/03/19 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1869

birds|滋賀県大津市

コミュニケーションツールが増えても、触れにくい話題には触れにくいまま。政治も、震災も、仕事も、お金も、恋愛も、夫婦も、家族生活も、日々の暮らしも、腹を割って普通に話せる関係づくり。今そんな事に興味があって、少しずつそうしてる。

この間10年来の仕事仲間とお互いの給料について話したら、より深いところまで共有できる関係になれた。生きる上で肝心なことにこそ、なるべくいろんな“生の意見”を取り入れたい。自分ひとりの考えは、大したことなんてないんだから。

Date: 15/03/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1868

小汐井神社|滋賀県草津市

dp3 Quattroは万能選手にあらず。限られた条件で飛び抜けたチカラを発揮してくれる個性的な一台。守備はザルだけどホームランを量産するメジャーリーガーとでも言うか。いびつなカタチで携帯性は悪いし、バッテリーも一日持たない。高感度にめっぽう弱いくせに手ブレ補正機能もない。全くもって使い手に優しくない。でも、こんな一枚が撮れる。その場の空気ごと焼き付けてくれるかのよう。世話が焼けるだけに、すぐに愛着が湧いた。

Date: 15/03/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1867

DP3Q0038

新しいカメラの仲間入り。SIGMA dp3 Quattro(で撮影したのがこの写真)。評判通りの解像感に、新しい細胞が活性化しそうな予感。18きっぷの季節だし、使い慣らしがてら電車でぶらり旅するのもいいかも。

Date: 15/03/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1866

hygge|下京区西新屋敷中堂寺町

結果の善し悪しとは別に、何となく煮え切らない感じが続くこの頃。変化の途中だからだと、おおかた見当はつく。どうあれ欠かせない時間。人間の細胞がすべて生まれ変わるとか筋トレの効果が出始めるとか、そんな時に「3ヶ月」という言葉を耳にする。真意のほどはさておき、当てにはしてる。

Date: 15/03/13 Photo: iPhone 5

1865

a public bath

諸事情あって、しばし風呂なし生活。温泉好きだし苦でもないかと思いきや、実際はなかなかの苦行。毎日通うのは、歩いて行ける範囲でないと気持ちに優しくない。正直おっくう。汗を流す場所を失うと、生活のリズムがこんなに大きく崩れるなんて。仕事終わりのジョギングを封じられたのが思いのほか辛い。

無いなら無いで今までと違う視点も見えてくるもので、それを楽しみと錯覚させては日々やり過ごすのがせめてもの救い。帰る風呂があってこその温泉。

Date: 15/03/13 Photo: iPhone 5

1864

_DSC7717

防災セットは2箇所に置いてある。仕事場と、車の中。ライトはつくか、充電器は動作するか。買いそびれたものの補充も兼ねて、今日はその点検をする日。

「忘れない」なんて言ったところで、忘れてしまうのが人間というもの。身の回りのことで精一杯だったりする。でも嬉しいことに、本当に忘れたくないことには、僕たちは忘れない工夫や努力ができる。大切な人との記念日、失った人の存在、仕事のアポイントなんかも。そういうのは、ちゃんと覚えていられる。違うのは、受け入れられるかどうかだけ。

現実を直視することが、いろんな事から逃げ腰だった僕が4年前に学んだ唯一のことかも知れない。とはいえ人生は重く苦しい。しんどくなった時は逃げて、また向き合って、の繰り返し。セットは気仙沼で知り会った方の意見を参考に揃えたもの。忘れないための工夫のひとつ。悲しいことは、なるべく繰り返さないように。

→2013年に行った東北(福島〜気仙沼)レポートよかったらご覧ください

Date: 15/03/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1863

_DSC7700

一ヶ月で10キロ痩せるより、体重を維持し続ける方がずっとエネルギーがいる。前者は分かりやすく伝わり、後者は見えにくい。真実は見えにくい所にこそ多いし、自分ひとりでは辿り着けない。

Date: 15/03/09 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1862

the curtain|神戸市灘区

自分を受け入れるには勇気がいる。やっぱ怖いから。残酷な行為だから。そんな「大きな一歩」を踏み出せたら、もう何だってできそうな気がする。泣くほど嬉しいって、ホントにあるんだな。

Date: 15/03/07 Photo: iPhone 5

1861

ninkipen!_今津康夫

お願いだから外野は黙ってて欲しい。みんな全力で悩んで、一所懸命もがいてるんだから。ここまで腹が立ったのも珍しい。

建築家・今津さん(ninkipen!)の笑顔で癒さ・・・少しだけ癒されます。

Date: 15/03/04 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1860

a house

昔は「飄々としてる」ことが自分らしさにも思えたけど、いつのまにか直球型に変わってた。今の方が何倍もエネルギーを使うし、時々ぐったりもするけど、得られるものが同じく何倍もある。

Date: 15/03/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G