2065

stone

積み石。

どんなカタチの石でも、重心を合わせれば積み上げていけるらしい。友達がやっていて、試しに僕もとやってみたら、なかなか筋がいいみたい。石ではやっていなくとも「芯を捉える」とか「バランスを取る」ことは普段から意識していることなので、何となく肌に合うというか、できそうな感覚はあった。聖闘士星矢で「この世の物質はすべて原子でできている」なんてセリフがあって、原子レベルでモノを見れたら、いつかパンチで石を砕ける日が来るんじゃないかとさえ思ってます(思ってるだけです)。

芯を捉えることがいつも正しいかというと、そうとも限らないから世の中は油断ならない。状況に応じて、相手に合わせて、近づいたり、あえて離れてみたり。まず芯を捉えようとしなきゃ、何も始まらないんですけどね。

Date: 16/09/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2064

contrail

見るのは簡単だけど、描(えが)くとなると、さあ大変。でも大変だから、おもしろい。近づけていく道のりさえ、おもしろい。そうです、夢のハナシです。

Date: 16/09/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2063

self portrait

自撮り写真を目にすると、時々「うああ」と目を逸らしたくなることがある。顔立ちとか表情とか好みとか、そんな表面上の理由にあらず、きっと自撮りそのものに嫌悪感を感じてる自分がいる。

かと思えば、ぜんぜん気にならない人もいる。むしろ好印象でさえあったりするから、どうにも自撮りそのものが嫌ってことではなさそう。その違いって、いったい何なんだろう。ここんとこ気になって考えてみて、気にならない人にひとつの共通点を見つける。それは「ひとりでも楽しんでそうな人」であること。いい意味で気持ちが見る側に向いてなくて、それでストレスを感じない。けっこういい線いってると思うけど、違うかな。

Date: 16/09/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2062

roses

とあるSAのお手洗いに生花が活けてあって、すごく気持ちが良かった。企画会議で決まったんじゃなくて、どなたかが主体的にやったに違いあるまい(実際どうかはさておいて)としか思えないほどの自然さが素直に「いいなあ」と感じる。たったそれだけのことでも、またそのSAに降りたくなる。その先のSAの方がいろいろ充実してたとしても、ここには思いやりがある。

同じようなことを今日インスタにUPしてる友達がいて、ああやっぱそうか、そこたまらんよなって、嬉しくなった。それ以上に何が要るのか、これで十分じゃないか、とも。あ、でもスタバがあったらそれはそれで立ち寄りがち。そんなもんです。

Date: 16/09/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2061

sunset

一ヶ月ほど前、徳島にある大塚国際美術館で『落穂拾い』というミレーの作品を観て「ミレーは落ちていく夕陽を眺めるのがとても好きな画家だったんです」というガイドさんの説明に感銘を受けた。画家である前に人として、そのスタンスええやん、って。そうやって一日を終える日を増やすことに、豊かさを感じる。ときどき自然の時間に身を寄せるのは、すごくいい。人間も自然の一部に過ぎない。

「月がキレイなだけで酒は美味いもの。不味ければ自分の心に原因がある」みたいなことを、るろうに剣心の師匠も言ってた(たぶん)。本当にそうだよなあ。現実は見方ひとつで残酷にも美しくもなる。意図したわけではないけれど、今夜は満月。皆さんそれぞれ、よいシルバーウィークをお過ごし下さい。

Date: 16/09/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2060

stone wall

カラダは歪む。

月に2回のペースでカイロプラクティックに通って、整える。かれこれ10年以上続けてる。どれだけ姿勢を整えても、歪まないカラダになってはくれない。ココロだって強く関係してること。

判断を間違えることは誰にでもある。間違えていることに気が付かないことも、誰にでもある。その歪みを定期的に整える身近な存在って、どうだろう。カウンセリングというより、調律師に近いニュアンス。カラダ以上に、目に見えない部分の管理を一人でやろうってこと自体、間違ってると思うし。

Date: 16/09/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2059

pears

鳥取から前世紀梨。ブログを何年も読んで下さる方からの贈り物。その気持ちだけで嬉しいのに、今のスタンスでもいいんだなと、受け入れてもらえてる気もする。とにかくありがとうございます。お言葉に甘えて、汁にまみれます。

分かろうとしてもらえるとか、受け止めてもらえるとか、そんなきっかけで相談をもらうことは少なくありません。なるべく分かろうとするし、なるべく受け止めようと思っているから、そこは何よりも大切にしていることだから、ちゃんと伝わっていて嬉しい。でも、分かるには時間がかかるし、分かってもらう方にも時間はいる。すぐに分かったつもりになるのも、分かってもらったつもりにもなるのも、同じくらい怖い。

Date: 16/09/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2058

sunset

どうしようもない現実に、なんとか落とし所を見いだそうとする。自分もやってるし、周りの人もやっている。そんなことをくりかえす毎日は、うまく言葉にできないけれど、すごくいいなあとココロから思えるようになりました。その先に『楽しい』を見つけられたら、もう言うことナシですから。

Date: 16/09/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2057

まるす

きのうは年に一度の『まるす』へ。僕が滋賀に住んでいることを誇りに思える唯一無二のイベントで、そんなことをじっくり伝えたいのですが今日は時間が取れないので、また改めて。運営側も出店者も出演者の方々もみんなお疲れさまでした。奇跡的に晴れて本当によかった。

Date: 16/09/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2056

amber

人がまじめに話している時に笑うのは、失礼に当たること。

常識で言えばそうなんだけれど、あまりの緊張に耐えられず無意識に笑ってしまう、そんな場合もある。実際、目の当たりにしたことも何度かある。単純に『まじめに話している時に笑うのは失礼なこと』とは言い切れない。決めつけは、誤解のもとになる。

目の前の理解を妨げる側面も、常識にはちゃんとある。常識も単にひとつの判断基準に過ぎない、そう肝に銘じておくと、また違った見え方をしてくれる。『そうかも知れないけど、こういう見方もできるよな』ってのを、その場でたくさんアタマに浮かべられたとき、はじめて理解が深まってくる。常識を置きつつ、いつでも疑いつつ。

それにはたくさん経験がいるから、毎日コツコツ、経験を積んでます。その繰り返し。体力も神経も使うけれど、おもしろい。いや、使うからおもしろい。

明日は楽しみにしてる『まるす』。なんとか天気がもって欲しいところ。

Date: 16/09/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2055

Sea of ​​Japan

3ヶ月間のインターン受け入れを終える。

課題の大半は、ハッシーが経営するボードゲームカフェ『hello』へ行き、年上のお客さんたちに混じって実際にゲームをやり、おもしろかったゲームをひとつ選んでそれをブログで伝える、というもの。そのゲームを知らない人が読んでも、やってみたくなるように。お店に行ってみたくなるように。完成したらお客さんたちに見てもらい、目の前で生のコメントをもらう(ここがポイント)。そこで気が付いた改善点を次のブログに反映する。そんなことの繰り返し。快く協力してくれるお客さんが多くてありがたかった。ありがとう。

きのう、最後の課題が終わってから、その子のバイト先でもある『いろいろデザイン』のスタッフさんと一緒にカロムをやりながら、お互い『そっちではどんな感じですかー?』なんて、まるで我が子かのような会話を交わしてくつろぐ。helloのたすくたちも来てくれた。周りにやさしい人がたくさんいる。ありがとう。

ボスでもデザイナーでもカメラマンでもアートディレクターでもない新たな役割をひとつ増やすのは慌ただしい状況の中かなり疲れもしたけれど、新鮮で楽しかったし、何より教わることが本当に多かった。そこが大きい。教えているのは、こっちのはずなんだけど。

あまり感情を表に出す子ではなくて、最初は考えていることが理解しにくかったけれど、あせって無理に口を開かせようとせず、できるだけ相手の立場に立って、態度や行動から気持ちを察するうちにひとつひとつ分かってきて、次第にココロも開いてくれると発する言葉も自然に増え、最終的にはポケモンGO競い合うまでの関係に。僕は僕で、言葉に頼りすぎないことを身に付けました。コイキングの数では僕の方が負けてるらしいです。

今月はデザイナー中心月間。いろいろお待たせしています。

Date: 16/09/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2054

sunset

不特定多数の人に見てもらいたい写真もいいけれど、あの人にだけ見せたい、そんな想いで撮った一枚の方がはるかにココロを打つ。写真に限ったことではないけれど、本当に触れていたいのはそんな世界。回路はシンプルに、深いところで繋がりたい。

今日から9月。おかげさまで慌ただしくしています。腕を磨いて、ココロを鍛えて。

Date: 16/09/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro