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morning

朝早く起きて、7時から空いているような喫茶店でモーニング食べて本を読んだり仕事したり、ゆったりとしたひとときを過ごしてから朝イチの打ち合わせに向かう。

そんなことをずっとやってみたくて、でもいざ朝になると「まいっか」で結局やらずじまいのまま一年が過ぎて、ついに今日やっと実現できた。ついでに早朝ランニングなんてものまでやってみた。だから誰なんだお前は。たったそれだけのことで、一日がすごく誇らしくなる。

Date: 17/08/31 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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a raccoon dog in the forest

涼しい所で何もしない、ってのがいい。何かするにしても、いつでもやめられる、そのくらいのことがいい。読みかけの本を開いて、でもあんまり読み進まなくて「今は気分じゃないからやーめた」ってできるのが最高に気持ちいい。何もしないことも、選択肢の中にあるといい。

ココロが喜ぶことと、カラダが喜ぶことは、けっこう、違うもの。それぞれバランスよく満たしてあげると、何かと続けやすいもの。

Date: 17/08/28 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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dondonbashi

先週の金曜は長浜の「どんどん」へ。しばらく会えてなかった竹村くんの顔を見に。あいにく満席で、顔を見るどころか席さえなかった。幸いなことに知り合いがいて、女子会に混ぜてもらえた(助かりました)。唯一空いていた席はVOID A PARTのスーが予約してた。スーともずいぶん久しぶりだった。

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土曜日はD&DEPARTMENT KYOTOの盆踊りへ。仲良くしてくれるお店の初の取り組み。どうなるか分からないという不安を聞いて、僕が行かずに誰が行く、という使命感と、ただ単に浴衣が着たい理由で駆けつけた。

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この一枚がすべてを物語ってくれるように、老若男女がひとつ佛光寺の下、一体になった。うまく言葉にできないけれど、盆踊りが死者の供養ということもあるせいか、そこに生と死も共存しているような、楽しいけれど儚いような、暑いような涼しいような、不思議な空気がとても心地よかった。このままずっと踊っていたい、終わって欲しくない気持ちだった。ダンスやってた頃を思い出した。

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bin_architect

日曜は建築士の敏さんが設計した建築を見に甲賀まで。義理の親戚も関わっている。建築は知らないことばかりで、ひとつひとつが勉強になる。完成見学会は、当たり前だけどお施主さんがそこにいるのが楽しい。その人の想いがカタチになるものだから、何を大切にしているかが建物から感じ取れる。思いを馳せられる。

そんな風に、立て続けに人に会いに行った反動なのか、月曜は突然3人も仕事場に遊びに来てくれた。近くに来たからと立ち寄ってくれたり、帰省のお土産を渡しに来てくれたり。本当にありがたい。明日は明日で、突然に連絡をくれた人からの依頼で、仕事場を見学に行く。最近そんな風に、呼吸するように無理なく繋がってます。

Date: 17/08/23 Photo: iPhone 5

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waterfall

お盆休みもGWに引き続いて、身の回りの整理。毎年どこかに出かけていたけど、今年は行ってない。

自宅、納戸、倉庫、仕事場。なんとなく置いているものや放置していることに、ひとつひとつ決断をする。残すのか、捨てるのか、誰かに引き取ってもらうか。とてもエネルギーを使う分、とても充実感がある。やり残したことはまだまだたくさんあるけれど、今できることはほとんどやっている。これは時間をかけてやりたいこと。やり終えたときに自分がどうなっているか、楽しみで仕方がない。

自分にとって楽しいことって案外、周りから見ればつまらないもの。そういうものをひとつふたつ持っている人は、見ていて安心する。たまたま「周りにも楽しそうに見えるもの」があるだけで、端から寄せていくと、振り返ったときには、おかしなところへ意識が行っている。「インスタ映え」なんて、まさにそうでしょう。自分の気持ちに映えてさえいれば、それで十分じゃない。

楽しさを数値化したら、楽しくない。

Date: 17/08/18 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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sunflower

自分の国が信じられないとか、息苦しい世の中になってきたとか、言い始めたらキリはないけど、ひまわりは今日も太陽に向かって、ただまっすぐ伸びている。けっこう、大事なことなんじゃないかと思う。「今年は無花果たちに振り回されてさ」とかなんとか、誰のせいにすることもなく、来年も、ただまっすぐ伸び続ける。

ひまわりの本心は、僕には死んでも分からないし、約束することもこの先ないけど、自分が自分を誇ることに、国も世の中も、実はまるで関係ない。自分を誇れる人がたくさんいる国を、誰が「信じられない」と嘆くことがあるだろう。素直に自分を誇れる人が、今どれだけいるだろう。

明日から15日まで、夏期休業をいただきます(16日より再開します)。みなさんもよいお休みをお過ごし下さいね。元気じゃない人が、少しでも元気になりますように。

Date: 17/08/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

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green

変えたいと思っていることがあって、自覚はしているけれど行動に移せなくて悩んでいるとか、いよいよ一歩踏み出そうとしているとか、挫けそうになったら助けて欲しいとか、行動しているけどこれで合っているかどうかとか、いろんな人から、それぞれの地点から、連絡が来る。誰かに相談することは、他者目線に頼ることは、とてもいいことだと思う。

本気で乗り越えたければ、どうか自分で乗り越えて欲しい。真剣になりきれない自分を正当化して、何かのせいにするのもひとつ。やれること全部やった上で無理と観念すれば、諦めるのもひとつ。現実の方を歪めるのもひとつ。どこまで行っても自分のことだから、最後に決めるのは自分。下した決断も、決断できない自分も、今の自分。

僕はと言うと、いま自分のデザインを諦めてます。おかげでできることが増えに増えて、ちょっと困ってます。

Date: 17/08/05 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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喜楽長「愛おし」「敬いし」

日本酒のラベルとパッケージをデザインしました。

クライアントは「喜楽長」でおなじみ喜多酒造さま。純米大吟醸「愛おし」、大吟醸「敬いし」の2種類(どちらも最高級クラス)。書を担当された書師・秀蓮さんにお声がけいただき、デザイナーとして参加。経験不足な点も多く初めてのことだらけでしたが、いろいろと勉強になりました。

デザインで関わった日本酒を誰かに贈れる日が来たのは嬉しい。一度やり終えるといろんな発想も生まれるもので、また別の日本酒をデザインしたい気持ちが沸々と。お世話になっている堅田の酒屋さんでお取り扱い中。近江八幡なら「酒のさかえや」さんでも。もし良かったらギフトにどうぞ。

Date: 17/08/01 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art