1959

GREEN Kitchen

GOOD FOOD、GREEN Kitchen、茶ノ木カフェ。3大「よく行く」カフェ。この中のどこかでアイディアを生み出してる。カフェもいろいろあるけど、僕にとって居心地のいい場所って実は少ない。今月、一年ぶりにGOOD FOODが営業再開したと思えば、入れ替わるようにGREEN Kitchenが来月に閉店を決めた。と同時に、新しいカフェが生まれる話も耳にする。ああ諸行無常。嗚呼リアル万歳。

Date: 15/08/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1958

charging

この写真、何てことないけど気に入ってる。万人受けしなくても、自分が胸張って好きと言えるなら、それでいいじゃない。まずは自分の感性を愛さなきゃ。認めてくれる人、必ずいるんだから。

Date: 15/08/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1957

rock

8月は比較的ゆっくり過ごした(しか過ごせなかった)。休んだり旅したりでリズムを整えながら9月を迎えるつもりでいたら、ここ数日でいくつか新規のお仕事をいただけて、タイミングよく慌ただしくなりそう。この間が本当に絶妙で。ただただ感謝です。

自分の意志で道を開いてる感覚は日に日に薄れてる。大きな流れに運よく乗れて、運よくいい方向に向かってるような、そんな感覚。オールを漕いでる気も舵を取ってる意識もない。ただ、いい流れに乗れてるだけ。目的地は決めず、辿り着いたらいい場所だった、みたいなのが好き。その方が感覚にも頼れる。

Date: 15/08/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1956

green curtain

今日は朝から小浜へ(写真は土佐山)。台風で鯖街道が心配だったけど通行止めには至らず。台風と言えば、農家の友達が刈り取りに影響がないかとても気にしていた。そのせいで、移動中に見える稲穂がずっと気になった。それに今日お会いしたお米問屋のお客さまからも、強風で稲穂同士が擦れたりすると、品質にも影響が出ると教わった。気は抜けないけど、自然には逆らえない。油断しがちなこの時期に、緊張のピークを迎える仕事もある。

Date: 15/08/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1955

a river

きのうは「受け身で自分に自信のない子」の人生相談。ひとことで言えば、仕事の自信のなさが、その子自身の自信のなさに直結してた。仕事はさておいて、ふだん生活するのに、自信なんているはずないのに。悩む必要のないところで、真剣に悩んでました。でもあるよね、そういうこと。

自信のなさを何かで埋めようとしても、自信にはならない。やるべきことは、何もない自分を受け入れること。僕の経験から言うと、何かができる・できないで判断する人って、あんまり魅力的じゃない。自信の無い自分のまま好きになってくれる人がいる方が、素敵だと思う。

仕事はまぁ、それぞれ一所懸命ばんがるってことで。仕事は仕事。しっかり切り分けて。1人じゃ無理なら、誰かに手伝ってもらえばいい。

Date: 15/08/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1954

Starbucks Coffee

涼しくなってきましたね。僕もついつい油断して、風邪を引きました(でも早めの対処で事なきを得ました)。皆さんも体調管理を怠らないようにして下さいね。カラダは自分ひとりのものじゃないですよ。

Date: 15/08/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1953

棚田|土佐山

出張で横浜へ(写真は土佐山)。すずきの姉さんのWebサイトリニューアル案件。ここしばらく関東への出張は予定をギュッと詰め込んでいたので、今回は少しゆとりある行程に。横浜時代の友人に会ったり、行きたかった場所へ行ったり、思う存分に方向音痴を炸裂させてみたり。

いつもがマクロレンズだとしたら、今回は広角レンズの画角で東京を眺めた。アタマ以上にカラダを動かしてる方が、今はバランスがいい。はた目に一生懸命やってるように見えることが一生懸命とも限らないし、その逆もしかり。ちょっとした仕切り直しの期間。

Date: 15/08/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1952

a white flower

夜、自宅から仕事場までの散歩道、コオロギが鳴き始めた。朝晩が少し過ごしやすくなって「夏も終わりか」なんて呑気に感じるだけの僕とは違って、彼らは刻一刻と頃合いを見計らっていたんだろう。地中という舞台袖でスタンバっていたんだろう。一年前にはいなかった新人のコオロギ。だけど鳴き始めるサイクルは一年前と同じ。昆虫って仲間の足踏んだら謝るのかな、なんてどうでもいいこと考えた。

Date: 15/08/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1951

tunnel

「旅先で映画を観る」って、なんか贅沢だと思いませんか。普段できることをわざわざ離れた場所でやるって、どこか特別感がある。青春18きっぷで行った富山で、それに近い時間の過ごし方ができました。観光はほどほどに、そこでしか感じられない空気を楽しむ。本当に、旅にはいろんな遊び方があります。

今日から営業再開。淡々と熱め、これでいきます。

Date: 15/08/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1950

mirror

どれだけ親しい人にも、大なり小なり気を遣う。無理をするわけじゃなく、そういう質(たち)なので、むしろ喜びでさえある。軽はずみに「気を遣わなくていいよ」なんて言われると、かえって身動きが取れなくなってしまう。僕にとっての「気を遣わない状態」は、気を遣ってる時だから(ややこしいね)。

役割があった方がラクって人、いるでしょ。あれと一緒。なるべくストレス無く過ごしてもらえるために最低限だけ、気を遣う。相手によって加減を変えるのが楽しかったりする。だから「気を遣わせてゴメン」なんて、まったくのお門違い。僕は楽しいんですよ。

そんな性格だから、ひとり旅に出ると、しばらく肩透かしのような違和感が続く。気遣う相手がいないから、ちょっとどうしていいか分からなくなる。3日くらい過ぎると落ち着いてきて、自分専用の自分とご対面。同じくらい気を遣う先輩と一緒の時は「末っ子モード」に切り替えて、ここぞとばかりに甘えまくります。そんな生き物です。

※8月11〜16日まで夏期休業をいただきます。17日より営業再開です。

Date: 15/08/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1949

workers

旅に出ると、自分が「ただの人」になる。僕のことなんて誰も知らないし、「できる人」だの「できない人」だの、そんな世界からも解放される。肩書きだって関係なくなる。

たまには肩書きを捨てないと、自分が見えなくなってしまう。それを利用して、あえて自分を見ないようにしてる人もいる。一見ラクに思えるんだけど、少しずつ“自分”の立ち位置がずれて、おかしくなる。心配しなくたって、みんな「ただの人」。ただの人が、それぞれ一生懸命に働いてる。

Date: 15/08/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1948

B&O

土佐山にあるオーベルジュに泊まった。部屋にはB&OのCDプレーヤーがあって、フロントで好きなCDを借りることができる。悩んだ挙げ句(と言っても楽しい時間)、大貫妙子の「palette」を借りた。空間と気分にぴったりの一枚で、それだけで感動があった。旅には音楽が欠かせない。このアルバムを聴けば、いつでも記憶にタイムスリップできるんだから。

僕のiPhoneには数え切れない曲たちが出番を待ってる。でもほとんどの曲を、僕は思い出さなくなった。自分で曲を選び、フロントまで借りに行き、トレイに入れて、聴く。その一連の動作ごと「palette」は色褪せず、旅の想い出と一緒に記憶してある。そういう積み重ねって、本当に豊かだなと思う。一人で堪能したのは、僕にはちょっと贅沢すぎたけど。

Date: 15/08/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1947

竜宮神社|高知県土佐清水市

chum-chum closetの山崎さんに会いに四万十まで。今後の展開について大切なお話を聞きに。せっかく四国に行くんだからリフレッシュも兼ねたいってことで、2泊3日の旅。いろいろ有意義だったけど、中でも土佐清水にある竜宮神社(写真)はすごく印象に残ってる。この景色に出会うやいなや、その空気感に圧倒されて、思わず言葉を失ってしまったほど。まだまだ知らないことがごまんとある。

Date: 15/08/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1946

木島神社|京都市右京区太秦

たとえば同じ「ごめん」でも、自分が許して欲しいのか、相手に対して本気ですまないと思ってるのかで捉え方はまったく変わる。両方が混じってることもある(ややこしいね)。大切なのは言葉そのものじゃなくて、内側にある気持ち。言葉は単に表現手段のひとつに過ぎない。どこにも気持ちが向いてない言葉は誰にも届かない。

僕は「ことば」が好きだ。でもこの頃は、言葉が邪魔に思えることも増えてきた。言葉にできない気持ちもたくさんあるし、うまく言葉にできない人もいる。言葉に頼らず、ただシンプルに感じ取る。そういうのも心地いい。

Date: 15/08/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro