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chain

久々に、夏らしい暑さ。

はじめは半信半疑だったけど、クマゼミの声を聞いて確信した(クマゼミは気温が高すぎると鳴かないらしい)。「今日は涼しいなあ」なんて口走った、狂いに狂った自分の感覚よりよっぽどあてになる。自分の感覚は大丈夫と信じて疑わない人に、世の中どれだけセンサーで成り立ってるか説いて回りたい。とにかく倒れる人が減りそうで本当に良かった。

lanterns

夏はよく本を読むし、映画も観る。これを書いてる今まさに『ピース・ニッポン』が素晴らしいと、横浜からメールが届いた。そんな季節。好きだから本を読む?好きだから映画を観る?もちろんそうだけど、「涼しい場所でできること」が一番の理由だったりするから人間ってホント単純。

今度は台風ですね。引き続き「いのちをだいじに」で。

Date: 18/07/27 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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hydrangea

アツイ。ここまで来るとカタカナが似合う。

暑くて寝られない人も、涼しくし過ぎてカラダ冷やしてる人も。体調管理ホント難しいですね。体力も気力も胆力も半減。そのくらいで自覚しておかないと、知らず知らずオーバーヒートしてしまう。ばんがらなくていい。休み休みでやり過ごすくらいでいい。まわりのペースなんか放っておいて、自分のカラダに従っていい時期。

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道の駅にいた仔猫も息絶え絶え。お水あげたら回復して寝てたけど、見かけた時は今にも死にそうだった。あぶないあぶない。みんな「いのちをだいじに」で。

Date: 18/07/19 Photo: SIGMA dp3 Quattro

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Tanzan Shrine

災害のことで気に病んだり、急に暑くなって体力を奪われたり毎日いろいろ起こりますが、基本に立ち返って「まず自分が元気でいること」を心がける。心身ともに元気でいる、それに尽きる。自分が元気でいるだけで、誰かを元気にできることもきっとあるから。

sake

きのうは打ち上げ。ブランドページ制作を担当した松の司[土壌別仕込]で乾杯。掘り下げる仕事が増えるごとに、打ち上げの必要性をますます感じる。

間髪入れず次から次へと重い仕事をするには身もココロも持たないし、同時進行にも限界がある。「ひとつの仕事を終えたら台本ビリビリ破って捨てるの大好き」なんて語ってた本木雅弘さんの気持ちはよく分かる。続けるって、始まりと終わりの繰り返しかも。

Date: 18/07/11 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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Kamogawa

崩落した鴨川の護岸を見に行った。

自分の日常と現実に起こっていることがあまりに乖離していて、100人以上の方が亡くなったことが未だ信じられない。何かしら生身でリアリティを感じておかないと、また麻痺してしまう。麻痺はいちばん怖い。考えることも知ることもたくさんあるのに。

Kamogawa

Kamogawa

Kamogawa

Kamogawa

Kamogawa

三条大橋から撮影してたら話しかけてくれた。立ち入り禁止なのにどうやって入ったんだろう。そんな人をちらほら見かけた。

Date: 18/07/09 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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SDIM5621

今度は雨ですね。自分とこは大したことないですけど、いろんなとこ心配です。皆さん、どうかご無事で。

SDIM5617

今週から下半期。上半期の自己採点は100点。何もかも完璧だったわけじゃないけど、自分のできるベストは尽くした、という意味で。たとえ負けたって100点、失敗しても100点。そんなこともちゃんとあるよ。そう思うべきだよ。

Date: 18/07/05 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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glasses

松瀨酒造株式会社さま[土壌別仕込]ブランドページをデザインしました。

日本酒は、同じ醸し方でも原料となる酒米が違うだけで味わいが変わる。この土壌別仕込は、同じ品種の酒米でも栽培地の土壌が違えば味わいも変わる、その個性の違いにフォーカスされているもの。またひとつ、自分の視野の狭さに気付く。取材中にも、栽培者さんから「もち米は粘土質の土壌で育てた方が味も伸びもいい」などなど教わり、自分の無知スペースに新しい風がビュンビュン吹き込んできました。

paddy field

日本酒の世界で自分が愛して止まないことのひとつに「水質は変えられない」ことがある。その前提でどれだけ個性を出せるか、がすべての蔵元にある。そんな不自由さに愛を感じる。できることが限られているから、ひとつの側面に対しての追求を辞さない。選んだ道に蔵元のセンスが表れる。解像度を上げて、つまり、ひとつの事象を細分化して、それぞれに掘り下げる・・・なんて言うのは簡単でも、実現するとなると話は別もの。その難しい取り組みを、時間をかけてでもやってのけることが松瀨酒造さまの美学。その上で、佇まいは美しく。

→Origins of Blue(純米大吟醸 竜王山田錦[土壌別仕込])

Date: 18/07/02 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art