1792|本音

two children|夕日が浦海岸

例えばこのブログでも、照れくさくなるような内容を綴ったり、言葉を使うことが時々あります。それが理由でロマンチックだの何だの揶揄されることもあるけど、ミュージシャンの歌詞に比べたらカワイイもの。彼らはそれを何万人の前で歌う。それに共感する人もたくさんいる。少しも特別なことじゃない。

コミュニケーションツールを増やして、言いたいことは言えるようになったかな。投稿に思わず躊躇する時こそ、実は本音なんじゃないのかな。

Date: 14/10/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1791|万能なピース

a pair of beach sandals|夕日が浦海岸

今日は毎月恒例、打ち合わせ3種盛りの日。病院、ベーカリー、そして歯医者さん。それぞれ「次の段階」という言葉がふさわしい時期。すでに「次」へ移行したお客さまもいれば、もがきながら進もうとするお客さまもいる。そんな「動き」を肌で感じられることが、本当に光栄に思う。

僕はそこに「力を貸す」スタンスで関わりたい。時には「背中を押す」ことも。イメージは、自由自在にカタチを変えて、欠けてる部分にカチッとハマる万能ピースのような存在。

Date: 14/10/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1790|いきぐる

静かな時間|夕日が浦海岸

本屋の駐車場にもコインパーキングを導入する場所が増えてきた。ちょっと立ち寄りたいだけの時でも、わざわざ駐車券を発行しないといけない。正直なところ面倒くさい。

きのう行ったお店は、買わなくても30分は無料だったけれど、わざわざカウンターで駐車券を提示しないといけない。致し方ない事情もあるだろうけど、なんだかちょっと息苦しい。息苦しいのは嫌いだ。でも、そんな場所が増えてる気がする。

Date: 14/10/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1789|人を、愛情を

a surfer|夕日が浦海岸

きのうは日本酒のイベント「蔵元を囲む会」へ。今回は滋賀県・土山で「初桜」を造る安井酒造さんと、同じく堅田で「浪乃音」を造る浪乃音酒造さん。料理と一緒に、それぞれのお酒を楽しむ3時間。

日本酒の味は造り手に似る。蔵元さんに会ってお話しするたび思う。力強い方のお酒は力強いし、やさしい方のお酒はやさしい。ワインもきっとそうだろう。飲み物を通じて人を、愛情を感じられるって素敵だ。この間のお茶もそうだ。

Date: 14/10/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1788|貼って剥がして

footprints|夕日ケ浦海岸

やることを1枚ずつ紙に書き出しては、目の前に貼っていく。使うのは、名刺よりひとまわり大きなメモパッド。このブログを書いている時点で残り15枚。これでもだいぶ減った方。年内にはすべて刷新されるもの(たぶん)。

アタマの中やデータだけで管理するのは限界がある。特に曖昧になるのが、量の把握と優先順位。こうして紙で並べると量は把握できるし、順番もハッキリ(「しゃっくり」のイントネーションで)する。結果、やるべき事に集中できる。

レストランでズラッと並ぶオーダーメモを見るのが好きで、仕事場でも取り入れてみました。ひとつ終えるごとに剥がすその瞬間は、すごく気分がいい。

Date: 14/10/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1787|質の良い

a family|京都府与謝郡伊根町

きのうの夜は、お客さまがご招待して下さったお茶と音楽のディナーショーへ。椿堂茶補(伏見)のオリジナル手摘み玉露「手」のお披露目会、それにインストゥルメンタルユニット「ジュスカ・グランペール」のライブ。会場はアカガネリゾート京都東山1925。アカガネ=「銅」の意味。

小物から内装に至るまで随所に銅をあしらった、定員50名ほどの空間。お茶の新しいスタイルに触れながら、五感に響く音楽を存分に楽しみました。演奏から声が聞こえてきたのは初めての経験。目の前には当然、美味しい料理も。

あまりに上質なひととき。この体験や感動を、しっかり仕事に投影する。理論だけでこの仕事はできない。貴重な機会を与えて下さったことに感謝です。

Date: 14/10/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1786|出番

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

新規のお客さまのところへご挨拶に、菩提寺まで。仕事場から車で20分の場所。訳あってWebサイトに問い合わせ先を一切記載していないにも関わらず、ご連絡下さいました。もちろんお断りできるはずもなく。

「想いはあるけど伝えるのが苦手で、周りから何言ってるか分からないと言われる。」立て続けにそんな方と関わっているこの頃。そういう時期なんだと思う。表現できない気持ちを読み解いて、一緒にカタチにしていく。そこに自分の存在意義を強く感じます。

Date: 14/10/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1785|いねいいね!

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

予定では岐阜県の郡上に行くはずが、阪急百貨店で偶然「海の京都・丹後のたからもの展」なんてPRイベントを見たもんだから、心はすっかり京丹後に。一番の決め手は、伊根町にある向井酒造。世にも珍しいお酒に出会い、ぜひ行ってみたくなった。たまにはそんな決め方もいいね

伊根で買ったお土産を今日お会いした酒屋のお客さまに渡したところ、明日から親御さんが伊根に行くんだとか。なんとまぁ。

Date: 14/10/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1784|たんご

海の見える|京都府京丹後市網野町

タンゴ踊ってリフレッシュする人を僕は知らないけれど、リフレッシュしに丹後まで。京都駅から3時間も離れたところにある、京都の最北部。石川で言えば輪島みたいなもの。それだけ離れると、ふだん感じる京都とは全く別の空気でした。石川で言えば輪島みたいなもの。いやはや京都も広いや。

Date: 14/10/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1783|ついつい

acorns|島根県安来市

何もしなくても情報が流れてきて、欲しくないけどついつい手を伸ばしてしまう。回転寿司に置き換えたら、明らかに食べ過ぎというもの。それじゃデザートは入らないし、本当に必要な情報も入らない。何でも腹八分目くらいに「遊び」を感じます。

Date: 14/10/17 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1782|音を立てた

a pigeon|島根県松江市

台風19号が去り、すっかり冷え込んだ。冬に、というか年末にグイッと引っ張られ、ハッキリとカウントダウンの音を立てた。「残り一ヶ月半かぁ」なんて本気で間違う人もチラホラ出てきた。もうそんな時期。

Date: 14/10/16 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1781|想像力だ

出雲大社|島根県出雲市

二週間に一度のペースで通っているカイロプラクティック(と加圧トレーニング)を、週に一度に変更。この時期は決まって慌ただしいけど、ここまでするのは初の試み。年内は体力勝負。一日でも多く最高のパフォーマンスをするために、全力で働いて全力でリフレッシュ、の繰り返し。時間に余裕がないおかげか、思考に無駄がないのが嬉しい。足すとこ足して、引くとこは引く。

それはそうとキングオブコント2014、おもしろかったなぁ。今までで一番よかった。人の想像力を見るって、たまらん楽しい。五感にも栄養を。

Date: 14/10/15 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1780|アプリが3つしか使えないとしたら

阿弥陀院|大阪府三島郡島本町

スタッフと「もしiPhoneのアプリが3つしか使えない(メールと電話は標準、Safariはナシ)としたら何を選ぶ?」なんて話をした時のこと。それぞれの答えを出し合った結果、唯一共通したのは「天気」。やっぱり天気って大切。

残り2つは「Googleマップ」と「乗り換え案内」。理由はかんたん、筋金入りの方向音痴だからです。最後の最後まで迷ったのは「大辞林」。情報を減らしても、個性はちゃんと見える。

Date: 14/10/11 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1779|義務感あるブログは続かないし、つまらない

クロネコ|島根県出雲市

日本酒造りの季節。

「呑むぞ日本酒!」というブログをやってます。当初は「呑んだ日本酒を紹介する」みたいなテーマで、何を呑んでいいか分からない人のきっかけになればいいなと思っていたんですが、どうにも続かない。理由は明らかで、書いててつまらないから。美味しくて楽しいから呑んでいるだけなのに、時々、ブログを書くために呑んでる気がして義務感が芽生えてしまった。これは良くない。

それもあって最近は肩のチカラを抜いて、日本酒にまつわるヒト・モノ・コトを通じて「楽しさ」を伝えていくことに切り替えたら、書きたい欲が蘇ってきました。仕事をつかんだ瞬間。

呑むぞ日本酒!

Date: 14/10/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1778|意識する場所

出雲大社|島根県出雲市

楽しんで作った方がいい結果に繋がることは多いし、捻り出すより自然に湧き出てきたアイディアの方がずっと強く響く。だからと言って「楽しもう」とか「自然に」とか意識せずに、結果的にそうなる環境づくりを意識する。きのうの「客をつかむ」で言えば、その時点で「仕事をつかめる」。難産の時でもそれは同じ。溜まっている仕事が感じよく動き始めました。

Date: 14/10/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1777|つかみは

出雲大社(正門)|島根県出雲市

きのうは久しぶりの撮影仕事。秋田歯科クリニックさまにて。

人を撮るのは好き。だけど相手の緊張をほぐすのは難しい。もともと「撮られることに抵抗がある」人に、会って間もないカメラマンが撮ろうと言うんだから、すごい状況です。どれだけ安心してもらえるか。心を開いてもらえるか。時間をかければできるけど、そうも言ってられないのが現実。

漫才で言う「客をつかむ」までの時間をどれだけ縮められるかの世界、とか考えずにスッと安心感を与えられる人がいいんだろうな。それが一番。専門でやってる人はすごいなぁと思います。そしてもっと日常的に人を撮りたいと思います。

Date: 14/10/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1776|パンが美味しくて〜秋〜

landscape|香川県高松市

パン屋さんのパンがやたら美味しい。

夕方になって小腹が空いては、パンが食べたくなる。うどんの時もあるけれど、この頃はパン。というのも、またしてもpanscapeさまの仕事をしているからに他なりません。なんでこんな美味しいんだろか。こんなに中毒性があるなんて思わなかった。

そういえばあのパズーも、出かける時かばんに詰め込んだのはパン。おにぎり、どん兵衛、肉まん、カロリーメイト、スープ春雨とが並ぶ中、目もくれず選んだのがパンだったとか。つまり、そういうことなんです。

Date: 14/10/06 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1775|記憶の置き所

a border line

だんだん人の名前とか思い出せなくなっているわけですが、歳のせいかと言われるとそうとも思えず。それよりも他にいろんな情報を詰め込みすぎてるせいに感じる。だから気にしない。大切なことはまだちゃんと覚えてる。

あとは「検索すればいいや」の気持ちが、記憶の意識を薄くしているようにも。一部の記憶はネットに置いておこう、みたいな。それはそれでいい。その分、考えるスペースが増えたらもっといい。

Date: 14/10/04 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1774|雨垂れ石を穿つ

sky drive

今週はじめに峠を越えて、溜まりに溜まった案件をひとつひとつ進めているこの頃。やってることは普通。でも、ものすごい安堵。溜めることに慣れてはイカン。

今月はデザイナーの時間を多めに取る。どうなんだろう?僕を管理してくれるマネージャーがいてくれたら。自分がやるべき仕事にもっと集中できたら。

Date: 14/10/03 Photo: iPhone 5

1773|日本酒の

fruit

きのうは周年の日であり、日本酒の日でもある(何でかは知らないけど)。となれば仕事を終えて日本酒を飲みに石山の十八番(おはこ)へ。力技で席を用意してくれた植村さん、急すぎる誘いに応じてくれたハセさんありがとう。

「呑むぞ日本酒!」を始めて以来、単なる日本酒好きの垣根を越えて、少しずつ日本酒の世界に関われるようになってきました。本当に、少しずつ。何を目指しているのか自分でもまだ分からないけど、この世界でも必要とされる何かにはなりそうな気がしています(たぶん)。とりあえず「何飲んだらいいか分からない」を何とかしたい。

Date: 14/10/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1772|9周年

sky

今日で9周年。

いつも支えて下さっている皆さん、本当にありがとうございます。今スタッフは実質1名ですが、がんばってくれてます。他にも力になってくれる人がいて、何とか続いてます。

続いていることは心から嬉しい。でも決して目的にはしたくない。続けることが目的になってしまったとき、ものごとは途端に複雑になる。必要とされなくなったら、潔くやめる。そんな気持ちでやってます。怖いけど、そういうもの。僕が尊敬する人はみな恐怖と真っ正面から向き合っています。まだまだ未熟だけど、頼れる存在でありたい。

10年目もブログともども、AMATAをよろしくお願いします。年を重ねるごとに、楽しさが増します。

Date: 14/10/01 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED