1501|気分じゃなかった

那智の滝にて鶏鳴の滝|熊野古道

僕はLINEやってないんですけど「既読かどうか相手に分かるのが嫌」という不満をよく聞きます。facebookにもしれっと追加された機能。仕事ではメチャクチャ便利で重宝します。でもプライベートでは息苦しいんだとか。読んだのに無視するとはなんと感じの悪いヤツだ、みたいなことになるそうです。

無視したい時なんて、ごまんとあります。SNSに限らず、安請け合いしてしまった時とか、微妙な付き合いの人からお誘いを受けたとか、挙げ出せばキリがない。そもそも「既読」でも、忙しい合間に目を通せただけかも知れない。「ごめん後で返事する」とでも書けたらいいけど、それすらできない気分は誰にだってあるじゃない。

「気分じゃなかった」を、もっともらしい理由で塗り固めようとするから息苦しくなる。気分じゃないって、立派な理由のひとつだと思うんですけど、どうでしょう?もちろん仕事や約束ごとは別。気分は自分じゃコントロール出来ないから、そこ追い詰められたら無視のひとつもしたくなります。

Date: 13/08/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1500|滝の前で

那智の滝にて瓜割の滝|熊野古道

話は少し遡りますが、熊野古道の旅2日目はこれまた世界遺産「那智の滝」へ。雨の少なさで水量は控えめだったけど、そのスケールには感動しました。「滝」なんて名前がついてなければ、単に水が流れているだけ。でもそこに人が集まって感動を共有する。そういうの、なんかいいよなぁ。シンプルですごくいい。

・・・なんて思ったくせに、その感動の滝の前で若狭にある「瓜割の滝」の動画を見る暴挙をしでかす僕(写真)。あぁ〜なんて贅沢、とはあんまり思えず。二兎を追うとロクな事がない(と言いながらこの後三兎を追います)。

バカとまじめが行ったり来たりのこのブログも今回で1500回。たった1500回でも、思えば変化の繰り返し。ここで書かない事は山ほどあるのに、それでも続けられるから不思議。誤解されるのを分かっていて、それでも伝えようとする。きっとこれも人の常。いつも貴重な時間をありがとうございます。

Date: 13/08/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1499|嬉しい買いもの

熊野大権現(幟)|熊野本宮大社

15年以上も働いてくれた自宅のエアコンがとうとう壊れ、急いで買い換えた途端に涼しくなる、そんな今日この頃。あっ!という間に過ごしやすくなりました。ただ、買ったからには使いたくなるのが人の常。なのに満たされないこの気持ち(使わないに越した事はないですけど)。

実家の家電を買うのはシンプルで気持ちいい。急に壊れてすぐ必要なケースがほとんどで、量販店に着いて30分以内で決めてしまう。ネットで比較しても在庫が無ければ意味ないし、売り場の情報(と母親の好み)でほぼ決まる。仕事場の家電なんて一体どれだけ悩んで買ったことか。じっくり悩むのも時間にゆとりがあれば楽しいけれど、こういう潔い買い方もすごくいい。「買い物したっ!」って感じで。炊飯ジャー買って帰る人を電車の中で見かけたりすると、こっちまで嬉しくなりません?

Date: 13/08/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1498|デザインの記憶(2種盛り)

拝殿|熊野本宮大社

仕事の実績をまとめているブログ「デザインの記憶」に事例を2点追加しています。今月リニューアルしたchum-chum closetさまのWebサイト、そして法人化を目の前にした会社さまのロゴリニューアル。どちらも仕上がりはシンプルですが、そこに至るまでの過程は地味なことの積み重ねで、そういった“裏方の舞台裏”に興味を持って下さる人も少なくないんじゃないかという思いから、いつもより詳しく書きました(日に日にデザイナーの印象が薄くなっている気もするし)。

「デザインの記憶」も手直ししたい点がいっぱい。でも目の前にやることいっぱい。そのくらいの忙しさが丁度いいです。来月にはお米の通販サイト、そして年内にはパンの通販サイトを公開予定。来年はうどん?!そろそろ本格的に「線を面にする計画」も進めたいところ。嬉しいことに楽しみは尽きません。

【デザインの記憶】
chum-chum closetのWebサイトリニューアル
grassfeel(グラスフィール)のロゴリニューアル

Date: 13/08/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1497|死んでも巻かれない

地蔵尊|中辺路(なかへち)|熊野古道

「汚染水漏れについてもっと報道されないとおかしい。地球規模の被害なんだから。」

みんな思ってること。事の重大さをマスコミに委ねるのはもうおしまい。ずっと依存してきたけど、これからは自分で決める。「これおかしいぞ」と思うことって、世の中の空気がどうであろうと、やっぱりおかしいと思う。自分の判断の方を信じたい。

今読んでいる本「チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド」によれば、日本でその話題が出なくなったのは、マスコミの報道が終わったのと同じタイミングらしい。世の中の、そして自分の感情とは別のところにあるということ。

「絶対おかしいけど周りは落ち着いてるから、とりあえず、いっか。」な毎日を繰り返したところで、いつまでたってもやりきれないし、これは自分の国で起こっていること。僕が息を引き取るまでに収束する規模の話じゃないし、つらいけど見て見ぬフリするわけにもいかない。

生きている以上、日本人としての誇りは失いたくない。とあるプロダクションの社訓を借りれば「死んでも巻かれない」ってこと。自分に正直でいるって、実は一番むずかしい。でもやるしかない。最近そんなことを考えています。

Date: 13/08/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1496|共感されにくいけどココが好き

九鬼ヶ口関所周辺|熊野古道

うどんだのラーメンだの作る時、茹で加減を見るため一度くらい麵をこう、すするじゃないですか。パスタなら吹き矢のような仕草で口元を隠してこう、チュルルッと。この時間がなんとも至福なひととき。好きすぎて、例えば「茹で時間10分」とあるのに5分くらいで一回チュルる。当然、まだ芯は残りに残ってる。

「粉落とし」みたいな、度が過ぎたかため愛好家でも何でもなく、つまみ食いにも似た行為が純粋に楽しくて毎回やってしまう。まるで落ち着きのない幼児のように、茹で上がりを待ってられない(その点で素麺は茹で時間が短くて楽しくない)。

むかし京都にある山元麺蔵で、ひたすらうどんだけすすり続けた事もあったけど、それとはまた全然違う心理。こっちはきっと、いけないと分かっててもついやってしまう、大袈裟に言えば禁忌を犯す行為だから、やめられないのかも知れません。

山元麺蔵でうどんをすすり続けたあの日

Date: 13/08/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1495|仕方のない誤解

中辺路(なかへち)|熊野古道

「呑むぞ日本酒!」なんて始めるもんだから、日本酒しか飲まないと誤解される今日この頃。でも昨日はワインを楽しんだし、そんな事は決して無いんです。運動した後はやっぱりビール飲みたいと思うし、いくら日本酒好きでも、そこを日本酒に置き換えようとも思いません。何でもかんでもヴィトン一辺倒、みたいな。

そうじゃなくて、あくまで適材適所。あえて伝えたかったのが日本酒だっただけ。それに「飲むぞビール!」じゃ、あんまり面白味もないでしょう。ヤナギブソンお馴染みのフレーズが聞こえます「誰が興味あんねん!」。

呑むぞ日本酒!

Date: 13/08/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1494|片腕のカメラマン

発心門王子|熊野古道

打ち合わせ帰りの道中で、片腕のカメラマンを見ました。左腕の肘から先が無く、僕より少し若いくらいの男の人。運転中だったので声も掛けられなかったけれど、とても飄々とした空気を醸していて好感が持てるタイプ。

片手で一眼レフを扱う事を想像してみる。一応シャッターは切れる。実際そうやって撮る機会がないこともない。でも、レンズを回してピントを合わせるマニュアルフォーカスは難しい。同じ理由でズームレンズより単焦点の方が扱いやすそう。レンズを左肘に乗せて手ぶれを抑えるのか、とか、撮れない種類の写真もあると思うし、そのぶん何かしら特定の分野ににこだわっているのか、など、想像すればするほど興味が湧いてきました。どんな写真を撮るんだろう。

カメラ繋がりでもうひとつ。この間「写真好きな男は家事全般もそつなくこなす人が多い」なんて仮説を立てた先輩がいて、なるほど確かにそうだな〜なんて思ったり。女の子は覚えておくと良いかもです。

Date: 13/08/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1493|パイセンのロゴ完成

熊野参詣道 中辺路(なかへち)|熊野古道

パイセンの会社ロゴがやっと完成。ロゴデザインの中ではザ・モスト難産のひとつ。海女さんのように海の底まで潜るものの、最後の最後で苦しくなってまた息継ぎして、そんな思索の繰り返し。惜しいところまでは来ているのに、一向に光が見えない日々。あまりにもがきすぎて「今回ダメかも」なんて諦めの気持ちもありました。

それがきのう、休日で昼間から温泉に浸かってゆっくりしてると、「これイイぞ」というアイディアが自浮かぶともなく浮かんで、こうしちゃいれんとそのまま仕事場へ。そこからはもうあっという間。楽しすぎて時間を忘れてしまうほど。

思惑どおり「コレ気に入ったわぁ」の言葉をもらえました。僕にとっても「ぐっ!と来る」仕上がり。やっと肩の荷がひとつ下りました。

grassfeel(グラスフィール)のロゴリニューアル

Date: 13/08/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1492|図書館がアツイ

ferns|シダの大群|熊野古道

あんな涼しい空間にこんなこと言うのは恐縮ですが、図書館がアツくてたまりません。置いてない本はリクエストすれば取り寄せてもらえる(最近知りました)し、今までTSUTAYAで借りていた落語やザイマンのCDもある。むしろこっちの方が充実してるほど。

今更ながら、なんて便利。まるで自分専用の巨大本棚のよう。厳密には違うけど、もうクラウドと言ってしまおう。図書館はクラウド。車で5分のクラウドです。

Date: 13/08/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1491|世界遺産・熊野古道

大斎原の大鳥居|熊野古道

今日から営業再開。休みの前半は働きつつ休みつつ、後半はしっかり遊びました。

青春18きっぷで世界遺産・熊野古道へ。パワースポットには関心がないけれど、前からずっと行ってみたかったところ。その圧倒的な壮大さに感動せずにはいられませんでした。強いインパクトよりも「こんな規模のものが今でも存在している」すごさ。100mを8秒台で走るすごさより、アースマラソンを成し遂げた寛平ちゃんのような魅力とでも言うか。歴史なんて本当に興味のなかった僕だけど、こういう土地に行くたびにみるみる興味が湧きます。そしてますます日本が好きになります。

写真は大齋原(おおゆのはら)の大鳥居。散策途中の見晴台から。以前は熊野本宮大社があった場所。大鳥居の後ろにそびえる稜線のグラデーションがあまりに美しく、思わず見とれてしまいました。

Date: 13/08/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1490|蔵元に間違えられる

cross a bridge

きのうは前半終了のお疲れ会で石山「蔓ききょう」へ。毎年お世話になってる素敵なお店。いちいち美味しくて感動があります。運良くお店の中から地元の花火大会も見えて、ひときわ心地いい時間。

途中、隣にいた人から「冨田さんお久しぶりです!」と声をかけられる。えっと、冨田さんって誰?基博とか森山直太朗とか言われたことはあっても、冨田さんは初めて。タモリのモノマネも上手くないし。正直に「安藤ですが・・・」と伝えたら、どうやら冨田酒造(七本槍)の蔵元と勘違いされていたよう。作り手じゃなくてごめんなさい、呑む方の専門でした(笑)まぁ確かに似てるんです。そんなおもしろい夜。

さて、明日から6日間お休みを頂きます。通常営業は一週間後の土曜日から。あっという間に終わるお盆休みですが、仕事しつつ遊びつつ、前半の疲れを取りつつで。皆さんも暑さに負けずよい休日をお過ごし下さい。

本物の冨田さんはこちら!

Date: 13/08/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1489|長崎原爆の日

Japan Style

今日は被爆から68回目の「長崎原爆の日」。原爆について語る美輪明宏の動画を見る機会がこの間あって、まるで昨日のことのように、当時の状況を涙ながらに話していました。

美輪さんは長崎出身で小さい頃に原爆を体験しています。僕はしていません。だからその時の状況は想像に難い。大人になってから広島の平和記念資料館に行った時も、きっと氷山の一角くらいの規模の事しか想像できていなかったと思う。水を飲んだら人が死ぬって、なんなんだ。

でも、原爆が投下されたその事実は知ってる。政治的に外交的に「原爆のおかげで戦争が終わった」なんて見方もあるみたいだけど、そんな事情は知るかい。二度と同じ事が起きて欲しくないと僕は思ってます。身の周りのことだけで精一杯な毎日でも、伝え続けることはできるし、365日「伝えること」を考え続ける仕事に就いています。唯一できることを放棄したら、もう無関心ってことになってしまう。すごすぎる時代を生きながら、「伝える」という点でなるべく世の中と関わり続けたいと思います。

Date: 13/08/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1488|緊急速報

take a turn in a Ise Shrine

今日の16時56分、iPhoneから緊急事態発生!と言わんばかりのアラームが。聞いたことのない音で、何事かと焦る。続けざまにスタッフのiPhoneからも。「ゆれくる」かと思ったら純正の緊急速報でした。

内容は奈良県で震度7の地震とある。けっこう近い、でも滋賀は全く揺れてる気配がない。なんかおかしい。。。どうやら誤報だったみたい。それはそれで一安心ですが、同時に、仕事場で地震が起こった時の具体的な対策を何も用意していなかった自分が情けなくなりました。アホか。遠くのことに気がいって、足元がおろそかになってました。今回のことは避難訓練の一環だったことにして明日に活かします。反省。

Date: 13/08/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1487|リニューアルしました

馬頭観世音|天徳寺

高知県四万十市のセレクトショップ「chum-chum closet」さまのWebサイトをリニューアルしました。詳しくは「デザインの記憶」の方で書きますが、PC、タブレット、スマートフォンに対応したレスポンシブデザインを採用しています。

スマートフォンからのアクセスが5割を越えたこともあってのレスポンシブ。でも、できればパソコンで見て欲しい。オーナー山崎さんと日々やりとりする中「chum-chum closetらしさ」を自然とカタチにできたもの。長年のお付き合いもあって、あえて考える必要はありませんでした。

きっかけは自分のブログ「おいしいごはん」。始めてみたら「あ、この感じ山崎さんのサイトにピッタリかも」と思っていたら今回の話もやってきて。いろいろやっておくもんです。お客さまとシンクロするのはひとつの目標。

chum-chum closetのWebサイトリニューアル

Date: 13/08/07 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1486|パイセンのロゴ

a temple bell

パイセンの会社がこのたび法人化するにあたり、ロゴのデザインを依頼してくれています。今日はその経過について打ち合わせ。まだ完成していないけれど、「やっぱ分かってくれてるなぁ」と思ってもらえるような、パイセンをよく知る自分だからこそ生み出せるカタチにこだわり抜きたい。120%しっくり来る切り口とは未だ出会えずだけど、ロゴづくりはいつもこんな感じ。産みの苦しみは続きます。これがあるから最後はいい結果に繋がる。

今回の写真も魚眼レンズで。梵鐘(ぼんしょう)。目を奪われる被写体があれば歪みは気にならなくなる、とか何とか考えてしまうなぁ、やっぱり。これ1本だけ持って旅行したら性格ゴロッと変わるだろうなぁきっと。肩肘張らずに世の中を見るための矯正器具。

Date: 13/08/05 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1485|魚眼レンズ試行錯誤

Sunshine drive

少しずつ魚眼レンズを試しています。さすがは暴れ馬(魚眼なのに!)、頭とカメラの回路がまったくもって繋がらず悪戦苦闘。いつもなら肉眼で見て「あ、なんかいいな、面白いな。」が先にあって、それをどう切り取るかカメラと相談する、という感じ。だけどこのレンズはカメラより万華鏡を覗いている感覚に近くて、いつものやり方ではちっともうまく行きやしません。

試行錯誤して感じたのは、ある種の諦めというか「ねぇキミもっと力抜いたら〜?楽しく行こうよ〜!」くらいの軽い気持ちで向き合った方が、いい結果を得られること。ちょうど今の自分の動きとシンクロするところもあって、縁を感じずにいられません。ファインダーさえ覗かずテキトーに撮ったこの一枚。レンズの持ち味を活かせて気に入っています。空との相性はいいみたい。

Date: 13/08/03 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1484|ヒグラシ

陸中国立海岸公園

今日は午後からお箸のカタログ制作の打ち合わせで小浜へ。とりあへずこのブログを書いている時点で約150膳ノオ箸ノ撮影ガ決マリマシタ。はてさて。打ち合わせ場所からはヒグラシの声が聴こえます。あぁなんて贅沢。

小浜へは仕事場から車でちょうど2時間。道中の鯖街道はひんやり涼しくて冷房も必要なし。途中に寄り道したくなる場所もいっぱいでホントに魅力的な道。明日の帰り道も楽しみ。

Date: 13/08/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1483|シェアオフィスでも働きます

桂宮御拝所 慈照院

今日から8月。今月から京都のシェアオフィスでも働き始めます。週に1〜2度くらい。京都のお客さまが増えたとか、これから増やしたいとかそういった具体的な目的があるわけでもなく、ほぼ感覚で。あえて言うなら「何が起こるか分からないから、やる」。

3人体制で5年目を迎え、と同時にスタッフ・タッキーが在宅勤務になりました。最初はどうなるか不安だったけど、いざ蓋を開けてみれば、これがなかなか悪くない。負担が減ったおかげで身体が軽くなり、動きやすくなりました。だったら僕も動いて、AMATAがもう一回り成長するための何かを、想像を超える何かを求めて模索しよう、というきっかけ。

我ながらノリもいいところだけど、アドリブでしか生まれないものはたくさんある。頭の中でぐるぐる悩むくらいなら一度試してしまった方が早いし、自分から知らない環境の中に飛び込んでいくのも久々で、それだけでもワクワクします。頭だけで考えて正しい答えを出すより、動いて感じながら答えを見つける方が自分を活かせる気がする。

そんなわけで京都に出没する回数がさらに増えます。よろしくお願いします。

Date: 13/08/01 Photo: iPad mini