一眼レフの良さって実はファインダーなんだと思う

何ヲ思フ|圓光寺

一眼レフの一番の楽しさ。それはファインダーを覗くこと。僕はそう言い続けます。ケータイやコンパクトデジカメみたいなライブビュー機能は、客観的に空間をそのまま切り取るイメージ。これはこれで便利。ただ、ファインダーを覗くと、今まで見えなかった世界が見えるようになります。言い換えれば、もっと意識して被写体を見るようになります。そこからがもっと楽しくなる領域。

この間の結婚式では、被写体の呼吸やまばたきを意識しました。最初からそうしようと決めていたわけでなく、自然に気になりだして。とにかく「いい表情を撮りたい」と思っていたら、そこに目が行くように。うまく言えないけど、瞬間をコントロールし始めた自分がいて、それはそれは至福の時間だったんです。被写体とシンクロする感じとでもいうか。そんな撮り方したもんだから、取り終わった頃には案の定クタクタ。でもこれをライブビューでやれと言われたら、絶対に途中で飽きてる(たぶん)。

余談ですが、女の人は「キメ顔」持ってますね。集合写真は何枚か撮るようにしてるんですけど、目をつぶってる確率って、男の方が圧倒的に多い。反対に、女の人はそれが圧倒的に少ない。何枚撮っても表情が崩れない。いろんな理由で感心しました。

【注意】デザイナーのブログです。

次回「選挙なう」ご期待下さい。

Date: 12/12/05