見当違い

もう一兆|大阪市北区

感じを掴みつつあるものの、
安定してフォームを維持するにはまだ時間がかかりそう。
でも少しずつ手応えを感じています。

そういえばバスケ部時代もそう。
理想的なシュートフォームを手に入れるために
毎日毎日相当の努力をしました。
でも全く苦にならずメチャクチャ楽しかった。

この感覚はなんだろう。
人間はフォームを身に付けるのが好きな生き物なのか。
それとも僕だけの偏った快楽なのか。

いいフォームで走れてる時、
すべての身体のパーツが”カチッ”とはまります。
動作に一切の無駄がなくなる感覚。
すると加速スイッチが入ったみたいに、
無意識にスピードが上がるんです。
その瞬間が今はたまらなく気持ちがいい。

だから走っているのであって、
特に目標があるわけでも何でもありません。

たまに言われる『頑張ってるね』は見当違い。
遊びの一種に過ぎないのです。

Date: 11/10/03