2352|21周年

iPhoneに好きな音楽データを入れられることを最近知った。SpotifyやApple Musicなんかのサブスクリプションサービスが台頭して、もうできなくなったと勝手に思い込んでいた。
自分の把握していない何千何万の曲がいつでも聴けると思うと、すこぶる便利な反面、変に欲深くもなる。多かれ少なかれ「聴かなきゃ損」という心理も無自覚に芽生える。その点、iPhoneに入れた音楽データは自分で選んだものしか入っていない。その中から「今日は何を聴こうかな」と選ぶ。ないものはないわけだから、どこかホッとした気持ちになる。自分に無理がない感じがする。
興味のある場所やお店を見つけてはGoogleマップにピンを立てる。いま立てたピンはいつか訪れる日が来るんだろうか、そんなことを考えながらまた今日もピンを立てる。同じものを感じた。「知らなきゃ損」だと。この頃はピンを増やしたら、ひとつ消すことにした。山札にあるカードと手札を交換してるみたいだな、なんて想像して、ちょっと楽しかった。

倅は4才になりました。成長するごとに腹の立つことも増えるけど、圧倒的にかわいいが勝る。3〜4才の頃がいちばんかわいいと言われる理由も分かってきた。だって、うろ覚えの歌でも、無垢にまっすぐ歌うんだから。ヘンテコな歌詞を嬉しそうに歌うから、響かないわけがない。「歌わなきゃ損」だと言わんばかり。どうか正しい歌詞を覚えてくれるなと、親は願うばかり。「特別」を「とべくつ」と発したり、いちいち胸に焼き付く。
僕がよくボケるから、ボケ倒すから、たぶんツッコミが相当うまい。その辺の大人より圧倒的にうm(親バカ)。何かで金メダル取りたかったら3才から始めないと無理、みたいなことを聞いたことがある。ツッコミスターなら可能性あるかな。それはそれとして、このまま元気に育って欲しい。でもあんまり蹴らないで欲しい。
本題です。きのうで21周年を迎えました。
数字としては地味ですが、卵黄の味噌漬けにウニ乗っけてレバーペーストで和えたくらい濃厚な一年でした。ようやくお取引先と理想的な関係性を築ける位置まで来たものの、そこでお互い満足いく結果を出すことは想像していたより何倍も難しいことを痛感しました。慣れるのにもう少し時間が必要だし、また自分のスタイルを変えないと理想に近づけないのも分かってる。たった2人のチーム、何を強くして何を手放すか、考えて動いてを繰り返しています。いい仕事にも、人にも恵まれました。
やりたいことができているのは、本当にありがたいです。期待に応えたい人が多すぎて時間が足りないのだけが悩みです。22年目もどうぞよろしくお願いします。
Date: 26/10/02 Photo: SIGMA fp + Leica Lens

















































