1446|魔法みたい

お金|デザインあ展

今さらながら「デザインあ展」。世界の硬貨を紙の上からこする、この体験は面白かった。全体を眺めるだけではそれぞれの違いが分かりづらくても、紙の上から鉛筆でこするとカタチが浮き彫りになって、ひとつひとつの違いが見えてくる。

スクラッチと同じ要領で、手を動かした部分だけが動的に変化すると、情報がものすごく頭に入る。改めてインタラクティブだなぁと感心しきり。「そうそう、人も遠くから観察してるだけじゃ良さや違いって分からないよな〜」とか、そんな正論は特に考えませんでした。

「自分の頭こすったら、中にあるデザイン出てくればいいのにな〜」←これが実際に考えていたこと。頭の中にあるデザインを出力するのは時間も体力も必要なことのひとつ。それがこんな風に魔法みたいに出てきたら、なんか楽しいじゃないですか。

Date: 13/06/03 Photo: Nikon D300 + Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G