機械化(一部)
ランニングを続けていると
もっと速く走りたい気持ちになります。
だから定期的に走り込んだり
筋肉を付けたり柔軟性を持たせたり
フォームにもっと改善の余地はないか見直したり
心拍数や肺活量を測定したり。
思いつく限りあらゆる方法を試します。
仕事でもだいたい同じ。
無駄を減らせるところは極力減らして
伸ばせるところを伸ばしていく。
そのためにあらゆる視点から改善を図る。
この延長上に見え隠れする「機械化」の文字。
イチローの食事がいつも同じなことも
いつも安定したパフォーマンスを実現するために
自分を一部機械化していると言えます。
ランニングについても
フォームだけを切り取って言えば
適切な一連の動作を繰り返せるようになるために
地道な努力をコツコツ続けるわけで。
努力の先には機械化がある。
その辺ちょっと複雑。
もちろん心を否定するわけではありません。
仕事だって効率化を図るために
肝心の心を無くしてしまっては本末転倒もいいところ。
それを支えるのが努力なのは知りつつも
なんだか不思議だなぁと思ってしまうのです。
Date: 12/03/29