1477|東北(17)気仙沼横丁の夜

2日目の夜ごはんは予定通り復興屋台村「気仙沼横丁」へ。いい雰囲気。これだけで気持ちが盛り上がります。

明るい時間に前を通った時「どのお店も気になって、消去法が一切使えない。」と書きましたが、この後に知り会った伊藤さんがオススメのお店を教えて下さり、薦められるがまま「男子厨房 海の家」へ。

牛タンも食べたし、懲りずにまたお造り。手前のグラスは白ワインに見せかけて日本酒(最近このスタイル流行ってますね)。初日のお造りも美味しかったけど、このお店のもまた違った美味しさ。奥に見えるのは「貝焼き」という、東北で親しまれている料理。これはイカの貝焼き。旅館の食事のように固形燃料で熱します。バターと醤油ベースのやさしい味付けが、疲れの溜まったカラダの隅々まで染み渡ります。お〜いしい〜。

食べ終えた貝焼きは、おじやに生まれ変わって再登場。これがたまらん美味しさ。思わず「美味ーい!」と声が出てしまったほど。野菜のダシやらイカの肝の旨味やらが相まって、何とも幸せ気分。

おじやって、まぁだいたい美味しいじゃないですか、普通。もともと平均点高いんですよ。それなのにこのおじやは、その先の世界に連れて行ってくれました。目から鱗の世界。実際このおじやがきっかけで他のお客さんとも会話が弾んだし、美味しいものの力ってホントすごいなー。

ちょっとだけ店内の雰囲気も。ごちそうさまでした。また行きたい(続きます)。

Date: 13/07/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G + iPhone 5