ロボジー 〜愛を持って〜

飴

矢口監督の『ロボジー』観ました。
相変わらず誰も傷つけない
まったりしていてついつい顔がほころんでしまう作品。
矢口さんの一貫したスタンスは好きです。

ウォーターボーイズやハッピーフライトなど
これまでの他の作品と比べると
ちょっと抑揚に欠けるかな、という印象。
毎回いい作品ばかりで期待しすぎたのかも知れません。

最近感じるのは
映画なんて突っ込み出したらキリが無いなぁ、と。

突っ込みどころのない方が
品質としては高いのかも知れません。
それだけ作品に入り込めますし
脚本にじっくり時間をかけて練り上げている証拠。

ただ、
人間でも全体的なバランスはひどく悪いのに
やたらと魅力的な人がいます。

それと同じで細かい『あら』は受け入れて
いい所をしっかり観ていけばいいのかな、と。
つまり愛を持って映画に接する・・・

・・・・・・。

なんて書いてるうちに気が変わりました。
やっぱりそれは違います。映画を甘やかしすぎ。

何も考えずに楽しめる作品がいいです。
素直に「観て良かった!」感じられるものが。

Date: 12/01/27