2019

仙太郎|ご存じ最中

お好きに召しませご存じ最中。

和菓子屋さん「仙太郎」の、自分で自由にあんこを詰めてつくる最中(もなか)。ここにも「ひと手間」がちゃんとある。美味しくないわけがない。火曜は山科で一日撮影の仕事で、近くにお店を見つけてしまってのこと。また買いに行きたい。

そうそう、中に入ってた栞が、なんとも素晴らしかった。

“私共のつくる和菓子は、感性に訴えるよりも、まず機能を第一義に。経営志向よりも、人づくり、物づくりを上位に置く。“美しい”よりも“美味しい”を大切にする。おいしいとは、体が欲しがる状態のこと。体を養う正しい食べもののみが本当の意味でおいしいと言えるのではないか?そして自分の生まれ育った処の風土が育むものが一番体になじみやすく、体にやさしい、即ちおいしい。むつかしい言葉だが、それを「身土不二」と称す。近くの産物、丹波、近江、大和、但馬・・・せめても国産の原料に拘る。農業の空洞化を阻止する為にも・・・”

自分の考えに近いのも嬉しい。疲れてる時、美味しいものはカラダに響きます。

Date: 16/03/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro