2017

well-lighted

週末は「市民の会しが」キックオフ集会に参加してきました。

僕はハッキリ言って政治に疎い。人によって地域によって環境によって意見が違いすぎて、何が正しいのやら分からない。アタマでは何かしなきゃという意識はあっても、遅くまで働いたあとに、暗いニュースを知ろうという気にもならない。

そんな自分をよく分かってるから、去年あたりから、市民として精力的に政治に関わっている知人に活動の場を見せてもらったり、座間宮ガレイさんの話を聞きに行ったり、少しずつ少しずつ関わりながら、自分が身を置ける場所を見つけようと動いていて、やっと出会えたのが、この市民団体。ここには信じられる人がたくさんいます。自分ひとりでは何もできないから、思い切って渦中に飛び込んでみようと思って。

僕みたいに「何かしなきゃ」と思っている人は多いと思う。僕みたいに「恥はかきたくない」人も同じだけ多いと思う。大前提に「めんどくさい」もあるはず。まとめると「恥はかかずに面倒じゃない範囲で関わりたい」。うん、こりゃダメだな。自分に言い訳するくらいなら、僕は恥をかくことを選びます。

もう少し知識をつけてから、なんて思ってもいたけど、いつまでたってもそんな自分は出てこないし、時間だけは日々刻々と過ぎていくし、自分たちが中心の時代だし、じゃあ何を捨てるかって、自分の小さなプライドしかなくて。自我を捨てると、姿勢はちゃんと変わってくれる。

そんな状態なんですけど、そんな状態でも、チカラになれることはあるみたい。単なる“野洲市民”としての参加だけど、仕事で培ったデザインの視点でお役に立てることもあるかもだし、何かしら「つなぐ」役割になれたらと思っているところ。

正式名称は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」です。

Date: 16/02/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro