眼(まなこ)
伝記の表紙にもなっている
スティーブ・ジョブズの遺影は本当に魅力的で、
『曇り無き眼』とはこの事を言うんだと納得しました。
ジョブズに関するいくつかの書籍を読んで、
彼の人間性が純度に満ちているとは到底思えませんが、
目標を達成せんがための行動力だけで言えば、
善し悪しはさておき果てしなく純粋だったと思わざるを得ません。
彼の死後、
いつか自分がこの世を去る時、
どこまで曇りのない眼をしていられるか、
どんな眼をしていたいか考えました。
彼のそれとは行かないまでも、
自分なりに満足できる眼をしていたいな、と。
いわゆる『言うは易く行うは難し』だけど、
一度そう思ってしまったからには逃げるのは気持ち悪いし、
面倒くさい人生を選んでしまったなぁと思うけれど、
製品やサービスを通じて彼から学んだことは、
会ったことも話したこともないクレイジーなおじさんから学んだことは、
そういうことなんだと思います。
ぽぽぽぽーん。
Date: 11/10/27