違う見方

奈良県立美術館

田中一光の企画展にはこれまで何度も足を運んでいて、そうなると過去に見たことのある作品も少なくありません。新鮮味という点では面白味に欠けてしまう。もう増えることはないし、それは宿命のようなものであるけれど、なぜだろう、今回はどれもすごく新鮮に映って、同じ作品でも今までとは違う見方ができるようになっていました。考えると、自分自身が変化していました。よく言えば成長していた。

対象が変わらなくても、自分が変わる事でどうにでも変化する。そういえば写真も同じ。仕事や人間関係も。当たり前のようで、とても心強い視点。

Date: 13/03/15