よく見れば
『いい温泉』の基準のひとつに、
『お湯が僕を掴んで離さない』というのがあります(僕調べ)。
濁りのあるなしに関わらず、
このままずーっと浸かっていたくなるような、
不思議な感覚に包まれることを指します。
滝も同じように、
気がつけば長い間見とれてしまうような、
不思議な魅力があります。
写真は信楽にある鶏鳴(けいめい)の滝。
僕を迎えてくれることもなく、
演出なんてこれっぽっちもない。
延々とひたすら同じ動作を繰り返しているだけ。
それなのに飽きないし、
今度また行きたいとさえ思ってしまう。
ただ佇んでいるだけで、
最高に贅沢な時間。
それが滋賀県にあるなんて、
車で一時間足らずの所にあるなんて、
今まで知りませんでした。
知ろうとも思っていませんでした。
よく見れば目の前に魅力がいっぱいです。
そんな発見が出来たお盆休み。
Date: 11/08/18