2323|something happy

SDIM1788

ハッピー太郎醸造所「something happy」シリーズのネーミングを担当しました。

担当、というのはいささか大げさで、実際はゆる〜く名前を募集していたところに応えたアイディアが採用されたもの。半ば大喜利的に考えた、その気軽さがかえって良かったのかも知れない。「あのネーミングを使いたい」と連絡が来たときは嬉しかったなあ。いい仕事してる人のお役に立てるって、それこそハッピーじゃないですか。正式な依頼でもない、そこにあったものを拾い上げたような自然な決まり方もいい。

ところでこれって、どぶろく?マッコリ?日本酒?なんなんでしょう?なんでもいいんです。このお酒はちっとも難しくない。一口飲めばきっと分かります。美味しいを越えて、口の中に幸福感が広がりますから。ネガティブな要素のない、ただ幸福感の凝縮された何かを飲んでいる、そんな感じ。自分の考える嗜好品の究極って、そういうものだったりする。感じることがたくさんで、いい意味で考える隙を与えてくれないというか。

話は変わりますが、10月に入ってAMATAも17周年を迎えました。立ち上げ当初に「気兼ねなくハーゲンダッツ買えるようになる」なんて目標を掲げていたんですが、これからは「something happyがいつも冷蔵庫にある」を目標にします。仕事から帰って一杯、が病みつきになるのです。マイクロブルワリーの宿命で、定期的な確保が大変そうですけど。というわけで18年目もよろしくお願いします。

something happyについて詳しくはハッピー太郎醸造所のnoteで。

Date: 22/10/03 Photo: SIGMA fp + Leica Lens