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少し前の休日に、京都のるり渓谷に行きました。「日本の音風景100選」にも選ばれている場所だけあって、少し散策するだけでもいろいろな音と景色を楽しむことができます。立体的だったり、急に静けさを感じたり。いい音をカラダで聴くと元気になります。

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状況も変わって、この頃はマスクをするようにしました。あくまで臨機応変に。とはいえスタンスは変えません。やるべき事を徹底して、それ以外は自由にしています。たとえ枠組みは小さくなっても、気持ちや行動の選択肢を絶やさない。その点をいちばん大事にしています。いつでも自由を感じられること。あとは、自分の意志でやっている、そう自覚すること。決して誰かにやらされているわけじゃないこと。

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今回の写真は久しぶりにfoveonセンサーのカメラ(SIGMA dp3 Quattro)で撮っています。やっぱりfoveonは自分にとって最高のセンサー。その時の空気が、音が、そして水の冷たさまで蘇るかのよう。つまりは気分がいい、ということです。ココロ躍るものが身近にあるだけで、気持ちも救われますよね。

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長丁場を乗り切るコツは、定期的に休むことだと思います。先が見えないなら、自分で休憩地点を作って、自分のペースで休むのがいい。それこそ自由に。自分で考えて悩んで迷って、その上で決断するすべての人に自分は敬意を払います。

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「そうは言っても気軽に遊べないし、どこにも行けないじゃないか」なんて話ではなくて、普段やっていることをサボる、という意味で。それだけで気を抜けます。完璧な対処はどこにも存在しませんから。休み休みやりましょう。自由がないと嘆く前に、小さな自由でもひとつひとつ増やしましょう。緊張が当たり前になっている今、「緩和」という栄養を補いましょう。

Date: 20/04/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro