2021

white & blue

今年に入ってからずっとずっと慌ただしくて、楽しいけれどとにかく慌ただしくて、きのうやっと一日ちゃんと休みました。それまでも何もしない日を作ってはいても「次の日のための休息」という感じで、あくまで受け身。

ずっと行きたかった春画展に行く前に、ろうじなで腹ごしらえ。奇跡的に空いていて、蕎麦のランチセットを注文。お酒はガマン。蕎麦は安定して美味しい。ずっと読みかけで読み進めなかった小説の続きをコチにて。クライマックスを残して、散歩がてら移動。細見美術館は30分の入場列。一旦あきらめて、ロームシアター京都のモダンテラスで小説の続き。あとで知ったけど、知り合いの方とすれ違いだったみたい。

1Fの蔦屋書店には友達の雑貨の取り扱いが始まる。どこに並ぶか妄想しながら店内をウロウロ。京都会館は想い出のたくさんある場所。人が集まる場所として生まれ変わったのは本当に嬉しい。この頃の岡崎はおもしろい。お店を出ても春画展の混み具合は変わらず。16時頃から空いてくると聞いたのに。並びたい気分じゃなくて今回は諦める。それも自由。

御池のグランディールでパンを。次の日に食べる用。きっと人気なんだろうな、というお店。

お世話になってる御池の鞄屋で小物をいくつか。その間に鞄を手入れしてもらう。「こういうのがあったら嬉しい」などなど、小一時間ほどおしゃべり。売りたいものと求められるものの違いの話がおもしろい。お客さんの意見を柔軟に取り入れつつ、お店らしさもちゃんと出してる。主観と客観の絶妙なバランス感覚。我の強いお店は休日に向かない。自然と足も向かない。この感覚はとても大切。生き物はあたたかい場所に向かう。あたたかい人でありたい。

チェックしてた本を書店でいくつか。滋賀県は本の品揃えが弱くて、よく京都で本を買う。Amazonはダンボールが増えるから、どうしてもの時だけ。「買う喜び」をみすみす逃すのはもったいない。酒井若菜、水野学、あと伊坂幸太郎と(敬称略)。書店にいるとお手洗いに行きたくなる。

春先のコートも物色。なかなか気に入らずで、また次回のお楽しみ、だったはずが寄り忘れてたお店が一軒あって、そこで出会う。2色のどちらかで迷う。ひとつはトレンド色だそうで、でもトレンドという価値感は僕にはなくて、結局は自分の肌に合う方を選ぶ。試着のあとに値札見てビックリしたけど、見て見ぬフリして買った。やたらと気持ちよかった。

瀬田のhelloに立ち寄る。確定申告をギリギリまで溜め合ったハッシーと感動を分かち合うため。ご家族でよく遊びに来るお客さんのお父さんがいらした。「娘が安藤くんに会いたがってるから写真撮らせて」と、ハッシーと2人でパシャリ。そんな風に思ってもらえて嬉しい。お店にいたみんなとゲームして盛り上がって、最後はお父さんともうすぐ社会人2年目の今ちゃんを送って帰る。寝る前に次の日食べるはずだったパンを食べる(食べてしまう)。

休みました。

Date: 16/03/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro