1504|人の目を気にしすぎるとつまらない

GUILDWOOD × Airplants

一人で太極拳やってるおじいさんをときどき見かけます。公園じゃなくて最寄り駅の真ん前、それも白昼堂々と(今日も見ました)。純粋にすごいと思うんです。その佇まいたるや、ギター片手に初めて路上で歌い始めた若者のような恥じらいもなく、かといって「こっちを見るな!」と威嚇するオーラも感じない。まるで風景の一部になっているかのよう。どんな生き方をしてその域に辿り着いたんだろう。

最近は過剰に人の目を気にする世の中、というか変わったことするとすぐ叩かれる空気になっている中で、そういう姿を見るとホッとします。タワレコでCD視聴しながらノリに乗ってるDJ風な人を見た時とよく似た気持ち。安堵感と希望、それと羨ましさ。気が付けば洗濯したニットみたいに縮こまった自分がいた、なんて事にならないように、感情にできるだけ素直に従って過ごしている今日この頃です。

「おいしいごはん」ぼちぼち更新してます(くだもの、カレーほか)。

Date: 13/09/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G