2163

long line

愛着は、手間をかけたものに湧く。

たとえば頼まれごとをされても、自分で決めて返事する。頼まれたからやる、じゃなくて頼まれて自分がやると決めてから、という具合に。細かいことだけど、どこかで「なんで自分が・・・」とぼやくかそうでないかの違いは、とてつもなく大きい。ダラダラしたい時も「今からダラダラする・しない」を決める。なんとなく、を減らしてみる。

・・・なんて話をすると決まって「しんどくない?」と聞かれる。そりゃ、しんどくなんてない、なんて言えないよ絶対。これはトレーニングのようなもの。トレーニングは、しんどいものだから。でも自分に手間をかけるって、そういうこと。たまには負荷かけてあげないと、衰えの道を辿るだけ。それもまた人の性質。

愛着は、手間をかけたものに湧く。

自分に手間をかけた分だけ、自分に愛着も湧くというもの。最初から愛着が湧くものなんて、ありそうで実はない。自分のことが好きになれない人の共通点は、たいてい、自分のことを自分で決めない。小さな決断をしない人の大きな決断は、時に人をハラハラさせる。決めるって、怖くもあるから。

些細な決断でも、積もればちゃんと山になってくれる。

Date: 18/01/12 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2162

Itsukushima shrine

元旦から18きっぷで広島へ。例年のようにダラダラ、ゆるゆる過ごしました。なんでもない自分に返るひととき。写真はそうです、厳島神社。行くたびに違う表情を見せてくれて本当に楽しい。アマタノアタマの写真も確かここから始まった、いろいろ思い入れのある場所。広島では初詣の屋台でも焼き牡蠣が売っていて、早くも「牡蠣初め」を済ませました。宮島口にある伊都岐珈琲も素敵でした。

今年もよろしくお願いします。

Date: 18/01/09 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2161

rain

気温が0.1°上がるだけで、生態系は大きく変化する。そう聞いた。

今年の目標は「体温を上げる」。もっといえば「一年中健康でいられるカラダづくり」。カラダをあたためる・あたためない・冷やす・冷やさない、季節と状況に合わせた対処を、カラダの外と中、それぞれに分けて取り組んだ。もともと体温が低かったせいもあって、始めて2ヶ月で0.5°も上がった。地道な取り組みで確かな変化が見て取れるのは、自分にとって最高におもしろいこと。体内の生態系は、歴史的に変わった一年だと思う。変わったというか、変えた。

自分の近くにいてくれる人の、近くにいる人と関わる機会が増えた。旦那さんだったり、奥さんだったり、恋人だったり、お子さんだったり、友達だったり、家族だったり、親戚だったり。今まで築いてきたものが、さらに深みを増してくれた。これは、この上なく幸せなこと。「この上」にあるものを、本当に知らない。どんな事情であれ、その人にとって大切なものを、自分と共有してくれることに、喜びを感じずにいられない。

分かり合えないこと、孤独であること、誤解があること。それがコミュニケーションの大前提。それでも関わってくれる人がいて、同じ時間を楽しく過ごしてくれたり、頼りにしてくれたり、信じてくれたり、甘えさせてくれたり、それぞれの人生の中に交点がある毎日は、お世辞抜きでありがたいと思う。来年も続いてくれたらいいなと願う。

何をどうしても信じてもらえない人も、軽蔑にまで至る人も今年はできてしまったけれど、それはそれで仕方ない。関係性の枠組みが広がったのだから、反作用として受け入れざるを得ない。残念だけど、仕方のないこと。すべて自分にだけ都合のいいことは100点じゃない。そんな考えは他人から見れば0点かも知れない。何かを失ってでもやると決めたこと、それが自分にとっての100点。最後は自分で決めなきゃいけないんだよ。

「好き」とか「友達」とか、シンプルなものがどんどん複雑になったなあと思う。当たり前に使ってきたけど、いざとなると説明できない。時代が変われば定義も変わる。説明する必要自体ないものかも知れないけど、自分なりに考えてみて思い至ったのは、好きって、少なからず「自分のココロを満たしてくれる」こと。みんな、満たされたくて生きているから。満たしてくれるものには中毒性がある分、うまくつき合わなきゃね。仕事で満たされようとはしないのは、品質に影響するから。自分が何で満たされているかは、自覚している方がいい。

今年は自分に近いお仕事を、たくさんさせていただきました。日本酒にしても、政治にしても、自分の関心ごとが仕事になって、何かしら貢献ができるというのは、とても光栄なこと。おかげさまで、貴重な経験をたくさんさせていただきました。いろんな方に鍛えてもらいました。この場を借りてお礼申し上げます。

10月に独立12周年を迎えて、自分はもうすぐ40代。仕事も暮らしも、次の段階へ進む備えができた2017年。しんどいこともやり残したこともまだまだたくさんありますが、やれることはすべてやり切ったと自信を持って言える一年でした。その反動で、いま緊張が解けに解けたポンコツ状態。どこまで行っても反動は付きまとうもの。それさえも楽しめるようになってきました。

一時期に比べて更新の頻度は減りましたが、それでもいつも読んでくださる皆さんには感謝しています。一年ありがとうございました。どうかよいお年をお迎えください。来年は5日からの営業です。

Date: 17/12/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2160

soap making

手づくり石けんのワークショップ「KAYOKO」のWebサイトをデザインしました。

今回のクライアントは別件で、一度は自分から縁を絶った方。もう二度とお会いする事はないと思っていたのに、それから半年後、共通の知人から今回の依頼をいただいた。信用するに足る方で、しかも間に入ってくださるという条件つきだったのと、「縁を絶った人とは二度と関わることはできないのか」という自分の度量に対して、ずっと葛藤していたこともあって、快く、とは言えないまでも、慎んでお受けすることに決めた。そういう経緯がある。

決めたからには受け身にならず、むしろ自分から向かっていく姿勢がいる。そういう取り組みを、今年はひとつひとつ、ずっとずっと繰り返してきた。集中を切らさず公開の日を迎えられたことも、防波堤になって下さったおかげで自分の葛藤と真っ向勝負できたことも、とても感慨深い。自分はコミュニケーションと撮影担当に徹して、デザインはスタッフの小森、エンジニアリングはバンさんが担当。全員が役割を全うしてくれました。

短い納期で気の抜けない仕事でしたが「打ち上げが楽しそう」という、これ以上ない殺し文句でご依頼くださった市田恭子姐さんには大変感謝しています。どうもありがとうございました。

KAYOKO

Date: 17/12/21 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2159

handmade soap

今ではすっかり浸透しきった「クセがすごい」も、定着するまでに実は10年かかってる。この間のとろサーモンも、結成15年目にしてやっとMー1優勝。何かを成し遂げるには、そのくらいかかるのかも知れない。続いていないものが、定着したことは一度もない。

カイロプラクティックには10年以上通い続けてる。年に一度の健康診断より、2週間に一度の定期整備の方が効果的という考え。同じ頃から加圧トレーニングも続けてる。続けていなかったら、おそらくどこかで倒れているか、また大きくカラダを、あるいはココロを壊しているか、とにかく今のスタンスで仕事はできていないと思う。考え方もずいぶん違っているはず。だからこその今がある。

自分を大きく見せることを、10年続けたとして、大きくなれるのかな。すごく大きく見えるようには、なっているのかも知れないね。それより「この人なら信じられる」「この人には信じて欲しい」という存在に、ひとりでも出会うことが、自分には大切なこと。

見せることに躍起になると、そのぶん近寄れなくなる。

Date: 17/12/13 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2158

peanuts

自分以外は他人。

そんな当たり前を、あらためて意識する。どれだけ距離が近くても、血が繋がっていても、他人は他人。他人とは思えない人でも、だからといって自分ではない。基博も、僕じゃない。他人だからどうでもいい、他人だから大事にする、その両軸でバランスを取りながら、それぞれ暮らしてる。

中には、気が置けない人もいる。大事にしない人とは、対極にある存在。勘違いしている人、けっこう多い気がする。無条件で甘えていい人なんて、一人もいない。甘えるにも、実は礼儀がいる。当たり前でいてくれることにも、たくさんの感謝がいる。近ければ近いほど、繊細さがいる。たくさん甘えたいから礼儀を覚えるし、当たり前でいたいから、感謝と敬意を忘れないようにする。

そういうことを、ひとつひとつ意識し直してるところ。他人だから、感謝があるよ。

Date: 17/12/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2157

cenci

何をすればいいか分からないとか、やりたいことがないとか、そんなことを考える前に、「やり残していることはない?」と問いかける。本当にやりたいことは、しまい込んでしまった「やってこなかったこと」の中に、隠れているかも知れないよ。

後悔は、記憶の中で花が咲く。後悔の芽をひとつ摘み取るだけで、実はけっこう忙しい。それでいて実に楽しい。

Date: 17/12/01 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2156

gradation

想像をゆうに超えた、嬉しいことが起こる。

いろんな方から季節の贈り物をいただいたり、自分の手がけた仕事をひっそりお店に飾っていて下さったり、親戚でもないのにものすごく慕ってくれる小さな子がいたりする。分かってもらえそうだと頼って下さる人も、信じて下さる人も、少なからずいる。ありがたすぎて、受け止めきるにも気力がいる。

反対に、同じくらい嬉しくないことも起こる。不義理される数も年々増える。おかしいなあ、なんでだろうなあとしばらく考え込んで、「ああこれはセットなのか」と気付く。じぃっと動かなければ、いいことも悪いことも起きないけれど、その逆に、動いた分だけいろんなことが起こる。近づけば近づくほど、その反動は大きくなる。それもそうだ、惚れ込める何かと出会えたら、別れはその分だけつらくもなる。つまりは作用反作用、みたいなこと。

無自覚のうちに自分が不義理をしていることも、ちゃんとある。性質から逃れようなんて、どだい無理な話。都合のいいものなんて、元々ない。ないものは、求めない。

Date: 17/11/29 Photo: iPhone 5

2155

cenci

このあいだ岡崎にあるイタリアン「cenci」さんで撮影させていただいた中の一枚。お店の空気を伝えるのに、言葉を必要としない(たぶん)。

言葉は大好きだし、言葉のチカラを信じてもいるけれど、言葉に頼らないことも同じくらい大切で、喋る時は喋る、喋らない時は徹底的に喋らない、みたいに、状況に応じて使い分けできるのがいい。

長所を活かすというのは、自由自在に加減できることだと思う。その見極めにセンスが必要なんだと思う。足の速い人も、速さに自惚れることなく、ゆっくりしか走れない人のペースに合わせられる視野の広さと優しさがあってこそ、みたいな。

できる、だけは、できない、とも言える。

Date: 17/11/24 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2154

MERCi COFFEE

徳島県の阿南市にある「メルシーコーヒー」さんへ、お取引先である京都のベーカリー「panscape」のスタッフさんたちと一緒に。メルシーさんはpanscapeさんのお取引先。定期的に訪れているというので、ぜひ自分もと、ご一緒させてもらった。

同い年の女性オーナーさんが、気持ちのいい光が差し込む素敵な空間をつくっている。野菜やお米は別会社を立ち上げて自家栽培し、決して栄えているとは言えない土地でたくさんの雇用を生み、地に足をつけて暮らしている姿を見せてもらう。カフェでのごはんはもちろん、いただいた全粒粉のマフィンは思わず声が出るほど美味しかった。せっかく徳島に来たので、ごみを出さない「ゼロ・ウェイスト」運動で有名な上勝町にも立ち寄った。

最近も引き続き、早寝する生活を続けていて、あいかわらず残業はしない。寒くなってきて、3割ほど運動量をセーブしてもいる。だけれども売り上げは落としてない。なんだ、これでいいんだと実感する。ごく稀にあるスタッフの残業についても「スケジュールに余裕のある時にはやく帰れる」選択肢を増やした。お金に換えるのもいいし、有給のように使ってくれてもいい。自分で選べるのがいいと思う。繰り返しの毎日に、小さくても自由があるのは楽しい。

体調を管理しながら、周りのペースもなるべく気にして、毎日やることやって、できなかったら次の日に繰り越して、一人でできないことは誰かに助けてもらって、一度やると決めたことは火種を絶やさずに向き合い続けて、でもやらないときは徹底的にやらないを貫いて、お礼をして、お詫びをして、ときどき愚痴を聞いてもらって、美味しいもの食べて、お酒飲んで、本を読んでゲームして、そんな風に過ごしてます。嬉しいことがたくさん起こりすぎて、それはそれで受け止めきれない時もあって、ときどき参ったりもしています。

Date: 17/11/18 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2153

COCOSHIGA

この間の週末は「ここ滋賀」内覧会へ。東京・日本橋にOPENした滋賀のアンテナショップ。

1Fにある、県内33蔵の日本酒が楽しめる地酒バー「SHIGA’S BAR」のロゴを担当しました。今年は地元・松瀨酒造さまのWebサイトリニューアル、喜多酒造さまの日本酒ラベル、そしてこのロゴに関わらせていただき、自分で勝手に名付けた「日本酒3部作」を終えてホッとしていたのも束の間、東京へ向かう途中にまた別の日本酒案件のお話しをいただいて、ありがたさが止まらない。日本酒好きで本当によかった。

SHIGA'S BAR

ロゴのデザインについてはまた別の機会にお伝えできればと思いますが、これだけのお酒が一堂に会するのは感動せずにいられない。会場では滋賀県で暮らす知り合いともたくさん出会えて、落ち着くというかなんというか、不思議な気持ちでした。それにしても、この場に少しでも関わらせていただけたのは、とても光栄なこと。物産スペースでは以前に携わった商品もいくつか販売されています。

出張の帰りにもいいし、関東で暮らす友達を連れて行きたいけど、時間がいくらあっても足りないな、これは。

ここ滋賀

Date: 17/11/02 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2152

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衆院選。暮らしの行く末をイメージしながら、議席の結果まで考えて一票を投じた。投票は目的ではなくて、単なる、そして唯一の手段に過ぎない、それが身に染みた今回の選挙。政治はいつも暮らしと繋がっている。政治への関心は、つまるところ、自分がどの範囲で幸せを考えているかだと思う。自分だけなのか、身の回りか、もっとたくさんの人なのか。今日だけなのか、一年先か、10年先なのか。候補者にも言えるし、自分たちにも言えること。

僕の暮らす野洲は、市議会議員選挙の投票日でもあった。実は一人の新人候補者から選挙ツールのデザインをご依頼いただき、いち市民としてだけでなく、デザイナーとしても関わることに。写真は選挙ポスターに使用したもの。挑戦的なアプローチだっただけに、吉と出るか凶と出るか、気が気でなかった。終わってみれば、見事トップ当選。少なからずお役に立てたかと思うと、デザイナー冥利に尽きます。関係者や有志のみなさん本当にお疲れさまでした。たくさんお世話になりました。やっと肩の荷を下ろせます。

そして台風。選挙に気が向いていたのもあって、ちょっと油断してた自分がいる。自然は時に脅威。各地で被害が出ているようで、一日でも早い復旧を祈ります。僕たちは選ぶこと、決めること、そして祈ることしかできない。無力ではあるけれど、できないことがないわけじゃない。諦めなければ、いくらでも希望はある。希望はどこかに落ちているんじゃなくて、自分で生み出すもの。

Date: 17/10/23 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2151

parade

絵文字やスタンプを使ったやりとりは、まるでビールのような、喉ごしを楽しむ感覚がある。文字だけのやりとりには、日本酒やワインのような、あるいは小説のような、味わい深さがある。それぞれ“いいところ”があるから、好きな方を選べばいい。性分のせいか、自分は後者を選ぶことが多い。

文字だけのやりとりには、たくさん「嬉しい」が潜んでる気がする。限られている分、不確かな分、不安は多い。言い方を変えれば、相手を信じることで成立する。それだけに、まっすぐ伝わってくれると、とても嬉しくなる。相手を信じないやりとりも、ごまんとあるだけに。

「楽しい」に「嬉しい」が混ざると、もっと気分がいい。そう言えば「嬉しい」って、ひとりでは味わいにくい気持ちだ。

Date: 17/10/13 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2150

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大津祭の取材を友達に頼んだら自分も行ってみたくなって、行ったら行ったで偶然が重なって思いも寄らない特等席で楽しませてもらった、そんな一日の記録。

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Date: 17/10/11 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2149

morning

目覚ましを使わなくなって、数ヶ月が経つ。

とにかく朝が弱い。高校の頃からそうだったから、25年もの間、時間通り起きることに悩ませられてきた。25年と言えば、なんと四半世紀。シハンセイキ。そんな自分が目覚ましを必要としなくなった。ちょっとした、いやものすごい奇跡だ。なんということでしょう。

劇的に大改造、したことは何もない。ただ単に早く寝るようにしただけ。たったそれだけで、自然と目が覚めるようになった。起こされるんじゃなくて、自分で起きる。これだけのことで、朝の気分もずいぶん変わった。

しばらくして、気が付いた。朝が弱いんじゃなくて、その頃から夜更かしするようになったんだと。一人部屋ができて、夜の自由時間が増えて、夜な夜なテレビ観たりゲームしたりするうちに、「遅く寝る」が当たり前になっていったんだと。もっと言えば、夜が強いと思い込んでいた自分に胡座をかいてただけだと。遅寝で早起きなんて、ふつうに考えて無理があるのに。

我ながらバカです。そうなんです、人間はバカなんです。

Date: 17/10/07 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2148

workspace

12周年を迎えました。

なんだか中途半端な感じもありますが、実はそうでもなくて、独立してから干支が一巡したということ。そう考えると感慨もひとしお。この一年の記憶はあまりないけれど、いろんなことに意志を持って取り組んだ実感と、手を抜かずひとつひとつ仕事をやりきった手応えだけは残っています。しっかり前を向いていると、あまり後ろを意識しなくなる。今はそのバランスでいい。

12周年が近づいた頃、お世話になっている方々や、支えてくださっている方々ひとりひとりにお礼を伝えてまわりたい気持ちが自然と湧きました。どんな風にやるのがいいか考えてはみたけれど、いい方法も思いつかなかったので、この場を借りてお礼を申し上げます。厳しい人も、やさしい人も、慕ってくれる人も、甘えさせてくれる人も、声をかけてくれる人も、刺激をくれる人も、きっかけをくれる人も、元気をくれる人も、いつも本当にありがとうございます。できることは何もありませんが、何かお役に立てていれば嬉しいです。

手前味噌ですが、いいチームだなと思います。まだまだ改善の余地も多いですが、自分を含めた3人とも、誰ひとり手を抜いてない。周りにいてくれる方々も素晴らしいし、ずっと人に恵まれ続けています。

政局は慌ただしいですが、それはそれとして、自分は自分のやるべきことをしっかりやるだけ。13年目もどうぞよろしくお願いします。

Date: 17/10/02 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2147

funaya

「やりたいことだけやって生きよう」みたいな風潮には賛成だし、自分もその方向に進んでいる一人ではあるけれど、やるべき役目にプライドを持って取り組む人のかっこよさは、今も昔も、そしてこの先も変わることがない。つまり果てしなく、かっこいい。

やりたいことはもちろんだけど、その前に、やるべきことに真剣なのがいい。そういう人が好き。

Date: 17/09/21 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2146

speck

普段そんなに関わりのない、せいぜい顔見知り程度の方から、ある日「いついつのブログがめちゃよかったです」と突然メッセージをいただく。

あまりに純度が高すぎて、疑う余地がない。ただ「伝えたい」衝動に、素直に従って下さったことだから。身近な人ならお世辞とも取れるけど、そんな距離感でもないし、120%真に受けざるをえない。つまりメチャクチャ嬉しい。素直って素晴らしい。

歪みのないところに、素直がいる。歪みの裏にも、ちゃんといる。

Date: 17/09/16 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2145

morning

朝早く起きて、7時から空いているような喫茶店でモーニング食べて本を読んだり仕事したり、ゆったりとしたひとときを過ごしてから朝イチの打ち合わせに向かう。

そんなことをずっとやってみたくて、でもいざ朝になると「まいっか」で結局やらずじまいのまま一年が過ぎて、ついに今日やっと実現できた。ついでに早朝ランニングなんてものまでやってみた。だから誰なんだお前は。たったそれだけのことで、一日がすごく誇らしくなる。

Date: 17/08/31 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2144

a raccoon dog in the forest

涼しい所で何もしない、ってのがいい。何かするにしても、いつでもやめられる、そのくらいのことがいい。読みかけの本を開いて、でもあんまり読み進まなくて「今は気分じゃないからやーめた」ってできるのが最高に気持ちいい。何もしないことも、選択肢の中にあるといい。

ココロが喜ぶことと、カラダが喜ぶことは、けっこう、違うもの。それぞれバランスよく満たしてあげると、何かと続けやすいもの。

Date: 17/08/28 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

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dondonbashi

先週の金曜は長浜の「どんどん」へ。しばらく会えてなかった竹村くんの顔を見に。あいにく満席で、顔を見るどころか席さえなかった。幸いなことに知り合いがいて、女子会に混ぜてもらえた(助かりました)。唯一空いていた席はVOID A PARTのスーが予約してた。スーともずいぶん久しぶりだった。

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土曜日はD&DEPARTMENT KYOTOの盆踊りへ。仲良くしてくれるお店の初の取り組み。どうなるか分からないという不安を聞いて、僕が行かずに誰が行く、という使命感と、ただ単に浴衣が着たい理由で駆けつけた。

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この一枚がすべてを物語ってくれるように、老若男女がひとつ佛光寺の下、一体になった。うまく言葉にできないけれど、盆踊りが死者の供養ということもあるせいか、そこに生と死も共存しているような、楽しいけれど儚いような、暑いような涼しいような、不思議な空気がとても心地よかった。このままずっと踊っていたい、終わって欲しくない気持ちだった。ダンスやってた頃を思い出した。

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bin_architect

日曜は建築士の敏さんが設計した建築を見に甲賀まで。義理の親戚も関わっている。建築は知らないことばかりで、ひとつひとつが勉強になる。完成見学会は、当たり前だけどお施主さんがそこにいるのが楽しい。その人の想いがカタチになるものだから、何を大切にしているかが建物から感じ取れる。思いを馳せられる。

そんな風に、立て続けに人に会いに行った反動なのか、月曜は突然3人も仕事場に遊びに来てくれた。近くに来たからと立ち寄ってくれたり、帰省のお土産を渡しに来てくれたり。本当にありがたい。明日は明日で、突然に連絡をくれた人からの依頼で、仕事場を見学に行く。最近そんな風に、呼吸するように無理なく繋がってます。

Date: 17/08/23 Photo: iPhone 5

2142

waterfall

お盆休みもGWに引き続いて、身の回りの整理。毎年どこかに出かけていたけど、今年は行ってない。

自宅、納戸、倉庫、仕事場。なんとなく置いているものや放置していることに、ひとつひとつ決断をする。残すのか、捨てるのか、誰かに引き取ってもらうか。とてもエネルギーを使う分、とても充実感がある。やり残したことはまだまだたくさんあるけれど、今できることはほとんどやっている。これは時間をかけてやりたいこと。やり終えたときに自分がどうなっているか、楽しみで仕方がない。

自分にとって楽しいことって案外、周りから見ればつまらないもの。そういうものをひとつふたつ持っている人は、見ていて安心する。たまたま「周りにも楽しそうに見えるもの」があるだけで、端から寄せていくと、振り返ったときには、おかしなところへ意識が行っている。「インスタ映え」なんて、まさにそうでしょう。自分の気持ちに映えてさえいれば、それで十分じゃない。

楽しさを数値化したら、楽しくない。

Date: 17/08/18 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2141

sunflower

自分の国が信じられないとか、息苦しい世の中になってきたとか、言い始めたらキリはないけど、ひまわりは今日も太陽に向かって、ただまっすぐ伸びている。けっこう、大事なことなんじゃないかと思う。「今年は無花果たちに振り回されてさ」とかなんとか、誰のせいにすることもなく、来年も、ただまっすぐ伸び続ける。

ひまわりの本心は、僕には死んでも分からないし、約束することもこの先ないけど、自分が自分を誇ることに、国も世の中も、実はまるで関係ない。自分を誇れる人がたくさんいる国を、誰が「信じられない」と嘆くことがあるだろう。素直に自分を誇れる人が、今どれだけいるだろう。

明日から15日まで、夏期休業をいただきます(16日より再開します)。みなさんもよいお休みをお過ごし下さいね。元気じゃない人が、少しでも元気になりますように。

Date: 17/08/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2140

green

変えたいと思っていることがあって、自覚はしているけれど行動に移せなくて悩んでいるとか、いよいよ一歩踏み出そうとしているとか、挫けそうになったら助けて欲しいとか、行動しているけどこれで合っているかどうかとか、いろんな人から、それぞれの地点から、連絡が来る。誰かに相談することは、他者目線に頼ることは、とてもいいことだと思う。

本気で乗り越えたければ、どうか自分で乗り越えて欲しい。真剣になりきれない自分を正当化して、何かのせいにするのもひとつ。やれること全部やった上で無理と観念すれば、諦めるのもひとつ。現実の方を歪めるのもひとつ。どこまで行っても自分のことだから、最後に決めるのは自分。下した決断も、決断できない自分も、今の自分。

僕はと言うと、いま自分のデザインを諦めてます。おかげでできることが増えに増えて、ちょっと困ってます。

Date: 17/08/05 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2139

喜楽長「愛おし」「敬いし」

日本酒のラベルとパッケージをデザインしました。

クライアントは「喜楽長」でおなじみ喜多酒造さま。純米大吟醸「愛おし」、大吟醸「敬いし」の2種類(どちらも最高級クラス)。書を担当された書師・秀蓮さんにお声がけいただき、デザイナーとして参加。経験不足な点も多く初めてのことだらけでしたが、いろいろと勉強になりました。

デザインで関わった日本酒を誰かに贈れる日が来たのは嬉しい。一度やり終えるといろんな発想も生まれるもので、また別の日本酒をデザインしたい気持ちが沸々と。お世話になっている堅田の酒屋さんでお取り扱い中。近江八幡なら「酒のさかえや」さんでも。もし良かったらギフトにどうぞ。

Date: 17/08/01 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2138

a letter

いつも忙しい人からの、お礼の手紙。

書かれている内容よりも、その行為そのものが嬉しい。ばんがりすぎる人が、魂が抜けそうで抜けてない少し抜けてる人が、体調の崩しやすいこの暑い時期に、自分のために貴重な時間を割いてくれた。その事実だけで、十分に気持ちが伝わる。「言葉は心を越えない」って、いつか誰かも歌ってた。本当にそう思う。ココロを見ようとしない人ほど、言葉そのものに振り回される。

自分は自分で、お仕事の一部を手伝わせてもらったに過ぎないけれど、ここまでしてくださるなら、相手にとっては、そこまでの価値があったに違いないと、そう信じるようにしてる。礼儀とは、そういうものだから。礼儀のある人って、しっかりしている人かというと実はそうでもなくて、自分なんて大したことないから、せめて、という考えの人も、結構いる。どっちにしても、思いやり。

Date: 17/07/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2137

curve

最後まで手を付けないことが、本当はやらなきゃいけないこと。気が付いたから、気付いてしまったから、いま一歩ずつ近づいているところ。これはあれだ、例のマーチだ。どうしようもなく気力のいることを、ひとつひとつ、どうにかしようとする。そんな365日。

梅雨が明けました。

Date: 17/07/19 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2136

JOJO

今週は蒸し暑い日が続いて、タフさが自慢の人もそうでない人も、カラダはきっとお疲れのはず。この連休中に、どうか少しでもリフレッシュできますように。まだまだ先は長いです。

自分も打ち合わせやら撮影やらデザインやらで、また少しずつ慌ただしくなってきました。仕事でも休みでも、おかげさまでいいリズムがずっと持続してます。足したり引いたり、リズムは自分でつくるもの。明日から3日間、お休みいただきます。

Date: 17/07/15 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2135

water

飲まなきゃやってられない。飲む人にも飲まない人にも、耳慣れたフレーズ。「○○しなきゃやってられない」は、世の中に数多ある。

泣かなきゃやってられない、歌わなきゃやってられない、引きこもらなきゃやってられない、枕に顔を押し付けてウワー!!って叫ばなきゃやってられない、モノとか人に当たらなきゃやってられない、などなど、細かく刻めば、きっと人の数だけあります(最後のは褒められたもんじゃないですが)。

聞き慣れないだけで、確かに存在してることを、インターネット(SNS)は教えてくれる。聞き覚えがあろうとなかろうと、どれもおんなじ。みんなで飲むお酒がオシャレでもなければ、一人で泣いてる自分は可愛そうでも何でもない。引きこもったら暗いとか、全くもって、ない。ぜんぶが正解。それぞれの方法で、元の自分に戻ろうとしてるだけ。それだけ毎日ばんがってるってこと。カッコいいとか可哀想とか、まるで関係のないこと。

他の人なんて知らんがな、ということ。

Date: 17/07/12 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2134

fallen leaves

この頃は、整理と整頓。

服ひとつ処分するにも、着なくなったものは誰かにあげたり、直して着るか決めたり、着ないけど思い出深いもの(これが厄介)をどうするか決めたり。どうしても決められなかったら「今は決めない」と決める。大げさな話ではあるけど、引き出しの中ひとつとっても、自分の意志が投影されている。

些細なことさえ決められずに、それ以上のことは決められない。そのための筋トレ(のようなもの)。決めるのに3日かかることが、1日でできれば、すごく気分がいい。だって、あと2日、別のことに使えるんだから。決めるチカラを養うと、もれなく「諦めるチカラ」もついてくる。

ずっと放っておいたことに手を付けるには、それだけ気力がいる。そんな経験、誰でもひとつやふたつ、あるでしょう。気力は、たっぷり休んで蓄える。いま残業しないでいるのも、ぜんぶ繋がっている。これをやり終えたら、今よりもっともっと、いろんなことが軽くなってるはず。それが楽しみ。

Date: 17/07/10 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2133

branches

なんて生命力だろうと、見上げて驚いた。冗談抜きで「なんて木だ!」と叫びたくなった。生え伸びるというより、まるで矢で滅多刺しにされた獲物のような、けたたましさを感じる。光に向かって、いつまで、どこまで成長を続けるんだろう。いつか朽ちることなんて無縁に思える逞しさ。こんなに力強い木の根っこもまた、きっと力強いに違いない。

植物なら土の中、ふだん目にしない部分を特に意識する。目に見えることだけ見ても、思い込みを増やしかねない。見えるところと見えないところ、それぞれを見て、ぜんぶを捉える。

Date: 17/07/07 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2132

moss

自然な気持ちで「撮りたい」と思ったら写真を撮りに行く。何となくの習慣でやっていたことを、最近どんどんやらなくなっている。やると決めたことだけやる。それがきっと一番、気分のいい過ごし方。またひとつ、魅力的な場所を見つけた。

その時の自分が何を見るか、自分でも予測できないからおもしろい。撮った写真を見て楽しむのも、これ以上ない最高の娯楽。

Date: 17/07/05 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2131

backlight

好きなものを好きでいるのに、別の何かを否定して、好きを保つ栄養にする。誰かが好きでやっていることが気に入らなくて、否定して、自分の好きを保つ。そんな風に、どこかに寄りかからないと、好きと言えないようなものは、本当に好きなのだろうかと、考えてしまう。ただ単に「好き」で、いいんじゃないかと思う。近寄りたい気持ちが「好き」なんじゃないかと思う。

好きには、怖さがついてくる。近寄りたいことは、裏を返せば、離れたくないこと。切り離せるなら、そうしたいけど、そうできないのが、好きということ。丸ごとギュッと受け入れないと、どうしようもないこと。

Date: 17/07/01 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2130

rain

ブログが書けなくなる時。

しいたけさんがそんなタイトルの記事を書いていて、読んで打ちのめされた(もちろん、いい意味で)。まるで自分のためだけに書き下ろしてくれたかのよう。

これまで10年以上ブログを続けてきて、何度か、というか何度も休んでる。その心境は、まさにここに書かれているとおり。分かってもらえるって、たまらなく嬉しいなあ。そんな人が周りにいてくれるのは分かってはいても、こうして言葉で伝えてもらえると、思わず泣き崩れそうになる。

このブログ、最近は20代前半の人まで読んでくれているようで、それはそれで驚いてる。生きてきた時間が違い過ぎて、果たしてどこまで理解してくれているのか、そもそも面白いと感じてくれるのか、不安にさえ思う。蓋を開けてみたら、そのくらい年が離れている方が、かえって素直に受け取ってくれてるフシもある。また思い込みがひとつ減る。

Date: 17/06/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2129

layer

素直で健康って、すごくいい。それだけで、ものすごい魅力。素直で健康な人、素直で健康な会社、素直で健康な暮らし。文字だけでもパアッと明るくなる。

スタッフの畑で採れた(時には採れすぎた)夏野菜を、仕事中のおやつにする。そんな試みを始めてます。薬膳の考え方を日常にも取り入れる。次はお味噌汁を(そのうちお米も炊きそうな気がする)。もちろん普通にあんこも食べます。肝心なのはバランス。振り子の中心に据えていいのは、いつでも自分が決めた軸だけ。

日常そのものを楽しむ、ってのも、すごくいい。

Date: 17/06/28 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2128

油甚のごま油

滋賀県で作っているごま油を探していたら、友達が「送りましょうか?」と贈ってくれた。ありがとう。それにしても、なんて美しい。

今年もいろんな気持ちをいただいてばかり。もうすでに十分すぎるほど。理由は分からないけど、きっと、贈りたいと思ってもらえる何かがあるんだろうと、そう信じることにしてる。お言葉に甘えるにもエネルギーがいるけれど、お言葉に甘えることは、自分が嬉しいだけじゃなくて、相手に喜んでもらえることでもある。

甘え続けることに耐えられなくなったら、その時は別の誰かに甘えてもらって、バランスを取る。和菓子に添えられた塩昆布のような「お口直し」。これができないと、そのうち自分に嘘をつくことになる。ココロがもたれてしまう。自分に正直なまま、それでいて堰き止めることなく、くるくると循環は続く。そんなリズムがいい。

Date: 17/06/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2127

carrom night

たとえば性別問わず、年下とも年輩の方とも幅広く関わりがある。ひとりの時間もある。近い人とも遠い人とも関わりがある。人間以外の生きものとも関わりがある。仕事も遊びもある。いいいことも嫌なこともある。絶望も希望もある。たまに「自分すごいぞ」と思いつつ、単なる生きものに過ぎない自覚もある。輝いてる日もあれば、だらしない日もある。

なるべく片寄らずに、両軸あるのがいい。がんじがらめな理想なら、いっそ無い方が自由でいい。理想だけ追うと、理想以外ぜんぶ見落とす。

Date: 17/06/23 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2126

rain

「見透かされそう。」

よく、そんな風に言われる。相手を深く理解しようと努めれば努めるほど、そう思われてしまう。同じくらい「分かってもらえそう」とも言われる以上、表裏一体の性質から逃れることはできない。包丁はとても便利だけれど、人を殺める凶器にもなるのと同じこと。どう足掻いたって、逃れられない。

どれだけ自分で「見透かすつもりなんてないのに」と主張したところで、最後は解釈する人に委ねるしかない。見透かされたくない気持ちを強く持っている人であればあるほど、怖い存在として見られてしまう。残念だけれど、そういうものでしかない。

いま、お仕事ご一緒している方の中でも「会うのに緊張する」という人もいる。それでも勇気を持って関わって下さることが、デザイナーである前に、ひとりの人間としての冥利に尽きる。そのまんまの感情で、全力で期待に応えたいと思える。

誰かを怖いと思う感情は、とても素直なもの。それを乗り越えてくれた人を見透かそうだなんて、とんでもない。僕にだって人が怖いと思うことはある。だからこそ、知ろうともする。

Date: 17/06/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2125

carom

きのうはカロム日本選手権大会。3度目の出場。

デザイナー友達のハッシーと組んだダブルスでは予選リーグを突破し、見事ベスト16まで残る快挙。惨敗だった前回と比べたら、この結果は大健闘。努力がちゃんと結果につながってくれると嬉しいもんです。よくがんばりました。

これは日本選手権大会。年に一度だけ彦根で開催される大会。つまり日本で16本の指に入るという意味であり、もれなく全世界で16本の指に入ることになる、そんな大会。そうですそうなんです、晴れて世界ランカーになりました(誠に恐れ入りますが野暮なツッコミは一切受けつけません)。

そんなことで世界は何ひとつ変わらないとしても、今日は気分がいい。それにしても、カロムは楽しい。

Date: 17/06/19 Photo: iPhone 5

2124

leaves

誘いを断る。

長いお付き合いのある同業者の方から、コンペのお誘い。デザイン力を期待して下さってのこと。ただ、僕はスタンスとしてコンペをやらない。コンペの仕組みそのものに違和感を感じていて、十二分に自分たちのチカラを発揮できた例しがない。そんなことは承知の上で、それでも誘って下さる。そこまで必要としてくださるならと、少しココロ揺らいだけれど、最後はやっぱりお断りした。自分の意志で「やる」と決めなかったことは、必ずどこかで綻びが生じる。あるいは言い訳の対象になる。

それにしても、断るにはエネルギーを使う。それだけに自分が誘う立場の時は、断りやすさまで考える。誘われた時、状況によってはヒラリとかわすこともあれば、今回みたいに、かわしちゃいけない時もある。月並みだけど、まごころには、まごころをもってしか返せないし、返しちゃいけない。肝心な時にたやすく自分を偽れることは、自分を含めて誰ひとり幸せにしない。

そんなやりとりをした上でも、これからも関わり続けて下さることに、感謝せずにいられない。最初はたとえ迷惑をかけたとしても、距離感を伝えるのは、僕はいいことだと信じてる。もちろん、それでも関わり続けたい、という大きな前提があってのこと。

Date: 17/06/16 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2123

spider's web

連休明けから残業をやめた。

事業主たるもの残業は仕方がない、ずっとそう思い込んでいたけれど、本当に仕方がないのか、実験も兼ねて一ヶ月ほどやめている。分かり易い変化として、早く寝るようになった。早く寝れば、早く起きるようにもなる。目覚ましなしで、朝になると自然に目が覚める。起こされずに起きるだけで、ずいぶん気分がいい。

2年前は朝まで寝つけなかったことさえあったのに、今では朝からコーヒー淹れてる自分が可笑しくてたまらない。お前は誰だ。そんなリズムのおかげで、午前中の仕事がすこぶる捗る。そうなったらそうなったで、今度は夕方の集中力がガクンと落ちて、その作用をどう捉えようか考えているところ。楽しい。

やっているのは「本来あるべきカタチ」に戻すこと。姿勢をととのえるように、カラダの声を聞くように、仲直りするように。目新しさは、必要ない。残業せずに、残業していた時と同じレベルを保つ、ではつまらない。敢えてそれ以上を目指す。そういうチャレンジが、自分にとってたまらなく楽しい。

ひとつひとつ、思い込みから距離を置いてみる。自分の本性が見えてくる。

Date: 17/06/15 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2122

forest green

LINEはやってない。それで不便をかけてしまうことが時々ある。でも、特に悪いとは思わない。不便をかけている分、他で補おうとは思う。そんな理由で疎遠になることもないし、繋がりたい人とは、ちゃんと繋がれる。

「そう言えるのは強いからですよ」と言われる。そうだったのか。僕はただ、中毒性がありそうで距離を置いてるだけなのに。そんな判断ひとつで、強い弱いの視点を持ち出すことに、ちょっと面食らった。きっと、回転寿司でウニとかイクラを食べても「高そうな軍艦を食べられるのは強いからですよ」とかなんとか言われそうな気がする。ちなみにその人は、嫌われたくないからやっていると言う。

本音ではやりたくなくても、ガマンしてLINEをやると、嫌われないという。そんなわけ、あるはずないのに。“嫌われたくないからそうしてる”なんて考え方そのものに嫌悪感を持つ人だって、少なからず、どころか結構いるけどなあ。誰かを遊びに誘って、応じてくれた理由がそれだと知ったら、僕はすごく悲しい。嫌われない方法を知っている(と思い込んでいる)人には、その視点がゴソッと抜け落ちてる。ないから、強く言い切れる。そもそも他人のココロの中なんて、誰にも分からないのに。

「嫌われない」から逃れる方法は、どこにもない。どれだけ注意深く見回したところで、見えない所で、誰かには、ちゃんと嫌われてる。もしあるなら、万人に好かれる方法も、あることになる。そんな本、どこにも売ってないでしょ。他人を強いと決めつけて、自分の弱さを肯定されるのも、決していい気分ではないわけで。

ないものは、ないよ。

Date: 17/06/14 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2121

hydrangea

しいたけとか石井ゆかりとか、僕の占い好きは知る人ぞ知るんですけど、この頃は人間以外の、たとえばネコに対しても「この子は何座なんだろう?」みたいなことまで思い至るようになりました。人間以外にも当てはまるのかは気になるところだけど、正しい正しくない、分かる分からないなんてどうでもいいこと。その視点を持つことで楽しみがひとつ増えた。肝心なのはそれだけ。

Date: 17/06/09 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2120

hydrangea

きのうは三ノ宮でロゴの打ち合わせを終えたあと、地酒が豊富な居酒屋にてご馳走になる。通うにはまだ少し敷居の高いお店。それだけに嬉しい。

目上の方からかなり年下の子まで、付き合いがある。とてもありがたい。強いて共通点を挙げれば、自分自身とちゃんとつき合ってる人(あるいはつき合おうとしている人)が多い気がする。たとえ若くても、それさえ押さえていれば、年齢はほとんど気にならない。年が近くても自分を見ようとしない人はいるから、その逆もあって然り。

自分自身とつき合えていれば、話したいことは何もない。僕が一緒に遊ぶ人は、ほとんど、話したいことがない。相手もだいたい、そんな事を言う。それもそのはず、話したいから会うんじゃなくて、ただ会いたくて会ってるだけだから。そのくせ必ずと言っていいほど毎回よくしゃべる。話したいことはないけど、会いたい。人間ってそんなものね。お酒は最高の口実です。

Date: 17/06/08 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2119

light green

恥ずかしい。

ブログを読み返していたら、3年前のこんな投稿を見つけた。「破れたカーディガンをお直しに出して取りに行ったら反対の肘も破れそうだった。傷みやすいニットですねえ」みたいな話。この1年後、別のニットの肘も破れることになる。

ここで気が付いた方は、とても勘がいい、そうなんです。破れたのはニットが原因ではなくて、僕の使い方が悪かったせい。思い返せば、当時よく肘をついていた。そのくせブログのタイトルは「気付いてナンボの人生です」とある。全く気付いてなかったくせに、完全にニットのせいにしてたくせに。昔の、大昔の、前前前世の自分ながら相当に恥ずかしい。アホです。

この時がきっかけ、ではないけれど今では「自分にも原因があるかもしれない」視点を持つようになった。自分が正しいと思う(思い込む)時こそ、そう考えるようにしてる。無意識を意識する、を心がけている。

Date: 17/06/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2118

wind chime

何を決めるにも、基準がいる。

ものごとが前に進まない時は、案外、というか結構、いやほとんど、ここが抜け落ちている。いろんな基準でごった返していることもある。基準を決めずに、ただ理想だけが飛び交う。

良いものは高いし、安いものは安いなりの理由があるのに「安くて良いもの」みたいな、水と油の基準を平気で組み合わせたりする。その結果、どこに着地することもなく、ひたすら右往左往を繰り返す。「どうしたいか」がないから、決まることがない。

諦められないから、決められない。全てを満たしたものなんて、どこにもないのに。

Date: 17/06/03 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2117

transmitted light

ひとつの仕事を納めるたび、肩の荷がひとつ下りる。その時はじめて「最後まで緊張を切らさず終えられた」と実感できる。すでにカラダが覚えている類の仕事や、何かしらの理由で緊張を維持できなかった時は、あまり実感がない。緊張を切らさなかったかどうかは、精度にも直結する。おまけに一週間くらい働きたくない欲求にまで直結する(ごく自然な感情です)。

支払って下さった分の役割を果たせたかどうかは、ほとんど、後になってしか分からない。お客さまが喜んで下さるかどうかは、ひとつの通過点。期待どおりの作用を生んでくれるかの方がずっと肝心で、そこクリアできて及第点。それ以上の「予想しなかった何か」まで起きてはじめて合格点。この基準で行くと、仕事を納めても、これっぽっちも満たされることがない。そういうものだから、仕方がない。

役目を果たせた時、もうひとつの荷がやっと下ろせる。そんな事をひとつひとつ繰り返すのがデザインの仕事。そんな事をひとつひとつ繰り返せたら、仕事が仕事を呼んでくれる。目の前のことに、自分の意志でどこまで真剣に向き合えるか、それだけだと思う。今日も長かったひとつの仕事を終えて、一週間くらい働きたくな

Date: 17/05/31 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2116

fresh green

優れているとか、劣っているとか、「何かしらの基準」があってはじめて生まれる。

人に優劣なんて、神様にだってつけられない。足が速いとか遅いとか、運動会やオリンピックなら、話はまったく別のもの。ひとたび日常に戻れば、足が速いかどうかが、ただそこにあるだけだ。足が速くても偉くはないし、足の速くない人だって、笑顔がとびきり素敵かも知れない。じゃあ、足が速くて笑顔がとびきり素敵な人は?信じられないくらい他人への配慮に欠けているかも知れないよ。いくつ金メダルを持っていても、人そのものに優劣はつけられない。

それでも、つけられないはずの優劣を、つけようとしてしまうのが、人間って生きものだ。あの有名な「DA.MO.NO」だ。自意識と呼ばれる、自分でつくった基準で。自分だけのものなのに、自分以外からは丸見えの、何とも照れくさい基準だ。まぎれもなく、それも自分だ。

Date: 17/05/29 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2115

coffee time

フォトグラファーのWebサイト。

依頼してくれたはいいものの、当初は話を聞いても支離滅裂で、何をしたいかが全く感じ取れない。その代わり、余裕のなさや焦りがひしひしと伝わってくる。それ以前から余裕を失っているのは分かっていたし、まずは「ゆっくり旅でもしようか」と投げかけてみる。思えばこれが一番のデザインだったように思う。高校の同級生だから、そんな提案も許される。

2泊3日。日常から遠く離れて、ちょっと、では済まない贅沢な旅。大自然を眺めながらのんびり温泉に浸かって、チカラのある料理をいただいて(もちろんお酒はペアリング)、朝起きてもやっぱり目の前は大自然で、半年が経った今でも記憶は鮮明に残る。そんな時間が落ち着きを取り戻してくれたのか、2日目の車の中で「依頼してくれた方の目になりたい」と話してくれた。自己主張しない性格だからこそ言える、ココロからの言葉に聞こえた。

その想いを軸に、それでいて中身はロジカルに。福笑いみたいでおもしろい、だけど中身はマジメなんだよ、という印象を保つための加減だけ手を加えて、それ以外は最大限に素材を活かすことにした。あとは、狙い通りの役割を果たしてくれること、役割以上の役割を果たしてくれることを祈るだけ。

50種類以上ある目のイラストは、奥さんや娘さん、友人、知人に協力してもらう。その方が愛着も湧くし、いろんな人が関わってくれていることを暗に込めてもいる。余裕を失うと、自分を見失うと、どうしてもその視点を失いがちになるから、お守りのような役目にもなって欲しかった。今回のご縁を繋いでくれたり、ご協力くださった皆さんには本当に感謝します。

YOSHINORI YAMAZAKI

Date: 17/05/26 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2114

paper drip

きのうの一日。

100%自分が悪いことについて謝りの電話。午前中には、と約束して9時頃にかけるつもりが、ギリギリの11時半になった。電話をかける直前なんて、心臓はバクバク。なかったことにしたい気持ちも微かによぎった。自分のココロを基準に置けば、人間なんてそんなもの。80歳になっても変わらない確信がある。相手のココロに基準を置けるか、そこに振り切れるか。大事なのはそれだけ。

高島にあるワニカフェでランチ。クルマで小一時間。美味しいはもちろん、カラダに負担が少ない。滋賀にはそんなカフェが多い。おまけに居心地までいいものだから、満席なのもうなずける。少しご主人とおしゃべりさせてもらったあと、読みたかった本を読んだり、手紙を書いたり。長居しているうちに、漁師の方が大きなビワマスを持ってやって来た。帰りに郵便局の場所を教えてもらう。もちろん、間違える。

人と会おうか悩んで、でも少し疲れを感じて、やめた。今はカラダの声を優先してる。守山の仁々木でどら焼きを買って、コーヒーを淹れて食べた。黒いもの同士で仲がいい。風が気持ちよさそうで、録画した「ダウンタウンなう」を見終えて、隣の駅までランニング。お風呂に入る前にメルボルンに住む義理の親戚と電話。メルボルンは僕に合うらしい。元気そうで良かった。

Date: 17/05/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2113

sky blue

連休のあいだ、録画したまま放置していた番組を見たり、収納の中身を整理したり、生活動線を見直したり。気にはなっていたけど見て見ぬフリしてたことに自然と意識が向かう。他人事のように「おもしろいなあ」と感じた。そうか、今は、そこなのか、と。これぞ大型連休のなせる業。すみずみまで目が行き届くのは、すごく気持ちがいい。ちょっとした深呼吸みたいなもの。

健康について考えると、内臓が浮かぶ。ひとつひとつの内蔵が元気に活動していたら、きっと健康に近い状態なんだと思う。10年以上もカイロプラクティックに通うと、こんな発想さえ普通になる。ストレスだって、内臓にすぐ影響するしね。会社に置き換えると、社長もスタッフもみんな元気なら、その会社はとても健康な気がする。そういう存在に、人は自然と集まるもの。

身の回りの内蔵を元気にしようと思う。自分のことなら、まさに内蔵を。空間なら、見えない所を。会社ならスタッフを、パソコンならフォルダを。仕事ならお客さまを。日常なら目の前の人を、それぞれの自意識を。できることは僅かでも、なんとか感じ取ろうとするのが自分の考える関わり方。

Date: 17/05/12 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2112

cassette

あと5回くらい行きたいと思っていた矢野顕子×上原ひろみ「ラーメンな女たち」ツアーは、その次の週にも行きました。あんまりにも良かったので、オトナの力でチケット確保。電車にゆられ名古屋へ。前回は3階席、今度はアリーナ。やっぱりいいものはいい。フェスティバルホールの時に一緒だった友達から「ラーメンな男ですね〜」とうまいこと言われる。悪い気分じゃない。

話は変わり、カセットテープ買いました。音楽でもアナログの良さが見直されるこの頃。愛車でカセットとMDが聴けるものだから(なのにCDだけが付いてない)、ものは試しに。そういえば曲の入ったカセットを買うのは生まれて初めて。ものすごく新鮮で、ちょっとドキドキ。曲が聴きたいから車に乗る、みたいな習慣が生まれつつあります。いい気分。

明日から6日間、お休みをいただきます。毎年毎年GWは体力回復に充てていたのに、今年は体調管理に取り組んでいるおかげで、体力はそこそこ回復済み。大変だったけど、やればできるんですね、こういうの。自分で自分を褒めます。「何もしたくない」から「何をしよう」に意識が前を向いてる(まさかこんな日が来ようとは。。)。というわけで、気分って自分次第でなんとかできるみたいです。

みなさんも良いお休みをお過ごし下さい。どうか全力で休んで下さいね。

Date: 17/05/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2111

DP3Q1396

うつで体調を崩した友達がいる。ちょっとした逃げ場のような存在でいた時期があって、このあいだ久しぶりに連絡を取ったら、ずいぶん元気になったとのこと。よかったよかった。とはいえ、その頃からもう一年近く経っている。

うつになりそうな人が増えている。そんな話をすると、だいたい「私の周りもそう」という返事が返ってくる。お取引先の病院で話を聞いても、精神科の患者さんは激増してるんだそう。変な言い方だけど、もうすっかり身近だ。「○○が人気と話題に!」みたいな釣りの見出しより、よっぽど身近な話題。繊細なことではあるけれど、変に距離を置くことでもない。花粉症のように、身近な問題になればいい。

そりゃ、ならない方がいいに決まっている。でも、なったから学んだこともある。AMATAが週休2日の体制を採っているのは、自分が体調を崩したことが背景のひとつにあるし、うつになりかけた経験が「あ、このペースで行くとマズいかも」というセンサーの役割を日々果たしてくれてもいる。そう考えると、どっちがいいのか本気で分からなくなる。付き合いの長い友達は「明日は我が身ですよ」と言う。その通りだと思う。結局のところ、自分のココロは自分で守るしかないんだ。

Twitterで話題になった、この本も買って読んでみました。自分のために、周りの人のために、センサーのひとつとして置いてます。

Date: 17/04/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2110

cliff

怖い「から」やっていることなのか、怖い「けど」やっていることなのか。怖い「から」やらないのか、怖い「けど」やらないのか。見ているのは今なのか、今より先なのか。自分の言動をひとつひとつ意識すると、おもしろい発見があるかも知れません。怖さの捉え方がその人自身、だったりします。

Date: 17/04/21 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2109

festival hall

きのうはフェスティバルホールにて、矢野顕子×上原ひろみTOUR2017「ラーメンな女たち」へ。

ライブにしても落語にしても映画にしても食事にしても、余韻まで味わえるものが増えてきてる。運よく出会えているのか、自分の感性が深まってきているのか、そういうものを選び取っているのか、理由はよく分からないけれど、つまりはいい気分に浸れることが多くなったわけです。同じだけの苦しみも味わったご褒美なわけです。

ライブは最高でした、なんて一言では語り尽くせないものでした。ホールの空気で観客みんなが2人を愛してるのが伝わるし、それに応えるどころかその遥か上を飛び越えていく2人のパフォーマンスが圧倒的で、もうなんかたまらない。どんな曲でも「矢野顕子の曲」へと包み込んでしまう矢野さんはまるでブラックホールのようで、感性と技術のカタマリのような上原ひろみの演奏は本人自体がまるで楽器そのもの。ダメだ、全く伝わらない。あと5回くらい行きたいです。

Date: 17/04/17 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2108

gold lacquer

誰かのチャレンジを知るのは嬉しい。踏み出すまでのココロの葛藤を想うと、踏み出したこと、ただそれだけで讃えたい。チャレンジには孤独がつきものだから、自分だけじゃないぞって、気持ちがラクにもなる。続くかどうかは、これからだけど、くじけそうな時は、なるべく支えたい。

続けることは、言い換えれば、やめないこと。休んでも、決してやめないでいること。やめない術をたくさん学ぶこと。

Date: 17/04/14 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2107

splash

ときどきココロが乱れるメールが届く。雑に言えば「イラッとする」メール。そんな時は、ひと呼吸ならぬ「ふた呼吸」置くことにしてます。

故意にそんなメールを送ってくる人いません。僕の周りにそんな暇な人はいない。「イラッとする」の正体は、単に自分に余裕がないだけ。原因は、事情を汲みきれない自分の状態にある。

ココロが乱れた時は、まずプリントアウト。しばらく寝かせて、自分の粗熱を取ります。ほとぼりが冷めたところで、もう一度読み返します。それからスタッフに「○○さんからこんなメールが届いたんだけど、どう思う?」と相談します。これで、ふた呼吸。

やってることは、感情を切り離すこと、客観性を取り戻すこと、考えの選択肢をふたつ以上にすること。ここまですると、ニュートラルになれる。その上で「やっぱおかしい」と思ったら、相手に余裕がない時かも、と思うことにします。決めつけてしまわずに、あくまで「かも」に留めます。

Date: 17/04/12 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2106

dining

「ていねいにやる」みたいな言い回しはどうにも女性的で、自分の辞書には載ってない。「手を抜かずにやる」の方がよっぽど腑に落ちる(かわいげは、これっぽっちもないけどね)。ていねいにやりなさい、と言われても、どうすればいいか分からないけど、手を抜かずに、なら、よく分かるから。自分だけのためなら、よく分かる言葉があれば、それで十分だ。

おもしろいことに、手を抜かずにやることは、結局は、ていねいにやることだ。ていねいにやることは、つまり、手を抜かずにやることだ。出発点が違うだけで、やってることは、どっちも一緒だ。おんなじだけど、違っているだけだ。

Date: 17/04/10 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2105

shibainu

クロネコヤマトさんが無理しすぎずに続けられるペースが、自分たちの暮らすちょうどいいペースにもなるんじゃないかなあ、なんて。いろんなことが速すぎて、本気でペースをつくるなら、ペースメーカーのひとつも欲しくなる。

速すぎるスピードに慣れてしまうと、何かが見えなくなっていることにも気付かない。いろんな“当たり前”は、誰かの見えない努力で実現しているだけ。そもそもネコって、ダラダラするのが本業なのに。

話題はネコでも、今日はわんわん。僕のことなんて気にも留めず、ずっとこの感じ。気持ちよさそうな姿って、見てるだけで嬉しくなる。見せつけられると、困るのに。

Date: 17/04/07 Photo: iPhone 5

2104

dune

生まれて初めて鳥取砂丘へ。年明けの話。

みんなが知ってる、砂の丘。みんな知ってるだけあって、たしかに感動がある。こどもは靴を脱ぎ捨てて、無邪気に砂と戯れては延々とキャッキャしてる。大人は文字通り「大人しく」どこか体力を温存しながらも、楽しんでいる。それぞれの楽しみ方の違いを見ました。

こどもは無責任でいい。無責任だからこその“キャッキャ”がある。大人も無責任でいい、というわけにはいかない。こどもに何かがあった時のために目を見張ったり、帰りの運転の余力を残しているのかも知れない。ただ単に冷めているだけかも知れない。責任があるかどうかの違いは果てしなく大きい。なにせ“キャッキャ”できるかどうかが、懸かっているんだから。

・・・なんて思いにふけるうちに「童心にかえる隙をうかがう大人でいるか、肝心な時に責任を取れるこどもでいるか、どっちが楽しいだろう」そんな考えがアタマを過る。みんなはどうしているんだろう。

仕事を優先する期間を増やすと、ココロづかいに使える時間と余裕は少なくなる。これはもう変えようのない事実で、仕方のないことでもある。ここ数ヶ月は特に思いが至らないことも多々あったし、不本意ながら不義理してしまうこともあった。その逆に、されたことも同じだけあった。相手も余裕がないんだと分かる。

少し時間が作れるようになって、また連絡を取ってみたり、お詫びをしたり、お礼を伝えたり、そんなことをやってます。今のまま保てるのか、もっと良くなれるか、関わり方を変えるのか、もう関われないのか、そういうのは自分だけで決められることではないけれど、誠意だけは尽くしたい。ココロある人と関わるって、そういうものだと思う。その繰り返しでしかないと思う。

やりたいことより、今やるべき事をひとつでもやる。そうこうしてると、それだけで毎日けっこう忙しいです。何のためにやるかって、本当の意味で自由でいたいから。やりっぱなしはこどもの特権。やるべき事をやりたいことと重ねられたら、楽しみが増えます。

Date: 17/04/06 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2103

松瀨酒造

松本にあるカウンター8席のおでん屋。そのサイズ感にもかかわらず、日本酒リストには松の司があって「地元の蔵元なんです」と誇らしげに話したのがちょうど一年前。その「松の司」を醸す松瀨酒造さまからWebサイトのリニューアルをご依頼いただいたのが5ヶ月前。公開に至ったのがこの間の1日。どこか連続性を感じずにいられなかった一年間。

そして今また、その松本にいます。おでん屋で知り会った方々に会いに。また会いたいと思った年上の方々に。一年ぶりの待ち合わせ場所は、そのおでん屋「瀞(とろ)」。手土産に用意した「松の司・純米吟醸あらばしり」は、お店にいたすべての方に振る舞われました。一年前とは違う誇らしさと嬉しさで胸一杯。お酒のチカラって偉大ですね。

業種は違えど自分の考え方とも似ているところがとても多く、その揺るぎない信念を伝える場のひとつに関わらせていただいたことはあまりに光栄なこと。全国的にも名高い蔵元だけに、下手なことはできないプレッシャーでしばらく日本酒が飲めない時期もあったし、一段落した時にはあまりの安堵感に思わず泣いてしまいそうにもなりました。自分にもあるんだなあ、こういうことが。その代わり、今の自分たちにできること以上の仕事をさせていただきました。ありがたいことです。

松瀬酒造株式会社

Date: 17/04/03 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2102

iron kettle

やりたいことを仕事にしてる、なんて言う人がいたら、それはきっと嘘です。

エイプリルフールだから「嘘」って使いたいだけなんじゃないかと問われたら、そうですその通り。図星すぎてぐうの音も出ません。それはそれで本音ですけど、それより「やると決めたことを続けている」の方が自分にはしっくり来ます。いい面だけじゃなくて、希望と絶望とが混じって丁度いい湯加減、みたいな。

自分のために自分ができることは、突き詰めると「選んで、決める。」たったこれだけかも知れない。たったそれだけかあ、と、選択肢の少なさに残念な気持ちになる。でもだからこそ、ひとつひとつの決断を大切にしよう、とも。

今日から4月。大きなヤマを越えて、また少し、息を抜きます。会いたい人に、ただ会ってきます。

Date: 17/04/01 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2101

snowing

狂気

狂気っていいなと思う。この前、10年以上お世話になってる治療家が足を骨折して、病院へは行くものの「ギプスはいいです」と断ったという。呆れたけれど、すぐに理解した。自分の治療で治す絶好のチャンスだという。狂気はいつも日常の中にある。そして誰にでもある。狂気っていいなと思う。

寂しさ

日常から非日常に移動するエアポケットはとても寂しい。旅に出るときによく感じる。制服から私服に着替える合間の“裸の自分”が、あらゆる状態の中で一番スキだらけ。その先に「なんでもない自分を取り戻せる時間」があるのだけれど、そこに向かわないと、行きたいのに行けないと、そんな自分から目を逸らすと、乱気流に巻き込まれてしまう。

尊敬

まだ結婚もしていなければ息子も娘もいないので、子育てしながらも勤めている人たちは本当に尊敬しています。中には僕の生き方を羨ましがってくれる人もいて、酷い時には「見下してるでしょう」なんて被害妄想むき出しなことも言われるけれど(この手の発言けっこう傷つきます)、まったくもってそれはないです。自分ができないことをしている人は、どうあれ尊敬します。その代わりに、自分の生き方にも誇りを持っています。そのための努力は続けています。

Date: 17/03/15 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2100

Sea of Japan

自分の思い通りになるのは幸せなことかも知れないけれど、自分以外の誰かが満たされてない状態なのかも知れない。独りよがりなのかも知れない。

自分の思い通りじゃなくても「それもいいね」と受け止められたら、いろいろ楽しくなってくる。かつての名言「思てたんとちがーう」も、まるで反対の意味になる。

Date: 17/03/09 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2099

white

起こり得る最悪のケースを想定して、言いにくいことまでしっかり伝えてくれる。責任感のある、とても誠実な態度に感じる。自分もそんな人でありたいと思う。

細かいことに取り組めば取り組むほど、大雑把な性格に惹かれる。自分の性格では絶対に辿り着けないから、皮肉でもなんでもなく、ココロの底から憧れる。本気で羨ましく思う。

自分が「こうなりたい」未来の姿と、自分が「こうなれない」諦めた姿。“魅力”の正体って、その辺りにあるんじゃないかな・・・なんてことをフワフワ考えてるうちにリセットも無事に完了。気持ちに余裕があればあるだけ、人にやさしくいられる。

Date: 17/03/08 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2098

詰所三国

年明けから仕事が慌ただしくて、今は仕事中心の暮らしを選んでます。

なるべくカラダを休めるために、魅力的なお誘いもいくつかお断りした。遠出したい気持ちもグッとこらえた。会いたい人にも満足に会えていない。おかげで仕事は順調だし、毎年苦しんできた確定申告の準備も事なきを得た。選ぶとは、何かを諦めること。

その代わり、そんな生活を2ヶ月続けるとさすがに限界も来るもので、いまリフレッシュの旅に出ています。カラダとココロのリセット。先はまだまだ長いから、ここらで小休止。冷静な判断力を失うと、自分の役割が果たせなくなる。ギリギリの状態で仕事を続けても、自分も周りも誰ひとり幸せにならない。2ヶ月と言わず月に一度は、しっかり休んだ方がいいかも知れない。

人と比べてアタマの回転が早くて、深くも考える(らしい)。取り柄だと思っているけど、見方を変えれば、その点について“人並み以上に瞬間のエネルギーを使う”ということでもある。そうだとしたら、長時間の労働には向いてない。ずっと「なんでこんなに体力ないんだろうか」と思ってたけど、やっと腑に落ちた。

いいところは悪いところだし、コンプレックスは愛されるところ。それにしてもここは、いいところ。なんでも諸刃の剣だなあと思います。

Date: 17/03/07 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2097

ducks

この前、友達に予定をドタキャンされる。大して傷つくこともなかったけれど、ただ「気にしてないよ」と言うのもかえって気を遣わせてしまうかも知れないから「悲しい、けど許す。」みたいな伝え方をした。自分の気持ちは伝えるけど、うしろめたい気持ちも残して欲しくない。その2日後、「ゴメンね」の手紙が届いた。そういう関係でよかったと思う。お互いさまがいい、許し合おうとするのがいい。

きのう、数ヶ月間ずっと謝れなかった人に時間を作ってもらって謝る、ということをした。許してもらえるかなんて分からないし、それはそれは緊張もした。でも今はそういうこと、ひとつひとつ乗り越える時期。3年越しに謝ってくれた友達が背中を押してくれたのかも知れない。そういう人が現れてくれるってことは、きっとそういうタイミング。

大きな理想を掲げる人より、仕事のできる人より、キラキラして見える人よりも、言いにくいことを伝えてくれたり、悪い事したらちゃんと謝れる人の方に僕は惹かれる。自分をごまかさずに、ちゃんと。見せかけじゃできない、絶対に。

自分のせいにしなかったり、自分の中でだけ謝ったつもりにしたり、なかったことにしたりは、もうおしまい。許せないこともたくさんあるけど、ひとつでもたくさん許せる人でいたい。

Date: 17/02/23 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2096

footprints

39歳になりました。

毎年この日は、一年前の自分が何を考えていたのか振り返る。僕は「姿勢を変える」と書いてました。今までと違ったのは、少なからず「若いなあ」といった気恥ずかしさがあって当たり前だったのが、今回はなかった。まるで数日前に書いたばかりのような地続き感があった。肉体的にも精神的にも、この言葉を糧にしてきた一年だったからと信じたい。

姿勢を変えると、今まで関わってきた人とも、また違った角度で関われるようになる。自分自身が「何者でもない」と悟ると、他の人もそうなんだと分かる。何者でもないはずなのに、何者かであろうとする人からは、その内側にある心情が分かるようになる。何者でもないけれど、何者でもないから、人は誰かと関わろうとする。

自立しようとする人、やたら早起きする人、免許はあるけど高速に乗れない人、うまく言葉にできない人、離れても時々思い出してくれる人、独りを楽しめる人、本が読めない人、義理の親戚と呼んでくれる人、どこまでも鈍感な人、チャレンジを続ける人、いま何かに気付いた人、うまく馴染めない人、一日に映画3本も観られる人、無意識にすり替える人、信念を貫く人、「分かってくれそう」と頼ってくれる人、不毛な会話を楽しめる人、決断しない人、ネコと別れて傷心中の平僧、自信の持てない人、ワイパーに気付かない人、やたら尊敬してくれる人、一度ココロを壊してやり直してる人、カプセルホテルに惹かれる人、歯を食いしばってる人、魅力に気が付かない人、陰ながら見守って下さる人、自分に素直じゃない人。いろんな人がいる。それぞれ、どこか変わってる。もちろん僕も、その一人。変わってて当たり前。

いろんな人が周りにいてくれるから、自分が見えてくる。自分が見えてくるから、人に何ができるか見えてくる。そんな対話ができることが、ものすごく幸せです。いつもありがとうございます。

いろんなカタチで気持ちをいただく機会が年々増えて、それぞれお礼がしたいと思いながら、今なぜか休日出勤している始末です。おかげさまで慌ただしい日が続きすぎて続いています。風邪も引かず元気でやってます。

会いたい人がたくさんいます。春になったらまた遊んでやって下さい。音信不通気味ですが、大切なものは何ひとつ変わっていません。どうぞよろしくお願いします。

Date: 17/02/14 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2095

wind ripple

一年前に相談に乗って、それまではとにかく自分を大きく見せることばかり考えていた子が、一年経って「芯」を感じられるようになっていた。厳しい現実を突きつけた末に「変わりたい・成長したい」と、自分で立てた目標に地道に、時には泣きながら取り組み続けて、その結果としての今がある。

事あるごとに妄想の世界に逃げ込んでいた子の口から発せられた「それも現実ですよね」なんて言葉は、まるで夢のよう(ややこしい)。僕の想像なんて優に超えるほど、ものすごくばんがったんだろうなと静かな感動がありました。そういうの、なんかこう、ココロがじんわり喜びますね。やっと繋がってきたな、と感じます。今日も救われてます。

Date: 17/01/25 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2094

fire

初心よりも初心にかえって、ひとつひとつ向き合ってやってます。口数というか、外に向けた言葉も減ってきて、それが理由で更新は滞っています。春まではほとんど書かないかも知れません。病気することもなく、すこぶる元気です。愛と勇気だけが友達です。

今年から「肘をつかない」にもチャレンジして、さらに姿勢をととのえ中。楽しくないこと以外は本当に楽しいことだらけ。お仕事お待たせしている方には本当にご迷惑をおかけしています。少しずつでも着実に進めています。

寒い日が続きますね。

Date: 17/01/20 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2093

shining

新年明けましておめでとうございます。

3日前から仕事を始めて、あらためて「働くって疲れるんだなあ」と実感します。そうか、正月って「正気でいられる月」なんだと勝手に悟ったりもしてます。こんなに疲れることを週に5日も、それを毎年毎年50週以上も繰り返しているんだから、人間はなんとすごいことをしてるんだろう。もっともっと自分を褒めてあげないと。

今年はまずこの「疲れ」をコントロールしながら、引き続きカラダと向き合います。去年は地道にココロを鍛え続けて、次はカラダの方を念入りに。アタマは慣れる(と思い込む)ことはあっても、カラダは慣れない。そうやって自分自身と向き合いつつ、チームとしてのAMATAも強くする。自分が積み上げた実感を、チームというカタマリにも落とし込む。そんなことをやります。

今年もまた一年このブログにもお付き合いください。どうぞよろしくお願いします。

※いろんなウィルスが流行っているようです。くれぐれもご注意くださいね。

Date: 17/01/07 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2092

lighthouse

他人事をじぶんごとに、じぶんを他人のように。

なんて言うと「君の名は。」みたいだけど、僕の2016年は、この言葉で言い表せる。どちらにも共通するのは、あるがままを見ようとする姿勢。

何か起こった時に「もう一人のじぶん」がやってくるのが今までだとすると、今はいつも棲み着いているような、ココロの食費2倍になるような、そんな感覚へと変わる。無意識の時間を減らして、意識する時間を増やした。

そのおかげか、誰にも言えなかったココロのうちを、これまで以上にいろんな人から聞かせてもらえた。「安藤くんだから言うけど、」を、よく聞いた。すごく光栄という気持ちと、吐き出す人ができて少しでも気持ちがラクになってくれたらいいな、という気持ちの両方がある。「本当に困った時にアタマに浮かぶ人」でありたいと、20歳の頃から思っているから、やっとそうなってきた気がする。ありがたい。安藤の「安」は安心の「安」、なのです。

言葉は、態度は、ココロのうちが出発点にある。いつもそう捉える。人を理解することは、ココロのうちを知ること。見たままで判断しないこと。なるべくイメージから離れること。「そこまでしてしんどくない?」と言われるけど、しんどくもなければ、ラクしたくもない。これはただ、自分のためにやっているだけ。人が自由になると、自分も自由になれる、それだけのこと。僕にとっては、人を理解しないのは、自分を理解しようとしないということ。

大袈裟でも何でもなく、やっと人生が始まった気がする。これまでで断トツに楽しい一年。慌ただしい最中(さなか)にこんなブログを書いては現実逃避する、ステキな矛盾まで丸ごと含めて。

Date: 16/12/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2091

TIME VOYAGER

トローリーバッグのロック部分が故障して、メーカーに修理してもらう。

ごく当たり前のことだけど、使っているうちに、壊れる。愛着があるから、直して使い続ける。なるべくそうできるものを選ぶ。

ココロの底から惚れ込むものは、人生でそう多くは出会わない。他の人はどうか知らないけれど、僕はそう。だからやっぱり、大切にする(いいものは安くないし)。大事にしまっておくようなことは好みじゃないから、スニーカーに惚れ込んだ時期は葛藤が耐えなかった。直せないものは、それはそれでつらい。大抵は、大きな魅力と背中合わせに大きな欠点のあるものを好みます。その方が手間をかける喜びがある。

使い続けることは、新しく何かを買わないことでもある。廃棄しないことでもある。そんなつもりはなくても、そんな作用を生んでいる。「新しく買った方が安いかも」みたいな感情に惑わされそうな時は、よくこうやって別の視点を取り出しては、自分を落ち着かせている。愛着にだって覚悟はいる。

Date: 16/12/23 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2090

tree

「これが自分の持ち味」と信じて疑わないものは、あんがい思い込みだったりする。誰かに「それいいね」と褒められたこととは、まったく違うものだったり。

持ち味は、自分が自分でいられるものかも知れない。それだけに、出し惜しみしようなんて考えない。いつでも振りかざしたい。だからこそ、凶暴な一面もちゃんと持ち合わせてる。自分にとっては良くても、他の誰かにとっては不快に感じられることだってある。

持ち味は、使いどころを見極めてこそのもの。この頃そう考えるようになった。あえて頼らないようにすると、グッとこらえてみると、いつもよりしなやかにものごとが進んでくれたりする。自分にとっての持ち味は、人には濃すぎるのかも知れない。

持ち味という「味付け」を抑えたら、素材そのものの味が活かされる。そういう事だと思う。よく考えないと、反対のことをしてしまう。考えが足りない日ばかりだ。持ち味を殺し続けていることに、まだ気付いてない人もいる。

Date: 16/12/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2089

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◎土曜日のこと

 父の24回目の命日。もうすぐ四半世紀。墓前にて報告と誓いをいくつか。

夜はAつMATA。こっちも9回目。予定が重なる師走2週目にもかかわらず26人も集まってくれて、本当にありがとうございました。楽しかったです。来年も続けるかは未定でも、他人事のように「あったらいいなあ」とは本気で願ってます。

AつMATAは「何もしない」がテーマ。よしみのココロのこもった料理、お店の空気、美味しいお酒、そして来てくれる人を信じたら、もうぜんぶ足りてますやん、ということが本当に実感できる。不安になると人はつい何か足したくなるけど、足さない。最後の最後に分かったのは、結局これは能であり浄瑠璃である、ということ。

◎翌日のこと

 たくさんの人が集まってくれた、その反動から来る虚無感も味わえるように。「孤独」という前提に帰ってきた感覚。AつMATAに共感してくれる人は、その前提を共有できる人なんだろうなと思う。京都まで行って中山珈琲を飲みながら少し話して帰って、余ったワインを飲みながら平野啓一郎の新作の続き。本当におもしろい一冊。読み終えたら、最近知り合った子が借してくれたオススメ本を読む。そういうのがいい。

寝る前に友達から突然の連絡。3年前の非を謝りたい、と。聞けば僕自身まったく気にしていなかったこと、でも本人はずっと後ろめたかったこと。苦しみ続けていたこと。その勇気と誠実さが言葉にできないほど嬉しくて、ずっと苛まれてきた自意識に対して僕ができることは、全力で許すことしかない。ちょうどそんなことを直前のブログにも書いた。怒ってないことと許すこととは、似てるようで少し違う。大切に思ってくれてるんだなあと、逆にこっちが救われる。

Date: 16/12/12 Photo: iPhone 5

2088

dragon

デザイン仕事に没頭している合間に書くブログは本当につまらない。今日がまさにそう。書くだけ書いて読み返すやいなや「これはイカン」となってすぐ却下。なんというか、焦がしバターならぬ「焦がし過ぎバター」みたいな苦みと重み。こんなときは言葉を必要としない写真でもUPしてお茶を濁すのが吉。そもそも書かない、が大吉、だけどそうもできない時期。

話は変わって、許し合える間柄って、すごくいい。一人だけでは成立しえない魅力がすごくいい。「できるようになる」の仲間にも、入れてあげて欲しい。

Date: 16/12/08 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2087

brown rice

この間のM-1、特に決勝ラウンドが素晴らしかった。3組とも甲乙つけがたいおもしろさで、最後までどのコンビが優勝するかホント分からなかったほど。銀シャリは、安定感のあるしゃべくりスタイルはずっと大好きだけど、だからこそこの賞レースで優勝は難しいだろうなと勝手に分かったつもりでいたら、もう一段上を登って見事に優勝。これにはもう感動しかない。芸を磨くっていいなあと、ココロから。

挫けずに磨き続けると、ちゃんと光るね。ザイマン最高です。

Date: 16/12/07 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

2086

upside down

慌ただしい時期は余裕がなくなる。習慣も崩れるわリズムも崩れるわ、全人類に起こり得る悪循環。

中でも困るのは、判断を誤ること。間違えること。それはアートディレクターの仕事で一番やっちゃいけないこと。なるべく間違わないように、習慣やリズムを俯瞰して見て、余裕のなさ加減を確認する。簡単に言うと、いつもできていることが、どれだけできていないかを計る。

仕事をはじめる前に植物の状態は見れているか、声はおかしくないか(疲れてると寝起きみたいな声になります)、ちゃんと相手の目を見て話せているか、カロムは狙ったところに打てるか、文章が要件だけになっていないか、後回しにするものが多くないか、誰かのせいにだけしていないか、彷徨いたがってないか、ごはん何を食べたか覚えているか、寝る前に本を読めているか、などなど。その上で、今日は一呼吸じゃなくて二呼吸まで置いてみようとか、自分なりの処方箋を出してみる。自分の感覚は信用しない。いつも以上にスタッフに意見を求めたりもする。

明日から12月。一年で一番間違える月(たぶん)。間違えないようにするって、人間には難しいです。

Date: 16/11/30 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2085

dp3q1218

個人的エネルギー問題。

不要なダイレクトメールの受け取りをやめる。破って捨てれば3秒で済むハナシも、破って捨てるものをわざわざ配達する配達員さんのエネルギー、宛名ラベルを貼る事務員さんのエネルギーなどなど考えると、ものすごく無駄なエネルギーが使われてる。いや違うぞ、僕が使わせてしまっている。

ダイレクトメール自体どこかのデザイナーさんが作っているものだし、そこに対するちょっとした後ろめたさもある。破られると分かっているものを作るって、想像しただけでも辛い。面倒だけど、ひとつひとつやりとりして、やめてる。面倒こそ日常。

少し前に、在来種の野菜をつくってる農家さんと話して印象に残ったこと。夏野菜は種ごと食べるものが多いからそれなりにエネルギーがある。ちゃんと作ったら、野菜だけでも十分お腹いっぱいになるとか。それ以来、たとえば同じ大きさのリンゴでも、含んでるエネルギーは全く違うのでは?と思い始める。

それをカロリーというのかは分からないけれど(無知です)、生命そのものが持つエネルギーのようなものを、手に取った時に感じることもある。エネルギーをいただく、という感覚。少しずつでも深めたい。一緒にいて疲れる人も元気になる人もいるし、そういうものだと思う。

Date: 16/11/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2084

Lake Biwa

新しい通販サイト立ち上げの打ち合わせで兵庫へ向かった帰りに立ち寄った、大津SA(上り)からの眺め。叶匠寿庵にてコーヒーと栗きんとん。「きんとん」っていい響き。きんとん、かんてん。

お手洗いのハンドドライヤーが外から見える位置にあってなんだか間抜けだったのと、お土産のひとつに「栗モンブラン」なるものがあって、モンブランの気持ちを考えると「アタシじゃ説明不足ってこと?!」とでも言わんばかりのトゥーマッチさ加減にゆとりのなさを感じました。

今回のAつMATAは、いつも参加してくれる人のその友達が何人か来てくれます。あの場所に呼びたいと思ってくれる気持ちが本当に本当に嬉しい。きっと大切な人に違いないから。まだ十分に声かけられていなくてすいません。時間かかってますが、一斉送信、みたいなことはしたくないのです。内から広がっていくのが、僕は好きです。

Date: 16/11/25 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2083

In This Corner of the World

きめ細やかに描写される日常に、とてつもない非日常が起こる。でも、日常は決して足を止めてはくれない。それが現実だと言わんばかりに。そんな残酷さが描かれていながら、今までに観たどの映画よりもたくさん声に出して笑った。これこそ人生だなと思いました。

Date: 16/11/24 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2082

yujiro

今日は京都造形芸術大学の学生さん3人に囲まれ、「はたらく人」というテーマでインタビューを受けました。この仕事に就くことになった経緯(と15年以上前に描いたイラストも)を久しぶりに振り返れたことや、ふだん大切にしていることも日常になりすぎて、あらためて言葉にして「そういえばそうだったなあ」と感じることも多くて新鮮なひととき。

自分らしいなと思ったのは、いろいろ質問を受けた中で「これからの目標は?」に即答できなかったこと。ないんだよなあ、これからの目標って。仕事に関しては目の前のことにひとつひとつ向き合うことしか興味がないのかも知れない(だから職人って言われるのかも)。考えるきっかけになりました。3人ともお疲れさま。長丁場ありがとうね。

Date: 16/11/18 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2081

candle

このブログ、目に見える反応は1割とありません。降水確率なら10%未満。まず降らないであろう雨にココロを乱す人が、一体どれだけいるだろう。

SNSの反応って、せいぜいそんなもの(そんなもんでしょう?)。視点を変えれば、いつも9割以上の方が何も言わず読んで下さっています。会った時にちゃんと感想を伝えて下さる方もいます。もちろん、どちらも同じくらいありがたいこと。見えてるものと、見えてないものを足して、ぜんぶ。

Date: 16/11/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2080

dp3q1207

メガネを買う。同じものを2つ、JINSにて。

店員さんに「どんな風にお使いになりますか?」と訊かれて「何かあった時のためです」と返す。つまり、災害時のメガネ。普段は1DAYタイプの使い捨てコンタクトなので、大きな災害が起こった時、僕は高い確率で翌日には視力のほとんどを失う。明るい日中はまだしも、灯りのない夜を想像すると、見えないことは本当に怖い。守りたい人を守れないばかりか、いろんな人に迷惑をかけることもある。

その事実に気付いてはいたけれど、そこまで必要かは疑問だったし、アタマのどこかで「そんな日は来ない」と思っているし、合わせて1万円強とはいえ無駄な出費になるかも知れないしで、結局3年かかった。きっかけはこの間の鳥取地震。買うと決めても、億劫さは拭えなかった。鯖江で買った普段使いのメガネも、ひとつ持っているし。

これは儀式。メガネを買うという行為で、もうひとつ覚悟を決めたというか、本当はやらなきゃだけど、目を逸らしたいことを「じぶんごと」にするための。できれば何もしたくない。でも、つまずくことって、見失うことって、大体そんなことでしょう。ずっとグルグルしてることって。

世の中の大きなできごとに一喜一憂するのはそれはそれとして、こっちの視点もそばに置く。できることから、ひとつひとつ。実はそれが一番の近道だったり。

Date: 16/11/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2079

beer

今年もAつMATAの季節がやってきました。今回で最後になるかもなので、もし良かったらご参加ください。

ー日にち
12月10日(土)18:30〜(22:30)

ーところ
GOODFOOD(滋賀県野洲)→詳しい場所

ー会費
おひとりさま4,000円(税込/飲み放題つき)
小学生以上 1,500円
小学生以下 500円

ー定員
25〜30人くらい(先着順)

ー締め切り
12月3日(土)の23:59まで
※定員が埋まった時点で締め切らせていただきます。

ー参加できる人
申し訳ありませんが友人・知人のみとさせていただきます。

ーひとこと
どうぞお気軽にご参加ください。肩書き抜きで、人と人とが集まるだけの楽しい会です。お一人でのご参加や、途中参加の方も大歓迎です。

ー飲み放題について
飲み放題は2時間です。2時間を超えた場合、有料にて追加できます(最後まで飲み放題のお酒も用意しています)。

ー参加のご連絡
僕宛にメールください(PCでもiPhoneでもfacebookでも何でも)。定員に限りがありますので、場合によっては泣く泣く参加をお断りさせていただく場合があります。その場合、このブログにて締め切りの告知を行います。また、行きたいけど予定が未定・・・という人もその旨ご連絡下さい。

ーここだけの話
来てもらえるかどうか毎年ヒヤヒヤしてます。早めにご連絡もらえるとホッとします。あと、よしみが何か新しいこと企んでるようですよ(僕はノープラン)。

Date: 16/11/08 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2078

firewood

ことしのはんぶんをすぎたころからずぅっとあわただしくて、いきおいはこのごろさらにかそく。そのにゅあんすをつたえるために、2078かいめにしてぜんぶひらがなでかいてます。そうです、はつのこころみです。ぜんぶかたかなになったら「あ、もっとあわただしくなったんだな」のさいん。

つぎのぶろぐでは、ことしの「あつまた」のこくちします。しょじじょうあって、こんかいでさいごかもです。だからってわけじゃないけど、あのひともこのひとも、なるべくきてくださいね。せっせ、せっせ。

Date: 16/11/02 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2077

greens

人見知りだとかそうじゃないとか、その手の話題の一番つまらない答えになるかもなのは承知で、最近はなるべく「ただそこにいるように」してる。相手にも自分にも極力ストレスを感じさせないというか、プラスにもマイナスにも振らない、ゼロの地点。

実際そうはならないんですけどね。あくまで近づけている、というだけ。存在しないゴールは目指さない、そこがポイント。そうするだけで、見えてくるものが山ほどある。見えてくると、今度はいろいろ起こる。

Date: 16/10/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2076

ginkgo nuts

銀杏が届く。

樹齢400年の銀杏(いちょう)の木と暮らすお客さまから、収穫のお裾分け。まるで宝石のよう。封筒と塩、そして「食べ方メモ」まで一緒につけてくださる細やかさ。ありがとうございます(ご依頼いただいている仕事は遅れているというのに)。ここまでしていただくと電子レンジまで期待してしまいます。試しに少しいただいたら、思わず卒倒しそうな美味しさ。銀杏とは茶碗蒸しの中でしか接点がなかったというスタッフまで感動するほど。なんだなんだこれは。

きのうはきのうで、鳥取のこれまた小粋なお土産をいただく。いただきもので生き延びてる気がする。ココロのいただきもの。そうかも、真理かも。

Date: 16/10/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2075

dp3q0873

iPadが欲しいという相談をお客さまから。どのモデルを買えばいいか。

事情を聞けばフル活用するほどでもない。新品を買うのはもったいないから、じゃあ中古かな、となる前に「買わない」発想で考えてみる。D&DEPARTMENTの企画展で使われている音声ガイドは、不要になったiPodをSNSで集めたもの。同じようにiPadも実はけっこう余ってるはず。そう思って周りの人に聞いて回る。3人くらいにアプローチして、見つかる。

いただく代わりに何かお礼をしようか、あるいは安く譲ってもらうつもりが「物々交換にしましょう」という流れに。料理が好きな方なので、少し前にポイントを貯めて交換したGLOBALの包丁セットのうち1本と交換。おもしろいなあ。

こう書くと簡単に思えて、実は包丁にたどり着くまでに「自分には不要だけれど相手に価値を感じてもらえるもの」をあれこれ考えた末のこと。モノに限らずコトでもよいルールまで提案いただいて、何かを手伝うとか、デザインするとか、発想をめいっぱい広げた時間まで含めて楽しかった。そんな時代です。

Date: 16/10/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2074

Lake Biwa

京都の愛すべき人たちと、滋賀県を巡るツアー。名ばかりのガイドと、方向音痴ドライバーの2役。20年以上も滋賀に住みながら、初めてのびわ湖バレイ。夏に新しいテラスができたおかげか、平日なのにかなりの賑わい。知らないこと以外なんでも知っているのに、まだまだ知らないことばかり。天気も空気も風景も出会った人もわんわんも、ぜんぶ良かった。

Date: 16/10/20 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2073

flower

今さっき2年ぶりに再会した人が着ていた服が、前日の夢に出てきた姿とほぼ一致した。今まで一度も見たことのないコーディネート。それに気付いた時も、驚きと言うより「あ、ホントに合ってた。」みたいな感覚。なんだこれは、なんだチミは。

世間を騒がせた高畑裕太氏をはじめてテレビで見た時も「この人なにかやらかしそうだなあ」と感じたこととも、何か関係があるのかな。いよいよそんな能力が身に付きつつあるのかな。そのうち「イタトン!」とか使えるようになるのかな。なれるもんなら、なりたいな。

Date: 16/10/18 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2072

shadow

意識してること以外、ぜんぶ無意識。

言葉にすると「そんなもん当たり前やないか!このすっとこどっこい!カネ返せ!いや酒もってこい!」とかなんとか言われそうですけど、当てはめてみると結構おもしろい。

このブログを読んで下さっている時も、読んでいる最中に自分の「読んでいる姿」を意識する人はほとんどいないはず。書いている僕自身も、今この瞬間は「書いている自分」を自覚するものの、没頭し始めた瞬間から意識は別のところへ行ってしまう。

自分自身は、自分が意識していることでできていると思い込む。自分以外の人は、無意識な状態もぜんぶ含めて見ている。そこに大きな認識のズレがある。どれだけ意識しながら過ごすかで、変わってくるのかな。やっぱりおもしろい。

自分ひとりでは気付けないことがたくさんある。気付けても、認められないことも。

Date: 16/10/17 Photo: SIGMA sd Quattro + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art

2071

a dry rose

ちょっとしたお礼なんかに手紙を書くようにしてる。

ブログやSNSみたいに不特定多数に向けて、誰に向けて伝えたいのか自分でも実はよく分かってないものを楽しむのも、それはそれでいいのだけれど、特定のひとりに向けて伝える「基本中の基本」が手紙にはあって、個人的にお気に入り。

残るものだから、残したいものだから、いつでも「さあ書こう」という気にはなれず、前もって日にちを決めて、それまでに気持ちを整えて、と、時間がかかる。いわゆるココロの準備というものが。そこまでしても書けない日はザラにある。そういう所もいい。

少し前に、仕事仲間の奥さんにお礼の手紙を書いて、嬉しいことに手紙で返事をいただいて、そんな関係をひとつひとつ積み上げていくのが性に合っているというか単純に好きなので、そこに共感してもらえるのはとてもありがたい。出す相手がいなければ、書くことも送ることもできない。

Date: 16/10/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2070

dp3q0800

SIMフリーに変更しました。3年以上使っていたiPhone5からSEへ。これを書いてる今まさに、ナンバーポータビリティの開通手続き中。裏では何が行われているのか。

急速に普及するSIMフリー。周りもじわじわ移行していて、数年後はきっと定番になる。お金は理由ではなくて、安さや便利さという価値観(と2年間)に縛られて「それ自分の意志で選んだ?選ばされてるんじゃない?」みたいなところから抜け出したかった。謎の明細や複雑すぎるシステムにも不本意ながら目をつぶっていたし、なんか、あんまり健全ではないなあという気持ちはずっとあったから。こういうカタチの意思表示も、していかないと。

いくらかは不便になる要素も出てくるだろうけど、自分で選んだことで、そもそもスマホの不便さなんてそれほど大した問題ではないし、不便なら不便で工夫する楽しみも生まれるし。それにしても最近のバックアップのスムースさには驚いてます。すごいなー。

Date: 16/10/12 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2069

birds

過労、過労死。

僕のまわりにも心配な人がいる。ある人は会社の体質が理由だったり、ある人は自身の気質だったり。ほとんどは、その心配を余所に、という感じだけれど。カラダよりもココロよりも優先せざるを得ないものがあるというのが、僕にはつらい。たとえ事情は理解できても、つらいものはつらい。

「私は大丈夫」なんて根拠なく言う人が、聞く側にとっては最も危険で、信用に足らない。とはいえ誰でも期間限定で、だましだましやり過ごさなきゃならない時期もある。でも、自分を欺くことに慣れてしまった時、たいてい取り返しがつかなくなっている。

できることはほとんどないけれど、自分に異変を感じることがあれば、一声かけて欲しい(知っている人に限ります)。その時くらい依存であってもいい。できることは本当にないけれど、どこかに逃げ場があるのは、きっと気持ちが救われるから。背中を押さずに、引く、とでもいうか、そんな場所があっていい。

週休2日の体制を取っているのは、理由はさまざまで、時々お客さまにも「休み過ぎ」と指摘されることもあるけれど、「あそこが休んでるなら休んでもいいか」と思ってもらえるのは、ひとつ有意義だと思うし、一日はカラダを休めて、残りの一日は単なる野洲市民として過ごしてバランスを取ってる。

いちばん時間を使っているのは仕事でも、いちばん気を使っているのはバランスを取ること。明日は我が身と自覚があるから。生きることは働くこと、だけで済むほどラクにはできてないからね。

Date: 16/10/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2068

dry leaves

無花果ってなんか出世したよなあ、なんて話をすると、おもしろいことに8割以上の人が「でも昔は好きじゃなかった」なんて言う。かくいう僕も全く好きではなくて、グジュグジュしてるわ、甘みはやけに強烈だわ、果物が果物たらしめる透明感がないわでハッキリ言って理解不能だったものが、大人になってからはすっかり受け入れて「いちじくって漢字の字面からしていいよね」なんて、容姿にさえ辿り着く前に褒め称える始末。自分にとってワケが分からなかったものも、いつか受け入れられるようになることもあるよね。無花果は昔から何ひとつ変わっていないのに。そういう楽しさもある。

*写真は無花果とは一切関係ありませぬ。梨の立場で語ってもおりませぬ。

Date: 16/10/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2067

fallen leaves

誤解されるのが当たり前で、ちゃんと「正解」を伝えて「理解」に変えていく。誤解するのが当たり前で、ちゃんと「正解」を知って「理解」に変えていく。それが僕の捉えるコミュニケーション。紆余曲折の先にあった結論。

何かにつけて「当たり前をどこに置くか」を改めて意識するのが、最近やってて楽しい。伝わらなくて当たり前、ブレて当たり前、2年前インドネシアでブレイクした当たり前、間違えて当たり前、寂しくて当たり前、うまくいかなくて当たり前。当たり前じゃないのも、当たり前。

Date: 16/10/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2066

eleven candles

今日で11周年。

「とりあえず10年やる」と誓ってAMATAを始めて一年前に10周年を迎えた時、ちょっとした燃え尽き感に苛まれた。これがなかなか厄介で、なんというか、やる気が出ない。これからどこへ向かえばよいものか、路頭に迷う。我ながら困りものだったけど、まあ、出ないものは出ないし、無理にしぼり出しても仕方ない。

唯一の救いは、このタイミングで次の10年をゆっくり見据えるのもいいなって気持ちもあったこと。あえて目標は定めずに、いろんな新しい可能性を探る。そんなことをやり続けた一年間。おかげで新たに取り入れたいこと、続けたいこと、続けた方がいいこと、別にやめてもいいこと、ハッキリした精度で見えてきた。最近になって、やる気もやっと戻ってきました。

自分のカラダやココロをちゃんと知ること、変化が起きた時の対処にも積極的に取り組んできて、自分を管理することにも慣れてきた。それは目の前の事実を受け入れることから始まるんだけれど、その時間を作れたのが一番よかったなあ。自分の状態を冷静に捉えておかないと、変化に順応できない。今までもやってきたことだけど、この一年は、徹底的に。

デザイナーもアスリート。そう捉えると、自分の理想の状態はとことん追求したい。そんなこと言うから周りからストイックだと揶揄されるんですけど、単に好きでやってるだけ。僕は天才でもなんでもない凡人なので、努力しないとただのポンコツなのは、自分が一番よく分かっていますから。

今日から12年目のはじまり。これからもどうぞよろしくお願いします。楽しみな一年です。

Date: 16/10/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2065

stone

積み石。

どんなカタチの石でも、重心を合わせれば積み上げていけるらしい。友達がやっていて、試しに僕もとやってみたら、なかなか筋がいいみたい。石ではやっていなくとも「芯を捉える」とか「バランスを取る」ことは普段から意識していることなので、何となく肌に合うというか、できそうな感覚はあった。聖闘士星矢で「この世の物質はすべて原子でできている」なんてセリフがあって、原子レベルでモノを見れたら、いつかパンチで石を砕ける日が来るんじゃないかとさえ思ってます(思ってるだけです)。

芯を捉えることがいつも正しいかというと、そうとも限らないから世の中は油断ならない。状況に応じて、相手に合わせて、近づいたり、あえて離れてみたり。まず芯を捉えようとしなきゃ、何も始まらないんですけどね。

Date: 16/09/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2064

contrail

見るのは簡単だけど、描(えが)くとなると、さあ大変。でも大変だから、おもしろい。近づけていく道のりさえ、おもしろい。そうです、夢のハナシです。

Date: 16/09/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2063

self portrait

自撮り写真を目にすると、時々「うああ」と目を逸らしたくなることがある。顔立ちとか表情とか好みとか、そんな表面上の理由にあらず、きっと自撮りそのものに嫌悪感を感じてる自分がいる。

かと思えば、ぜんぜん気にならない人もいる。むしろ好印象でさえあったりするから、どうにも自撮りそのものが嫌ってことではなさそう。その違いって、いったい何なんだろう。ここんとこ気になって考えてみて、気にならない人にひとつの共通点を見つける。それは「ひとりでも楽しんでそうな人」であること。いい意味で気持ちが見る側に向いてなくて、それでストレスを感じない。けっこういい線いってると思うけど、違うかな。

Date: 16/09/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2062

roses

とあるSAのお手洗いに生花が活けてあって、すごく気持ちが良かった。企画会議で決まったんじゃなくて、どなたかが主体的にやったに違いあるまい(実際どうかはさておいて)としか思えないほどの自然さが素直に「いいなあ」と感じる。たったそれだけのことでも、またそのSAに降りたくなる。その先のSAの方がいろいろ充実してたとしても、ここには思いやりがある。

同じようなことを今日インスタにUPしてる友達がいて、ああやっぱそうか、そこたまらんよなって、嬉しくなった。それ以上に何が要るのか、これで十分じゃないか、とも。あ、でもスタバがあったらそれはそれで立ち寄りがち。そんなもんです。

Date: 16/09/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2061

sunset

一ヶ月ほど前、徳島にある大塚国際美術館で『落穂拾い』というミレーの作品を観て「ミレーは落ちていく夕陽を眺めるのがとても好きな画家だったんです」というガイドさんの説明に感銘を受けた。画家である前に人として、そのスタンスええやん、って。そうやって一日を終える日を増やすことに、豊かさを感じる。ときどき自然の時間に身を寄せるのは、すごくいい。人間も自然の一部に過ぎない。

「月がキレイなだけで酒は美味いもの。不味ければ自分の心に原因がある」みたいなことを、るろうに剣心の師匠も言ってた(たぶん)。本当にそうだよなあ。現実は見方ひとつで残酷にも美しくもなる。意図したわけではないけれど、今夜は満月。皆さんそれぞれ、よいシルバーウィークをお過ごし下さい。

Date: 16/09/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2060

stone wall

カラダは歪む。

月に2回のペースでカイロプラクティックに通って、整える。かれこれ10年以上続けてる。どれだけ姿勢を整えても、歪まないカラダになってはくれない。ココロだって強く関係してること。

判断を間違えることは誰にでもある。間違えていることに気が付かないことも、誰にでもある。その歪みを定期的に整える身近な存在って、どうだろう。カウンセリングというより、調律師に近いニュアンス。カラダ以上に、目に見えない部分の管理を一人でやろうってこと自体、間違ってると思うし。

Date: 16/09/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2059

pears

鳥取から前世紀梨。ブログを何年も読んで下さる方からの贈り物。その気持ちだけで嬉しいのに、今のスタンスでもいいんだなと、受け入れてもらえてる気もする。とにかくありがとうございます。お言葉に甘えて、汁にまみれます。

分かろうとしてもらえるとか、受け止めてもらえるとか、そんなきっかけで相談をもらうことは少なくありません。なるべく分かろうとするし、なるべく受け止めようと思っているから、そこは何よりも大切にしていることだから、ちゃんと伝わっていて嬉しい。でも、分かるには時間がかかるし、分かってもらう方にも時間はいる。すぐに分かったつもりになるのも、分かってもらったつもりにもなるのも、同じくらい怖い。

Date: 16/09/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2058

sunset

どうしようもない現実に、なんとか落とし所を見いだそうとする。自分もやってるし、周りの人もやっている。そんなことをくりかえす毎日は、うまく言葉にできないけれど、すごくいいなあとココロから思えるようになりました。その先に『楽しい』を見つけられたら、もう言うことナシですから。

Date: 16/09/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2057

まるす

きのうは年に一度の『まるす』へ。僕が滋賀に住んでいることを誇りに思える唯一無二のイベントで、そんなことをじっくり伝えたいのですが今日は時間が取れないので、また改めて。運営側も出店者も出演者の方々もみんなお疲れさまでした。奇跡的に晴れて本当によかった。

Date: 16/09/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2056

amber

人がまじめに話している時に笑うのは、失礼に当たること。

常識で言えばそうなんだけれど、あまりの緊張に耐えられず無意識に笑ってしまう、そんな場合もある。実際、目の当たりにしたことも何度かある。単純に『まじめに話している時に笑うのは失礼なこと』とは言い切れない。決めつけは、誤解のもとになる。

目の前の理解を妨げる側面も、常識にはちゃんとある。常識も単にひとつの判断基準に過ぎない、そう肝に銘じておくと、また違った見え方をしてくれる。『そうかも知れないけど、こういう見方もできるよな』ってのを、その場でたくさんアタマに浮かべられたとき、はじめて理解が深まってくる。常識を置きつつ、いつでも疑いつつ。

それにはたくさん経験がいるから、毎日コツコツ、経験を積んでます。その繰り返し。体力も神経も使うけれど、おもしろい。いや、使うからおもしろい。

明日は楽しみにしてる『まるす』。なんとか天気がもって欲しいところ。

Date: 16/09/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2055

Sea of ​​Japan

3ヶ月間のインターン受け入れを終える。

課題の大半は、ハッシーが経営するボードゲームカフェ『hello』へ行き、年上のお客さんたちに混じって実際にゲームをやり、おもしろかったゲームをひとつ選んでそれをブログで伝える、というもの。そのゲームを知らない人が読んでも、やってみたくなるように。お店に行ってみたくなるように。完成したらお客さんたちに見てもらい、目の前で生のコメントをもらう(ここがポイント)。そこで気が付いた改善点を次のブログに反映する。そんなことの繰り返し。快く協力してくれるお客さんが多くてありがたかった。ありがとう。

きのう、最後の課題が終わってから、その子のバイト先でもある『いろいろデザイン』のスタッフさんと一緒にカロムをやりながら、お互い『そっちではどんな感じですかー?』なんて、まるで我が子かのような会話を交わしてくつろぐ。helloのたすくたちも来てくれた。周りにやさしい人がたくさんいる。ありがとう。

ボスでもデザイナーでもカメラマンでもアートディレクターでもない新たな役割をひとつ増やすのは慌ただしい状況の中かなり疲れもしたけれど、新鮮で楽しかったし、何より教わることが本当に多かった。そこが大きい。教えているのは、こっちのはずなんだけど。

あまり感情を表に出す子ではなくて、最初は考えていることが理解しにくかったけれど、あせって無理に口を開かせようとせず、できるだけ相手の立場に立って、態度や行動から気持ちを察するうちにひとつひとつ分かってきて、次第にココロも開いてくれると発する言葉も自然に増え、最終的にはポケモンGO競い合うまでの関係に。僕は僕で、言葉に頼りすぎないことを身に付けました。コイキングの数では僕の方が負けてるらしいです。

今月はデザイナー中心月間。いろいろお待たせしています。

Date: 16/09/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2054

sunset

不特定多数の人に見てもらいたい写真もいいけれど、あの人にだけ見せたい、そんな想いで撮った一枚の方がはるかにココロを打つ。写真に限ったことではないけれど、本当に触れていたいのはそんな世界。回路はシンプルに、深いところで繋がりたい。

今日から9月。おかげさまで慌ただしくしています。腕を磨いて、ココロを鍛えて。

Date: 16/09/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2053

wood craft

今日は動画の打ち合わせを2つ。チャレンジを続けてる人と話すのは楽しい。自分のペースでチャレンジを続けてきて、ほんの少しだけ、確固たる何かを掴みつつあります。地道にいろんなものを鍛え続けた結果が出始めてる頃なのかも。後半戦が楽しみです。

※8月12〜16日まで夏期休業をいただきます。17日より営業再開です。

Date: 16/08/12 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

2052

steam milk

この間の土曜はchum-chum closetの山崎さんに誘われJリーグを観に。プロサッカーを生で観るのはこれが初めて。「サッカーも観たいし、安藤さんにも会いたかったから」そんなストレートな理由が嬉しい。

スタジアムの広さも、ゲームそのものも、地鳴りのようなサポーターの応援も、どれも想像していた以上で大興奮。初めての人間がハマるにはうってつけのドラマチックな試合展開に思わず発狂。今年の春に松本を旅した時、地元クラブのサポーターの方と出会ってお話を聞かせてもらえたり、監督が主人公のサッカーマンガ「GIANT KILLING」を愛読してることもあって、ただ目の前の試合を観るだけじゃなく、まつわる背景と一緒に味わえたのがまた楽しい。また行きたい。

sand art

きのうは久美浜まで海を観に。何をするでもなく、ただそこにいるのがいい。と言いながら写真は撮るけど、撮影が目的ではないのです。ちょっとした口実のようなもの。裸足で歩く砂浜の感触、一定でない波のリズム、空の幅広さ、夕陽の美しさ、その空気感で、ゆっくりと、スーッと沈静化する。ココロの栄養もひとつじゃ足りない。石炭をくべるように熱を高めてくれるのも必要だし、反対に気持ちを鎮めてくれるのもいる。少なくとも僕には両方いる。

きのうの夜、オリンピック卓球準々決勝・福原愛選手の試合を観た。表情を観て一瞬で鳥肌が立った。割と気持ちで戦うイメージがあったけど、熱すぎず冷めすぎず、うまく自分の熱量を理性で抑えながら最高のコンディションを保っていたように感じた。ものづくりする時の理想的な精神状態とよく似てる。すごいものを見せてもらった。

Date: 16/08/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2051

children

お礼やお中元で、何かをいただく機会が増えています。あまりに増えすぎてかえって怖くなるほどに。お礼をしたりお祝いしたり、僕にもそんな機会は少なくないので、「お互いさま」が風通しよく循環してるように感じます。ありがとうございます。さっきも友達から愛読しているSIGMAのフリーペーパーが届きました。お互いサマー。

新規のご依頼も増えています。いきなり仕事場を訪ねて下さる方や、サイトに載せていない電話番号をどこからか調べて連絡くださる方まで。一昔前ならサイトがモノクロに変わってそうなものですが、今は「たぶん何とかなるだろう」くらいのラクな気持ちでやってます。チカラになってくれる仲間もたくさんいるし。どれも集中力のいる案件ばかりで、そのための時間を確保しつつ、カラダのリズムをきっちり整えておくのが今の課題。適度に遊びがいる。

コミュニケーションの基本は1対1。ここに重きを置くから、いろんな人と関われる。ここに目を向けられずに、生きにくさを感じてる人もいる。「お互いさま」には、必ず相手がいるというのに。

Date: 16/08/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2050

heavens

今日から8月。

一ヶ月遅れてはいるものの、いろいろあって下半期の始まりな気分。ふだん関わらなかった人に会ってみたり、縁のなかった世界に足を踏み入れてみたり、さんざ断ってきた誘いに応じてみたり、腰が引けてたことにもチャレンジしてみたり、「広さと深さ」の両方をずっと意識しながら暮らしてきて、それがやっと腹に落ちてきたというか血肉になってきてる感覚があって、これからもっと楽しくなりそう。

意識は努力。無意識は才能。ツッコミどころもきっとあるけど、あえて言い切る。才能は自分だけじゃ気付けない。隠れた才能は、人と深く関わらないと自覚しにくい。意識の先に無意識がある、そんな風にも思います。

Date: 16/08/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2049

in the green

雨の日にわざわざ写真を撮ろうとは思わないんだけれど、わざわざ行ったら行ったで、こんな景色に出会えるんだから、自分で決めた世界ってホント小さい。それにしても雨と緑って、どうしてこんなに似合うんだろう。当たり前と言えば、当たり前なんだけど。梅雨がもう明けてたこと、きのう知りました。大好きなヒグラシも鳴いてます。全国の高校球児たちも。

Date: 16/07/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2048

crescent Moon

3ヶ月

辛抱が必要なことでも3ヶ月ばんがれば、当たり前のこととして受け入れられるようになる。カラダ中の細胞が生まれ変わる周期が、そんなペースだと知って。年に4回、生まれ変わるチャンスがある。そんな感覚をずっと持ってる。

姿勢

今年になって一度も足を組んでない。とあることがきっかけで、突然に組むのをやめた。やめたというより「足を組む発想がなくなった」が近いかも。そのきっかけとは、ものごとに取り組む姿勢を改めたこと。その日を境にして、カラダの方の姿勢も一変。38歳にして歩き方をイチから見直した。その結果、10年間苦しみ続けた背中の痛みとさよならできて、首の痛みも激減。神経を鈍らせていた原因が減ることで、より深く機微を感じられるようにもなった。取り組みの「姿勢」とカラダの「姿勢」。漢字が一緒なのは、きっと直結してるからなんだと実感する。

歪み

ものごとをなるべくそのまま感じ取るよう努めてる。自分の都合のいい解釈はラクだけど、反面そこから抜け出せずに、新しい視点を受け付けない。歪んだ目で見る限り、解釈は歪まざるを得ない。一旦フィルターを外して、ただ感じ取ることだけに専念する。それから自分の考えと照らし合わせる。そんな風にして、コミュニケーションの取り方もイチから見直してる。これが相当に神経を使うもんだから、じっくり続けて自分のものにしたいと思ってるところ。

Date: 16/07/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2047

a flower

作用。この頃よく考えてること。

10日の参院選に向けて、選挙活動が盛んに。僕は僕で、今回、滋賀県の市民団体の活動ツールのデザインを担当。自分の望む暮らしをつくるために、新しいテーマのブログでも始めようかと準備していた頃、そんな依頼をいただいた。何をすることが、どこに時間と労力を割くことが一番大きな作用を生めるかを考えて、依頼を快く引き受けることにした。プロのデザイナーとしてでなく、いち野洲市民として手弁当で引き受けた。

完成したツールを使って、いま団体の方々が一所懸命に足を動かして下さっている。自分の役目を終えて、次へとバトンをつなげたような気分。その姿をfacebookで見ては、毎日感動してる。一体どこからそんなエネルギーが生まれてるんだろうと感心しきり。同時に、そのくらいのことを、それ以上のことをしないといけないんだなと理解する。本気と覚悟が伝わってくる。

「投票に行こう!」「選挙に行こう!」やたらと目に飛び込んでくる。この言葉は、投票に関心のない人に向いてる。中には「自分が投票したところで日本は変わらない」という人もいる。ホントその通りだと思う。でも、あなたは変わる。あなたが変わったところで、日本は変わらないかも知れない。でも国なんて、ひとりの集まりに過ぎないから。自分のために選挙を利用するのもいいじゃない。あなたのチャレンジが、誰かの背中を押すかも知れないじゃない。誰でも関わらなくて済むなら関わりたくない。そんな前提は、きっとみんな持ってる。だって選挙って、怖いから。少なくとも僕は怖い。

それでも、自分の義務を果たす以上の作用を生みたい。もう自分たちの時代だし。どれだけ小さくても、そんな作用が増えれば、奇跡のひとつも起こるんじゃないかな。起こるというか、起こすんだけど。今回は距離が近いせいか、いつになく大きなムードを感じる。その空気に紛れてやり過ごさずに「で、自分は何をした?」をいつも自分に問いかける。大切なことには、怖かろうが何だろうがちゃんと関わっていたい。その前提も、きっとみんな持ってる。

Date: 16/07/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2046

moistened

チャレンジには、怖さが付きまとう。もれなくついてくる。怖さを伴わないものは、チャレンジとは言わないのかも知れない(単にトライかも)。日本語に訳すと「挑戦」。戦いを挑むこと。

挑むはいいとして、戦うってのは、ちょっと穏やかさに欠ける。「チャレンジ」くらいが丁度いい。チャレンジチャレンジ書きすぎてゲシュタルトは崩壊寸前。チャレンジは続けたい。チャレンジとは、怖いものを怖いと、まず認めること。

チャレンジできないことも、まだまだたくさんあるけれど、チャレンジは楽しい。ばんがってチャレンジしてる人を支えるのは、もっと楽しい。みんな怖さと暮らしてる。

Date: 16/06/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2045

the surface of the water

いろんな年代の方たちと関わる機会を自発的に増やしながら「人を活かす」ことをずっと模索してる。周りの友達の暮らしを見ても「共生」というキーワードが浮かんでくる。そんな時代なんだと思う。アートディレクターの役割も人を活かしてなんぼ、みたいなところがある。

僕の理想とする「人を活かす」は、まず相手の深層心理を理解することが大前提。もっと言えば、無意識の中にある感情まで触れたい。そこを肯定した上で、何ができるか。そんなイメージ。積み重ねるほどに、人を活かすことは、自分の活かし方を学ぶことに他ならないんだと分かる。そこに相当なおもしろみを感じていて、毎日何かしら気付くことがあります。

Date: 16/06/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2044

a hand

今日は朝からカラダが重くて、スタッフも一緒でコレ何だろねという事になって「きっと気圧が原因だろう」ということに落ち着く。

血液がカラダ全体に回っていないっぽいから、下半身を温めてみようということで、湯たんぽを出した(今もぬくぬくとしながら書いてます)。カラダは正直で、少し軽くなる。6月に湯たんぽ。非常識にも思えるけれど、対処としては正しい。常識は疑うもの、とさえ思っていなくて、そもそもあんまり気にしてない。いいものはいい。

カラダが重いと、仕事の効率も良くない。だったら軽くしてあげればいい。軽くできない時は、本調子でない時でも進めやすい仕事を用意しておく。そんなことを話し合う。あとは、カラダが重い時、お互いどんな状態になるのかも。僕は理性が弱くなって、いろいろセーブが効かなくなり、バンさんは風邪でダルいような状態になって、思考力が下がる。こういうことを理解しておくと、相手に無理な注文もしないし、いつもと違う空気に「あれ何かしたっけな?」と勘ぐることも減らせる。誤解の積み重ねはボディーブローのようにじわじわ効いてくる。

人工知能の話をよく耳にするようになった。至るところで活用されるのは、そう遠くない未来。機械が人に近づいてる。穏やかに共存するには、人が機械に近づく、なんて言うと語弊があるけど「客観性を高めていく」のは大切だなあと思ってます。大気の勉強もぼちぼち始めます。

Date: 16/06/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2043

Ficus microcarpa & Pithecellobium confertum

春から仕事場の植物を少しずつ増やしてる。新芽はそれぞれのペースでニョキニョキと。昼下がりの光で透過した葉っぱは本当にキレイ。写真ではゆらゆらが伝えられない。

生瀬勝久さん家の観葉植物はすぐ枯れるのに、温水洋一さんのところは元気いっぱい、みたいなエピソードを、いつかのテレビが話してた。うんうん、確かにそんな感じするなあと思わず納得。尖ったイメージと、角の取れたイメージ。

いろんな植物と向き合うと、温水さんだから、じゃなくて、ちゃんと世話してる人だからこそ、あんな空気を醸せているんだなあって分かってきた。意識をどれだけ他者に向けられるか。実際にお会いしたことはないけれど、なんか、向こうから受け入れてくれそうな気がする。あんまいいカッコしなさそうだし。本当に花が好きな人(花が好きな自分が好き、な人ではなくて)が優しそうに感じるのは、そういうことだったんだ。

日に日に目をやるポイントが変わったり、調子を計る視点が増えていくのも面白い。知ろうとすると、自ずと深くなる。ちゃんと見えてると、小さな変化にも気付ける。釣り好きの人が海の中を想像するように、土の中を想像するようになってくるのかも。手間も時間もかかるけど、植物から学ぶ事はホントに多い。ぜんぶ自分に跳ね返ってくる。植物に安心してもらえる人、でもありたい。

Date: 16/06/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2042

Happy Birthday

バンさんのレベルが31に上がる。誕生日の話。

ケーキは3月に閉店した守山のカフェ「RUSTIC」のパティシエにダメ元でお願いした抹茶のガトーショコラ(写真)。誕生日ケーキに相応しくないかもだけど、あの感動が忘れられないまますっかり食べる機会を失ってしまったものだから、スタッフの誕生日を口実に再会しようという魂胆(もちろん食べて欲しかった気持ちもあるけれど)。快く引き受けてくれて、どうもありがとう。やっぱり美味しい。早くレベル32にならんかな。

去年は「いつまでもうちで働いてたらイカンよ」と、女の子に対しての気遣いをしたつもりが逆に怒られてしまい、今年は「また一年しっかり働きよ」と言った。正解はこっちだった。相手の立場でものを言うことに改めて向き合った一年間の集大成。それっぽい言葉だけ切り取って使っても、相手の心には響かない。自分は「間違える生き物なんだ」という自覚。

それはそれとして、誕生日ケーキもこれで8回目。長いこと働いてくれて本当にありがたい。安定した土台がなかったら、安心して動き回ることもできない。

Date: 16/06/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2041

smiles

突然に、イラストレーターの方から近況報告の連絡。メールでも電話でもなく、ちょっとした小包で。悩み続けた2年間を綴ってくれた手紙や、その間の仕事、そして箱を空けるやいなや、笑みのこぼれるマシュマロ(写真)まで一緒に。少し気力が落ちていたところに、ほっこりさせてくれる。

不思議な気持ちになる。ずいぶんと、深いところまで赤裸々に伝えてくれたから。そこまで深い付き合いでもないのに、ココロを開いてくれる。そういう人が、他にも何人かいる。本当に有り難い、というより喜びに近い。ちゃんと人を選んでくれているから。自分自身「その人の深いところまで理解したい」気持ちはいつもあって、そのための努力だけは欠かさない(誰でも、ってワケではないけれど)。それが、どこかで伝わったような気がする。

本音を伝えなくても生きられる世の中だけど、本心を分かって欲しい気持ちはみんな変わらない。むしろ強くなってさえいる。そんなつもりで過ごしてます。

Date: 16/05/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2040

fallen leaves

夜に仕事してると隣から『ガサッ』と音がして、仲間入りしたてのエバーフレッシュが落葉する。何日も続くもんだから、もしかして環境に合わないんじゃないかと心配になる。

調べてみると、新しい環境になった時にはふつうに起こる現象らしい。環境に合った葉になるための儀式のようなもの。TREESの健一さんから『木に馴れさせる』と前に教わったのを思い出した。美容室に行った2〜3日は髪が抜けやすくなるのも、同じ理由なのかな。転入生だと考えれば、最初は多少のストレスはあって当たり前。あらためて生きてるんだなって感じる。焦って場所を変えたりすると、ストレスが続いてしまうんだそう。自分の感覚だけでは安易に育てられない。相手への理解がいる。

植物から学ぶことは本当に多い。毎日ちゃんと意識を向けられていれば、自分は消えてる。たっぷり癒されつつ、ちょっとした訓練でもある。ひとつひとつ、なるべく心地よく過ごしてもらいたい。少しずつ種類も増えて、街で植物を見かけるのも楽しくなってきたところ。

Date: 16/05/19 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2039

nakayama coffee

nakayama coffeeの修也が出張ドリップ中と知って、きのうは佛光寺のDへ。疲れた時は友達の店で話しながら過ごす時間がどうにも必要らしい。コーヒーを買いに来た他のお客さんとものんびり話しながら、まったりとしたひととき。ご年配の方には深煎りより浅煎りの方が好まれがち、みたいな傾向を教えてもらう。京漬物を作っている『志ば久』の方もいらして、柴漬けは本来キュウリでなくナスが元祖、なんて話も聞かせてもらう。楽しい。

週末からインターン(っぽい感じ)の子を受け持つことに。ついこないだまで高校生だった女の子。小手先の技術や考え方はほどほどに、大の大人でも失いがちなことを身につけてもらおうと思う。それもあって、初日からハッシー&たすくのhelloに一日お邪魔して遊ばせてもらった。デザイナーとして、ではなくまず普通の人として『おもしろがるココロ』を養ってもらうために。それにしても、helloに集まるお客さんは、みんな優しい。

この頃は10代から60代の方まで幅広く関わってる。いろいろ思うところがあって、あえて自分からそんな環境に身を置いてる。広さに深さを求める。なるべく相手を受け入れながら、自分を受け入れてもらう。ひたすらそれを繰り返す。自分だけ受け入れてもらおうと必死では、うまくいくはずもない。

Date: 16/05/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2038

an exhibition

GWに開かれた書師・秀蓮さんの個展。昨年と同じく法然院にて。新緑の季節とも相まって、本当に気持ちのいい空間。最近お仕事ご一緒していて、預かったDMを京都のとあるお客さまにお渡ししたところ、ありがたいことにお出でくださった。しかも一緒だった友人の方が作品を買ってくださったとのこと。そんな報告を秀蓮さんからいただく。みんなが幸せで、嬉しい気持ちになる。

少し前、昼から一緒に飲んだくれた原くん。その時の手土産にパンスケープのパンを持参したところ、とても気に入ってくれて、この間の母の日は、実家のお母さんにパンスケープのパンを贈ってくれたんだそう。そんな話をオーナーの久保さんから報告いただく。みんなが幸せで、嬉しい気持ちになる。

誰かにできることなんて本当に少ないけれど、それを考えるのが楽しい。こんな風に自然に広がってくれると、すごく嬉しい。

Date: 16/05/11 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2037

square

連休中、よく写真を撮ってる。というか、よく出歩いてる。

撮影した写真の大半は、どこに使う予定もないもの。ただ単に撮っただけのもの。『撮ること』そのものが、楽しかったから。手軽に誰かに見せられる装置もあるけれど、その楽しさとは全くの別モノ。そう捉えられる今のココロのゆとりを、あとで覚えておくために。楽しいことはひとつ残さず、ちゃんと自分で感じ取れるように。積ん読になった本だって、まず『買う』楽しさを経てる。

いろんな世界をいろんな人に見せてもらって、デザインとは違う仕事に触れてみたいと本気で思い始めてるところ。

Date: 16/05/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2036

rice planting

GW。

田植えに勤しむ農家さんにとっては『WORK』のW。Gは、ガッツリみたいなやつ。休みの方にとっては『我に返る』期間になればいいな、といつも思う。我を見失ってる人、たくさんいるから。見失った自分を『我』としてしまっている人も。元気に、我に。Gに、Wに。

この時期は毎年、年明けから4ヶ月間の疲れを癒すべく全力でリフレッシュに臨んだものですが、小まめに休みを取っていたおかげで今年は初日からニュートラル状態。『リフレッシュしよう』なんて意識さえなく、独立してから一番いい感じにGWを過ごしています。今日は友達のお店でくつろぎながら、休み明けから本格スタートする仕事の資料に軽く目を通したり。普段なら休みは仕事から距離を置くはずが、今は少しくらい取り入れたところでストレスにならない。

連休の前に画家の岡田豊くんとサシ呑み。初めてだったにも関わらず、相当に楽しい時間(お店がまた素晴らしかった)。表現の仕方はそれぞれ違っても、この時代をどう生きるかについて、かなり近いことを考えている。実際に行動もしてる。もう僕たちの時代だしね。それついては改めて紹介したいところ。

コツコツ続けてきたから信頼してもらえて、そのおかげで関われる人が増えてきた。ずっと付き合いのある人とも、またひとつ関係を掘り下げられるようになった気もする。しんどいことも増えてきたけど、やりたい事の途中にあるだけのことで、ぜんぶ含めて楽しい。嫌々やっていることも、やらされていることもない。

自分が決めてやっていることは全部、やりたくてやってます。3年前に気仙沼で出会った伊藤さんから「じぶんごとにすれば何でも早いよ」と教えてもらったことがある。その意味がこの頃やっと分かってきました。

Date: 16/05/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2035

a weekend

週末は友達の家にてこんな時間。広い空の下、目の前にある田んぼを眺めながら、あれこれ炭火焼きしてもらいながら、ここではまず書けないようなことを延々と語り合いながら。そういうのが楽しい。テーマ問わず、ココロの可動域をいっぱい使う話は楽しい。

おもてなしを受ける時は、なるべく邪魔をしない。おもてなしが好きな人にとって、一番それが心地よいはずだから(たぶん)。する側と受け止める側がちゃんといないと、成立しないこと。今回は全力で甘えるのが僕の役目。する時はする、受ける時は受ける、みんなで協力する時は、みんなでやる。こういうのがパキッと切り替えられると、とても気持ちいい。演じることとは、全く違うこと。

最近はどの位置にいても自分らしくいられる、ちょっとしたコツのようなものを掴みつつあります。まだまだ成長期です。

Date: 16/04/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2034

Davallia mariesii

新しい仲間が加わりました。トキワシノブ(写真)。仕事場の環境でもストレスなく育ってくれそう。性質を学んで、表情をよく見て、時々誰かに見てもらって。人との関わりと全く一緒。たとえ見た目は似ていても、ひとりひとり必ず違う。


パンの味は作る人によって全く違う。材料は至ってシンプルなのに、なんであんなに違うんだろう。発酵の加減とか、捏ね方とか、理由を教えてはもらったけど、もっと目に見えない何が関係してるんだろうな。


気分とか、引力とか、重力とか、気圧とか、空気とか、目に見えないものと一緒に暮らしているんだから、目に見えるものだけが優先される、そんな環境にすごく違和感がある。


うれしい違和感。気持ちを伝えるはずが、空回りして懸命さだけ伝わってしまうとき。そういうの、人間らしくて僕は好き。心境ごとありがたく受け取ろうと思える。その逆の、見た目だけ取り繕われたものには何も感じない。そこに至るまでの過程はとても気になる。


過程に時間をかける。この頃は特にそんな感覚。あるべきカタチは、長い過程の先に生まれてる気がする。目先だけの結果は追わない。解決は急ぐべからず。


Macのトラブルを解決しただけなのに、夫婦の揉め事まで解決することに。偶然でも何でも、関係のゆがみを整えられた時に喜びを感じる。それをデザインと言えるかは分からない。

Date: 16/04/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2033

Jacaranda

顔見知りが熊本で被害に遭っていて、心境を語ったツイートを見る。『ユーモア』と『水』が欲しいって。何かチカラになりたいと本心から思うけど、今はまだ何もできないなと悟りました。気軽に声をかけることさえできない。ごめんだよ。

自分にできることをやる、は間違ってはいないけれど、本当に相手のためかどうかは考える。ごちゃ混ぜにするのは良くない。何もしないことへの後ろめたさかも知れないし、自分の感情をを保つ本能かも知れない。それを悪いとは思わないけど、一歩間違えると真に助けを必要としている方々に迷惑をかけてしまう可能性ははらんでる。いま自分の感情を支配している根っこは何か、一度立ち止まって考えるのは意味のあること。自分で分からない時は、誰かと対話してみるのもいい。僕はまだ今は動く気になれません。向こうからの声で、僕にできることが、まだ分からないでいます。

話は変わって、この間B&O(バングアンドオルフセン)という高級オーディオブランドの、990万円するスピーカーを体験する機会がありました。99万の間違いじゃないです、しかも税抜。試聴したマイルス・デイヴィスは、なんかもう、とんでもなくすごくて、目を閉じるとまるでライブハウスの最前列にいるような、生演奏にも引けを取らない感動を味わえるハンパない音質。

このスピーカー、片方に18個のアンプがついてるんだそう。値段の時点で「???」だし、そういうものなんだなと飲み込んだ。興味深かったのは、18箇所から音を出すのかと思ったら、そのほとんどをノイズキャンセリングに使うんだそう。音質よりむしろその考え方に感動した。聴かせたい音をなるべくクリアに耳まで届けるために、雑音をなるべく取り除く。そこに莫大なエネルギーを注ぐ。難しいのはきっと後者なのは、想像に難くない。デザインはいつも引き算が大切だから。

話を戻して、今のこの状況に置き換えてみる。あえて何もしないことは、カンタンなことじゃないよ(脳がちょっかい出してくるから)。それは無関心とは似て非なる、立派な役割のひとつ。大人だからこそできる判断のひとつ。そんな視点も、選択肢として持っておくといいかなと。自分が取ろうとしているその行動が「今」である必要は、誰のためにあるのか。

Date: 16/04/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2032

mirror

決断すること、どう転んでも責任を取ること。それがボスの役目。

そんなことを毎日毎日繰り返すうちに、いやがおうにもタフになる。ボスにあたる方が仕事場にお見えになると、あとでスタッフは「みんな強そう」と言う。たとえ華奢な人であっても、やさしい人であっても。そういうの、少なからず僕も同じ部類に属するから、自分では気付きにくい。何がどうであれ、自分を肯定しないとやってられないことは少なくないし。だから、素直になるほどなあ、と。

3日間休んだ直後の仕事で一番疲れを感じたのは、断トツで“決断すること”。今さらながらの大発見。それもあって、最近の旅では「あらかじめ決めない」を増やすようにしてます。その自由さに、いちばん幸福感がある。決めなくて済むなら、誰も決めたくはないからね。

そんなボスのタフさは日常にまで必要ないし、ふだん「強そうに見える」のは本当に好みじゃない。人に威圧感を与える強さなんて、絶対いらんでしょ。かえって弱いというか。誰かと一緒に仕事してると、こういう気付きをもらえてメチャクチャ有り難い。一人でやるなんて、もう怖くて想像できないです。

Date: 16/04/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2031

BADAI BASE

きのうは友達のチャレンジ「BADAI BASE」を見学に古巣・青葉台まで。ここね、楽しくなる匂いしかしない。そのあと東京をぶらりして滋賀に帰って、今日からまた仕事はじめ。行く時間も決めず、帰る時間さえ決めなかったリフレッシュ。

・やっぱ仕事すると疲れるなあとカラダが文句言いがち
・いい感じの口笛を仕事中に吹きがち
・どうしようもなくアホな発想が自然に浮かびがち

長い休みのあとに起こる自分の症状。こういうの、ちゃんと覚えておくようにしてる。自分を計るものさしになるから。感覚は、いともかんたんに狂うものだから。信用しない自分の中で、まだ一番まともな判断ができる時。

新幹線で読もうととっておいた「漫画ブルータス」を旅の間に読み切って、その中で紹介された別冊マーガレット「町田くんの世界」って作品にピンと来る。今日の打ち合わせ帰りにさっそく書店に寄って、別マのコミックスをしれっと買える大人に成長を遂げました。これが旅の効能(ちがう)。

Date: 16/04/13 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2030

SAKURA

友達夫婦から浅草にある「亀十」という和菓子屋を教えてもらい、朝から列に並んでみる。前にいたおじさんとどら焼き談義しながら、上野の「うさぎや」も美味しいよと教えてもらう。このシチュエーションで知り得た情報は、一生忘れない。なるべく活きた情報で対話したい。亀十のどら焼きは、皮の見た目からすでに美味しい。

21_21 DESIGN SIGHTで「雑貨展」。雑貨の文脈を辿るのはおもしろい。雑貨はいつでも暮らしと共にある。気持ちのよい問題定義が含まれていて、この先のモノとの関わり方を考えるきっかけにもなった。今までどういう雑貨に触れてきたかも浮き彫りになる。d martの考え方に強く共感。ただし、それもひとつの選択肢に過ぎない。

このブログを「空港」に例えてくれた人がいた。淡々としていて、無臭で、気持ちが高ぶる何かがあって、そして旅を感じるんだそう。そんな話をすると「それそれ!」と共感してくれる人もいた。本人にそんな狙いは微塵もないけど、素直に嬉しい。

毎日更新をやめてから、書いててストレスが全くない。そういう気持ちは、読んでくれる人にもちゃんと伝わる。helloのたすくも「らしさが戻ってきた」と言ってくれた。自分の感覚と客観的な意見とがピタッと噛み合うのは、バランスが取れている証拠。取れていると思い込んでる時は、きっとバランスを崩してる。

夜は中学バスケ部の友達とサシ呑み。僕がデザインした水うちわを買ってくれた、神様のような2人のうちのひとり。彼も僕と同じ頃に起業して、今もばんがってる。経営がどうのはさておいて、隙の多い人が好き、というところで分かり合う。よー呑みました。明日も休み。

Date: 16/04/12 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2029

omotenashi

東京に来てます。

ほぼ100%息抜き。ここ1〜2年、東京へ行く回数は増えても仕事の予定が大半で会いたい人になかなか会えずじまい。このままでは「ヒマが出来たら」みたくなりかねない。それあんまりアカンやつ。お仕事関係でお会いしたい方々もいるけれど、涙を飲んで今回は、友達とだけ会う時間。そういうのも、取り入れることにしました。

鬱になるまでばんがり続ける人が日に日に身近になってる。生きにくさを痛感する。本気で役割を果たしたいなら、よくばんがったご褒美に、ココロもカラダも本気で仕事から離す。自分だけで済むならまだしも、周りまで不幸にするから。そんな他者への意識さえ失ってしまうから。

今日は東京へ着くやいなや、夜までずっと友達夫婦がおもてなししてくれました。おかげでホッコリしとります。

Date: 16/04/11 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2028

a man

自分の声が好きじゃない。

人前で歌うのは大の苦手。それなのに歌のテストは、名字のせいで大体トップバッター(シンガー)だった。最初はみんな静かに聴いてくれるもんだから、それはもう、地獄で。たぶん、それが原因で、声そのものが好きになれなくなってしまった。だからカラオケも、人生で数えるほどしか行ったことがない。そのうえ声量もないから、向かい合って座ると声が届かなくて、何度も聞き返してくもらうのが申し訳なくなる。カウンター好きなのはその理由。声のよく通る人が羨ましい。

それなのに「いい声だね。」とは言われる。たぶん人並み以上に言ってもらえてる。お世辞でないのは分かるし、本当に不思議だなあと思う。何がいいかは分からないけど、褒めてくれるなら、大きな声は出せない代わりに、せめて伝わる努力はしようと思う。伝わりやすい言葉を使おうと思う。

知る人ぞ知る、ものまね好き。自分の声に興味が持てなくて、人の声を借りたくなったのかも知れない。そう考えると、おもしろい。クオリティを求めるのも納得。最近はナダルを少々。

一人で歩いてる時に歌うのは好き。ただし誰かとすれ違おうものなら、即、一時停止。通り過ぎたら、再生開始。今、そんな自分を克服しようと小さな勇気を振り絞ってる。タワレコの試聴スペースでノリノリになれるDJ風の男性や、ヨドバシカメラに置いてるスタンウェイを全力で弾ける大切な人や、自信がないとか言うクセに人前で歌えてしまうhelloのハッシーが、とにかく羨ましかったから。

すれ違う人を気にせず(気になるけど)、一時停止しない。なんかちょっと、気持ちいい。もちろん、その人は、微塵も気にしてない。こうやって冷静に書いてみると、本当にどうでもいいことで長いこと悩んでたなーと気付かされる。

毎日コツコツ、こんな事やってます。まだまだ絶賛、成長期。

Date: 16/04/09 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2027

CHIHIRO ART MUSEUM

ちひろ美術館。

ninkipen!今津さんオススメの場所。その言葉どおり、すごくすごく素敵な場所。最寄り駅の大糸線「信濃松川駅」から歩いて30分。冷たい空気が土地全体に澄み渡って、まるで巨大な空気清浄機。歩いているだけで幸せを感じる。深呼吸ひとつでカラダ中の空気が入れ替わる気がして、とにかく気持ちよかった。そんなことも含めた、美術館をくるむすべての時間が心地いい。美術館だけが目的になっちゃ、もったいない。その後ろと前に、見えない味わいがある。これ、いろんなことに置き換えられる。葉桜だって、きっとそう。

CHIHIRO ART MUSEUM

美術館で作品を観ると、自分まで絵が上手くなった気になる。小説を読んだり、ライブに行ったり、ダンスイベントを観たり、美味しい料理を食べたりしても、もれなくそんな気になる。気分だけはいい、でも現実はそうじゃない。絵は上手くならないし、歌も上手くならない。例のクセがすごいあいつが、そう錯覚してるだけ。始めるきっかけには、なってくれる。

ライザップで結果を出した人にも、次の「定着させる」ステップがやってくる。維持するきっかけに、なってくれるのかな。まったく別のことだから、どうなってるんだろうなって、いっつも気になる。

Date: 16/04/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2026

deer

現実と向き合うって、怖いこと。怖くない人なんて、きっと誰ひとりいない。だって、現実は怖いものだから。それは変わらない大前提。軽々やってのけてるように見える人も、そう見えているだけ。20代も30代も40代も50代も60代も、みんな口を揃えて「怖い怖い」言ってます。たぶん70代でも言います。今日も打ち合わせでそんな話をしました。そこにしか希望はないですよ、とも。

僕の四方八方、いま、そんな話題が山積み。やりがいも生きがいも、ありすぎて困ります。自分の足で地獄を見に行った人は、少しだけ強いのかも。

Date: 16/04/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2025

Ficus microcarpa

脳は僕の話を聞いてはくれない。

この頃は少し長めの文章になることも増えているんですが、あくまで結果的にそうなっているだけで、長い文章を書くことが目的になっているわけではありません。新しいカタチを探し求めた結果、長くなることも増えた。ただそれだけの理由。

ところが、自分の脳が「今日もブログはメーナガでヨロシクぅ!」と指令を出してくる。自分の意志とはうらはらに長さを要求してくるもんだから、こっちはいい迷惑。脳はいいヤツだけど、思い込みが激しくて、こうやって間違った指示も出してくる。今回は手段と目的をひっくり返そうとする。本当にいいヤツなんだけど、ときどき邪魔をする。脳は僕の話を聞いてはくれない。でも、生きてる間ずっと支え続けてくれる、憎めないヤツ。つまりクセがすごい。

最近こんなことばっかり考えてるもんだから、いろんな発見があります。楽しくて楽しくて、もはや趣味です。

Date: 16/04/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2024

layered

嫌われたくない。

今さっき友達と話してて、その子はとにかく人に嫌われたくなくて、相手に合わせてしまう性分。それ自体ネガティブなのに「嫌われたくない」だけはハッキリ言うもんだから、逆にポジティブな気さえして。自分でも良くないとは知りつつ、変わりたいとは思いつつ、でも、そう簡単に変われるものじゃない。そこには存在意義が根を張っている。

僕は、嫌われたくないとも思わなければ、好かれたいと思ったこともない(人は好きですよ)。そこに行動原理がない。文字にすると大袈裟になるけど、多かれ少なかれ“救いたい”気持ちが昔から強い。それで自分が救われてるんだと最近になって気付く。

自分と相手の、いちばん心地いいスイートスポットを探し当てる感じ。時間をかけることもあれば、はじめの一歩で相手のパーソナルスペースぎりぎりまで踏み込むこともある。本当に人それぞれだから、慎重に見極めつつ、それでいて大胆に。なるべくココロは閉じない。動物や子どもが怖がらないかで、開き具合を客観視することもある。大人よりよっぽど純粋だし、緊張させてしまってる時はきっと自分がココロを閉ざしてる。

このあいだ読んだ酒井若菜の著書『酒井若菜と8人の男たち』でユースケ・サンタマリアが語った「どこへでも行けるけど、どこにも帰れない」の言葉が突き刺さった。まさに自分のことだなと思った。自分を含めて、人はおもしろい。

Date: 16/03/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2023

Aeron HermanMiller

アーロンチェアが壊れた。

買ったのは26歳の頃。若いくせに「一生モノの椅子を買おう」そんな大人びた意気込みで、お金を貯めて。26歳にとっての15万は、100万円以上の値打ち(※個人の感想です)。そのアーロンチェアがついに壊れた。左の肘掛けが、突然ポキッと折れた。使い続けたことで、金属が悲鳴を上げてしまった。

ネットで調べたら、修理に3〜4万かかる。ちょっと悩んだ。一生モノのつもりでいたけど、これを機に買い変えるのもいいかも知れない。ふと、そういえば10年保証があったことを思い出す(でかしたぞ自分)。すでに11年以上経っていて、やるせなくなって凹む(でかしてないぞ自分)。

とにもかくにも修理の問い合わせ。実は12年保証だったことを知る。挫折の先に差し込んだ、ひとすじの希望の光。購入から11年7ヶ月。まさかまさかのギリギリセーフ。めでたく無償で修理してもらえることに(やっぱりでかしたぞ自分)。その上、ついでに他のパーツも新しく交換してくれることに。なんということでしょう。「レザー部分も傷んでますが、どうしますか?」そんなご提案までいただき、さすがにそこは有償だったけれど、すぐにお願いした。

たとえば革靴でも、同じ悩みがある。ソールの張り替え代で新品が買えたりする。でも、今回思ったのは、使い続けることは愛着だけじゃなくて「捨てない」にも貢献してるんだなって。特に椅子なんてデカいもの。捨てるにもたくさんエネルギーを使う。そう考えると、また違う価値が芽生えて、お金の捉え方も変わる。なんというか「えっへん」という気持ちが生まれる。自分がしたくてしているだけのことが、何かの役に立つのはすごく幸せ。

関係を保ち続けることは、無駄を少なくすることかも知れない。何でも無駄が良くないとは思わないし、保ち続けるにもエネルギーはいるけど、どっちがどの範囲で幸せか考えてみるのは、いいことだなーと。

Date: 16/03/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2022

a jet stream

叶匠壽庵会長・芝田清邦氏が亡くなって今日で丸一年。お会いしたことはないけれど、当時のことはよく覚えてる。

この一年で成長したことがたくさんあります。38歳でまだそんなことあるんだと自分でも驚きだけど、感覚として今まさに成長期。いろんなこと。きのうポロッと「あ、成長期かも」と呟いて、高校時代に使って以来の言葉だと気付いて一人勝手に照れもしたけど、でも成長期まっただ中なんだから仕方ない。ココロの在り方ひとつで、人はいくらでも変われるんだなと感じます。

変わろう、なんて意識はありません。ひとつひとつの小さなことと向き合って、その繰り返しで気付いたらそうなってた、みたいな。考えたら当たり前ですけどね。変わるために変わりたい人なんて、どこにもいないわけで。

Date: 16/03/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2021

white & blue

今年に入ってからずっとずっと慌ただしくて、楽しいけれどとにかく慌ただしくて、きのうやっと一日ちゃんと休みました。それまでも何もしない日を作ってはいても「次の日のための休息」という感じで、あくまで受け身。

ずっと行きたかった春画展に行く前に、ろうじなで腹ごしらえ。奇跡的に空いていて、蕎麦のランチセットを注文。お酒はガマン。蕎麦は安定して美味しい。ずっと読みかけで読み進めなかった小説の続きをコチにて。クライマックスを残して、散歩がてら移動。細見美術館は30分の入場列。一旦あきらめて、ロームシアター京都のモダンテラスで小説の続き。あとで知ったけど、知り合いの方とすれ違いだったみたい。

1Fの蔦屋書店には友達の雑貨の取り扱いが始まる。どこに並ぶか妄想しながら店内をウロウロ。京都会館は想い出のたくさんある場所。人が集まる場所として生まれ変わったのは本当に嬉しい。この頃の岡崎はおもしろい。お店を出ても春画展の混み具合は変わらず。16時頃から空いてくると聞いたのに。並びたい気分じゃなくて今回は諦める。それも自由。

御池のグランディールでパンを。次の日に食べる用。きっと人気なんだろうな、というお店。

お世話になってる御池の鞄屋で小物をいくつか。その間に鞄を手入れしてもらう。「こういうのがあったら嬉しい」などなど、小一時間ほどおしゃべり。売りたいものと求められるものの違いの話がおもしろい。お客さんの意見を柔軟に取り入れつつ、お店らしさもちゃんと出してる。主観と客観の絶妙なバランス感覚。我の強いお店は休日に向かない。自然と足も向かない。この感覚はとても大切。生き物はあたたかい場所に向かう。あたたかい人でありたい。

チェックしてた本を書店でいくつか。滋賀県は本の品揃えが弱くて、よく京都で本を買う。Amazonはダンボールが増えるから、どうしてもの時だけ。「買う喜び」をみすみす逃すのはもったいない。酒井若菜、水野学、あと伊坂幸太郎と(敬称略)。書店にいるとお手洗いに行きたくなる。

春先のコートも物色。なかなか気に入らずで、また次回のお楽しみ、だったはずが寄り忘れてたお店が一軒あって、そこで出会う。2色のどちらかで迷う。ひとつはトレンド色だそうで、でもトレンドという価値感は僕にはなくて、結局は自分の肌に合う方を選ぶ。試着のあとに値札見てビックリしたけど、見て見ぬフリして買った。やたらと気持ちよかった。

瀬田のhelloに立ち寄る。確定申告をギリギリまで溜め合ったハッシーと感動を分かち合うため。ご家族でよく遊びに来るお客さんのお父さんがいらした。「娘が安藤くんに会いたがってるから写真撮らせて」と、ハッシーと2人でパシャリ。そんな風に思ってもらえて嬉しい。お店にいたみんなとゲームして盛り上がって、最後はお父さんともうすぐ社会人2年目の今ちゃんを送って帰る。寝る前に次の日食べるはずだったパンを食べる(食べてしまう)。

休みました。

Date: 16/03/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2020

Protection against disasters goods

東日本大震災から5年後の今日は、年に一度の防災グッズ点検日。

懐中電灯は点くか、乾電池は切れていないか、ソーラーチャージャーは正常動作するか、などなど。仕事場に置いているものと車に積んでいるもの、それぞれ。自分を守るため、誰かを守るため。自分を守れなきゃ、誰かは守れない。本気で守りたい人がいるって、素晴らしいことだと思う。どうしようもない自分をシャン!とさせてくれるから。

黙祷のあいだ、現地を訪れた数年前と比べて“じぶんごと”から離れていないか自問する。震災で命をなくした方々にも家族や友達はたくさんいて、今どこかでその人たちとも繋がっているのかも知れない。すでに関わっているのかも知れない。

「自分に言い訳するくらいなら、恥をかこう」を貫けば、何かしようと思わなくても、日常の中でできることはきっとある。できることと言うか、気が付けばできていることが。不思議なもので、意識を変えれば巡ってくる。そうなるようにちゃんとできてる。

ホントに世の中はどこまでも繋がっているんだなあと、この頃。

Date: 16/03/11 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2019

仙太郎|ご存じ最中

お好きに召しませご存じ最中。

和菓子屋さん「仙太郎」の、自分で自由にあんこを詰めてつくる最中(もなか)。ここにも「ひと手間」がちゃんとある。美味しくないわけがない。火曜は山科で一日撮影の仕事で、近くにお店を見つけてしまってのこと。また買いに行きたい。

そうそう、中に入ってた栞が、なんとも素晴らしかった。

“私共のつくる和菓子は、感性に訴えるよりも、まず機能を第一義に。経営志向よりも、人づくり、物づくりを上位に置く。“美しい”よりも“美味しい”を大切にする。おいしいとは、体が欲しがる状態のこと。体を養う正しい食べもののみが本当の意味でおいしいと言えるのではないか?そして自分の生まれ育った処の風土が育むものが一番体になじみやすく、体にやさしい、即ちおいしい。むつかしい言葉だが、それを「身土不二」と称す。近くの産物、丹波、近江、大和、但馬・・・せめても国産の原料に拘る。農業の空洞化を阻止する為にも・・・”

自分の考えに近いのも嬉しい。疲れてる時、美味しいものはカラダに響きます。

Date: 16/03/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2018

sizzle

かつくら(とんかつ屋)好きでよく食べに行くんですけど、注文して待っている間に、ソースに混ぜるゴマをじぶんで摺るシステムになってるわけです、すり鉢でゴリゴリと。分からないなりに、じぶん好みの摺り加減にするわけです、ゴリゴリ、ゴリゴリと。

この間、脳科学について書かれた池谷裕二さんの本を読んだら、生き物って、同じ食べ物でもひと手間かけた方が価値を感じるんだそう。全く同じ味のラーメン屋があったとして、家の近所よりも、離れたところにあるお店の方が美味しく感じるんだそう(時間をかけた手間を脳が正当化するから)。

そんな事実を踏まえると、ゴマをゴリゴリする行為にもしっかり価値があるわけで、単に摺りたてがフレッシュだからとか、美味しさの理由はひとつだけではないみたい。やるなあ、かつくら。ゴリゴリ。

バルミューダのトースターもそう。リベイクの前に、毎回必ず5ccの水を入れる。庫内をスチーム状態にする目的はもちろんのこと、ここにも「ひと手間」があります。冗談でも何でもなく、最近は食べたいより「焼きたい」が先に来ることもあるから、愛着ってきっとそういうことなんだろうなあ。いろいろ知ると、おもしろいです。

↓池谷裕二さんの著書はこちら。

Date: 16/02/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2017

well-lighted

週末は「市民の会しが」キックオフ集会に参加してきました。

僕はハッキリ言って政治に疎い。人によって地域によって環境によって意見が違いすぎて、何が正しいのやら分からない。アタマでは何かしなきゃという意識はあっても、遅くまで働いたあとに、暗いニュースを知ろうという気にもならない。

そんな自分をよく分かってるから、去年あたりから、市民として精力的に政治に関わっている知人に活動の場を見せてもらったり、座間宮ガレイさんの話を聞きに行ったり、少しずつ少しずつ関わりながら、自分が身を置ける場所を見つけようと動いていて、やっと出会えたのが、この市民団体。ここには信じられる人がたくさんいます。自分ひとりでは何もできないから、思い切って渦中に飛び込んでみようと思って。

僕みたいに「何かしなきゃ」と思っている人は多いと思う。僕みたいに「恥はかきたくない」人も同じだけ多いと思う。大前提に「めんどくさい」もあるはず。まとめると「恥はかかずに面倒じゃない範囲で関わりたい」。うん、こりゃダメだな。自分に言い訳するくらいなら、僕は恥をかくことを選びます。

もう少し知識をつけてから、なんて思ってもいたけど、いつまでたってもそんな自分は出てこないし、時間だけは日々刻々と過ぎていくし、自分たちが中心の時代だし、じゃあ何を捨てるかって、自分の小さなプライドしかなくて。自我を捨てると、姿勢はちゃんと変わってくれる。

そんな状態なんですけど、そんな状態でも、チカラになれることはあるみたい。単なる“野洲市民”としての参加だけど、仕事で培ったデザインの視点でお役に立てることもあるかもだし、何かしら「つなぐ」役割になれたらと思っているところ。

正式名称は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」です。

Date: 16/02/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2016

jacaranda

スタッフの話。

去年から、家族にバレンタインチョコをあげるようにしたんだそう。でも、実際の反応は今ひとつどころか今ふたつで、正直「思てたんとちがーう!」だったみたい。せっかく選んで買ったのに、よかれと思ってのことなのに。その事実を受け止めて、今年は相手が喜びそうなものをそれぞれリサーチしてプレゼントしたところ、それはそれは喜んでくれたそう。「喜んでくれたのはすごく嬉しい、でも、自分の満足度としては去年の方が高かった」と。ははは。

この話、数年前までの自分にも思い当たる。

自分のデザインに満足している節が多々あった。その分きっと、お客さまの期待に応えることに集中できていなかったと思う。とあるきっかけがあって、今ではそんな気も消え失せて、どうしたら期待に応えられるか、そんな風に考えるようになりました。心境が変わってからというもの、仕事ひとつ納めた時に喜びは感じなくて、期待した効果を得られた時にはじめて「あぁよかった」と思えるようになる。料理人がお客さんに「美味しい」と言われてはじめて喜ぶ、あの感覚みたいに。品質も昔より上がったように思う(※個人の感想です)。

自分が褒められるより、認められるより、相手に喜んでもらいたい。その気持ちが「自分なくし」へと繋がる。僕も根っこは、我が強いから。

そうは言っても人間だから、どこかで褒められたいし、満たされたい。ベテランのお坊さんみたく生きられない。それをどこでやるかと言うと、誰かと呑んでる時だったりSNSだったり(一緒にいるだけで満たされる、ありがたい人もごく稀にいます)。笑いを取ろうとすることに関しては、お子さまだろうがパイセンだろうが誰だろうが、ここぞとばかりにエゴ全開なのが自分。それもたぶん、過去のコンプレックスとも関係あるんだろうなあ。

人それぞれいろいろあるから、飽きることがありません。

Date: 16/02/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2015

signal

「自分に自信がない。」いろんな人から、この言葉を本当によく聞きます。

おもしろいことに、そんな人に限って我が強い。最初は「我が強いのに自信がないなんて矛盾してない?」なんて風に考えていたけど、そうか、我が強いって、譲れないものが多い人なんだ。「私はこんな性格ですが、お気に召しますでしょうか?」ってことか。そりゃ、怖くって自信なんて持てるはずもない。むしろその状況で持てる人の方がすごいというもの。

逆に考えると、自信があるように見える人は、譲れないものが少ないってことかな。仕事で貯めた“自信”という貯蓄も、毎日の暮らしには持ち込めませんしね(残念だけど通貨が違う)。「自信をつけたい」の呪縛から、なるべく距離を置けばいいのに。自分なんて無くしてしまえばいいのに。でも、我が強い人って僕は好き。自分に無いものたくさん持ってるから。

・・・なんて師匠と話しているうちに、きのう38歳になりました。

Date: 16/02/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2014

leaves

ストレスを感覚として自覚できない。

仕事の慌ただしさがピークを迎えると、普段ほとんど食べないスナック菓子を食べたくなります。ちょうど、きのうがその日。何袋かまとめ買いして、一気に2袋食べました(それもお昼ごはん食べてすぐ)。この時期は案件が立て込んでいるうえに確定申告があるので、ほぼ毎年この現象が起きます。その行動を自分で見て「あ、ストレス溜まってたんだな」とはじめて認識します。

どう言えばいいかな、「あ〜もうっ、ストレス溜まるぅ!ハゲ課長のヤツめ!」みたいな感覚が先に来ることがありません。あくまで自分の行動を客観的に捉えて、事後報告的にストレスを知ります。そんな感じ。睡眠時間が3割増しになるのもそう。事実をもってでしか認識できない。

そんな話をスタッフにしたら「それで、ストレス発散できたんですか?」と聞かれるも、発散できたかどうかもよく分からない。毎回決まって気持ち悪くなって「食べるんじゃなかったなぁ」と後悔だけはちゃんとしてます(・_・) カラムーチョメ

脳によって動かされたり、自分がうまく動かしたり。このやりとり、おもしろい。

Date: 16/02/11 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2013

mint HAIR

デザイナーというと感性やセンスの人、みたいなイメージが強いですが、まんべんなく備わってる人はきっと誰ひとりいません。それぞれにバランスがあります。

僕には色づかいのセンスがありません。他にもたくさんあるけど、それは特にない。悲観するわけでもなく、単なる自分の特徴として。経験上、女性の方が色のセンスがあるし、特にイラストレーターの方に多い。ハッキリ言って、羨ましい。

センスがないから、自分の感覚には頼らずに、別の何かで補うようにしています。美しい配色だと感じたものを写真に撮ったり、ストックしたり。知識として積み重ねていく。日々の努力ですね。センスを磨く努力も続けていますが、ちょっと諦めてる部分もあります。

なんでもかんでも自分を信用すると、ロクなことにならない。そもそも自分なんて、ほとんど信用してない。

Date: 16/02/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2012

立春朝搾り|2016

今年も届きました、立春朝搾り。のぐさん夫妻、毎年毎年ありがとうございます。いつも嬉しくて、もう100年欠かさず送ってもらってる気分。今年も気持ちごと美味しくいただきますよ。今から開栓が楽しみ。

今さっき、まな板を買いにGOODFOODへ行ったら、年末に少しだけ新しくしたブログからテイクアウトの注文が増えたと嬉しい知らせ。お役に立ててよかった。一緒に買ったスコーンは夕方にリベイクの予定。慌ただしさの中に嬉しいが届くと、ばんがろうって気持ちになれる。

Date: 16/02/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2011

cabbage

今日は朝から篠山で新規サイト用の写真撮影。被写体は精米用の設備機器。どんな表情が見てくれる方にとってツボなのか、ずっと考えながらシャッターを切った。休憩中、会社の菜園にあったキャベツの葉(写真)にグッと来ました。収穫後の姿でも、どこか生命を感じる。

ひとつひとつに、深い理解がいる。横のつながりが増えやすくなった時代の反動かも知れない。なるべく深く潜って、お客さまの目線まで近づいて、それでいてデザイナー視点も持ち合わせる。伝え方がどうのという前にね、そういうことをキッチリやるぞっていう。見せ方の上手さだけでは、もうどうにもならない時代。この間そんなことを教えてくれた子がいた。本当にその通り。

このブログ、気軽に「いいね!」できないと言われます。深さと気軽さを混じり合わせる表現力なんて僕にはないから、それはもう、仕方ないんです。

Date: 16/02/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

2010

fresh leaves

秋に買ったジャカランダから若葉が生えた(写真)。

うまく育てられているか心配だったこともあって、やけに嬉しかった。どこか希望に満ちた感情もあった。生き物って不思議。植物ひとつとっても、すべてを理解することはきっとできない。それでも、なるべく知りたいと思う。自分が好きとか育てやすい、より、仕事場の環境で過ごしやすい、今度はそんな視点で選んでみたい。

Date: 16/02/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2009

in my office

今日はお取引先のデザイナー(とはいえ実務経験の少ない)2名を仕事場へ招いて、デザインの考え方をじっくり伝える一日。社内のデザイン力・生産性を高めるお手伝いをしています。

解釈のクセも全く違う2人。考えを一方的にたたき込まずに、それぞれの個性を理解しながら、伝え方を加減していく。川のどの部分が堰き止められて水が流れていないか、ひとつひとつ突き止めては改修する感覚。デザインの考え方をどう伝えるか、のデザインも同時に始まっています。

やることは至ってシンプル。「今までになかった視点に気付いてもらう」こと。抹消毛細血管に血液を通すこと。シンプルだけど、2人にとって今までに無かった視点。アタマでは理解できても、定着にはほど遠い。新しい視点を意識し続けることが、定着への一番の近道。身につくまでに時間が要るのは、当たり前のこと。

なかなか楽しい取り組み。自分のアタマの整理にもすごく役立つ。けれどもエネルギーは当然2倍、いや3倍必要で、今かなりクタクタです。。

Date: 16/01/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2008

siesta

最近は書くことが目的にならない程度にブログを続けています。ひょっとしたら今までより少しだけ、軽さを感じてもらえるかも(そう願いたい)。こんな写真を使ってロコツに軽さを出そうともしています。それにしても、いい寝顔。

Date: 16/01/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2007

necco

どうしようもない現実がおもしろくて仕方ない。大きな声では言えないような、つくりものでない現実が。逃げずに立ち向かう人の強さは素敵で、そうでない人の弱さは愛くるしい。

きのうの夜、関東のお客さまから「大寒波だいじょうぶ?」のメール。氷点下の中、その優しさがとても暖かかった。そういう人でありたいな。いろんな人から「優しい」を教わって、また別の誰かに伝う。

Date: 16/01/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2006

BALMUDA The Toaster

仕事場にBALMUDAのトースターが仲間入り。

ハッシーのお店で初体験して大いに感動したものの、家で使うことはほとんどないし、2万円以上するトースターをおいそれと買うこともできない。なのにそれなのに、この間までやってたほぼ日の対談があまりに面白くって「これは買わない理由がないぞ」とあっさり開眼。

そうです、パンの神様、僕が間違っていました。素直に認めるべきでした。いま、いろんなお店のパンをリベイクして楽しんでいるところ(検証という名の仕事です)。panscapeのスコーンとバターロール、早く試してみたい(仕事です)。

でも、美味しいって結局、何を食べるかより「誰と食べるか」。一生言い続けること。焼きたてのパンでも豪華な料理でもどら焼きでもどん兵衛でも、何より大切なのは誰と食べるか、です。

Date: 16/01/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

2005

like a drawing

今年から少しずつ、お取引先の内部にまで関わらせていただく機会が増えています。

何でもそうですが、突き詰めていくと、問題の多くは内側へ向く。そしてそれは、内側にいると意外に気が付かない。気が付かないから、溜まり続ける。そこで、外からの客観的な目線が必要になる。

デザイナーは基本、その役割を担っています。さらに中と外とを行ったり来たりできる数少ない存在だとも感じていて、そこに大きな価値がひとつあります。外から生みだすのでなく、現場の空気を共有しながら生みだした方が、いい結果に繋がりやすい。今までとはまた違うカタチでお役に立てることも嬉しい。

きのう、知人に夜な夜な相談に乗ってもらいました。関係をより良くしたい方がいて、でも一人ではどうにも行き詰まっていた。相談するまで、あらゆる視点から内省したつもりでいたし、なるべく相手の立場に立って考えたりもした。でも結局、自分では疑いなく正しいと思っていたところに答えは隠れていた。見ないようにしていたけれど「やっぱそこか〜」と、見事にイタイとこ突かれた感じ。

自分で自分を疑うにも限界がある。それは肝に銘じないといけない。客観視して、してもらって。その繰り返しでバランスを取ってます。毎日必死です。

Date: 16/01/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2004

flowers

「順風満帆というわけでもないってのがとってもいいですね」という褒め言葉、とってもいいですね。感じ入ります。順風満帆なんて、怖いだけですから。

Date: 16/01/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2003

a park

年末年始に佐藤卓さんの著書「クジラは潮を吹いていた。」を読んだ。彼の肩書きはグラフィックデザイナー。誰もが一度は目にしたことのある著名な仕事を数多くされていて、肩書き負けしているようにしか思えないのだけれど、どんな役割であっても原点のグラフィックデザインを展開・応用しているに過ぎないという理由で、そうしているらしい。素敵だなと思った。

この頃、クリエイティブ・ディレクターを名乗る人に出会う機会が増えた。なんだろう、急に増えた。デザインのチカラがより強く求められるようになっている現代に合わせて肩書きを変えているような、そんな違和感をおぼえる。まるで整体のお店がある日突然「カイロプラクティック」と看板替えするように。時代に合わせて変化するって、そういう事ではないように思う。

今の名刺では「アートディレクター」を名乗っている。その通りではある反面、しっくりきているわけでもない。モヤモヤはずっと消えない。シンプルに「デザイナー」がいいのかも知れない。つまるところ、肩書きは面倒くさい。

Date: 16/01/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2002

a green

新年明けましておめでとうございます。
極寒だった去年と違って、あったかい正月でしたね。

さて、今日から営業開始。

今年の主題は「やるべきことをやる」。カンタンとか難しいとか、ラクとか面倒とか、リスクがあるとか無いとか、自信があるとか無いとか、周りからどう見えるとか、そんな基準で判断せず、やるべきことをやる。これは引き続き、自分をなくすための修行のようなもの(一生のテーマでもあります)。その延長線上にある「回路がまっすぐ繋がる」イメージを持ち続けること。そのくらいかな。

なんだか今年は楽しくなりそうな予感がしています。
また一年このブログにもお付き合い下さい(再開の目処は立ちませんが)。

どうぞよろしくお願いします。

Date: 16/01/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

2001

fallen leaves

今日で仕事納め。

2ヶ月近くブログを休んでいる間、twitterやfacebookからも距離を置き(instagramだけは役割で続けています)、言葉を体内にぐるぐる対流させています。キャッチ&リリースみたく不特定多数に言葉を放たず、なるべく特定の誰かに向ける。2015年は「原点回帰」を意識したこともあって、今そんなことをしています。ごく当たり前ですが、過剰な反応を気にする必要もなく、とても豊かです。

必要なこと、必要でないこと、できること、できないこと、できると思っていただけのこと、できないと思われたくないこと、人より長けていること、劣っていること。ひとまずぜんぶ床にぶちまけて、ひとつひとつ晒しては検品を繰り返す。手加減しない原点回帰は、とても有意義でした。

これは、いろんな人の協力があってこそ。一人では絶対にできないこと。今年は本当にいろんな人に助けてもらいました。おかげで少しずつ、スッキリしたカタチに自分が再構築されていく感覚があります。あきらめを知ると、やることはシンプルになる。正直言ってしんどかったけれど、終わってみればいい一年でした。

ブログは来年も引き続きお休みします。前のスタンスで続けることはできても、そうはしたくない。次の“あるべきカタチ”に生まれ変わりたいけれど、まだその芽さえ出ていないので、自然に芽生えるまで焦らずじっくり待とうと思います。

今年もたくさんの方にお世話になりました。皆さんよいお年をお迎えください。来年は4日(月)からの営業です。一年ありがとうございました。

Date: 15/12/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

2000

good food camp

今日は仕事を休んで「good food camp」へ。長浜の自然の中で、ごはんと音楽と。知ってる人もたくさんいて、ゆるり過ごせた心地のいい時間。主催のしげるさん、スタッフのみんな、お疲れさまでした(到着遅れてすいませんでした)。ぜひ来年の開催を楽しみにしてます。

今日でブログも通算2000回。続ければ続くもんです。キリもいいので、ちょっと充電します。まさに今日「実は楽しみにしてるんです」と伝えてくれた子がいて、それだけが心苦しいけれど、決めてたことなので、しばし充電します。

Date: 15/11/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1999

hand

テレビの向こう側でしか見ない芸能人ならまだしも、ふだん顔を合わせる人に対してイメージっているのかな。かえって邪魔になってないかな。接して感じたことの積み重ねで、大半は事足りるんじゃないかな。最初だけは、離陸できるまではイメージのチカラに頼って、気泡が出始めたら引き上げる昆布みたいに、いい加減で取り去った方が、まっすぐ人を見られるんじゃないかな。なんてことを、ふと。

Date: 15/11/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1998

sky cushion

今日は打ち合わせで朝から京都へ。伊右衛門サロンから始まり市内を小気味よ〜く移動しながら最後は太秦方面まで、ほぼ丸一日の京都滞在。まるで小旅行のよう。帰りウトウトしてたら行くつもりのない湖西方面へと電車は向かい、もひとつおまけに小旅行。きっと滋賀が京都に嫉妬したんだ。

Date: 15/11/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1997

Lot of Wine

きのうは鴨川でワインの会。

友達の集まりに、図々しくもお邪魔させてもらう。はじめましてが5人。あったかい格好して、明るいうちから暗くなるまで延々飲み続けました。日本酒もいいけどワインもいい。小笠原諸島に行った人の話、おもしろかったな。

そのあと丸太町「とりと」で飲み直して、最後は栄喜知で締め。隣のお客さんと旅の話をして、毎年担当してるお店の年賀状、今度はどんな写真にしようかなーと酔ったアタマで思いふけて。毎日毎日いろんな人から、いろんな話を聞かせてもらえる。きのう印象に残ったのは「嘘はやんわり受け流す」。

Date: 15/11/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1996

black board

乙武さんの記事「“欠損萌え”はNGなのか?」興味深かったなあ。

もし両腕を失ってる人と出会ったらどうするだろう。僕には車イスの友達がいる。お互い補うところだけ補い合って、普通に接してる。本質を見れば外見なんて関係ないかというと、たぶんそんなことはない。きっと最初は少したじろぐと思う。そしてすぐ慣れるとも思う。目を慣らして、不便さを理解するのに、少しだけ時間がかかる。僕の場合、その過程は必要な気がする。

Date: 15/10/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1995

classic lamp

「自分がない」そう自分を卑下する人がいる。僕からすれば、なんとも羨ましい。自分をなくそうと毎日毎日、必死なんだから。

Date: 15/10/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1994

The rock

感情をうまく言葉にできない、肝心なことが言えない。

周りにちらほら、そんな人がいる。わりかし言葉にできる僕にはその感覚が分からないけど、東西南北がさっぱり分からない自分に置き換えると、「できない」ことへの理解は十分できる。「何でできないんだ」と言われても、そういう性質だから。

たとえうまく言葉にできなくても、他のところに羨ましいくらいの魅力がある。だったら、それでいいじゃない。「大勢ができること」ができないからといって、それが何だって言うんだろう。

Date: 15/10/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1993

bottles

今年もAつMATAの季節がやってきました。もし良かったらご参加下さい。

ー日にち

12月5日(土)18:30〜(22:30)

ーところ

GOODFOOD(滋賀県野洲)→詳しい場所

ー会費

おひとりさま4,000円(税込/飲み放題つき)
小学生以上 1,500円
小学生以下 500円

ー定員

25〜30人くらい(先着順)

ー締め切り

11月28日(土)の23:59まで
※定員が埋まった時点で締め切らせていただきます。

ー参加できる人

申し訳ありませんが友人・知人のみとさせていただきます。

ーひとこと

どうぞお気軽にご参加下さい。肩書き抜きで、人と人とが集まるだけの楽しい会です。お一人でのご参加や、途中参加も大歓迎です。

ー飲み放題について

飲み放題は2時間です。2時間を超えた場合、有料にて追加できます(最後まで飲み放題のお酒も用意しています)。

ー参加のご連絡

僕宛にメールください(PCでもiPhoneでもfacebookでも何でも)。定員に限りがありますので、場合によっては泣く泣く参加をお断りさせていただく場合があります。その場合、このブログにて締め切りの告知を行います。また、行きたいけど予定が未定・・・という人もその旨ご連絡下さい。

ーここだけの話

来てもらえるかどうか毎年ヒヤヒヤしてます。早めにご連絡もらえるとホッとします。

Date: 15/10/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1992

comfortable time

ボードゲームの世界に片足を突っ込んでる。片足というか足湯感覚というか「ゆる〜く気持ちいい」具合に。ここでは年齢も性別も肩書きも関係ない。経験は有利になるけど、初めての人にやさしくないわけじゃない。誰でも楽しめるようになってるから、ほとんど気にならない。経験者と初心者が一緒になれるその空気、本当に心地いいんです。

僕の一番のお気に入りはRummikub(ラミィキューブ)というイスラエル生まれのゲーム。アタマの柔らかさがいるので、デザイナーと特に相性がいいのかも。一度やったらハマりますよ。

Date: 15/10/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1991

take a photograph

5年前に撮影した写真を見て思わず笑った。あまりにヘタだったから。周りにカメラマンが多くて(多すぎて)、彼らの仕事を見るたびいつも悔しい思いはするけど、自分の目指す地点には着実に近づいていて、まだまだ未熟だけど少しだけホッとした。

Date: 15/10/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1990

おうみのほうみ|滋賀みやげ舎

この間の徳利しかり、きっかけは仕事だけれども個人として「これはいいなあ」に出会えると嬉しくなる。この「おうみのほうみ」は、そのうちのひとつでもあり、しかも自分がディレクターとして関わらせてもらった思い入れのある商品。早く世に出したい気持ちとはうらはらに細かい調整ごとも多くて、一筋縄には行かない。とんとん拍子にコトが進むなんて、滅多にない。そう思っていた方がいい。

村上春樹氏が言った大好きなことば。「希望があるところには必ず試練があるものだから」本当にそうなんだ。

Date: 15/10/23 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1989

endless summer nude

デザインで世の中を楽しく、なんて滅多に考えないけど、世の中が、関わる人が少しでもストレスなく、というのは、ずっと考えてる。ワクワクよりも、居心地がいい、という感じ。ストレスがなくなったら、本心は自然と湧き出る。そういう感覚もずっと持ってる。

Date: 15/10/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1988

wall art

120回。

請求書を出した回数。一年に12回だから、10年で120回。さっきポストへ投函してそんなこと思った。思ったというか、驚いた。当たり前だけど、独立する前は請求書なんて書いたことがない。独立は“はじめて”だらけ。納めた仕事の分だけ請求書を作って、お金をいただいて、その繰り返しで、いま暮らしてる。

Date: 15/10/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1987

sake bottle

燗酒の季節に、この徳利が手放せない。沸かしたお湯を入れるだけで、ちょうどいい燗ができてしまうスグレモノ。機能に加えて、あるユニークな仕掛けまで。興味ある方はこちらのページをご覧ください。お客さまのお店で取扱っている商品ですが、撮影後にプレゼントしていただき、使ってみたら本当に良かった。お店の宣伝ではなく、ひとりの日本酒大好き人間としてオススメ。僕は小さい方を使ってますが、みんなで呑むには大きい方がいいなあと目を光らせています。

Date: 15/10/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1986

Auberge Tosayama

慌ただしい時こそ旅に出たくなる。今ゆるりと次なる土地の下しらべ。「楽しい」はもう、ここから始まってるのです。温泉が恋しくなる季節にもなってきました。

Date: 15/10/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1985

portrait

ハッシーが盗撮してくれたこの写真がいい感じ。目の前は真っ白な日本海。人工的な音のしないシーンと静かな場所で、印象深かったな。

Date: 15/10/18 Photo: Nikon D300

1984

the veins

本質が知りたいから、肩書きとか環境とか取り繕っていることとか、余計なものはすべて外して人を見るようにしてる。まず内側を見て、それから少しずつ外へ。無意識にそうなってる。元々そういう質(たち)だった気もするし、この職業に就いてからだった気もする。

ごく稀に本質が分からない人もいる。訳あって「無意識にフタをしてる」感覚というか。そんな時、どうしてそうなったか無性に知りたくなる。本人の意志はさておいて、少しでもラクにしたい。じっくり掘り下げていくと、原因は本人の気付かなかったところにあることが多い。経験上それが分かっているだけに、つい放っておけなくなる(注:デザイナーのブログです)。

Date: 15/10/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1983

to do list

やらなきゃやらなきゃと思っても、つい見て見ぬフリをしてしまうことは少なくない。どう分類していいか分からないゴミ、置き場に困った資料、大きな仕事を優先して放ったらかしにしてた細かい仕事、などなど、ジクジクと膿のように溜まっていく。だからと言って一人ではもう、どうすることもできない。スタッフと二人、そんなものをお互いに書き出しては、一緒になってひとつひとつ解決してる。そういうのが僕は楽しい。

Date: 15/10/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1982

a toy

評価は他人がするもの。

なんて分かっていても、自分で自分を評価してしまうことがある。この間も「自分大好き」と言う子がいて、ああそうなんだ、くらいに思っていたけど、接してみると全くもってそんな感じに見えない。むしろ相手に対しての思いやりが素晴らしい。「周りから自分大好きって言われたことある?」って聞いたら「一度も言われたことない」んだそう。

掘り下げてみたら、実は自分大好き、ではなくて「自意識過剰」の方だった(そっちは言われたことあるらしい)。さすがに自分で自意識過剰とは言えなくて「自分大好き」に置き換えた、という話。なるほどなあ。人間なんて弱いから、こんな風に自分で自分を守りたいこともあるよ。

それでも他人からの評価ってのは無視できない。

Date: 15/10/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1981

a green

理解者でありたい。その気持ちが人よりも強いらしい。だからこの、理解なくしては成立しないデザインの仕事なんかに就いているんだと妙に納得する。どうりで楽しいはずだ。理解してくれる人がいるだけで、救われる人も少なからずいる。

Date: 15/10/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1980

Jacaranda mimosifolia

信じてもらえるって、ものすごく幸せなこと。「あなたを信じます」なんて言葉をいただくと、やっぱり嬉しい。瞬間的な喜びと一緒に、長期的な期待を背負う。それでも嬉しいし、それが嬉しい。カンタンには言えないし、滅多に聞ける言葉ではないはずだから。

Date: 15/10/09 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1979

Cakes by Madre

きのうは先月末で閉店したGREEN Kitchenのお疲れさま会。ごはんはGOODFOOD、おやつとケーキ(写真)は安土のMadreにお願いして、食後はGREEN Kitchenの跡地を継ぐハッシーのボードゲームでキャッキャして。涙あり笑いあり、いろんな空気が混じり合った心地いい時間になりました。参加してくれたみんなもありがとう。主役の2人が喜んでくれたのが、何よりのご褒美でした。

Date: 15/10/05 Photo: iPhone 5

1978

a plant

10周年の記念にdp3 quattroのコンバージョンレンズ買いました。これで望遠が20%UP。大好きな90mmの画角(写真)が撮れるようになって表現の幅も増え、これまで以上に愛着が湧く。ボケ味もいい感じ。少しずつ少しずつ良くしていく、良くなっていく。一気にドカン!もいいけれど、そっちの方が自分好み。

Date: 15/10/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1977

a mountain range

今日でAMATA10周年。独立する時に決めた「とりあえず10年」に辿り着きました。折り返し地点でもなければゴールでもない、ただの給水地点。だけどさすがに感慨深い。

週休2日でスタッフ残業なし。その中で結果を残し、食べていく。そんな「仕組みをデザインする」デザイン会社が10年続いていれば、デザイナーを志す人の希望にもなるし、業界の悪しき慣習にも一石を投じられる。何より「当たり前のことを当たり前に」やり続けるのが、肌に合っている。派手さは全くないけど、真実はそういう所にあると思うし、僕にはそれしかできない。

歳月と共に想いは変わって、今はもう自分の気持ちだけでは続けられなくなりました。お客さまの想いがあってこそ。それに、関わって下さっている(くれている)たくさんのお客さまや友達、知り合いからの支えや勇気のおかげで、前を向いていられます。「ひとりだち」で独立と書くけれど、実際は立たせてもらっています。それでいいんです。10年かけて、やっと身に染みました。

今日から11年目のはじまり。これからもどうぞよろしくお願いします。

Date: 15/10/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1976

gradation

カラダが固くなると死に近づく、みたいなことを本で知って、考え方としておもしろいなあと思った(あらゆる状況に当てはまらることではないとしても)。そういやカラダの柔らかい人って、みんな優しそうなイメージがある。「考え方」に置き換えても、同じことが言えそう。柔らかいのが生き物らしさ、なのかも。

Date: 15/09/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1975

盃

宝塚での撮影から戻ると小包がひとつ。中身は美濃焼のお猪口セット(写真)。「記念日でも何でもないけど、贈りたかったから」と、お客さま。じんわり、ココロあたたまる。週末に別のお客さまから越乃寒梅をいただいたところで、その偶然の流れにも驚いた。そろそろAつMATA用の酒器も買い足さなきゃな、と思った矢先のことでもあった。このご恩は必ずやデザインでお返しします。

いろんな方から「嬉しい」をもらって、なんとかやってます。この上ないことです。

Date: 15/09/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1974

forest green

ひょんなことからInstagramを再開することに。出始めに一度使ってみて、味付けの濃さに嫌気が差してすぐやめた。今日で再開3日目。なにやら地下室(部室?)に潜り込んだような感覚。facebookより居心地いいって人が多いのもよく分かる。ハッシュタグてんこ盛りなのはトレンドなのか何なのか、その辺はぼちぼちと。

Date: 15/09/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1973

petit tomato

持論について。あくまで自分の。

結果を意識すると、うまくいかない。お金を儲けようとするから儲からない。いい写真を撮ろうとするから撮れない。モテようとするからモテない。ラクになろうとするからラクになれない。うまくやろうとするから、うまくいかない。結果は結果でしかない。結果にばかり目が行くと、肝心の足元が見えない。満たされようとするから、いつまでたっても満たされない。

Date: 15/09/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1972

maintain

仕事しつつ、遊びつつ、助っ人しつつ。

溜まってた案件を進めたり、放置しっぱなしだったクロスバイクを修理したり、子ども相手に全力でカロムしたり、お店の接客を手伝わせてもらったり(あとMステの生放送が長すぎて録画できなかったり)。珍しく滋賀県から出なかった連休。やろうやろうと思って放っておいた億劫なこと、今までやらなかったこと、その辺と向き合ってるこの頃。内蔵をキレイにして、新しい空気を取り込む。変わったことしなくても、いくらでも変われる。

Date: 15/09/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1971

七福堂製菓|滋賀県東近江市

人物の撮影で今朝は近江化成工業さまへ。この頃は撮影案件が多め。バランスを変えては試行錯誤を繰り返し、アートディレクターに専念するのはいろんな点で難しいと悟りつつある。新しいストロボ、それにSIGMAの超広角レンズが欲しい。撮影はとても楽しい。

正しい指摘をくれる人、理解しようとしてくれる人。そんな人の存在が今すごくありがたい。前に進むチカラをもらえる。自分もそうありたい。

Date: 15/09/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1970

七福堂製菓|滋賀県東近江市

9月に入ると仕事も慌ただしくなってきますが、仕事を一所懸命ばんがりながら、水面下でいろいろ動いてる時間が楽しい。同時進行してるくらいが、お互いにハリも生まれる。来月はちょっとした幹事をひとつ。

Date: 15/09/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1969

七福堂製菓|滋賀県東近江市

製造現場の撮影で朝から七福堂製菓へ。普段は穏やかでも製造中はとても真剣な眼差しで、もう50年以上あられを作り続けていらっしゃるのに「今日のは良くできた」と嬉しそうだった。一見ごく当たり前のようでいて、実はとても貴重な光景を目の当たりにしている。背中もかっこいい。

この頃「それは誰に向けた表現なのか」気になる。特にSNSとは、当たり前が歪まない程度に付き合いたい。いろんな誰かが反応してくれて嬉しいのはいいけど、伝えるべき人にまっすぐ伝えられることの方が、それ以上に嬉しいと思うんだ。

Date: 15/09/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1968

車を停めて

丹波篠山へ。小浜のお客さまにご紹介いただいた新規の案件。こういう風景(写真)大好き。車から降りるや否や、澄んだ空気に癒された。滋賀県内のお客さまとも関わらせていただきつつ、こうして県外にも出て行ける。つくづく自分に合ったバランスだなあと思う。近かろうと遠かろうと何だろうと、僕はじっくり続けたい。

Date: 15/09/14 Photo: iPhone 5

1967

CD

CDはテキトー収納が好き。あと本も。見た目のキレイさや検索性より、自然体を最優先。あれもこれもビシッと整理されてる場所にいると疲れるからねえ。適度に抜けがあるくらいが居心地もいい。人間もね。

Date: 15/09/12 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1966

football game

人が仕事に合わせなきゃいけない。いくらか仕方のないこととは知りつつも、その人のいいところ、なるべく仕事に活かせればいいな、なんて、甘い考えかな。どうせ働くなら、楽しい方がいいと思うし。

Date: 15/09/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1965

R

きのうは一日中ダラダラ。夕方にドラッグストアで買い物して、ついでに図書館に寄って角田光代と山崎ナオコーラの本を一冊ずつ。ダラダラしてたら、行きたかったお店が閉まってしまい、あきらめてダラダラに集中することにした。あるコツをひとつ掴んだ。

Date: 15/09/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1964

GREEN Kitchen

たまに行くカフェがある。よく行く3つのカフェがどれも休みだった時、お世話になってる場所。きのうは勉強しに、RUSTICへ。取り立てて会話はしない、でもお互い顔は知ってるくらいの距離感も心地いい。干渉して欲しくない時だってあるしね。

分からないことを知った時の喜びは、いくつになっても変わらない。たったひとつのピースがたくさんの「?」を連鎖的に解決してくれた時の、最高に気持ちいい瞬間。アタマの中がループスライダーみたいに旋回する。知りたい欲求は尽きない。

Date: 15/09/07 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1963

まるす|2015

「何にもないよ」。滋賀もよく、そう言われる。どうしてまず「分かりやすい何か」を伝えたがるんだろうね。それって結構、大味なものも少なくないのに。分かりやすくない方が、味わいがあるのに。

Date: 15/09/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1962

竜宮神社|高知県土佐清水市

「豊水と幸水どっち好き?」今さっき梨を届けてくれた友達に質問されて答えられず、大好きなくせに分からないとは何事かと自省するけどナシなら何でも大好きなので、それ以上掘り下げたことがない、単にそれだけだった。NASHIの存在ってすごいね。まあでも、どこが好き、じゃなく存在そのものが好きって人もいるしね。

Date: 15/09/04 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1961

spot light

ADD(発達障害)の友達がいる。付き合いはもう数年になるけど、最近になって教えてくれた。というより最近になって発覚したらしい。本人でさえも気が付かない、そういう性質なんだそう。周りに話すと意外に「僕もそう」「私もそうだよ」と告白してくれる人も少なくなくて、珍しいことではいんだなあと目から鱗がポロポロ。とはいえ皆、それぞれに努力や工夫をして自分と戦ってた。告白してくれたからには正しく理解したいし、「さてどうすれば心地よく居てもらえるかな」の気持ちもあるから、今そんな勉強をしてる。

Date: 15/09/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1960

chair

車いすの友達が反省してた。野外フェスに行ったら突然の豪雨に遭い、帰る時に周りの友達にたくさん負担を掛けてしまったらしい。僕は「別にいいんじゃない?」と伝えた。本人の気持ちとしてはそうはいかなくても、身内の人や友達は受け入れてくれてる(もちろん僕も)し。必要以上に思い悩んでもしんどいし、誰にだってそんな時はある。

誰かと一緒にいて「さてどうすれば気持ちよく居てもらえるかな」と考えるのは、ハンデがあろうとなかろうと変わらない。度合いが少し違うだけ。あとは呼吸するのとおんなじ。

Date: 15/09/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1959

GREEN Kitchen

GOOD FOOD、GREEN Kitchen、茶ノ木カフェ。3大「よく行く」カフェ。この中のどこかでアイディアを生み出してる。カフェもいろいろあるけど、僕にとって居心地のいい場所って実は少ない。今月、一年ぶりにGOOD FOODが営業再開したと思えば、入れ替わるようにGREEN Kitchenが来月に閉店を決めた。と同時に、新しいカフェが生まれる話も耳にする。ああ諸行無常。嗚呼リアル万歳。

Date: 15/08/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1958

charging

この写真、何てことないけど気に入ってる。万人受けしなくても、自分が胸張って好きと言えるなら、それでいいじゃない。まずは自分の感性を愛さなきゃ。認めてくれる人、必ずいるんだから。

Date: 15/08/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1957

rock

8月は比較的ゆっくり過ごした(しか過ごせなかった)。休んだり旅したりでリズムを整えながら9月を迎えるつもりでいたら、ここ数日でいくつか新規のお仕事をいただけて、タイミングよく慌ただしくなりそう。この間が本当に絶妙で。ただただ感謝です。

自分の意志で道を開いてる感覚は日に日に薄れてる。大きな流れに運よく乗れて、運よくいい方向に向かってるような、そんな感覚。オールを漕いでる気も舵を取ってる意識もない。ただ、いい流れに乗れてるだけ。目的地は決めず、辿り着いたらいい場所だった、みたいなのが好き。その方が感覚にも頼れる。

Date: 15/08/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1956

green curtain

今日は朝から小浜へ(写真は土佐山)。台風で鯖街道が心配だったけど通行止めには至らず。台風と言えば、農家の友達が刈り取りに影響がないかとても気にしていた。そのせいで、移動中に見える稲穂がずっと気になった。それに今日お会いしたお米問屋のお客さまからも、強風で稲穂同士が擦れたりすると、品質にも影響が出ると教わった。気は抜けないけど、自然には逆らえない。油断しがちなこの時期に、緊張のピークを迎える仕事もある。

Date: 15/08/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1955

a river

きのうは「受け身で自分に自信のない子」の人生相談。ひとことで言えば、仕事の自信のなさが、その子自身の自信のなさに直結してた。仕事はさておいて、ふだん生活するのに、自信なんているはずないのに。悩む必要のないところで、真剣に悩んでました。でもあるよね、そういうこと。

自信のなさを何かで埋めようとしても、自信にはならない。やるべきことは、何もない自分を受け入れること。僕の経験から言うと、何かができる・できないで判断する人って、あんまり魅力的じゃない。自信の無い自分のまま好きになってくれる人がいる方が、素敵だと思う。

仕事はまぁ、それぞれ一所懸命ばんがるってことで。仕事は仕事。しっかり切り分けて。1人じゃ無理なら、誰かに手伝ってもらえばいい。

Date: 15/08/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1954

Starbucks Coffee

涼しくなってきましたね。僕もついつい油断して、風邪を引きました(でも早めの対処で事なきを得ました)。皆さんも体調管理を怠らないようにして下さいね。カラダは自分ひとりのものじゃないですよ。

Date: 15/08/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1953

棚田|土佐山

出張で横浜へ(写真は土佐山)。すずきの姉さんのWebサイトリニューアル案件。ここしばらく関東への出張は予定をギュッと詰め込んでいたので、今回は少しゆとりある行程に。横浜時代の友人に会ったり、行きたかった場所へ行ったり、思う存分に方向音痴を炸裂させてみたり。

いつもがマクロレンズだとしたら、今回は広角レンズの画角で東京を眺めた。アタマ以上にカラダを動かしてる方が、今はバランスがいい。はた目に一生懸命やってるように見えることが一生懸命とも限らないし、その逆もしかり。ちょっとした仕切り直しの期間。

Date: 15/08/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1952

a white flower

夜、自宅から仕事場までの散歩道、コオロギが鳴き始めた。朝晩が少し過ごしやすくなって「夏も終わりか」なんて呑気に感じるだけの僕とは違って、彼らは刻一刻と頃合いを見計らっていたんだろう。地中という舞台袖でスタンバっていたんだろう。一年前にはいなかった新人のコオロギ。だけど鳴き始めるサイクルは一年前と同じ。昆虫って仲間の足踏んだら謝るのかな、なんてどうでもいいこと考えた。

Date: 15/08/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1951

tunnel

「旅先で映画を観る」って、なんか贅沢だと思いませんか。普段できることをわざわざ離れた場所でやるって、どこか特別感がある。青春18きっぷで行った富山で、それに近い時間の過ごし方ができました。観光はほどほどに、そこでしか感じられない空気を楽しむ。本当に、旅にはいろんな遊び方があります。

今日から営業再開。淡々と熱め、これでいきます。

Date: 15/08/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1950

mirror

どれだけ親しい人にも、大なり小なり気を遣う。無理をするわけじゃなく、そういう質(たち)なので、むしろ喜びでさえある。軽はずみに「気を遣わなくていいよ」なんて言われると、かえって身動きが取れなくなってしまう。僕にとっての「気を遣わない状態」は、気を遣ってる時だから(ややこしいね)。

役割があった方がラクって人、いるでしょ。あれと一緒。なるべくストレス無く過ごしてもらえるために最低限だけ、気を遣う。相手によって加減を変えるのが楽しかったりする。だから「気を遣わせてゴメン」なんて、まったくのお門違い。僕は楽しいんですよ。

そんな性格だから、ひとり旅に出ると、しばらく肩透かしのような違和感が続く。気遣う相手がいないから、ちょっとどうしていいか分からなくなる。3日くらい過ぎると落ち着いてきて、自分専用の自分とご対面。同じくらい気を遣う先輩と一緒の時は「末っ子モード」に切り替えて、ここぞとばかりに甘えまくります。そんな生き物です。

※8月11〜16日まで夏期休業をいただきます。17日より営業再開です。

Date: 15/08/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1949

workers

旅に出ると、自分が「ただの人」になる。僕のことなんて誰も知らないし、「できる人」だの「できない人」だの、そんな世界からも解放される。肩書きだって関係なくなる。

たまには肩書きを捨てないと、自分が見えなくなってしまう。それを利用して、あえて自分を見ないようにしてる人もいる。一見ラクに思えるんだけど、少しずつ“自分”の立ち位置がずれて、おかしくなる。心配しなくたって、みんな「ただの人」。ただの人が、それぞれ一生懸命に働いてる。

Date: 15/08/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1948

B&O

土佐山にあるオーベルジュに泊まった。部屋にはB&OのCDプレーヤーがあって、フロントで好きなCDを借りることができる。悩んだ挙げ句(と言っても楽しい時間)、大貫妙子の「palette」を借りた。空間と気分にぴったりの一枚で、それだけで感動があった。旅には音楽が欠かせない。このアルバムを聴けば、いつでも記憶にタイムスリップできるんだから。

僕のiPhoneには数え切れない曲たちが出番を待ってる。でもほとんどの曲を、僕は思い出さなくなった。自分で曲を選び、フロントまで借りに行き、トレイに入れて、聴く。その一連の動作ごと「palette」は色褪せず、旅の想い出と一緒に記憶してある。そういう積み重ねって、本当に豊かだなと思う。一人で堪能したのは、僕にはちょっと贅沢すぎたけど。

Date: 15/08/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1947

竜宮神社|高知県土佐清水市

chum-chum closetの山崎さんに会いに四万十まで。今後の展開について大切なお話を聞きに。せっかく四国に行くんだからリフレッシュも兼ねたいってことで、2泊3日の旅。いろいろ有意義だったけど、中でも土佐清水にある竜宮神社(写真)はすごく印象に残ってる。この景色に出会うやいなや、その空気感に圧倒されて、思わず言葉を失ってしまったほど。まだまだ知らないことがごまんとある。

Date: 15/08/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1946

木島神社|京都市右京区太秦

たとえば同じ「ごめん」でも、自分が許して欲しいのか、相手に対して本気ですまないと思ってるのかで捉え方はまったく変わる。両方が混じってることもある(ややこしいね)。大切なのは言葉そのものじゃなくて、内側にある気持ち。言葉は単に表現手段のひとつに過ぎない。どこにも気持ちが向いてない言葉は誰にも届かない。

僕は「ことば」が好きだ。でもこの頃は、言葉が邪魔に思えることも増えてきた。言葉にできない気持ちもたくさんあるし、うまく言葉にできない人もいる。言葉に頼らず、ただシンプルに感じ取る。そういうのも心地いい。

Date: 15/08/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1945

木島神社|京都市右京区太秦

カラダは本当に正直で、ここんとこ体調はずっと芳しくない。それでも僕にできることはあるから、できることだけやり続けてる。身を案じて下さる方がたくさんいてくれて、ありがたいなと思う。ちゃんと恩返ししたいなと思う。周りにも体調を崩している人が少しずつ増えてる。どうかカラダは大切に。自分ひとりのカラダにあらず、ですよ。

Date: 15/07/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1944

contrast

発する言葉には方向があって、自分だったり相手だったり、誰かの方を向いてる。相手に向いているように思えて、実は自分に向いていることもある。その逆もある。誰にも向いていない時さえある。どこに向いてるかは、意識した方がいい。

東京五輪のエンブレムデザインが物議を醸してる。賛否両論はあって当たり前。気になるのは、発言する人の覚悟。僕は自分がいいと思ったものは、たとえ百万人が否定しても好きだと言うし、たとえ百万人が好きと言っても、苦手なものは苦手だと言うよ。そこまで腹をくくれとは思わないけど、それは本当に自分で考えたことなのか。むしろ発した言葉がどこへ辿り着くか、その想像力が大切じゃないのかな。あのデザインが起こす作用をまだ肌で感じてないから何とも言えないけど、僕が佐野さんの立場なら、悲しすぎて死にたくなるだろうな。言葉は人を殺せるんだよ。

Date: 15/07/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1943

a package designing

滋賀みやげ舎で販売中の麩菓子「丁字ぱふ」のパッケージデザイン。今日はその印刷立ち会いで、古巣の宮川印刷へ。印刷現場の方は僕の細かい注文にも快く対応して下さり、本当にありがたい。どうしても期待に応えたいから、手は抜けないんだ。仕事の楽しさは、今はその先にある。

旅の計画をしてる。昔は割と細かめにプランを立てるのが好きだったはずが、今は肝心な箇所だけ決めておいて、あとはその時の気分にお任せ。そういうのがすっかり染みついてる。計画通りに行かないのが楽しかったりする。

Date: 15/07/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1942

a book

とある芸人の功績で、読書が「かっこいいもの」になりつつある今日この頃、いま読んでる「自分の小さな箱から脱出する方法」という本が、すごくおもしろくて勉強になる。「自己欺瞞」「正当化」「自分への裏切り」などなど、ドキッとする単語が並ぶ。自分を顧みながら読み進んでいく一冊。

デザインとコミュニケーションは切り離せない。特に僕はコミュニケーションの方を重視する。現場で人と関わって身につくこともあれば、こうして本から学ぶこともある。どちらか一方でなく、バランスよく両立するのが理想。そこに努力は惜しまない。自分と向き合いたい人、向き合いたくない人、どちらにもオススメ。

Date: 15/07/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1941

木島神社

僕は仕事を一番には考えない。独立した時点で、それはもう受け入れたというか、考えるまでもなく一番になるものだし、そのうえ意識までしたらしんどいやん、みたいな気持ちがある。仕事より大切なもの、たくさんあるから。肩肘は張らず、呼吸と同じくらいに捉えたい。ありったけの情熱を持ちながら、淡々と続けたい。

Date: 15/07/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1940

a hat

「能力とは、出会うべき人と出会う力。努力とは、出会った人とちゃんと付き合う力」。橘川幸夫氏の言葉はいつも新鮮で温かい。僕はまだまだ努力が足りない。

Date: 15/07/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1939

halation

感じ取っていきまっしょい。動物らしくいきまっしょい。

Date: 15/07/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1938

blue & green

他人は変えられなくても、自分なら変えられる。“ブレない軸”さえ残しておけば、柔軟に変わることはむしろ楽しい。僕はそう。

「理想の自分」なんて描きすぎると、かえってがんじがらめ。相手が違えば自分も違ってくるもの。自分でもどんなカタチになるか分からない、そんなとこに面白さを感じる。あんまり固すぎてもなじまない。お互いさま、くらいで丁度いい。

Date: 15/07/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1937

祇園祭

写真に対する取り組み方や情熱を彼女から教わって以来、ヒト以外のモノやコトでも「表情」を意識するようになった。あくまでニュアンスなんだけれど、何にでも表情はある。水や空気にもあるし、もちろん無表情なヒトにだって。

どうしたら感じよく撮れるか、なんて考えずに、その表情をしっかり捉える。そうすれば自ずと感じよいものになってくれるから不思議。結果にだけこだわると、どんどん本質から遠ざかる。結果はあくまで結果でしかないから、あんまり気にしない。

Date: 15/07/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1936

山鉾|祇園祭

きのうは太秦で撮影の仕事を終えたあと、祇園祭へ。天気が最高に良くて撮り甲斐も十分(それにしても暑かった)。今日は宵々々山。宵々山の日は台風かも。何事もないよう無事を祈ります。

今日は久々にタッキーが子連れで遊びに来てくれました。タイミングよくGOODFOODのよしみも来てママトークに花が咲く昼下がり。この頃よく人が集まってくれます。

Date: 15/07/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1935

driftwood

ここんとこ不眠症ぎみ。不眠症にもタイプがあって、大きく2つに分けて僕のように寝付きの悪い人、もうひとつは「早朝覚醒」と呼ばれる、早くに目が覚めてしまう人がいるそう。もちろん寝られないこと自体ストレスに他ならないんですが、僕が寝付けそうな頃「早朝覚醒の人はそろそろ起きるのかな」なんて想像すると、何だか少しホッとする。明日から東京出張です(・_・) ネナキャ

Date: 15/07/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1934

a bag

僕がモノを選ぶ基準は「どこか一点でも惚れ込めるところがあるか」。万能である必要はこれっぽっちもないし、周りの評価も気にしない。僕が気に入ればそれでいい。

笑われるかもしれないけど、惚れ込んで買ったモノは何年経っても「あ〜やっぱ好きだなぁ」と声に出したくなる(出すことも実際ある)。そういう不思議な魅力が宿る。人によっては不便と感じるようなことがあっても、僕には関係ない。燃費が悪いだのケアが大変だの、むしろそこがいいんじゃない、とさえ思う。何もかも優れているのは便利かも知れないけど、愛着は湧かない。

そんな出会いは滅多にないから、たとえ欠点があっても許せてしまう。それどころか、むしろそこが魅力にさえ感じてくる。欠けてることこそ、愛おしい。惚れ込むって、そういうこと。

Date: 15/07/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1933

calm

冬物のクリーニングがまだ出せてない。今年に限ったことでなく、もう10年くらいずっとこんな感じ。なんだかんだで毎年タイミングを失う。4月でも寒い日は余裕であるし、そろそろかな、でもまだいいかな、なんて先延ばししているうちに気が付けばもう7月。遅くとも6月中には出してたんだけどな。今年は特にひどい。モノを大切にする気持ちはあるんだけどな(・_・) エヘヘ

Date: 15/07/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1932

on the shore

時々「すごい」だの「羨ましい」だの言ってくれる人がいるけど、みんな大して変わんないよ。イメージだけで、僕はごく普通の人間。不安や悩みも人並みに抱えてるし、どうしようもなく自分が小さく感じる時だってざらにある。デザインの仕事は楽しいけれど、あと30年続けるのか、なんて考えるとゾッとする。

悲観的なわけじゃなく、そういうもんでしょ。体調を崩してから、いろんな人たちが腹を割って話してくれたけど、みんな同じだった。生きるのに必死だったよ。となりの芝生が青く思えてしまう時は、自分のことしか見てない証拠。プライドは少し置いといて、まっすぐ周りを見てごらん。みんな大して変わんないから。違うのは、前を向いてるかどうかだけ。

Date: 15/07/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1931

driftwood

きのう「iPhoneを手放したい日がある」と言いつつ、車の運転にはGoogleマップが欠かせない。カーナビはどうにも苦手で、ネットのチカラに頼らざるを得ない。上半期は終わったけれど、だからと言って僕の“超”がつく方向音痴が直るわけでもないし、自分で解決できることでもない。

あえて目的地を設けなかったり、方向音痴じゃない人に一緒に乗ってもらったり、目的地に着かなくとも笑って許してくれる人に乗ってもらったり(そんな人いるのか?)、いろいろ工夫してみるのもおもしろい。自由は制限から生まれる。道を間違えて怒られると、途端に萎縮してしまう生き物です(・_・) セメナイデ

Date: 15/07/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1930

a sea shell

電話もらって気が付かないのは申し訳なくて、だいたいiPhoneは手元に置くようにしてる。おかげで「はやっ」と言われることもしばしば(呼び出し音が鳴る前に出てるらしい)。メールをもらってもなるべく早く返してた。

だけど、最近はそこまでしなくてもいいやと思うようになってきた。これっぽっちも無理はしてないけど、思い切ってiPhoneを手放したくなる日があるのも本音。ココロに正直でいいのかも知れない。何でも早けりゃいいってもんでもないしね。実際、すでに開放感がハンパない。

Date: 15/07/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1929

a fisherman

この頃めっきりボードゲームづいてる。週末は仕事仲間との集まりで5時間やりこみ、きのうもハッシー主催のパーティーにお邪魔した。一週間前には友だち4人でカロムの全国大会にも参加した。アプリやオンラインゲームはそれはそれとして、人が集まってできるゲームって本当にいいなと思う。人種も場所も年齢も選ばないのもいい。

ゲームとはいえ勝負ごと。そこに勝ち負けは存在するのだけど、大切なのは勝つことより「負けないこと」だと痛感する。これは僕の考え方に過ぎないけれど、どうすれば負けないかを突き詰めた先に勝ちがあって、単に「勝ちを目指す」ではイメージが掴めないし、どこかギャンブルのような危うさがある。とはいえ「負けない」だけでは勝てない時もあるし、そういう一筋縄ではいかないところがまた魅力的。

Date: 15/06/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1928

shadow

着物の女性と歩くなら、速さを合わせて当たり前。ごく普通の思いやり。そんなたとえ。

Date: 15/06/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1927

strong weeds

明日は仕事仲間17人でお勉強会&ボードゲーム大会。僕は共同主催であり司会進行役。人を集めるのは苦じゃないし、それがきっかけで繋がってくれたら嬉しい。人見知りの人も、どうしたら早く打ち解けられるかな、とか、そんな事を考えてる時間は本当に幸せ。

極論、そこに僕はいなくていい。自分は段取りだけして、あとはみんなが喜んでくれたら、それで十分。年末のAつMATAでも、参加してくれた人の楽しそうな顔を見ると同じ気持ちになる。自分は自分の役割だけに徹すればそれでいいや、と。でも、それは自分だけの無責任な感情で、本当にいないと周りに迷惑をかけてしまう。関わった以上「そこにいる」大役がちゃんとある(もちろん楽しむことも忘れずに)。

大学の頃、ハッシュドビーフ作り過ぎて友達呼んで食べてもらおうとしたら「安藤も一緒に食べようよ!」ってド真剣に怒られた。極論はあくまで極論。やるもんじゃないよ。

Date: 15/06/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1926

driftwood

きのうのブログを読んでくださり、僕と同じように、心も身体も疲れ果ててしまったという方からメッセージをいただいた。喜ばしいことではないけれど、嬉しかった。僕も救われたし、たとえ一瞬でも「自分だけじゃなかった」と、その方を救えたかも知れない。そう思うと嬉しかった。

しばらくやりとりして「お互いチカラ抜き上手になりましょう」と締めくくり。いい関係性。実際いま、少しずつラクに過ごしてる。僕がラクでいることで、ラクになる人もいる。それにしてもこの流木、ひっくり返った鹿みたい(・_・)

Date: 15/06/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1925

sunset

幸せなことに、やりたいことを仕事にしている。今はそれで何とか暮らしていられる。やりたいことだけやっている、なんてことはない。全くもって、ない。お金の交渉は一向に好きになれないし、どれだけ歩み寄っても相容れない時はある。相手の期待に応えられないことだって。いろんなお客さまの人生を背負うのは少しも簡単じゃない、それがほんの一部だったとしても。

やりたいことを続けるために、皆それぞれ背負ってるものがある。この間は背負いきれず僕は身も心もボロボロになってしまった。この先も無いとは言い切れない。それでもここにしかない喜びは確かに存在して、幸せを感じられる。だから続けていられる。

そうやっていろんなものを背負いながらも人前で笑顔を絶やさない人を、心から尊敬する。

Date: 15/06/23 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1924

sunset

相手の気持ちを理解したり、知ろうとしたり、察したり、学んだり。コミュニケーションの根底にある「人との関係性」をまず大切に。常識にこだわることなく、その結果できたカタチを愛したい。自分の常識が非常識になる場面は、関係が深まるごとに増えてくるもの。その時どう向き合うか。どう思いやれるか。それが今、目の前のすべてに通じてる。

Date: 15/06/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1923

七福堂製菓

写真がめっきりSIGMA(dp3 Quattro)づく中、久しぶりにD300で写真を撮ったら前よりうまく撮れるようになってた。理由は明らか。

dp3を買ったのは、手持ちのNikonレンズにマンネリを感じてのこと。実際、期待を大きく上回る新鮮な表現を見せてくれた。一番の売りである解像感はもちろん、フォーカス性能が素晴らしい。でもその時「アレおかしいぞ?」と気づく。フォーカスの性能は一眼レフの方が高いはず。それなのに評価しているのは、じゃない方のカメラ。これじゃまるで正月恒例のバラエティ番組だ。

一般的に、高級になればなるほど「自分好み」に設定できる付加価値がモノにはある。iPhoneなんかもそう。ただ、その自由度が嬉しい反面、項目が細かすぎてひとつひとつ見ていられないこともしばしば。dp3はその道を逆行する「限りなく機能を絞った」カメラ。設定にそこまで自由度はない。その「自由のなさ」が、D300だけ使っていた時にはカメラ任せだった「フォーカスの楽しさ」を意識させてくれることになった。とても面白い体験。

新しい風に「マンネリの解消」を期待したはずが、いざ蓋を開けてみれば、これまでマンネリだった関係そのものまで改善してくれた。最後は「どっちもいいね」に落ち着いた。こうなるともう、技術の無さをカメラのせいにしてた自分にドロップキック(または水平チョップ)。気付いて学ぶことばかり。学びは可能性。

Date: 15/06/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1922

sunset

一年ほど前「自分を守らない」と覚悟を決めた。長く生きたことで、次へ進めない壁を自分自身で作っている感覚がずっとあった。それがすごくすごく邪魔で、何とかしてその壁を乗り越えたかった。変わりたかった。実際にやってみて、得たものは想像以上に多く、これまでにない新しい自分にも出会えた。

反面、傷つくことも同じかそれ以上に多かった。防御力0の丸腰な状態は、ちょっとしたことでも本当に痛い。「ココロが痛い」という言葉の意味を改めて実感した。だけれども、少しは相手の痛みを感じとることができたように思う。かわしたり、守りに徹している時は、相手の痛みには決して気が付かない。守ることに精一杯で。逆に自分の痛みが多い時は、その分きっと相手も痛いんだろうと思えるようになった。100のエネルギーは、いつの間にか50には決してならない。ただその行方を見過ごしているだけ。

こんなことは普通、もっと昔に経験しているんだと思う。僕は早くから自分を守って生きてきたみたいで、だから今頃になってこんなことをやっている。でも、これ以上続けられる気力も体力も今の自分には無いから、そろそろやめようと思う。自分を大切にしないと、守れないものもある。

今日、これから独立する人に、何か力になれることはないかと夢中で伝えたことがある。意図通りに伝わったかは分からないけど、確かに何かが伝わった気はする。更新の頻度は激減してしまって本当に申し訳ないけれど、このブログでもそんな事ができたらいいなと思う。真面目でもくだらなくても、本気が伝わればいいなと思う。

Date: 15/06/19 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1921

剥がれ|鳴門岬

誤解を解くって、簡単そうでとても難しい。それでもやるしかないんだけれど。分かってくれると、いいんだけど。

Date: 15/06/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1920

大鳴門橋

自覚は「すなお」に出会えて、「幸せ」を運んでくれる。

Date: 15/06/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1919

a bench|鳴門岬

1年のうち半分でも自分を律することができたら、それだけで大したものだよ。

Date: 15/05/31 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1918

Birthday Cake

きのうはスタッフ30回目の誕生日。正しい表現は「レベル30」だそうで。AMATAに来てくれてからは7回目。GOODFOODのケーキでお祝いしました。おめでとう。レベル30代へようこそ。

誕生日は自分だけのものじゃない、そんな持論がある。お祝いされる側とする側のもの。どちらか一方のものでなく、お互いのもの。親がまだ物心つかない子にお祝いするのも、そういうことだと思う。一人だけで「主役」なんて、あるはずもないから。

Date: 15/05/30 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1917

多孔岩|鳴門岬

時間のかかることには、とことん時間をかけたい。当たり前のことを、当たり前にやりたい。

Date: 15/05/29 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1916

a man|鳴門岬

「あきらめない」がいつも素晴らしいなんて、どうかしてるよ。あきらめて始まることだって、たくさんあるんだから。

Date: 15/05/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1915

a couple|阿万海岸

手をつないで歩く2人につい目が行く。見ているだけで幸せな気持ちになる。だったら見なきゃ損、てな具合に。男性が左側にいたら「外車に乗ってるに違いない」と勝手に決めつけていいことにしてる。温度は伝わる。

Date: 15/05/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1914

cycring

かと思えば突然シャッターチャンスがやってくることもある。振り返れば自転車の群れ。そんな時は直感を頼りに。モノクロモードに設定を変えて、連なる自転車のカタチを浮かび上がらせる。あとは水平だけ気にしてシャッターを切る。撮っていて気分がいいのはこっち。瞬間をどう捉えるか。

Date: 15/05/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1913

permeability

きのうは近所の河川敷で小一時間ほど写真を撮った。気分に任せた撮り方はせず、被写体と「目が合った」時にはじめてシャッターを切るようにした。目のついた生き物を撮っていたわけじゃない。分かりづらい表現だけど、なんというか、自分が何をどう撮りたいかハッキリした時、はじめて被写体もこっちを向いてくれる気がする。

Date: 15/05/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1912

benches

同じ言葉でも人によって意味がぜんぜん違うことがある。その人の日本語を翻訳する辞書がいる。関わっている人の分だけ辞書がいる。

Date: 15/05/23 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1911

rock|鳴門岬

こと仕事に関して言えば、結果にこだわっていいのかも知れない。もっと役割を果たすことに集中していいのかも知れない。きっと関係は後からでもついてくる。こと仕事に関して言えば。

Date: 15/05/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1910

garages|南あわじ市阿万西町

「余計な意図がないこと」について考えるきっかけがあった。彼女の発する曇りのない言葉だったり、まっすぐ胸に届く書家さんの作品だったり。とにかくノイズが無いんだ。僕の仕事も「あるべきものがそこにある」を目指してる。その時、自分の存在は消えていい。このブログも「続けるために続けてる」ことが時々あったので、書きたい時にしっかり書くスタンスに変えて続けてみます。

Date: 15/05/21 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1909

大鳴門橋

鳴門岬へ行ったのに、絵に描いたような「うずしお」が見られなかった。気になって調べたら、満月と新月の時季に大きな渦が見えやすいんだとか(徳島女子情報)。水分と月の引力とが関係してる証拠。人間のカラダも6割が水分。月の引力が影響しても全然おかしくない。ふいに気持ちが高ぶったり反対に沈んだりするのは、ひょっとすると月のせいかも知れないな。最近そんなことに興味あります。

Date: 15/05/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1908

rock|鳴門岬

きれい事だけ並べたブログにはしたくないので、じくじくした内容も時に書くようにしているんですが、遠回しに特定の人を誹謗中傷するようなことはしません。読んで下さった方すべてに意図通り伝わることなど無く誤解は到底避けられませんが、自分自身は貫いているつもりです。本当に言いたいことがある時は、僕は面と向かって言います。悪い意味で“都合よく”は使いたくないのです。

Date: 15/05/13 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1907

鳴門海峡|大鳴門

南淡路へ。何をするでもなく、気分に任せてただのんびり。ドライブして海を眺めて写真撮って淡路のさち食べて温泉入って寝て起きてまた温泉入って一人こそこそソフトクリーム食べて、2泊目の安いホテルのフロントにいた二人ぜったい愛人同士に違いないとか妄想してる間にぼちぼち回復しました。これで中盤戦もばんがれます。

Date: 15/05/12 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1906

木曽川

年明けから溜まりに溜まった疲れを癒しに、明日から海の見える場所で英気を養ってきます。遡ってみると、大体この時期に最初のピークを迎えてる。ふと海が見たくなって三重へ行ったのも、2年前のまったく同じ日。同じリズムでサインを出してくれるカラダは今年も正直。どーにもなりません。しっかりガス抜きして、中盤戦に臨めるカラダを整え直します。

Date: 15/05/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1905

Mt.mikami|滋賀県野洲市

今日から一ヶ月、インターンの子がAMATAに。と言っても待望の新人ではなく、取引先の社員の子を預かるという特殊なカタチ。僕とは一回り年下で、スタッフのバンさんとはオタクの共通点。2人は早くも意気投合(珍しいことに)。もう「絆」の文字が見えつつある。期間限定で新しい風が吹いてます。

Date: 15/05/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1904

びわこ地球市民の森|守山市水保町

デザインのスタイリング(表現)部分を人に頼ると決めてからの方が、アンテナの感度がむしろ良くなった。目に止まる表現を無意識に、そして楽しんで吸収する自分がいる。きっと「やらなきゃいけない」が、軽くなったから。末っ子という生き物には、適度な自由が欠かせないのかも知れない。持ち味の活かし方は人それぞれ。持ち味もそれぞれ。

Date: 15/05/07 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1903

drops of water

休日出勤が少し億劫でもスッキリしない天気でも、シャッターチャンスひとつ見つかれば気分は少し晴れやか。今日は水滴にココロ惹かれた。撮ったものはぜんぶ過去でも、カメラは「前向き」をくれる。

Date: 15/05/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1902

びわこ地球市民の森|守山市水保町

帰省した姉曰く、甥っ子の中で僕はオリラジの“あっちゃん”になっているらしい。友だちの娘も、テレビで彼を見るなり同じことを言うと聞いた。つながっているヒゲのせいだ。武○伝覚えたら喜んでくれるかな、なんて思ってすぐやめた。「アゲぽよ〜」の方がいない。今さら覚える怖さもハンパない。

Date: 15/05/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1901

びわこ地球市民の森|守山市水保町

急激な気温差のせいなのか何なのか、体調崩しぎみの人が周りに多い。休み中に少しでも良くなればいいね。

Date: 15/05/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1900

green,green,green

本格的にデザイナーからアートディレクターへ移行する作業は、見た目そのままで内臓ごっそり入れ替えるような感覚。見えないエネルギーがたっぷり要る。アタマでは分かっても、カラダはうまく動いてくれない。とはいえ急場しのぎで作ったカラダは弱い。どうせならタフでいたいから、じっくりやる。思い描くイメージはけっこう明るくて、楽しい匂いもする。

さて明日から5日間GW休業をいただきます。丸ごとは難しくても、なるべく休んでカラダを整えます。皆さんもよい休暇をお過ごし下さい。

Date: 15/05/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1899

a tree

今日、イメージの摺り合わせ中に「愛でる」ということばが出た。あ、それですね、と共有。愛のつくことば。最近になって気が付いたけど、「カワイイ」にも愛は隠れてる。きっと恋より馴染み深い。

Date: 15/04/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1898

a flower

リズムは気にする。言葉で説明しきれるものではないけど、だからこそ大切に。リズムが良くない時は、意識が自分に向きすぎていることが多い。そういう時の自分はあんまり信用できないし、誰かと話したりしながら、自分との対話を遮断する。気持ちを外に向けて、「独り」から「一人」へ感覚を取り戻す。その繰り返し。自分で自分は見えにくいから、そんな誰かがいることに感謝。

Date: 15/04/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1897

ひこうきぐも

この間の休みでココロは十二分にリフレッシュしたもののカラダは別で、その限界がきのう来た。お客さんの話はあんまりアタマに入ってこないし、話してても頓珍漢な方へオチが向かう。車の運転でも進むべきルートとは違う道を走るし(方向音痴とは別で)、何か考えようとしてもうまく考えられない。まるで自分が自分じゃないような一日。

おかげでいろんな人に迷惑をかけてしまった。熟考する仕事が集中したのもあるけど、いつも続けているカラダのケアを欠かしたことが致命的な原因。自分の体たらくで周りを不快にするのは本当につらい。同じことを2度と繰り返さないための記録として。

Date: 15/04/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1896

詩仙堂|京都市左京区

きのうの休みは詩仙堂(写真)へ。疲れは溜まっていたけれど外には出たい、そんな気分にぴったりの空間。観光時期とGWとのちょうど境目で、ほとんど貸し切り状態。誰に遠慮することなく、心置きなく2人ゆっくりまったり。考えることから解放される代わりに、自然美から感じることがたっぷり。僕のオンとオフは「考える」と「感じる」なのかも知れない。枯山水の美しさにも改めて気付いた。穀雨の翌日、天候にも恵まれた。

Date: 15/04/22 Photo: iPhone 5

1895

怒

今朝は小浜へ出張…のはずが運転途中にボンネットから煙が出てちょっとしたパニックに。やれレッカーだの代車の手配だのしてる間に半日が過ぎ、今日はやるべきことの半分も叶わず。お客さまにもご迷惑をおかけしました。こんな日もあります。僕の代わりに「オーバーヒートしたらこうなるよ!」と警告してくれたのかも知れないな。車の構造には詳しくないので、死ぬんじゃないかと焦りました。隣に誰も乗せてなくてよかった。こんな日もあります。

Date: 15/04/20 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1894

benches|滋賀県草津市

感覚って素直。言われて印象に残った言葉のひとつ。確かにそれは揺るぎない。鈍ることはあっても、ひねくれたりしないもんな。感覚って本当に素直だ。スナ王だ。

Date: 15/04/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1893

package|JAPANAIL

ネイルチップのパッケージをリニューアル。今その出稿を終えたところ。あとは印刷会社にお任せ。イメージ通りに完成して半安心、イメージ通りに伝わって一安心。イメージ越えたら大いに喜ぼう。それまでの時間はドキドキが止まらない。慣れることはないし、慣れることがあってもいけない。

Date: 15/04/17 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1892

gallery a

超がつくほど天然な仲間がいる。そんな彼に対して「個性がない」という人もいる。僕には不思議で仕方ないけれど、それこそ仕方のないこと。見えてるものが違う。

僕は僕で基博に似てる、そう言われ続けてる。6年以上一緒にいるスタッフにさえ未だに言われる。我ながら基博の兄貴より似てるなぁと思う時もあるけど、似てないという人もやっぱりいる(近い人ほど言わない)。見えてるものが違う。それぞれ違う。

Date: 15/04/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1891

a lot of people

ひとりで何とかしようなんて、もう全く思わなくなった。見えにくいことでも、自分にとっては大きな変化。頼れる人がいるおかげ。

Date: 15/04/15 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1890

illustration

イラストを描いた。頼まれた時は、相手の喜んでくれる顔が見たくて描いてきた。今回は気持ちを変えて、ただ被写体のことだけ想って描いた。元気いっぱいだな、とか、ほっぺは柔らかそうだなとか、そんな風に。すると「線が生き生きしてるね!」と褒められた。自分でも描きながらその感覚はあった。こんな線も描けるようになるんだなぁと、不思議な気持ちになる。

Date: 15/04/13 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1889

sunset

今日のランチは、瀬田にあった居酒屋「ひろち屋」のご主人が開いた「オモヤキッチン」へ。ひろち屋へ行ったのは数年前にたった一度きり。それなのに僕の名前を覚えて下さっていた。名乗った記憶さえないのに、ものすごく嬉しい。日替わりのカキネギソテーも美味しかった。

きのう、アートディレクター仲間のハッシーから「自分だけのコレ!という武器が欲しい」そんな話を聞いた。伝わりやすくはないかもだけど、こういう事も立派な武器(という表現はふさわしくないけど)だよ。最近は人と深く関わるのがものすごく楽しい。エネルギーはたくさん使うけど、エネルギーを使うから楽しいのかも。

Date: 15/04/11 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1888

policies

スマホやめますか、と言われて素直にやめられる人はきっと少ない。僕のものさしは“ココロの可動域”が狭くならない程度で。自分の世界に入り込み過ぎない距離感で。何もスマホに限らない。仕事も、人間関係も。そうやって関われたら、自ずとココロは広がるんじゃないかな。どうだろ。

Date: 15/04/10 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1887

jump

まだうまく言葉では伝えられないけれど、0から1を生み出すことに長けているらしい。意図的に訓練したことじゃないから、周りに言われるまでピンとこなかった。

Date: 15/04/09 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1886

sakura

いわゆる“花見”はしなかったけど、いろんな所で目に触れた。すでに満開のピークは過ぎて、舞い散る花びらを愛でる頃。今年もありがとう。

きのうは大切な人の誕生日。桜湯から始まる、ちょっと贅沢なランチでささやかにお祝い。豊かな感性に驚かされたり、自分とは違う優しさに気付かせてくれたり、一緒にいるだけで癒されたり、でも時々さっぱり理解できなかったり。ぜんぶ含めて楽しいよ。いつもありがとう。

Date: 15/04/08 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1885

circles

春は眠い。今日の第一声は「眠いなぁ」。春は一日中眠い。眠たいのに、きのうの夜は眠れない気がした。実際あまり眠れなかった。月の満ち欠けと関係あるんだとか。僕は星座も信じるし、同じくらい月の持つエネルギーみたいなものも信じてる。星座には石井ゆかり先生がいる。だけど月は誰に習えばよいのやら。

Date: 15/04/06 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1884

cokedama|寿長生の郷

桜につい目が行きがちな中、仕事場の観葉植物もスクスク育ってます(水のやり方も変えたことだし)。日々の繰り返しの中にも、小さな変化は詰まってる。みんな注目してなくたって、別にいいじゃない。

Date: 15/04/05 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1883

炭山陶器まつり

宇治川で開催中の炭山陶器まつりへ。約30店舗の窯元さんが揃う。年末のAつMATAで不足していた酒器(主にぐい吞み)の買い足しと、ついでに仕事場の湯飲みも新調。手ごろな価格で気軽に買えて、ちょっとした気分転換にも。桜も見頃でした。

Date: 15/04/04 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1882

vinyl house

見えない時間が増えてきた。同時進行してるパッケージの案件が特にそう。ある機能を果たすために、選んだ加工は最適かどうか、もっと相応しい素材はないか、そもそもこのデザインでいいか。イメージの中では完璧でも、やってみなければ分からない。過去に似たような事例があっても、丸ごと適用できるとは限らない(だいたい使えないことが多い)。数々の検証と試行錯誤の果てに「当たり前のもの」はできている。その過程を楽しむ裏方の仕事。

Date: 15/04/03 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1881

みたて農園

ゲーム会場に向かう前に、最近仲良くしてもらってる「みたて農園」の立見さんに長浜〜木之元を案内してもらう。車窓から湖北の風景を眺めながら、まずは立見さんの農園、そして冨田酒造、つるやパン、D&DEPARTMENT滋賀の候補地、菓子乃蔵 角屋、菓匠禄兵衛など立ち寄ってもらい、時々食べ歩き。道中、ずっとずっと気になり続けてるラーメン屋「梅花亭」のお店の方とも偶然に出会えて、しばし立ち話。五感をたくさん働かせて、その土地の空気を感じるのが僕は好きだ。単なる安藤克也として自分の住む滋賀という土地を知りたがるこの頃。

Date: 15/04/02 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1880

game|guu

カードゲームにハマっている人たち、にハマってる。きのうは長浜の古民家イタリアンレストラン[guu]にてそんな集まり。食事しながら優雅にゲーム、ではなくゲームの合間にカロリー補給するという、大人が醸しそうな空気にはやや遠い部活ライクな雰囲気。

game|guu

世界で人気の、だけれども聞いたことのないゲームを分かりやすい解説付きで。きのうも5〜6種類のゲームを初体験。あっという間に童心に返り、あっという間に楽しい時間は終わる。

game|guu

これ楽しかったなぁ。またやりたい。大人こそたくさん遊ぼう。

Date: 15/04/01 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1879

IMG_6777

兵庫県立美術館にて開催中の「建築家・ガウディ × 漫画家・井上雄彦」へ。

同じ名字の著名な建築家がいるのに、建築にはとんと疎い。ガウディも然り。そんな僕でも存分に楽しめたのは、井上さんの漫画があってこそ。かつて「最後のマンガ展」で体験した、気がつけば自分が宮本武蔵の世界に存在するような錯覚を今回も味わった。あの時間、確かにガウディの中にいた。

分かりやすく、それでいて深い。子供の頃に誰もが一度は読んだ「マンガ世界の偉人」を、圧倒的な表現力とスケール感で具現化したと言えなくもない今回の特別展。実際、小さい子でも楽しめそう。特に興味深かったのは、ガウディのアーティスティックな面のみならず、クリエイティブな一面や、建築家として実直な仕事のスタンスにまで触れていたこと。偉大な人とは知りつつ、自分と共通する点も少なくなかった。

最後のシーンに描かれた、ガウディの表情が忘れられない。魂が惹きつけられるように、ついまた足を運びたくなる。

Date: 15/03/31 Photo: iPhone 5

1878

blue

「今は細かいことにこだわってたらアカンでー」と、本能が教えてくれる。この人と話した方がいい、この本を読んだ方がいい、あの場所へは行かなくてもいい。自分の意志とは別に、そんな直感じみたものがここ数ヶ月ずっと続いてる。けっこう頼りになるもんだから、まさに「光の射す方へ」という感じ。ドキドキするけど、楽しいんだ。いやドキドキするから、か。

春は出会いの季節。新しいスタッフ(Webデザイナー)募集しています。詳しくはこちらのページで。

Date: 15/03/28 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1877

tricolore

新しいカメラを買って一番良かったのは「とにかく楽しい」こと。JPEG撮って出しの精度も高くて、写真をブログにUPするまでの時間も短くなった。タテだのヨコだのカラーだの、自分の中の細かい決めごとなんてすっかりどうでも良くなって、シンプルにその楽しさを伝えたくなった。これぞデザインの力だなぁ。

Date: 15/03/27 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1876

寿長生の郷|滋賀県大津市

10年目ともなると「そんなに続いてすごいですね」と褒めてもらえるんですが、そんなことより「いい仕事しますね」と言われるようにならないと。

Date: 15/03/26 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1875

not a green

少し前に二条の“cotoha”へグリーンを観に行った時、スタッフの方に聞いた水やりの説明に感銘を受けた。前から「鉢からこぼれるくらい水をあげないと根腐れする」とは聞いていたけど、感覚としてはずっと掴めずじまいで、そういうものなんだなぁと、言われるがままにそうしてた。

そんな積年のモヤモヤが、たった一言「土の中に新鮮な空気を入れてあげる」でスッキリ解決。イメージがぱぁっと広がって、これまでの単純作業にしっかりと意味を感じられるようになった。なるほど、植物にも呼吸が必要なんだ。そう考えると愛着もひとしお。こういう「気付き」が大好物。

Date: 15/03/25 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1874

寿長生の郷|滋賀県大津市

毎年1〜2月は仕事ものんびりしてる。今年はそれがない。アレおかしいな?と思って周りの人にも聞いたら、みんなそうだった。はてさて。季節の変わり目なこともあって、ぼちぼち疲れが溜まってきているように感じる。倒れた人も何人かいるので、どうか皆さん気を付けて。

僕は、休む時はしっかり休んで無理のないペースで日々過ごしてます。曜日感覚だけ犠牲にする代わりに、あとは直感優先で自由に。そういう時間が今は大切。

Date: 15/03/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1873

ざんぐり綾富|京都市下京区

鉛筆をよく使う。芯材の黒鉛は黒すぎず、線にも適度な遊びがあってアイディアスケッチに一番しっくりくる。料理人における包丁のようなもの。今年どれだけ包丁の技術を上げられるかで今後の動きが大きく変わる。

Date: 15/03/24 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1872

guys|gallery a

知り合いの画家(写真左)の個展へ。

街中で雑誌や広告を見ていると、無意識に制作プロセスの分解が始まり勝手に疲れてしまうことも少なくない。最近はお土産のパッケージ案件に関わっているせいか、プライベートの旅行でも仕事のスイッチがよく入る。その反動もあってか、絵を観る時はとことん気楽に。難しい事は考えず、あくまで感じるままに。雑談しながら、でも視界には作品がちゃんと見えている「絵のある空間」で過ごすひとときが心地よかった。

Date: 15/03/22 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1871

winter trees|京都市西京区

今朝、叶匠壽庵会長・芝田清邦氏の訃報を知る。直接お会いしたことはないけれど、身近な人から御仁の魅力をよく耳にしていた。お会いしたい気持ちでいっぱいだっただけに、今回の急逝は本当に悔やまれる。心よりご冥福をお祈りします。

Date: 15/03/20 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1870

a business card by katsuya ando, on Flickr

名刺を変えた。レイアウトは前回のまま、紙とインクだけ変えた。紙の選定については身近な人に相談して、あえて自分が選ばなさそうなものを選んだ。そうやって遊びながら生まれる化学反応みたいなものが、この頃は楽しい。まだまだ遊び足りない。

Date: 15/03/19 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1869

birds|滋賀県大津市

コミュニケーションツールが増えても、触れにくい話題には触れにくいまま。政治も、震災も、仕事も、お金も、恋愛も、夫婦も、家族生活も、日々の暮らしも、腹を割って普通に話せる関係づくり。今そんな事に興味があって、少しずつそうしてる。

この間10年来の仕事仲間とお互いの給料について話したら、より深いところまで共有できる関係になれた。生きる上で肝心なことにこそ、なるべくいろんな“生の意見”を取り入れたい。自分ひとりの考えは、大したことなんてないんだから。

Date: 15/03/18 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1868

小汐井神社|滋賀県草津市

dp3 Quattroは万能選手にあらず。限られた条件で飛び抜けたチカラを発揮してくれる個性的な一台。守備はザルだけどホームランを量産するメジャーリーガーとでも言うか。いびつなカタチで携帯性は悪いし、バッテリーも一日持たない。高感度にめっぽう弱いくせに手ブレ補正機能もない。全くもって使い手に優しくない。でも、こんな一枚が撮れる。その場の空気ごと焼き付けてくれるかのよう。世話が焼けるだけに、すぐに愛着が湧いた。

Date: 15/03/16 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1867

DP3Q0038

新しいカメラの仲間入り。SIGMA dp3 Quattro(で撮影したのがこの写真)。評判通りの解像感に、新しい細胞が活性化しそうな予感。18きっぷの季節だし、使い慣らしがてら電車でぶらり旅するのもいいかも。

Date: 15/03/14 Photo: SIGMA dp3 Quattro

1866

hygge|下京区西新屋敷中堂寺町

結果の善し悪しとは別に、何となく煮え切らない感じが続くこの頃。変化の途中だからだと、おおかた見当はつく。どうあれ欠かせない時間。人間の細胞がすべて生まれ変わるとか筋トレの効果が出始めるとか、そんな時に「3ヶ月」という言葉を耳にする。真意のほどはさておき、当てにはしてる。

Date: 15/03/13 Photo: iPhone 5

1865

a public bath

諸事情あって、しばし風呂なし生活。温泉好きだし苦でもないかと思いきや、実際はなかなかの苦行。毎日通うのは、歩いて行ける範囲でないと気持ちに優しくない。正直おっくう。汗を流す場所を失うと、生活のリズムがこんなに大きく崩れるなんて。仕事終わりのジョギングを封じられたのが思いのほか辛い。

無いなら無いで今までと違う視点も見えてくるもので、それを楽しみと錯覚させては日々やり過ごすのがせめてもの救い。帰る風呂があってこその温泉。

Date: 15/03/13 Photo: iPhone 5

1864

_DSC7717

防災セットは2箇所に置いてある。仕事場と、車の中。ライトはつくか、充電器は動作するか。買いそびれたものの補充も兼ねて、今日はその点検をする日。

「忘れない」なんて言ったところで、忘れてしまうのが人間というもの。身の回りのことで精一杯だったりする。でも嬉しいことに、本当に忘れたくないことには、僕たちは忘れない工夫や努力ができる。大切な人との記念日、失った人の存在、仕事のアポイントなんかも。そういうのは、ちゃんと覚えていられる。違うのは、受け入れられるかどうかだけ。

現実を直視することが、いろんな事から逃げ腰だった僕が4年前に学んだ唯一のことかも知れない。とはいえ人生は重く苦しい。しんどくなった時は逃げて、また向き合って、の繰り返し。セットは気仙沼で知り会った方の意見を参考に揃えたもの。忘れないための工夫のひとつ。悲しいことは、なるべく繰り返さないように。

→2013年に行った東北(福島〜気仙沼)レポートよかったらご覧ください

Date: 15/03/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1863

_DSC7700

一ヶ月で10キロ痩せるより、体重を維持し続ける方がずっとエネルギーがいる。前者は分かりやすく伝わり、後者は見えにくい。真実は見えにくい所にこそ多いし、自分ひとりでは辿り着けない。

Date: 15/03/09 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1862

the curtain|神戸市灘区

自分を受け入れるには勇気がいる。やっぱ怖いから。残酷な行為だから。そんな「大きな一歩」を踏み出せたら、もう何だってできそうな気がする。泣くほど嬉しいって、ホントにあるんだな。

Date: 15/03/07 Photo: iPhone 5

1861

ninkipen!_今津康夫

お願いだから外野は黙ってて欲しい。みんな全力で悩んで、一所懸命もがいてるんだから。ここまで腹が立ったのも珍しい。

建築家・今津さん(ninkipen!)の笑顔で癒さ・・・少しだけ癒されます。

Date: 15/03/04 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1860

a house

昔は「飄々としてる」ことが自分らしさにも思えたけど、いつのまにか直球型に変わってた。今の方が何倍もエネルギーを使うし、時々ぐったりもするけど、得られるものが同じく何倍もある。

Date: 15/03/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1859

like a bell

これでもか、ってくらい、人に頼りまくってます。「頼る人」って、なんかいい。弱さあっての強さ、みたいな。

Date: 15/02/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1858

a shop

今日は小浜出張。この間のギフトショーお疲れさま会と、次の展示会へ向けての打ち合わせ。道は切れ目なく続く。深く潜って地上に上がり、一息ついてまた別の海へ深く潜る。最近の仕事はそんなイメージ。なんか海女さんみたい。

あんこ好きのくせに、今年はたい焼きを食べてない。どら焼きも大好きだけど、久しぶりに食べたいな、たい焼き。鯛は時々、食べるのに。

Date: 15/02/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1857

trees

今年は自分の〝アカン〟部分と、とことん向き合う一年になりそうです、というか、もうなっています。いろんな人に気付かせてもらえて、感謝の気持ちが止まらないのです。

Date: 15/02/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1856

a pottery

日本酒好きの僕にとって鬼に金棒というか、どうも肝臓が強いらしい。あんこも好きだから、きっと餡臓も強いはず。

Date: 15/02/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1855

a black cat

見えないものを見失うほど、見えるものに目を奪われすぎていないか。

Date: 15/02/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1854

a freight car|岐阜県美濃市

漫才だってテレビで観るより劇場で見た方が断然おもしろい。その場にいてこそ感じられるものがある。メールのやりとりより直接会って話した方がおもしろい。メールでお酒は呑めないし。だけど絵文字のおもしろさは、話し言葉では味わえない。それぞれ「いいとこ」がちゃんとある。

Date: 15/02/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1853

printing

印刷の立ち会いで、古巣の会社へ。どれだけ経験を積もうと現場で学べることは無限にある。10年ぶりに話す人もいたのに、変わらず優しく接してくれてありがたい。快くワガママ聞いてもらえる環境は、そう多くないもの。

Date: 15/02/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1852

a home

ともすれば一人でも生きていけそうに思える時代だからこそ、人と深く関わることは難しい。それでいて楽しい。

Date: 15/02/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1851

a fruit

人の目に触れないと、言葉もたぶん、痩せてしまう。豊かな独り言、なんてあるのかな。

Date: 15/02/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1850

提灯|東大寺

クリエイティブにいちばん不可欠なのは、きっと愛情なんじゃないかな。

Date: 15/02/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1849

a song

今日で37歳。情愛と情熱を絶やさない、そんなテーマで行きます。

Date: 15/02/14 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1848

Lake Biwa

マツモトクラブ優勝。誰が何と言おうと。

Date: 15/02/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1847

young leaves

若葉の姿がちらほら。大きな仕事が一段落したり、気分も少しずつ晴れやか。まだまだ寒いけど、立春も過ぎれば気持ちに春を感じずにいられない。湖北で暮らす人には「まだ早い」と一喝されそうだけれど。

Date: 15/02/09 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1846

タカアシガニ|海遊館

夜の海遊館。

どの生き物もそれぞれかわいく愛らしくカッコよく、見てるだけで楽しい。それに何というか、みんな無理してない。周りの目線が気になるとか、何かに追われているとか、妙に個人プレイしてるとか、そういうのを感じない。親子や仲間同士でカラダを擦り寄せたり群れを成したりが、ごくごく自然の姿に見える。すべて生存のため、だったっけ。東京帰り直後なのもあって、ひときわ癒されました。

Date: 15/02/07 Photo: iPhone 5

1845

大倉山駅前|横浜市港北区

ギフトショーの他に、東京(と神奈川)で3名のお客さまと打ち合わせ。さすがに疲れた、けれど、それぞれに楽しみな案件。どれもがまず「整理する」ことから始まる。そこに価値を感じて下さってもいる。整理して足場を安定させた後、どれだけ「うわもの」を魅力的に出来るか。整理するチカラとは違って、ある種の爆発力がいる。

Date: 15/02/05 Photo: iPhone 5

1844

Tokyo International Gift Show Spring 2015

東京インターナショナルギフトショーへ。ブース出展されるスタイル・オブ・ジャパンさまのサポート役で。

前回の反省点を踏まえて、具体的な改善を着実に行った今回の反応は上々の様子。まずは興味を持っていただくためのアイキャッチ、自然と中に入りたくなる導線設計、少しでも長く滞在してもらうための仕掛けなど、ふだんWebでやっているロジックを空間に置き換える(本来は空間が先なのだろうけど)。Webと比べて実際に人が動く分、興奮の度合いが違う。やっぱり現場が性に合う。

Date: 15/02/05 Photo: iPhone 5

1843

みたらい渓谷|奈良県吉野郡天川村

言葉に気持ちが乗って初めて伝わるものがある。気持ちが乗るには、情熱が不可欠。意識して乗せるんじゃない、自然に乗り移る感じ。それを言霊というのかも。技術とはまた違うし、慢心すると、時々いなくなる。

Date: 15/02/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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廣榮堂竹田・廣榮堂本店

背伸びせずに守る場所を全力で守り続ける人、外へ出て世界を広げ続ける人。どちらも魅力的で、どちらもかっこいい。僕はその両軸を行き来するのが肌に合う。どっちつかずと言われても、たぶんそれしかできないし、そこに価値を感じてもいる。

Date: 15/01/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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今日はロゴデザインのプレゼンテーション。

そのお客さまとは初めての仕事でしたが、採用されるであろうもの、迷われるもの、そうでないもの、隅々まで感覚を共有することができました。選ばれたのは、最後の最後まであきらめなかった案。あきらめ知らずの子に影響を受けて、僕にも粘りが出てきた。やっとひとつ、大きな肩の荷が下りました。

プーさんの名言、いいなこれ。1、4、6、8、11、12が特に。

Date: 15/01/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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日牟禮八幡宮|滋賀県近江八幡市

病院、ベーカリー、そして歯医者へ訪問する毎月恒例の日。帰ってから来月のギフトショーに向けての最終調整、それと別件で印刷の紙選びについて打ち合わせたあとロゴデザイン制作。今日は朝から「一日を気持ちよく過ごす」と決めて、その通りの一日になって言うことなし。滋賀の神社はステキなの多くて好きです。カラー写真が続いていますが気まぐれです。

Date: 15/01/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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良くない方の意味で慣れてしまっていたことを、見直してみる。今ある幸せにもう一度、感謝。森だけを見ていないか。ちゃんとココロを込めているか。

Date: 15/01/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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自分を支えているものを失うって、怖い。

何年間も地道に積み上げてきたいくつかの技術を手放し始める。求められるものは次第に変わり、自分だけの武器を磨き上げる必要が出てきたため。「何でも自分でやれる」では済まなくなった。

言うは易く行うは難し。実際やってみると、鬼ヶ島に着いた途端に家来が一斉に逃げ出したような状況。急に自分が頼りなく思えて、不安と恐怖がつきまとう。あげく自信まで失う。これには驚いた。だからと言って逃げるわけにいかない。ラクじゃない方の道を進んだことは、きっと間違ってない。まず自分を認めることから。

と言いながら、今ちょっと逃げてる。そんな時があってもいい。人間なんてそんなもの。ずっと気を張るのはしんどいから、少しずつ変わればそんでよし。焦ってうまく行くことはひとつとして無い。ラクに行くのだ。

Date: 15/01/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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琴平駅

熱湯では玉露の甘みを引き出せない。一般的に言われるのは50〜60℃。

人にも適温がある。だれかれ構わず100℃で接しては、ともすれば自分本位になりかねない。温度を見極めて、なるべく相手の良さを引き出したい。「この人何℃だろう」なんて見ることはないけど、経験と感覚を頼りに、いつもそんなことをしてる。遊んでいるようであり、心地よくなって欲しい気持ちもあり。そんなことを思わせない人が、僕にとって一番居心地がいい。ラクなのがいい。

Date: 15/01/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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絵馬|金刀比羅宮

ゆっくり時間をかけて、じっくり育てたい。その空気ごと。

Date: 15/01/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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厳魂神社(奥社)|金刀比羅宮

言葉にできないことは、無理に言葉にしなくていい。

Date: 15/01/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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金刀比羅宮|香川県琴平町

できないことがたくさんあるって幸せだ。その分、誰かと補い合えるんだから。

Date: 15/01/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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石燈|香川県多度津町

ただ好きでやっていることがある。それだけでもう幸せだったりする。

Date: 15/01/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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women|金刀比羅宮

しんどい時でも相手を思いやる。そんなやさしい気持ちに、カラダは応えようとする。

Date: 15/01/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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参拝|金刀比羅宮

自分が見えないなら、誰かに見てもらえばいい。誰かを信じればいい。それだけだ。

Date: 15/01/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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snowing|香川県仲多度郡琴平町

一人で背負い込むのはやめる。それが当たり前だったから、やめ方が分からないけれど。

Date: 15/01/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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金刀比羅宮|香川県琴平町

商業写真よりスナップを撮り続けたい。物語が浮かぶ一枚を。

Date: 15/01/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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金刀比羅宮|香川県琴平町

事実は揺るぎない。でも事実は真実じゃない。

Date: 15/01/15 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1827|別紙はダメよ〜

金刀比羅宮|香川県琴平町

1368。

金刀比羅宮の奥社へ辿り着くまでに上る階段の数(本宮までは785段)。延々と階段が続くわけでなく、道を挟んでまた階段、の繰り返し。思ってたほどではない。奥社の空気はとても澄んでいて、清々しい気分になりました。忘れた頃また行きたい。

奥社に着いて御朱印をお願いすると、なんと繁忙期は前もって別紙に書かれたものを買う仕組み。「確かに対応しきれないもんなぁ」と、アタマでは理解したものの決して納得はできず、裏技ぎみに他の場所で書いてもらうことに成功。こういうのが旅の醍醐味のひとつ。一人でおみくじ引く勇気がなかったのも。

Date: 15/01/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1826|マリンライナー

金刀比羅宮|香川県琴平町

香川県・金刀比羅宮(ことひらぐう)へ。通称「こんぴらさん」。

岡山駅〜高松駅間をつなぐマリンライナーを利用すれば、18きっぷでも四国に行ける。その情報を知って、この旅の目的地に決めた。車窓から見える海(瀬戸内海でいいのかな?)に癒される。日常で海が見えるって、すごく羨ましい。道中、吹雪いて少し慌てたけど、SNSを見ると滋賀県の方がもっと大変なことになってて「これしきで騒いでゴメン」と、ちょっと複雑な気持ちに。こっちはこっちで、すごかったんだけど。

Date: 15/01/07 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1825|2015年もよろしくお願いします。

初詣|金刀比羅宮

新年あけましておめでとうございます。今日から営業開始です。

休みの間は溜まっていた疲れを癒し、相も変わらず18きっぷで旅に出ました。その辺りは小出しにしながら、今年もこの「アマタノアタマ」にお付き合いいただけると嬉しいです。

今年は原点に立ち返る。つまりデザインから逃げない。今の自分を認めて、チャレンジし続ける。そこに力を注ぐ。こんなスタンスですが、どうかまた一年よろしくお願いします。その代わりいろんな人に助けてもらうつもりです。

Date: 15/01/05 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1824|2014年もお付き合いありがとうございました。

鞍馬寺

今年はいろんな人に出会いました。いや、出会わせてもらえた。

僕は人が好きだ。でも関われるキャパはすでに越えていて、なるべく人が集まる場を避けていた。半端な関わりはかえって失礼だし、まず目の前にいてくれる人を大切にしたい、そんな気持ちが強かったから。きれい事だけでなく、たくさんの人と関われば関わるほど、煩わしいことも少なくない。そこに時間を奪われることにも抵抗があった。

そうやって自ら防波堤を立てていたのに、周りにお節介な人が多くて(笑)、あれよあれよという間に渦潮に巻き込まれては、知らない世界の片鱗をたくさん教えてもらった。すぐに井の中の蛙を自覚した。

闇雲に関わりを増やすことがいいとは思わない。時間はいつだって有限だから。それでも今の縁を紡いでくれた人には感謝してます。おかげで今の自分を見つめ直すきっかけにもなった。本当にありがとう。僕はデザイナーだけど、その根っこにある「人」の部分を見てくれる人が多かったのは嬉しかったな。

理想のバランスは未だに分からないけど、ゆらゆら両軸を行き来する今が一番いいか、なんて思ったり。難しいな。無理なく関わり続けられるカタチをこれからも模索し続けたい。魅力ある人は、たくさんいる。

さて、今日で2014年も仕事納め。ブログを読んでくれたすべての方に感謝します。もし良かったら来年も変わらずお付き合いください。毎日貴重な時間をいただき、本当にありがとうございました。

みなさん良いお年をお迎えください。2015年は5日より営業です。

Date: 14/12/29 Photo: iPhone 5

1823|作用

put a letter in an envelope

今日は字をたくさん書いた。そんな時期なんです。

字を書くのは好きだ。今どき何の価値も無いという人も多いかも知れない。だけど字のきれいな人には憧れる。手書きの文字は人の年輪まで感じさせる。

自分を出さなくとも生きていけるのかも知れない。出したくない人もきっといる。だけど本当に面白いのは、自分をさらけ出してから。そう思う。肯定の有り難みを感じるのは、否定される存在があってこそ。いいとこ取りしようったって、そうは行かないから面白いんだ(浪乃音さん以外はね)。

Date: 14/12/26 Photo: iPhone 5

1822|課題

Lake Biwa

年内最後の打ち合わせも終え、今日は事実上の仕事納め(あと2日残ってますが)。量だけで言えば今年は一番たくさん仕事した気がする。素晴らしい機会を与えて下さって本当にありがとうございました。

ただ、やり残した仕事も少なくない。たくさんの方に迷惑をかけてしまった。猛省しつつ、来年はきちんと対処したい。「同じことを繰り返さない」は、歴とした強み。とりあえず自分を管理してくれる人が欲しい。

自分がやりたいことも、どんな方とお仕事をご一緒したいかも、そして自分に何が欠けているかも、この一年ですごくハッキリした。そのためにチカラをつけ直す必要がある。もし叶うならバンドのように、一年間のソロ活動期間にでも入りたいところ。もちろんそんな時間どこにもないから、日常に組み込んでいく。まず本来の自分の役割を全うすることが来年の課題、です。

Date: 14/12/25 Photo: iPhone 5

1821|100円家族

five coins

0才、2才、10才、35歳、そして47歳。

おつりで渡された5枚の100円玉を見てふと、47年もの間ぐるぐる旅する100円と生まれたてのそれとが一緒にいることが新鮮に思えた。偶然にも家族みたいな構成で、さらに面白い。昭和54年の方が奥さんだろうなとか、こんな風に想像するのはいつも楽しい。

派手さはないけど、どこかホッとする。大勢の前で「これどう?」なんて言える内容ではないけど大事なんだ、こういうのも。人に評価されなくても、誇れるものはたくさんあるよ。それに気付いてくれる人も、ちゃんといる。

Date: 14/12/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1820|TalkingBlues

a pattern

本気で伝えたいなら言葉にも覚悟が要る。11年ぶりに一夜限定で復活した「古舘伊知郎トーキングブルース」を観て感じた。言葉に、というか、発する本人に、だけど。世の中が、覚悟を決めにくくなってるのかも知れないな。とにかく面白かった。無理してでも観に行けば良かった。

いろんな人に「最後の晩餐は何食べたい?」を聞くけど、最近は「私はこれだけは絶対やらない」というのを聞いて回りたい。何をやる、よりも、その人がよく理解できる、ことがある。アタマと直結した言葉が聞きたい。

Date: 14/12/22 Photo: iPhone 5

1819|環境

おこしやすB.A.P

ブランドづくりで関わっている仕事の催しで浜大津へ。お題は「おみやげ」。現場に出向くとアタマがよく回る。現場の空気を肌で感じるのと、出展者の話を伺うのは楽しい。来年はこの案件がひとつの軸になるので、この先どう楽しんでいくかを考える、のも楽しい。常に誰かが手を動かしている環境が要る。はてさて。

Date: 14/12/19 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1818|さむい中あつい

AつMATA2014|GOODFOOD

ヒートテックonヒートテック。今日はそんな人も多かったはず。僕もそのひとり。さすがに寒かった。

今日は朝からお客さまの病院へ定期訪問のあと、そのまま歩いてパンスケープさまの新情報を仕入れに(しっかりパンも仕入れに)。変化の時はなるべくチカラになりたい。その後は仕事場に戻って用事を済ませたあと、再び京都へ。きのうに引き続いてまた撮影の仕事。今日の撮影はアドレナリン出っぱなしで我ながら熱かった。そうそう、この感じ。

Date: 14/12/18 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1817|チャレンジが必要だ

AつMATA2014|GOODFOOD

撮影の仕事が続く。写真については自分の中で勝手に「できる」体にしてしまっていたのを、最近あらためて謙虚な姿勢で臨むようにした。写真以外でもそれは言える。あらゆることに自分で勝手に限界を決めてしまっていたように思う。もっと言えば、ラクをしていたのかも。

もっともっとチャレンジが必要だ。年内に気付かせてもらえて良かった。1人では本当に良いものは出来にくい。刺激し合える人がいてこそ。

Date: 14/12/17 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1816|連鎖

AつMATA2014|GOODFOOD

週末のAつMATA、それに仕事仲間との忘年会をきのう終え、幹事の役目はこれにて終了。気が抜けたのと、この寒さでiPhoneのバッテリーが切れ今朝はアラームも鳴らず、久々にお昼前まで爆睡。苦労が報われるほど、どちらも楽しい時間でした。参加してくれたみんな、改めてありがとう。

その間に衆議院選挙も終了。悲観はいくらでもできるけど、自分ができる範囲で変えられる事もたくさんある(変えられない事もごまんとある)。自分にとっての幸せが誰かの幸せに繋がってくれたら、いい連鎖が生まれる。そんな“当たり前”をコツコツ実現したい。

Date: 14/12/16 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1815|シーズン

入江のある街

忘年会シーズンの始まり。きのうはお客さまの忘年会にお誘いいただき永源寺まで。日帰りながら温泉が会場でした。楽しいです、そういうの。毎年ありがとうございます。

週明けは仕事仲間との集まり。AつMATAは地元の仲間や今年出会った人、お世話になった人への感謝の場。仕事仲間との方は「今年も一年やってこれたね」をみんなで労うもの。どちらも欠かせない時間。

Date: 14/12/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1814|期日前、AつMATA前。

gravity

今日は仕事の合間を縫って期日前投票へ。投票日に行けない事もないけれど、明日のAつMATAで翌日クタクタかも知れないことと、純粋に一度やってみたかったのと。結果は、より主体的に「政治に参加してる」感が強まります。平たく言えば“気分がいい”。

さて明日はいよいよAつMATA。今年も30人近くの人が集まってくれる。この時点でありがたくて、当日はなるべくストレスのないよう気を配るだけ。何回やっても慣れずに緊張する、と言いつつ最後は必ず楽しんでるけど今年はどうだろ。楽しんでくれたら嬉しい。

Date: 14/12/12 Photo: iPhone 5

1813|湯たんぽ

Nikon1

寝る時に湯たんぽを使う。これがすごく気持ちよくて、そのおかげか最近よく眠れる。起きてもまだ少し温もりが残っていて、意味もなく嬉しくなる。湯たんぽに使った水は、交換する時に花にあげる。小規模ながら無駄のない循環が生まれて、これまた嬉しくなる。

Date: 14/12/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1812|22回目の命日

近江富士|滋賀県野洲市

今日は父の命日。仕事の合間を縫って、墓参りへ。

ここ数日の間にいろんな事が起きて

少しココロが参っていたけど

墓前に立ったおかげで少し自分の「間」を取り戻せた気がする。

一緒に呑んだらどんな時間を過ごしただろう、

なんて叶わぬ夢を想像してもいいのが今日という日。

この頃は、母を通じて父を知る。父を知って、また母を知る。

Date: 14/12/10 Photo: iPhone 5

1811|あいしょう

a park

何が起ころうと前に進むしか許されない状況。後悔と反省を添えて。こんな時は考えすぎずに「とにかくやり切る」こと。ブログもとぎれとぎれ。でも調子はすごくいい。相性が合うって何より大切だ。

Date: 14/12/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1810|岡星(じゃないけど)

wonderful|大阪府交野市

当たり前のデザイン事務所。ここを目指す。やるべきことをして、まっとうな対価をいただく。休みの日は休む。仕事も生活のひとつに過ぎないと感じられるような、そんな「当たり前」を実現する。

デザインの仕事も「続けるのが難しい」職業のひとつ。よく言われるのは、夜は遅い、給料は安い、待遇は悪い、休みは少ない。30歳を目処に諦めた人をたくさん見た。でも、本当に楽しい仕事なんだ。だから余計に残念な想いがある。そういったマイナス面をぜんぶ無くせたら(まだ5合目にさえ達してないけど)、状況は一変するはず。そしたらきっと何かが起こる。僕はそれが見たい。

Date: 14/12/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1809|岡星(3)

栄喜知

小料理屋に4人も5人もいらない。せいぜい3人。これも最初に決めたこと。お客さまからは「人増やさないの?」、先輩からは「会社は大きくするしかないよ」なんて言われた時期もある。実際、慌ただしい日が続くと「4人目を雇おうか?」なんて揺らぐことはよくある。悩まない日の方が少ない。でも最後は「岡星だから」でグッとこらえられる。

写真は栄喜知にて。実在するお店の中でAMATAのスタンスに一番近い。良いものをなるべく気軽に提供してくれる、カウンター10席だけの小さな御料理屋。

Date: 14/12/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1808|岡星(2)

和の裏|京都府船井郡京丹波町

どんなデザイン事務所にするか考える時、他のデザイン事務所は参考にならなかった。ネットや雑誌でうわべだけは真似できても、肝心の中身がよくが分からない(働いたことあるなら話は別)。誰かに憧れてこの世界に入ったわけでもないし、考えるのに十分な情報がなかった。

そこで、飲食店に置き換えてみる。ファミレスにしたいのか、街の洋食屋さんにしたいのか、それとも料亭か。質、量、値段、サービスなどのバランス。今まで体験したお店を振り返る。その中で一番しっくり来たのが「岡星」。マンガなのも自分らしい。小さなお店なれど、必ず山岡さんのリクエストに応える所に共感を覚えた。それでAMATAの位置付けは“小料理屋”。10年目の今でもスタンスがブレないための役に立ってます。

Date: 14/12/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1807|岡星

tangoscape|竹野郡丹後町筆石

コンセプトの前にまずデザインを、なんて話はありえない。ありえないけど実際はごまんとある。それが現実。でも、歪んでるものは歪んでる。無視できない。

歪みはなるべく整える。今は週に一度、自分のカラダもそうしてる。放っておいたら、いつか悲鳴を上げることになる。仕組みだって何だって、例外なく悲鳴を上げる。その先に未来を感じない。

日本にはコンセプトがない。そう思う。しっかりコンセプトを作りましょう、そんな案件を今いくつか。ちなみにAMATAのコンセプトは「美味しんぼ」に出てくる和食料理屋「岡星」です。

Date: 14/11/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1806|気付いてナンボの人生です

渉成園|東本願寺

連休中、お直しの終わったカーディガンを受け取りに京都まで。想像していたよりもしっかり直っていて嬉しい。朝から幸先も良く、気分もいい。

破れたのは左肘。袖を通して驚いたのはその素晴らしい修復加減、ではなくて、間もなく反対側が破れそうだったこと。どうやら肘が傷みやすい作りになっていたみたい。再入院する日も近い(なんて骨体)。でもこれは、進歩です。

Date: 14/11/27 Photo: iPhone 5

1805|10年目にして今さら

軽/10

スタッフ・バンさん(旧バンビ)は定期的に何もしない休日を作っている。親友から誘いがあっても頑として断るんだそう。そうやって自分を整えてる。

僕の仕事の場合。予定の空いてる日に打ち合わせの予定を入れ続けた結果、デザインの仕事をする時間が激減していた。予定のない時間にデザインの仕事、が当たり前になりすぎていて、徐々にバランスが崩れていった。その時間もきっちり「予定」として組み込まないから、こんな事になってた。そこにやっと気が付けた。

何をするにも環境づくりが肝心。バランス考えずに予定を入れるからこうなる。すこぶる反省。フー

Date: 14/11/22 Photo: iPhone 5

1804|例のあの、センセも走るって言う、そんな時期。

texture|夕日が浦海岸

2日もブログを休んだ(ごめんなさい)。時々休むことはあっても、宣言なく2日空くことは無かったのに。自分でも初めての状況に今いる。ここを乗り越えるための一番の栄養は、誰が何と言おうと人のココロ。お酒やごはんであっても、その根っこにはちゃんとココロがある。

ココロを亡くしやすい時期。だけれども、それぞれの正義だけはしっかり貫きまっしょい。

Date: 14/11/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1803|充電モノは

栄喜知

ハンズフリーで通話できるイヤホンを買う。仕事場にいるとき、通話中でも両手が使えるように。主流はBluetooth、だけど選んだのは有線のもの。スマートさには惹かれるも、もう「充電モノ」はお腹いっぱい。モバイルバッテリーを携帯する人は増えても、ほとんどの人は持ちたくて持ってない(たぶん)。充電したいのは自分の方だと思う(たぶん)。

何のお祝いか知らないけど、今日はいつも以上に電話がよく鳴る。イヤホンはこれ以上も以下もなく、期待通りの仕事をしてくれる。

Date: 14/11/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1802|参りました

かりんと饅頭|新二宮餅|二宮市場

この間の電車での出来事とは別に、スマホを使う6〜70代の女性と話す機会が最近ありまして。その方はこう言いました。

「何でもすぐに情報が手に入ってすごく便利。でも便利すぎるから若い人には使い過ぎないで欲しい。私はもういいけどね。」と。なんかいいぞ、この感じ。海外に住む娘さんとSkypeを駆使し、LINEやfacebookも普通に使ってるらしい。30年前だったら“コンピューターおばあちゃん”と名付けたかも知れない。イメージで片付けられない現実がいっぱい。思わず飛び出したのが、タイトルの一言。

Date: 14/11/15 Photo: iPhone 5

1801|ととのえる

経ヶ岬灯台|京都府京丹後市丹後町

増えすぎてしまった接点を整理する。人より抑えてる意識はあるはずのに、それでもいつのまにか増えてしまう。まさに「常ならず」。

たくさんの接点を持ち続けられる人は本当にすごい。間違いなく才能のひとつだと思う。僕は割と早い段階でギブアップ。「増やさない」って本当に難しい。減らすよりずっと難しい。

Date: 14/11/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1800|隠れてた

経ヶ岬展望台|京都府京丹後市丹後町

奮発して買ったお気に入りのカーディガンが破れ、京都のお店までお直しに。こういう手間にゆとりを感じる。服ってやつは愛着が湧けば湧くほど、いつか着られなくなる日が来るのが怖い。別れがつらい。同じものに出会えること滅多にないし。一期一会だ。だからこそ大切にしようと思える。

と、書きながら気が付いた。「愛着」には「着る」の字が隠れてる。そういうことなのか。と、書きながら気が付けば1800回。

Date: 14/11/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1799|ほんやり

ななほんやり|七本槍(しちほんやり)

これ、正しくは「しちほんやり」なんですが、修正して「ななほんやり」になってる。直したうえで間違ってる。なんてこったい。だけど、よくあること。改善したつもりが悪くなった例と捉えれば、本当によくある。

「ひちほんやり」と書かれていたとして、「あ、これ違いますよー」と指摘したお客さんがいたとして、それでやっと納得できる。見えないものは見たくなる。

Date: 14/11/12 Photo: iPhone 5

1798|そばにいたいよ

海上タクシー||京都府与謝郡伊根町

きのうは北大路の蕎麦屋「おがわ」で鴨せいろをご馳走に。休日のお昼に蕎麦を食べる幸福感、何にも代え難い。妙に肌に合う。お昼ごはんとして利用する家族がいたり、恋人が来るまでビールと一品料理でしっぽりする女性がいたり、他のお店にはない多様性を感じる。気取らないけど心地いい空気感が、他国の文化に汚されていない聖域のようにも感じる。

うどんはうどんで終わるが、蕎麦は酒が飲める」と熱く語ってた専門学校時代の先生を思い出す。当時23歳だった僕は「何を言うてるんだこのオッサンは」と聞く耳を持たなかったけど、今思えば一理ある。僕も歳を取った。ただ、今でも全面的に肯定は出来ない。うどんで終わる潔さもまたよし。つまり麵が好き。

Date: 14/11/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1797|眠れる

wagon|夕日が浦海岸

仕事が忙しくなると自律神経が乱れて興奮状態が続いたまま眠れなくなる→睡眠不足で次の日を迎える→パフォーマンス落ちる。いいことがひとつもない。

そんな悪循環を絶つ救世主が、とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ」と「2億4千万のものまねメドレー選手権」。YouTubeで聴いてる(見ない)うちにいつの間にか寝てる。昔はそれが落語だった。学生の頃はANN。眠れない対策は十人十色。

Date: 14/11/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1796|LINEが立ち上がらないそうで

on my way home

今日は朝から電車に乗って三ノ宮まで打ち合わせ。途中、隣に座っていた70代と思われる女性に声をかけられる。すいません奥さま、僕には大切なh「ごめんなさい、これ何とかなりません?」。

何事かと思ったら、どうにもスマホの調子が悪いらしい。急遽、触ったことのないAQUOSスマホの不具合を対応することに。画面に大きく表示された「セーフモード」の文字。そりゃ困惑もするというもの(スマホにまでセーフモードがあるなんて知らなかった)。再起動で直ることを検索で見つけ、事なきを得たついでにブログのネタまで得た、というお話。

Date: 14/11/08 Photo: iPad mini

1795|TANABOTA BAG

a pine tree|竹野郡丹後町筆石

この頃はエコバッグをよく使う。スーパーやコンビニ、ベーカリー、SAでおみやげ買う時なんかにも使う。使えそうな時はなるべく使う。

気の利いたデザインの袋は捨てにくい。その結果、大して使わない袋がひたすら溜まる。D&DEPARTMENTみたいなリサイクル環境もない僕にとっては「必要以上に増やさない」が一番。とても気分がいい。

棚からぼた餅だったのは、エコバッグがコミュニケーションのきっかけを生むこと。「そのバッグかわいいですね」なんて言ってもらえて、レジで話す事が増えた。これは楽しい。要らないものは増えず、ふれあう機会が増えたのは本当にいい循環。ただしエコバッグという名前だけが一向に好きになれない。

Date: 14/11/06 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1794|井上雄彦「親鸞」屏風

井上雄彦「親鸞」屏風|渉成園

この休みは井上雄彦氏の「親鸞」屏風を観に、東本願寺の別邸・渉成園(しょうせいえん)まで。渉成園は10年以上前に一度行ったきりだけど、すごくいい場所。ちょうど天気も良く、散策しているだけで心が洗われる。

現存する方の屏風作品を観ることは、そうそうない。村上隆氏のような類でなく、何というか“王道の”屏風。この先もう二度と無いかも知れない。そう考えると、なんだか不思議な気持ちだった。

例えば僕が長谷川等伯の屏風を観て心を震わすように、何世代先の誰かがこの作品を観て感動する日が来るんだろうか、なんて事を考えた。親鸞聖人750回御遠忌の記念事業とは言え、その日は来る気がする。というか来て欲しい。世代を超えていろんな人の目に触れて欲しい。スラムダンクやバガボンドを全く知らない人が観たら、どう思うんだろう。

そもそも僕が今まで観てきた屏風は、当時どんな存在だったのか。献上するものか、こうして誰もが目にできるものだったのか、そんなことまで思い巡らせた。後者だったらいいな。「最後のマンガ展」もそうだったけど、自分という存在が今どこにあるか分からなくなるような、不思議な体験だった。やっぱ好きだ、井上さん。

Date: 14/11/05 Photo: iPhone 5

1793|AつMATA2014詳細

BIKE KYOTANGO BIKE|竹野郡丹後町筆石

今年もAつMATAの季節がやってきました。もし良かったらご参加下さい。

ー日にち

12月13日(土)18:30〜(22:30)

ーところ

GOODFOOD(滋賀県野洲)→詳しい場所

ー会費(調整中ですが、だいたいこんな感じ)

おひとりさま4,000円(税込/飲み放題つき)
小学生以上 1,500円
小学生以下 500円

ー定員

25〜30人くらい(先着順)

ー締め切り

12月6日(土)の23:59まで
※定員が埋まった時点で締め切らせていただきます。

ー参加できる人

申し訳ありませんが友人・知人のみとさせていただきます。

ーひとこと

どうぞお気軽にご参加下さい。肩書き抜きで、人と人とが集まるだけの楽しい会です。お一人でのご参加や、途中参加も大歓迎です。

ー飲み放題について

飲み放題は2時間です。2時間を超えた場合、有料にて追加できます(最後まで飲み放題のお酒も用意しています)。

ー参加のご連絡

僕にメールください(PCでもiPhoneでもfacebookでも何でも)。定員に限りがありますので、場合によっては泣く泣く参加をお断りさせていただく場合があります。その場合、このブログにて締め切りの告知を行います。また、行きたいけど予定が未定・・・という人もその旨ご連絡下さい。

ーここだけの話

来てもらえるかどうか毎年ヒヤヒヤしてます。早めにご連絡もらえるとホッとします。

Date: 14/11/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1792|本音

two children|夕日が浦海岸

例えばこのブログでも、照れくさくなるような内容を綴ったり、言葉を使うことが時々あります。それが理由でロマンチックだの何だの揶揄されることもあるけど、ミュージシャンの歌詞に比べたらカワイイもの。彼らはそれを何万人の前で歌う。それに共感する人もたくさんいる。少しも特別なことじゃない。

コミュニケーションツールを増やして、言いたいことは言えるようになったかな。投稿に思わず躊躇する時こそ、実は本音なんじゃないのかな。

Date: 14/10/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1791|万能なピース

a pair of beach sandals|夕日が浦海岸

今日は毎月恒例、打ち合わせ3種盛りの日。病院、ベーカリー、そして歯医者さん。それぞれ「次の段階」という言葉がふさわしい時期。すでに「次」へ移行したお客さまもいれば、もがきながら進もうとするお客さまもいる。そんな「動き」を肌で感じられることが、本当に光栄に思う。

僕はそこに「力を貸す」スタンスで関わりたい。時には「背中を押す」ことも。イメージは、自由自在にカタチを変えて、欠けてる部分にカチッとハマる万能ピースのような存在。

Date: 14/10/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1790|いきぐる

静かな時間|夕日が浦海岸

本屋の駐車場にもコインパーキングを導入する場所が増えてきた。ちょっと立ち寄りたいだけの時でも、わざわざ駐車券を発行しないといけない。正直なところ面倒くさい。

きのう行ったお店は、買わなくても30分は無料だったけれど、わざわざカウンターで駐車券を提示しないといけない。致し方ない事情もあるだろうけど、なんだかちょっと息苦しい。息苦しいのは嫌いだ。でも、そんな場所が増えてる気がする。

Date: 14/10/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1789|人を、愛情を

a surfer|夕日が浦海岸

きのうは日本酒のイベント「蔵元を囲む会」へ。今回は滋賀県・土山で「初桜」を造る安井酒造さんと、同じく堅田で「浪乃音」を造る浪乃音酒造さん。料理と一緒に、それぞれのお酒を楽しむ3時間。

日本酒の味は造り手に似る。蔵元さんに会ってお話しするたび思う。力強い方のお酒は力強いし、やさしい方のお酒はやさしい。ワインもきっとそうだろう。飲み物を通じて人を、愛情を感じられるって素敵だ。この間のお茶もそうだ。

Date: 14/10/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1788|貼って剥がして

footprints|夕日ケ浦海岸

やることを1枚ずつ紙に書き出しては、目の前に貼っていく。使うのは、名刺よりひとまわり大きなメモパッド。このブログを書いている時点で残り15枚。これでもだいぶ減った方。年内にはすべて刷新されるもの(たぶん)。

アタマの中やデータだけで管理するのは限界がある。特に曖昧になるのが、量の把握と優先順位。こうして紙で並べると量は把握できるし、順番もハッキリ(「しゃっくり」のイントネーションで)する。結果、やるべき事に集中できる。

レストランでズラッと並ぶオーダーメモを見るのが好きで、仕事場でも取り入れてみました。ひとつ終えるごとに剥がすその瞬間は、すごく気分がいい。

Date: 14/10/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1787|質の良い

a family|京都府与謝郡伊根町

きのうの夜は、お客さまがご招待して下さったお茶と音楽のディナーショーへ。椿堂茶補(伏見)のオリジナル手摘み玉露「手」のお披露目会、それにインストゥルメンタルユニット「ジュスカ・グランペール」のライブ。会場はアカガネリゾート京都東山1925。アカガネ=「銅」の意味。

小物から内装に至るまで随所に銅をあしらった、定員50名ほどの空間。お茶の新しいスタイルに触れながら、五感に響く音楽を存分に楽しみました。演奏から声が聞こえてきたのは初めての経験。目の前には当然、美味しい料理も。

あまりに上質なひととき。この体験や感動を、しっかり仕事に投影する。理論だけでこの仕事はできない。貴重な機会を与えて下さったことに感謝です。

Date: 14/10/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1786|出番

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

新規のお客さまのところへご挨拶に、菩提寺まで。仕事場から車で20分の場所。訳あってWebサイトに問い合わせ先を一切記載していないにも関わらず、ご連絡下さいました。もちろんお断りできるはずもなく。

「想いはあるけど伝えるのが苦手で、周りから何言ってるか分からないと言われる。」立て続けにそんな方と関わっているこの頃。そういう時期なんだと思う。表現できない気持ちを読み解いて、一緒にカタチにしていく。そこに自分の存在意義を強く感じます。

Date: 14/10/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1785|いねいいね!

伊根の舟屋|京都府与謝郡伊根町

予定では岐阜県の郡上に行くはずが、阪急百貨店で偶然「海の京都・丹後のたからもの展」なんてPRイベントを見たもんだから、心はすっかり京丹後に。一番の決め手は、伊根町にある向井酒造。世にも珍しいお酒に出会い、ぜひ行ってみたくなった。たまにはそんな決め方もいいね

伊根で買ったお土産を今日お会いした酒屋のお客さまに渡したところ、明日から親御さんが伊根に行くんだとか。なんとまぁ。

Date: 14/10/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1784|たんご

海の見える|京都府京丹後市網野町

タンゴ踊ってリフレッシュする人を僕は知らないけれど、リフレッシュしに丹後まで。京都駅から3時間も離れたところにある、京都の最北部。石川で言えば輪島みたいなもの。それだけ離れると、ふだん感じる京都とは全く別の空気でした。石川で言えば輪島みたいなもの。いやはや京都も広いや。

Date: 14/10/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1783|ついつい

acorns|島根県安来市

何もしなくても情報が流れてきて、欲しくないけどついつい手を伸ばしてしまう。回転寿司に置き換えたら、明らかに食べ過ぎというもの。それじゃデザートは入らないし、本当に必要な情報も入らない。何でも腹八分目くらいに「遊び」を感じます。

Date: 14/10/17 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1782|音を立てた

a pigeon|島根県松江市

台風19号が去り、すっかり冷え込んだ。冬に、というか年末にグイッと引っ張られ、ハッキリとカウントダウンの音を立てた。「残り一ヶ月半かぁ」なんて本気で間違う人もチラホラ出てきた。もうそんな時期。

Date: 14/10/16 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1781|想像力だ

出雲大社|島根県出雲市

二週間に一度のペースで通っているカイロプラクティック(と加圧トレーニング)を、週に一度に変更。この時期は決まって慌ただしいけど、ここまでするのは初の試み。年内は体力勝負。一日でも多く最高のパフォーマンスをするために、全力で働いて全力でリフレッシュ、の繰り返し。時間に余裕がないおかげか、思考に無駄がないのが嬉しい。足すとこ足して、引くとこは引く。

それはそうとキングオブコント2014、おもしろかったなぁ。今までで一番よかった。人の想像力を見るって、たまらん楽しい。五感にも栄養を。

Date: 14/10/15 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1780|アプリが3つしか使えないとしたら

阿弥陀院|大阪府三島郡島本町

スタッフと「もしiPhoneのアプリが3つしか使えない(メールと電話は標準、Safariはナシ)としたら何を選ぶ?」なんて話をした時のこと。それぞれの答えを出し合った結果、唯一共通したのは「天気」。やっぱり天気って大切。

残り2つは「Googleマップ」と「乗り換え案内」。理由はかんたん、筋金入りの方向音痴だからです。最後の最後まで迷ったのは「大辞林」。情報を減らしても、個性はちゃんと見える。

Date: 14/10/11 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1779|義務感あるブログは続かないし、つまらない

クロネコ|島根県出雲市

日本酒造りの季節。

「呑むぞ日本酒!」というブログをやってます。当初は「呑んだ日本酒を紹介する」みたいなテーマで、何を呑んでいいか分からない人のきっかけになればいいなと思っていたんですが、どうにも続かない。理由は明らかで、書いててつまらないから。美味しくて楽しいから呑んでいるだけなのに、時々、ブログを書くために呑んでる気がして義務感が芽生えてしまった。これは良くない。

それもあって最近は肩のチカラを抜いて、日本酒にまつわるヒト・モノ・コトを通じて「楽しさ」を伝えていくことに切り替えたら、書きたい欲が蘇ってきました。仕事をつかんだ瞬間。

呑むぞ日本酒!

Date: 14/10/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1778|意識する場所

出雲大社|島根県出雲市

楽しんで作った方がいい結果に繋がることは多いし、捻り出すより自然に湧き出てきたアイディアの方がずっと強く響く。だからと言って「楽しもう」とか「自然に」とか意識せずに、結果的にそうなる環境づくりを意識する。きのうの「客をつかむ」で言えば、その時点で「仕事をつかめる」。難産の時でもそれは同じ。溜まっている仕事が感じよく動き始めました。

Date: 14/10/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1777|つかみは

出雲大社(正門)|島根県出雲市

きのうは久しぶりの撮影仕事。秋田歯科クリニックさまにて。

人を撮るのは好き。だけど相手の緊張をほぐすのは難しい。もともと「撮られることに抵抗がある」人に、会って間もないカメラマンが撮ろうと言うんだから、すごい状況です。どれだけ安心してもらえるか。心を開いてもらえるか。時間をかければできるけど、そうも言ってられないのが現実。

漫才で言う「客をつかむ」までの時間をどれだけ縮められるかの世界、とか考えずにスッと安心感を与えられる人がいいんだろうな。それが一番。専門でやってる人はすごいなぁと思います。そしてもっと日常的に人を撮りたいと思います。

Date: 14/10/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1776|パンが美味しくて〜秋〜

landscape|香川県高松市

パン屋さんのパンがやたら美味しい。

夕方になって小腹が空いては、パンが食べたくなる。うどんの時もあるけれど、この頃はパン。というのも、またしてもpanscapeさまの仕事をしているからに他なりません。なんでこんな美味しいんだろか。こんなに中毒性があるなんて思わなかった。

そういえばあのパズーも、出かける時かばんに詰め込んだのはパン。おにぎり、どん兵衛、肉まん、カロリーメイト、スープ春雨とが並ぶ中、目もくれず選んだのがパンだったとか。つまり、そういうことなんです。

Date: 14/10/06 Photo: Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1775|記憶の置き所

a border line

だんだん人の名前とか思い出せなくなっているわけですが、歳のせいかと言われるとそうとも思えず。それよりも他にいろんな情報を詰め込みすぎてるせいに感じる。だから気にしない。大切なことはまだちゃんと覚えてる。

あとは「検索すればいいや」の気持ちが、記憶の意識を薄くしているようにも。一部の記憶はネットに置いておこう、みたいな。それはそれでいい。その分、考えるスペースが増えたらもっといい。

Date: 14/10/04 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1774|雨垂れ石を穿つ

sky drive

今週はじめに峠を越えて、溜まりに溜まった案件をひとつひとつ進めているこの頃。やってることは普通。でも、ものすごい安堵。溜めることに慣れてはイカン。

今月はデザイナーの時間を多めに取る。どうなんだろう?僕を管理してくれるマネージャーがいてくれたら。自分がやるべき仕事にもっと集中できたら。

Date: 14/10/03 Photo: iPhone 5

1773|日本酒の

fruit

きのうは周年の日であり、日本酒の日でもある(何でかは知らないけど)。となれば仕事を終えて日本酒を飲みに石山の十八番(おはこ)へ。力技で席を用意してくれた植村さん、急すぎる誘いに応じてくれたハセさんありがとう。

「呑むぞ日本酒!」を始めて以来、単なる日本酒好きの垣根を越えて、少しずつ日本酒の世界に関われるようになってきました。本当に、少しずつ。何を目指しているのか自分でもまだ分からないけど、この世界でも必要とされる何かにはなりそうな気がしています(たぶん)。とりあえず「何飲んだらいいか分からない」を何とかしたい。

Date: 14/10/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1772|9周年

sky

今日で9周年。

いつも支えて下さっている皆さん、本当にありがとうございます。今スタッフは実質1名ですが、がんばってくれてます。他にも力になってくれる人がいて、何とか続いてます。

続いていることは心から嬉しい。でも決して目的にはしたくない。続けることが目的になってしまったとき、ものごとは途端に複雑になる。必要とされなくなったら、潔くやめる。そんな気持ちでやってます。怖いけど、そういうもの。僕が尊敬する人はみな恐怖と真っ正面から向き合っています。まだまだ未熟だけど、頼れる存在でありたい。

10年目もブログともども、AMATAをよろしくお願いします。年を重ねるごとに、楽しさが増します。

Date: 14/10/01 Photo: AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED

1771|志の輔らくご in 森ノ宮2014

志の輔らくご in 森ノ宮2014

きのうは「志の輔らくご in 森ノ宮2014」を観にピロティホールへ。昨年から足を運んでいる、年に一度のお楽しみ。しかも今年はなんと前から2列目(ビックリ)。おかげで表情まで余すことなく味わえました。

それにしても、笑いに行くと言うより「笑わせてもらいに行く」の方がしっくりくる。磨き上げた芸に対しての敬意、それに、あまりに心地よさに「あーもう好きにして」という一種の降参状態が2時間ずっと続いてたのもそう。

気が置けない人と美味しい料理やお酒を楽しんだり、ゆっくり温泉に浸かった時にも似た上質なひととき。ひとつの集大成を目の当たりにしました。また来年が楽しみ。あぁ、おもしろかった。

Date: 14/09/29 Photo: iPhone 5

1770|ほとけつくって

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何をつくるにもとっかかりがいる。キーワードのような「ことば」の時もあれば、「写真」や「アイコン」のようなキービジュアルの時も。アイディア?テーマ?ハッキリ分からないので未だに「とっかかり」と言ってます。

それがあって初めて一筋の軸ができる。無いともれなく「仏作って魂入れず」状態に。つまりは響かないし、伝わらない。僕は「ことば」から流れをつくることが多いデザイナー。仕事の6〜7割はこの時間に割きます。

Date: 14/09/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1769|うずしお

fruit

しばらく滞り気味だったいくつかの案件が少しずつ動き始めたのと、継続中の案件、それに新規案件とが相まってちょっとした渦潮できてます。ぐるぐるぐる。そこで育つ魚はギュッと身が締まって美味しいに違いない。そんな勢い。お待たせしているお客さま、本当にごめんなさい。ひとつひとつ取り組んでいます。

もうすぐ10年目。10周年、じゃないけど10年目。ちょっと元気になる。

Date: 14/09/26 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1768|イジリー

街中や電車の中でスマホいじる人を見るたび「どーせ大したことに使ってないんだろーな」なんて思うわけですが、自分が大したことに使ってないからそう思うんだなと今日ついに悟りました。何でもいいけど自転車乗りながらのスマホいじり、アレだけは無条件で危ない。というか怖い。

Date: 14/09/25 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1767|カメレオンせんべい

近江八幡日牟禮ヴィレッジ

「カメレオンせんべいって何?」このセリフを発して目が覚める。誰かに言われたんだ「カメレオンせんべいは要らないの?」って。きのう本当に見た夢の話。

カメレオンせんべいって、なんだ。妄想は止まるはずもなく。鳩サブレみたいに、カタチだけカメレオンってだけでも、けっこう売れると思うんだけど。

Date: 14/09/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1766|アルティメット

すれ違った小学生の口からそんな単語が飛び出した。前後の文脈から判断するに、何かのキャラクター名なのは分かる。どんなキャラだろう?きっと本来の意味なんて知らずに使ってるんだろな、そう思ったけど、そもそも意味を理解したところで使う機会こそ無いんだろうな。僕にもまだ予定がない。

Date: 14/09/22 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1765|とたんに

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

夏に新調した浴衣を着るタイミングを作れず、すでに松茸を2度も味わったくせに頑として「まだ夏!」を主張していたんですが、この間やっと実現できて、できた途端に陽が落ちるのが早く感じる。感覚ってやつは本当に適当でいい加減。でも何より大切で頼りになる。もうすっかり秋です。

Date: 14/09/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1764|不毛でいいじゃない

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

こういう雰囲気、すごく好き。お酒の場は不毛なほど楽しい。実りは特に求めない。熱く語ったりはそこそこに、くだらんことを真剣に議論するくらいがちょうどいい。で、さんざ喋り倒した挙げ句「あー、今日何しゃべったっけ?」って帰り道で言えるくらいが最高にしあわせ。

Date: 14/09/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1763|あんこがいる

今日は朝イチであべのハルカスへ。はじめてのお客さまと顔合わせ。午後からは滋賀へ戻って税理士のお客さまの所へ月イチ定期訪問。その後は仕事場に戻ってデスクワーク。

なかなか慌ただしい毎日。でも何かしらの壁を越えられそうな気配を強く感じる。一体それが何なのか、自分でも楽しみにしながら目の前のことに取り組んでます。憧れの理想型にいよいよ辿り着けるのか。でも時間と体力だけは不足がち。あんこもやや不足がち。

Date: 14/09/18 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1762|八幡堀まつり

八幡堀まつり|滋賀県近江八幡市

週末は仕事を終えて八幡堀まつりへ。旧家が残る近江八幡の町並みや水路に2500個の手づくり行燈が並ぶ地元のお祭り。初めてだったけど、もう17回目なんだとか。近くのことってホントに見えない。

大きな祭りもいいけれど、人が身近感じられるサイズ感も大切にしたい(むしろ今の自分にはこっちがしっくりくる)。すっかり涼しくなった夜の道に、光と人の温度がほっこり心地いい。

Date: 14/09/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1761|思い切り

ギフトショーの前から続いていた波がやっと0.5段落。少し、というか、かなり気が抜ける。最近はいつもこんな感じ。ここから次の案件に切り換える時間をどれだけ早められるか、がポイント。ディレクションとデザインとを担当する案件は、3つを同時進行するくらいが精一杯。小刻みに休憩するより、思い切ってボカンと休むのが一番いいみたい。

Date: 14/09/13 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1760|寄り道

自分で決めた道をとことん突き進んでいく楽しさもあるけれど、予想もしなかった環境の中でどう自分を出して行くか、ってのも同じくらい楽しいから困りもの。寄り道は楽しいからなぁ。

Date: 14/09/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1759|夏から秋へ。強火から弱火へ。

まだまだ暑い。30℃を下回る気温に落ち着いたのに、むしろ35℃が当たり前だった時よりも暑く感じる。なんでだろう、と考えた。

強火と弱火。そんな仮説を立ててみる。強火は表面を焼くけれど、弱火は中までじっくり熱を通す。そんな感じで今じっくり体力を奪われてるんじゃなかろうか。きっと当たらずとも遠からず(たぶん)。一日の気温差も関係あるけどね。とにかく油断しがちな季節、皆さんもご注意ください。

Date: 14/09/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1758|誰かのために元気でいる

フォトグラファーSayoのお墓参りへ。乳がんと分かってから一年も満たない早さでこの世を去った僕よりひとつ年下の友達。墓前に立つのも昨日で5回目。

人は忘れる。時に大切なことも。年に一度のこの日は、自分がいま偶然生きているに過ぎないこと、それと写真を楽しめる幸せを再確認する時。自分のためじゃなく、誰かのために元気でいる。とても大切なこと。だから女の人は乳がん検診行ってね。必ず行って。

Date: 14/09/10 Photo: iPhone 5

1757|ツキ

「あーこれは無理かも」と半ば諦めかけた過密スケジュールだったはずが、いくつかの偶然が重なって最終的に少し猶予ができた。あまりに神がかりすぎて、これは今夜の月のおかげかも、なんてつい思ってしまう。月のチカラはけっこう信じる。

Date: 14/09/08 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1756|ネーム

アイディアを考えるのは仕事場の外で。最近はそんな案件が多く、仕事場にいることがめっきり少なくなりました。友人がやってる「茶の木カフェ」がお気に入り。今日も行きたいのに、イベント出展で臨時休業。はてさて。

デザイナーがカフェで仕事するとお洒落、みたいに言われることもありますが、マンガ家のネームと同じもの。お洒落とは程遠い、泥臭い作業。考えるのは好きで楽しくやってますが、見た目よりずっと地味。地味な仕事でお客さまを華やかに。

Date: 14/09/06 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1755|ひとことで言い表せる明快さ

初めてまともに関わったギフトショーのブース設計も、ふだんWebサイトでやっている集客とだいたい同じ。そう感じた。検索しやすくして、どんな内容か一目瞭然にして、自分が欲しい情報かどうか判断してもらう。ページデザイン・レイアウトに相当するのがブースの空間づくり。カッコ良ければいいわけでもない。やみくもに商材を並べればいいわけでもない。

大切なのは「何をしたいか」を明確にすること。一言でスパッと言い切れるものであればあるほどいい。競合他社があれば、ハッキリした差別化も必要。Webサイトと違うのは、その場に人がいること。人気(ひとけ)を演出することなく、コミュニケーションを取りやすいこと。気が付いたことをひとつひとつ改善して、次に繋げる。

Date: 14/09/05 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1754|ギフト・ショー

東京出張へ。スタイル・オブ・ジャパン株式会社さま(楽天ショップ「茶屋長三郎彌助」を運営)が出展するギフトショーのお手伝い。他にも打ち合わせが2件。こう書くとまるで売れっ子みたいですが、ひとつひとつを着実に。それにしても今年は本当によく東京へ行きます。老舗の和菓子屋が多くて嬉しい限り。

Date: 14/09/04 Photo: iPhone 5

1753|不安との向き合い方

新しいことを始める時には不安がつきもの。つきもの=憑きもの。完全に拭い去ることなんて、できないんじゃないかな。そんな事するもんじゃない。拭い去ろうとせず、そういうものだと受け入れてしまう気持ちで思い切って連れ添って。少しでもワクワクを楽しめれば、それで十分じゃないかな。

Date: 14/09/01 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1752|センサー万別

すっかり主流になったセンサー式の水栓。手をかざすと自動で水が出るアレ。

言うまでもなく便利なんですが、メーカーごとにセンサーが異なるせいか、どうにも自分の思う通りに反応してくれない。出たと思ったらすぐに止まったり、さっきと同じようにかざしたつもりでも、今度は出なかったり。時々ある。

それで何をするかと言うと、「どんな反応するセンサーか」考えるわけです。僕に限らず、みんな無意識にやっていること。手を動かしながら、センサーの反応具合を学んでいく。

ここで逆転の現象が起こる。もともと人間の動きに反応するはずのセンサーに、人間の方が合わせにいく。おもしろいなぁ。なんか愛着さえ生まれそう。手のかかるセンサーほどかわいい、事はないけど。

Date: 14/08/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1751|どれも同じ

今日はお米屋のブランドサイトに使用する写真撮影で朝から小浜へ。僕はカメラを持参することなくディレクション業務に専念。

伝統工芸作家、畳職人、そしてお米の生産者。ここ最近の案件に共通する問題は「品質が良いからといって売れるとは限らない」こと。一見すると悲観的な状況に思えるけど、その価値をしっかり伝えることが出来れば共感してくれる人は少なからず存在する。その方法も存在する。業種は違えど、やることは基本的に同じ。ひとつの壁を越えた時には、ほかの壁も越えているはず。その逆も然り。

Date: 14/08/29 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1750|ききかん

今日は打ち合わせで災害の話が出て、どんな対策をしているかという話題に。

去年東北に行ってから、防災グッズを揃えました。仕事場と車にワンセットずつ。気仙沼で実際に震災を経験した方に現場で役に立ったものを教えていただき、いま自分が暮らす環境と照らし合わせて必要そうなものを選んでいます。

揃えてみて分かったことが2つ。ひとつ目は、思ったほど安心感が得られなかったこと。揃えれば揃えるほど、完璧な対策なんて存在しないことが分かる。どこかで線を引かないといけない。もうひとつは「いつかその日が来るかも知れない」という意識が強く芽生えたこと。安心感は得られない代わりに、危機感という大切なものが得られました(恥ずかしながら僕もずっと腰が重くて、揃え始めるのに半年ほどかかりました)。

もし今「何だかんだ言っても自分は大丈夫だろう」と思っている人がいたら、思いついたもの何かひとつでも揃えてみることを是非おすすめします。ここ最近の災害で命を失った方も「まさか自分が」とは思っていなかったと思うんです。

Date: 14/08/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1749|夏はこれからだ

巷では「夏が終わった」なんて声がチラホラ聞こえますが、秋にはまだ待機してもらわないと。楽屋入りさえしないで欲しいし、何なら寝癖のままでいい。まだやり残したことがいくつかあります。新調した浴衣もロクに着ていない。そう焦らずに。

Date: 14/08/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1748|みたらい渓谷

きのうは奈良県吉野にある、みたらい渓谷へ。ここ最近で一番行ってみたかった場所のひとつ。全国的に不安定な天候だったにも関わらず晴れ間にも出会えて、その絶景をカラダ全体で堪能できました。水も、風も、空気も、恋しさも、光も、音も、せつなさも、心強さも、ぜんぶ。

体内の不純物がみるみる浄化されていく。光ある場所に集まる虫のように、カラダが、本能が引き寄せられる。その先にある洞川温泉も楽しみにしていたけれど、天候の悪化であえなく断念。それはまた次の機会に。

Date: 14/08/25 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1747|あんばい

a tree|福井県若狭町

最近は仕事の他にも、たとえば人を紹介してくれる誘いをお断りすることがあります。我ながら偉そうだと思う。でも、本当にありがたいけど、関わりきれないんだ。

新しい出会いより、目の前にいる人との関係を積み上げたい気持ちの方が、ずっと強い。そのためには、嫌われようが何だろうが、信念を貫くしかない。カラダはひとつしかないから。出会うべき人には、生きていく中で自然に出会うもの。そう思うくらいがちょうどいい。

インターネット、特にSNSのある生活は、高速道路を走っているようなもの。当たり前すぎて気が付かないけど、かなり速いと思う。だから意図的に遅くする。時速40kmくらいに。それで実際は60kmになる計算。それくらいがちょうどいい。

Date: 14/08/23 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1746|7:14のメッセージ

low-angle|福井県若狭町

2日続けて7:14に目が覚める。目覚ましの出番はもう少し後のこと。きっと何かのメッセージに違いない。7時14分。「ないよ」か。何がないんだ。

やる気なら、ある。テレビもある、ラジオもある、車もけっこう走ってる。なんて悪ふざけしてる余裕はそんなに「ないよ」。

Date: 14/08/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1745|イソ神

a couple|福井県若狭町

お盆過ぎてからは打ち合わせもなく制作に勤しむ日々。来月ギフトショーに出展されるお客さまのグラフィックツール制作が中心。

これから進めていく方向性とギフトショーとは切っても切れない関係だけに、力を抜くわけにも行かない。アタマとカラダを動かしながらいろんなものを吸収して、そして還元する。そんなシンプルな循環を早く作ってしまいたい。

Date: 14/08/21 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1744|カメラの何が好きですか

a pattern|福井県若狭町

顔認識の延長で「おまかせ構図」なんて機能が生まれて、勝手にキレイな写真を撮ってくれる。そんなの必要ないけど、カメラが苦手な人にとっては朗報なのかな。

今、新しいカメラを探しています。新しい表現に出会いたい。でも好みに合うものが皆無に等しくて、途方に暮れています。あんなに、あんなにたくさんあるのに。みんな一体カメラの何が好きなんだろう。

そんな中、惹かれている唯一のカメラはSIGMAの「dp2 Quattro」。決定的に受け入れられない所はあるけど、その潔さには感動がある。みんな一体カメラの何が好きなんだろう。

Date: 14/08/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1743|風物詩

建部大社|船幸祭

今日から営業再開。連休は前半に宿題をして、後半はしっかり休んだ、という感じ。豪雨につき今年は立て続けに花火大会が中止になる中、きのうやっと観ることができて休みを満喫。ありがとう花火、ありがとう瀬田川。風物詩は季節を焼き付けてくれます。

Date: 14/08/18 Photo: iPhone 5

1742|そば湯とスープ割り

台風の中、まったり鴨南蛮そば食べてて気が付いたこと(厳密に言えば、そば湯でほっこりしてた時のこと)。つけ麺のスープ割りと、そば湯をつゆで割って飲む行為は一見すると同じ。でも、つけめんのそれはつけ汁を楽しむためで、そば湯は栄養が溶け出した湯の方を楽しむもの。似ているけれど、主従関係がまったく異なる。似てるなぁ、でも非なるんだなぁ。こういう気付きって本当に楽しい。

さて、勝手ではありますが明日から夏休みをいただきます。期間は以下の通り。皆さんもよい連休をお過ごし下さい。少し一息。

【夏季休業期間】平成26年8月12日(火)〜平成26年8月17日(日)
※8月18日(月)より通常営業です。

Date: 14/08/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1741|しゅくだいする

IMG_5395.JPG

今日は朝から晩まで小浜にて打ち合わせ。来月東京で行われるギフトショーに向けての準備で関係者全員やることいっぱい。

それで宿題いっぱい持ち帰ったわけですがタイトルはその意味にあらず。忙しくてテンパりすぎたお客さんが「縮小じゃなくて拡大する」を焦って「縮大する」と口走ったのがあまり衝撃的だったから。今そんな時期です。

Date: 14/08/08 Photo: iPhone 5

1740|夏のあまざけ

夏に飲む甘酒の美味しさを知ったのは、ならまちにある奈良酒専門店「なら泉勇齋」というお店がきっかけ。それまでは冬に、特に初詣で飲むイメージが強かったし、アルコール入りだとさえ思ってた。

冷たく冷やした甘酒を、切子のグラスで。飲んだ瞬間、疲れたカラダにスーッと甘みが染みこんでいく。あれは嬉しい体験。麹は美容にも良いし、それに栄養満点ときたもんだ。てなもんで一年じゅう美味しい甘酒。コンビニに並んでるエナジードリンクより、甘酒を飲んだ方がカラダも喜ぶよ。

Date: 14/08/07 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1739|似てる

きのう栄喜知で飲んでいて、カウンターで隣になった方から「秦基博に似てますね」と言われる。似てる似てるとやたら言われた数年前に比べたら、最近めっきり減ったのでちょっと新鮮。もちろんドラえもん(映画)の主題歌は歌わなければ、ひまわりとも約束しません。乗じ、いや常時3〜4人、似てる人がいます。

Date: 14/08/06 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1738|流れをつくる

今日は京都で一日撮影(のディレクション)。この間の八代ではイ草の生産者を撮影・取材し、今回は畳を作る職人の方を。これで畳づくりの現場を一通り見学したことになる。か細いながら、とりあえず点が線になった感じ。たくさん勉強させていただきました。

あとは今までに体験した感動をどれだけ伝えられるか。描いたイメージと現場で感じたこととを混ぜ合わせて、ひとすじの流れをつくる。シンプルで力強い流れを。それが次にやること。

Date: 14/08/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1737|さま

今日の午前中は週明けの撮影についてカメラマンと事前打ち合わせ。当日の段取りや撮影イメージを最終確認する程度。ハーフタイムのような時間。ありがたい。

午後からは甘酒のイメージカット撮影。こっちは僕が撮影。案件変われば立場も変わる。どうしても縁側で撮りたくて近所にある親戚の家を借りることに。予想はしてたけど、興味津々で見学される。いつの間にか母親もいた。そういえば仕事してる“さま”を見てもらう機会なんて滅多にあるもんじゃない。いつも「何やってるか分からない」と言われるだけに、何かしら伝わればいいけど。

Date: 14/08/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1736|どら焼き

どら焼き、と言えば真っ先に浮かぶこの猫型ロボット。こんなあんこいいな、出来たてがいいな〜♪人間では誰が浮かぶだろう。今からでも頑張れば一番になれるかな。

地元でも旅先でも、和菓子屋を見つけてはどら焼きを買い、食べながら街歩きするの好きです。食べ歩きして微笑ましい和菓子なんて限られてるしね。おじいちゃんになっても続けたい。

Date: 14/08/01 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1735|こしょうのいち

暖簾|三重県亀山市

今日は毎月恒例「打ち合わせ3種盛り」に加えて夕方からもう一件の打ち合わせ予定。そんな目まぐるしい一日の中ずっとアタマにあったのは、胡椒の位置のこと。

黒胡椒の効いたポテトサラダが好きで。それを言葉で伝える時「胡椒の効いたポテトサラダ」か「ポテトサラダに胡椒が効いてるやつ」か、どっちの表現がいいかで、ぐるぐる。味覚で言えば胡椒は後であるべき。まずジャガイモの甘みを感じて、次に胡椒のアクセントがある。だから最初に胡椒を感じさせると、何か違うんじゃないかって。そんなわけで今のところ後者に軍配。

そうこうしているうちに図書館から電話があって、取り寄せた本が届きました。意外に早かった。

Date: 14/07/31 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1734|ものさし

読みたい本が2冊あって、きのうは地元の図書館へ。1冊は貸し出し中、あとひとつは取り寄せ。別に急いでいるわけでもないし、のんびり待つのも悪くない。すぐ手に入らないくらいが、かえってホッとする。

ちょうど定期購読しているデザイン系雑誌の処分にも困っていたところで、生まれて初めて「寄贈」してみようかと思ったり。頼もしいなぁ、図書館。本を読める時間と気持ちかあるかどうかが、ゆとりを計るものさしのひとつ。

Date: 14/07/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1733|琵琶湖が気になる

20年暮らして今頃かよ、なんて自分に突っ込みたくもなるけど、この頃「水源としての琵琶湖」を知る機会が増えて、集めた点を線にしてみたい欲求がムラムラ。いろいろ歴史が、物語が詰まっていそう。やっと本当の意味で滋賀県が好きになれそう。

視覚的な意味合いだけで言えば、僕は「滋賀県=琵琶湖」が好きじゃない。説明不要のアイコンのように使われるけど、あのカタチで伝わるものは何だろう?自分の住む県のカタチは認識していても、他府県はほとんど知らない。ましてや湖なんて。「出オチ」になってしまい、かえって枷になっているようにさえ感じる。「湖国」って言葉は好きなんだけど。はてさて。

※デザインを担当した水うちわ、販売開始しています。各限定10本。今日さっそく買ってくれた人がいて嬉しい。ありがとう。

→水うちわ(NISHIKIGOI/錦鯉)
→水うちわ(SUMI/墨)

Date: 14/07/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1732|言語化

今日は近江八幡で打ち合わせ。見本市に出展されるお客さまのツール制作案件。「どう伝えるか」の前段階にある「何を伝えるか」を明確にするところからの関わり。何となくは分かっているのに、うまく言葉にできない。それを言語化するのが僕の役割。

そこに価値を感じていただけるのが嬉しい。映画で言えば脚本にあたる、本質的な部分。表現としてのデザインよりも時間をかけたいところ。むしろこっちが本業とさえ最近は思う。シンプルにできればできた分だけ、カタチにもしやすい。

Date: 14/07/25 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1731|おしゃんてぃ

三ノ宮へ。Webサイト制作の案件。はじめましてのごあいさつと撮影を兼ねて。神戸のお客さまは初めてかも。

それにしてもこの土地、相変わらずお洒落な人の多いこと。さすが神戸。単なる僕の色眼鏡に過ぎないのか、はたまた「お洒落な街」のイメージに負けないよう住人が努力しているのか、真相は闇の中。あんこ菓子屋でも探そうと思ったけど、神戸と言えばケーキなんだよな。和菓子だってお洒落ですよ(オシャレではないけど)。

Date: 14/07/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1730|休んで定着

iron

連休にしっかり休むと、それまで続けてきた新しい試みがカラダに定着する、そんな感覚がある。コトコト煮続けてる時じゃなくて、実は火を止めて温度が下がる時に味が染みこむ感じと似てる。煮すぎたらボロボロになるしね。中には定着しないものもあるけど、そういうのはきっと自分に馴染まないもの。

疲れが溜まりに溜まっていたこともあって、3日間アホみたいにグデンとしてました。やる事ない時はだいたい布団の上、みたいな。あとは嬉しい癒しが少々。まだまだ先は長い。

Date: 14/07/23 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1729|しばり

guys|熊本県八代市

テレビのことを「電視台」なんて言うことはなくても、なるべく日本語で、自分が生まれた国の言葉で表現したい。それを軸に「より伝わる言葉」を織り交ぜていく。そんなルール。

気になるんだ、「アウトプット」なんて口走る自分に。それは本当に使いたいか?と自問自答してしまう。面倒くさい人間だと思われても、そうすると見えてくるものがある。今まで使わなかった抹消毛細血管みたいな言葉にも出会える。意外にそれが掘り出し物だったりすることも。何もかも自由だと、かえって何も見えないことが多い。

Date: 14/07/19 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1728|父のメッセージ

小学校4年の時、父親に「人と違っててもいいやないか!」と、一度だけ平手打ちをくらったことがあります(あれは痛かった・・)。その父親は入院したその日に亡くなりました。その時まで、人はゆっくりと死に向かうものだと思っていたから、15才の僕にとってあまりに衝撃的な現実でした。

人と同じじゃなくてもいい。今日にも人生が終わることだってある。この2つのメッセージは、20年以上経った今でも自分の大切な骨格。

Date: 14/07/18 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1727|水うちわ(2014)

水うちわのオリジナルデザインを担当しました。今回で2度目。嬉しいことにお題は自由。デザインについての詳細は「デザインの記憶」の方に書きましたが、ここでは舞台裏を少し。

デザインは一年前に完成していたものの、職人さんがヘルニアでやむを得ず製作を見送り。今年になって試作が始まるも一向にイメージ通りにならず、思い切って現場の美濃まで足を運び、特別に試作回数を増やしてもらって納得のいく仕上がりに。わがままを聞いて下さったことにひたすら感謝。

2つのデザインのうちNISHIKIGOI(写真)は「MoMAの永久収蔵品に認定されても恥ずかしくないように。」そんな気持ちで取り組みました。妥協もアタマをよぎったけど、最後の最後まで諦めなくて本当によかった。間もなく販売開始です。

→デザインの記憶「水うちわをデザインしました」

Date: 14/07/17 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1726|貫く

信念を貫くには、ココロを鬼にしなくちゃいけない時がある。最近では、お役に立てそうにない案件はすべてお断りしているし、「おもしろそう」だけが理由で優先順位を覆すような案件も受けません。まず目の前にあるものをしっかり守りたい。

なんて言ったところで、そうそう完璧に実行できないのが人というもの。アタマでは分かっていても、そう出来ない時もある。それで大切なものを失うことも。今日お会いした経営者のお客さまも同じ悩みを抱えていました。もちろん僕もそう、きっとみんなそう。それぞれのペースで目指せばいいんじゃないかな。

Date: 14/07/16 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1725|浮かぶ

話を聞いているうちに自然にカタチが浮かんでくる。それがロゴの時もあれば、レイアウトの時も。何を作るか、という本質的な部分でもそれは起こる。そういう過程でありたい。よく「アイディアが降ってくる」なんて言うけど、それとは少し違う。細胞分裂を繰り返し、少しずつカタチとして認識できるようになる感じ。

前もって用意したカタチにそのまま当てはめたり無理矢理ひねり出したものでは、結局うまく行った試しが一度もない。なんだか息苦しいし、きっと肝心なものが抜け落ちてる。

Date: 14/07/14 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1724|自分たちが主役

明日は滋賀県知事選挙の投開票日。縁あって、政治を身近にする活動に少しだけ関わらせてもらい、いろいろ感じることがある。一番は「自分たちが主役にならないといけない」ってこと。誰かが何とかしてくれる、なんて時代は終わった。自分から関わりを持つ。甘えるのはおしまい。

仕事でも似たようなことが起きてる。自分の意識とは裏腹に、中堅クラスに位置づけられることが増えた。独立して10年にも満たないのにそりゃないだろうと思うけど、周りはおかまいなし。そんな現実をどう捉えるか。みんなが言うから仕方なくその役を演じるか、潔く腹をくくるか、あるいは「まだ若手です」と言い張るか。どれを選んでも時は流れる。でも意識次第で、時間の過ごし方は大きく変わるんだ。

Date: 14/07/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1723|こしらえる

今年は浴衣を新調したい。なんて呟いたら、家業で着物を扱うパイセンから連絡があって、今いろいろ相談に乗ってもらってます。高校バスケ部時代のパイセン。新しい出会いもいいけれど、昔の縁がこうしてまた繋がるのもまたいい。僕のパイセンは例外なくやさしい(たぶん)。

Date: 14/07/11 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1722|アンバランス

飲食店の仕事が徐々に増えつつある。最近は特に京都で。案件は日を追うごとに不思議と自分の趣味嗜好に近づいてる。これは、いいこと。昔はもっと「何でもござれ」を良しとしたけど、今はアンバランスが正解。何でもは、できない。できるフリも、できない。

持ち味の活かし方も少しずつ分かってきました。空気を読んだ上で、あえて読まなかったり。たとえば今日は台風なのに、こんな空だったり。

Date: 14/07/10 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1721|あるがままの君でいないで

熊本に向かう直前に、東京03単独公演「あるがままの君でいないで」へ。大阪のABCホールにて。Mー1の予選観に行って以来の場所。お笑い&日本酒好きの営業さんと2人で。

久しぶりのお笑いライブ。営業職あるあるをアテに、蕎麦と日本酒でまったりしてからコントを楽しむ。あぁなんてオトナな過ごし方。内容は2時間でネタ10本くらい。説明不要の完成されたコントの中にもアドリブ満載で、腹抱えて笑ってました。いくつになってもライブはたまらんです。

Date: 14/07/09 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1720|感じ取る

熊本県・八代地方へ。イ草を生産する農家さんを取材に。今回はカメラマンも一緒で、僕の仕事は写真を撮るでもくまモンに会うでもなく「その場でたくさん感じ取ること」。その感動をWebサイトに閉じ込めて、想いを伝える。

そんなわけで現場ではほぼ手ぶら。カラダで感じたことをアタマの中の設計図に送り込んでは、あーでもないこーでもないと編集していく。役割が「感じること」だけなのは不安も大きかったけど、現場で得られることはあまりに多く、取り越し苦労でした。頼れる人も支えてくれる人もいる。フー

Date: 14/07/08 Photo: iPhone 5

1719|無理なんだ

何を信じていいやらサッパリ分からない世の中。信じられるものがないと、不安になるのも仕方ない。でも、だからこそ自分くらい信じたいし、信じてもらえる人でいたい。それができずに何かを信じるなんて、きっと無理。「変わろう」なんていくら思ったところで、少しも変われないのと同じで。無理なんだ。

Date: 14/07/05 Photo: AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1718|だけ。

週明けは熊本へ取材に。九州には行きたかったし昔はそれだけで喜んだものですが、今は嬉しいのはほんの一瞬。イッシュンダケ。飛び回ることなんてすごくも何ともない。特に今回は求められることが多くて、気が抜けない。想いを背負っている分、浮かれずしっかり結果に繋げたい。その上でしっかり楽しむ、のが自分らしさ。

Date: 14/07/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1717|生酒の試飲会

夏の生酒試飲会2014

きのうの夜は夏の生酒を試飲する会へ。

北は秋田から南は高知まで、11種類の日本酒を一度に試飲。酒屋さん主催だけあって、名だたる蔵元ばかり。サッカーにあまり興味のない分、やっと僕のワールドカップが始まりました。つまり大興奮。

一度にこれだけ飲めたのも新鮮だけど、それより興味深かったのは参加した8人それぞれの好みが全く違うこと。ひとつひとつの味の感想にズレはない、だけど好き嫌いが違う。だからと言って相手を否定するでもなく、違いを楽しむ。好みが近いと嬉しいけど、違っていても自分にはない視点に気付かせてくれる。正解なんて無いからね。

そんな中にも「一番じゃないけど、これは美味しかったね」と全員が感じたお酒があったりする。周りが何と言おうと好き、みんなが好き。人に置き換えるといろいろ楽しい。実際よく恋愛に置き換えられていたし。楽しいひとときでした。

Date: 14/07/03 Photo: iPad mini

1716|知ろうよ

知ってる人の仕事してる姿を見るのは新鮮。お店やってる人はさておき、会社勤めの人はそうじゃない。時々そんな機会があって、見ているだけで楽しい。

仕事の大変さなんてそれぞれ。カンタンに分かち合えるものではないけれど、垣間見るだけで理解できることがたくさんある。僕なんて一日5回も電話があれば多い方で、たまに10回ある時なんかはそれだけでクタクタ。でも職種によっては50回がザラだったりする人もいる。実際それを知ると、そんな中で返してくれるメールに感謝せずにはいられない。相手を知るのは、いいことだ。いつもありがとう。

さて、きのうから7月。世間もいろいろ慌ただしくなってきました。でも感情のまま慌ただしくなるのは、そろそろやめにしないか。まずは知らないと。

Date: 14/07/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1715|水路に水が通うように

scale|京都府京都市

東京の友達から「今度京都行くんだけどオススメの場所教えて」なんて聞かれることがある。でも僕にとって京都は生活圏であって観光地ではないから、実はあまりお役に立てない。祇園だってまだまだ縁遠いし。それはそういうもの。

生活圏としての京都にもまだまだ知らない魅力がいっぱい。ドライブ中に発見したり人が紹介してくれたり、最近はそんなところによく足を運びます。ちょっとした旅行気分があって楽しい。遠出も相変わらず好きだけど、近場の魅力にも目が向くようになってきた。住んでいる滋賀県もそう。いろんな人のおかげで、そうなってきた。

Date: 14/06/30 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1714|ストレスは無意識のうちに

ropeway|京都府京都市

アマタノアタマに使う写真はすべてヨコ位置。でないとPC表示でバランスが悪い。それが理由で基本的にタテ位置の写真はずっと撮りません(被写体問わず)。撮っても見せどころがないので。極端に言えば、撮るだけ無駄。

そんな風に思ってたんですがある日「まぁいいか」と、タテでも撮り出したら、これが楽しいのなんの。「ブログのため」ではない写真には纏わり付くものが何ひとつ無いからか、撮ることが純粋に楽しかった。いつもの写真も楽しく撮ったものには違いないけれど、無意識にストレスを感じていたのかも知れない。

「ただ楽しい」って、素晴らしいね。そういう時間を増やしたい。「理由」は時に重たいから。デザインも理由だらけ。

Date: 14/06/28 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1713|京都支社はありませんが

今朝は畳屋さんとの打ち合わせで二条へ。今朝も、か。今週4度目の京都。きのうと同じ電車に乗って、きのうと同じ駅で降りる。電車通勤の人なら当たり前のことが新鮮に感じる。そう言えばきのうは母親と一緒の電車。僕は打ち合わせに、母は孫に会いに。これまた新鮮。

帰りは最寄り駅で滅多にお会いしないお客さまとバッタリ遭遇。お互いの近況を報告。途中、電車で居眠りして降りる駅を通り過ぎたから起きた偶然。寝不足さえ幸運のきっかけ。

Date: 14/06/27 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1712|ここんとこのテーマ

今日は月に一度の打ち合わせ3種盛りデー。最近、打ち合わせを見直しています。今までは大まかな方向性を決めていたのが、具体的にどうするかまで、その場で詰め切る。やる事を伝えて共有して、帰ってすぐ行動に移せる準備をしてしまう。「次に何をすればいいか」が自然にイメージできるところまで。

持ち帰ってまとめるのがマナーかも知れませんが、僕もお客さまも忙しく、宿題になる要素が多いとお互い後回しにすることが少なくない。ここが落とし穴。だったらということで、名を捨てて実を取っています。集中力はそれなりに必要ですが、今の肌によく合う。もう少し精度を上げるのがここんとこのテーマ。急激に高めた交感神経をいかに鎮めるかも(これが難題)。

Date: 14/06/26 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1711|今朝、きのう、その前の日。

今朝、起きたらカラダの上下が反転。なぜか枕の位置に足がある。眠りの浅い日が続いて、やっとぐっすり眠れたと思った矢先にまた一難。これまで一度も起こったことがない現象。カラダに何が起こったんだ。

きのう、めんつゆ稀釈するのに「つゆ:1/水:3」のところを逆にしてしまい、つけ麺のスープなんて相手にならないほどムダに高濃度なつけつゆ完成。

その前の日、電話しながらインスタントのコーンポタージュ作ってて、気が付けばお湯でなく水で作ってた。確かに沸かしたはずなのに、よく見たら電源タップの集中スイッチはOFF。一向に溶けない粉末。慌ててレンジに頼る始末。そんな顛末。

Date: 14/06/25 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1710|チャレンジ屋

先週の今日は岐阜へ。デザインを担当している水うちわの最終調整で。プロダクトデザインは専門外で、まだまだ経験不足。何ができて何ができないかが分からない。予測さえ立たない。その状態でいいモノはできない。

だから、挑戦者になる。貪欲になる。少しでも完成度を上げられるなら、往復4時間かけての打ち合わせも厭わない(たとえ30分で終わったとしても)。可能性があるなら、そこにしがみつく。その繰り返しが血となり肉となって、品質へと繋がるはず。地味だけど、そういうの好き。そういうのが好き。

Date: 14/06/24 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1709|ホタルの住む

週末はお休みをいただき、丸一日かけてリフレッシュ。

その日の夜は福井県の名田庄(なたしょう)までホタルを観に。「ホタルの里」と呼ばれる場所。久しぶりに鳥肌が立ちました、それも2度。僕が今まで定義していた「ホタルを観る」を根底から覆してくれて。

槙谷川によって隔てられた森の向こうで舞う無数のホタル。地上から10mを越える高さにもいて、首の角度はまるで花火を観ているよう。でも驚いたのは数でもなければ高さでもなくて、一体に漂うその空気感。群生するホタルは前に観たことがあるけれど、それとは似て非なるもの。ホタルを観に来たつもりが「ホタルの住む原風景」と言うか、自然界そのものと対峙した感覚。今まで観たホタルを点だとしたら、線をゆうに越えた「面」いや、それ以上かも知れない。

言うまでもなく、光の群れは美しい。だけど同時に、怖さもあった。近づいてはいけない壁を感じる。自然界と人間界との壁。立ち入れない聖域。そう感じたのは僕だけじゃなかった。まさに「絶景」と言える場所。

Date: 14/06/23 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1708|違うからいいんだよ

きのうは仕事仲間3人で三条にあるスペインバルへ。近況報告と「今後ともよろしく」を兼ねて。

かれこれもう10年来の付き合い。ありがたや。同業者なのに全くスタンスが違うから不思議(だからこそ面白いんだけど)。話し込めば込むほど、それぞれ何に重きを置いてるか、何を大切にしてるかが違うことに気付かされる。僕で言えば、仕事を人生の一部としか思ってないことや、家業への関心がやたら高いこと。あとは顧客至上主義ではないこととか。

自分ではそれが特別だなんて微塵も思ってないけど、俯瞰して見れば少数派なのかもと感じさせられる。自分とは違う考え同士がぶつかり合うのは健康的で刺激的。一種のカイロプラクティック。「違うからいいんだよ」って、いつでも言える人でいたい。

Date: 14/06/20 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1707|この子たちは変わってた

girls|大阪府箕面市

セルフタイマーで記念写真、なんてよくある風景ですが、あえて後ろ向きでポーズを作っていた2人組。メチャクチャ新鮮。後ろに流れる箕面大滝をあくまで主役としながら、でも自分たちも参加したい。前面にいるけど、なるべく控えめに。そんな感情から生まれたアイディアかも知れない。

どこの誰かも知らないけれど、きっといろんな場所で同じ事してそうだし、そんな写真展あればちょっと見てみたい。本当にいろんな人がいる。僕はセルフタイマーなんて恥ずかしくてできませんから。誰かに撮ってもらうことさえ恥ずかしい。

Date: 14/06/19 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1706|勇気は希望

いつだって勇気は希望。誰が何と言おうと、勇気は希望なんだよ。

Date: 14/06/18 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1705|向いてない・向いてる

greenfan|三重県鈴鹿市

今日は鈴鹿へ。

20年以上東京で活動していたイラストレーターさんが地元・鈴鹿に戻って再始動。そのタイミングで縁あって連絡をいただき、お話を伺いに。ご両親が共に一次産業(農業・漁業)で、その分野を中心に様々なことに強い意識をお持ちの方。

いろんなイラストレーターと出会うたび、毎回「自分には向いてない」と痛感します。気質がまるで違う。イラストレーターになりたくてこの業界に入ったはずなのに。。

今週は外出しない日ゼロ。先週は割とデスクワーク中心で、それはそれで変に疲れが溜まったし、やっぱりバランス良く両方を行き来するのが僕には向いてます。

Date: 14/06/16 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1704|KYのKA

隣で積極的に求めてくるもんだから、きのうはあまり寝られてなくて。そうです、蚊のお話。

もう21世紀だし、サイレントモードで飛べばいいのに。突き詰めれば、あの“ブゥ〜ン”が良くない。人の血を泥棒するなら、せめて忍び寄るくらいのマナーがないと。もっとポリシーを大切にして欲しい。

血を吸われるのは、まぁ、少しくらいいいじゃないですか(幼少期のこと思い出すほど吸われるのは論外)。僕も大人だし。かゆみだって、あの“ブゥ〜ン”がなければ諦めもつくというもの。存在を感じないから。かまいたちのようなもの。

同じ吸うなら気付かないように。寝たふりしてる間に出ていってくれ。何なら採血した小瓶でも置いとくから、それ持ってって。「いやぁ、嫌がるところを吸うのがやっぱ、ねぇ…」だったらもう、現状維持が正解。

Date: 14/06/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1703|デザイナーを細分化する

ひとくちにグラフィックデザイナーと言っても、細分化すればいくらでも分けられます。前に勤めていた印刷会社という業種では、その環境に特化した能力が要求される。いわゆるアトリエ系に属するAMATAとは全く異なるもの。短距離ランナーと長距離ランナーのように、必要な筋肉がまるで違う。どちらが長けているかの話ではなく、受け持つ領域がまるで違う。でもそれはあまり伝わっていないこと。

普段からトレーニングしている筋肉が違う。だから得手不得手があるのは当たり前。僕がいま印刷会社のデザイナーに戻っても大してお役に立てないし、今まで培った能力を持て余すことは想像に難くない。もちろんその逆も然り。力が活かせないと結果的に迷惑をかけてしまう。それもあって最近は、相性の合わない案件はお断りしています(心苦しくはありますが)。

何ができて何ができないか、あるいは何がしたくて何がやりたくないかをはっきり伝えたい。そんなことを踏まえ、いまWebサイトのリニューアルを進めています。

Date: 14/06/13 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1702|手紙をかくよ

お客さまに手紙を書きました。宛先はchum-chum closetのオーナー山崎さん。お客さまに手紙を書いたのは初めてのこと。

Webサイトの管理を担当しているchum-chum closetさまが先日10周年を迎えられました。その記念イベントに誘っていただいたのですが、会場は高知県四万十市。ざっと4〜5時間はかかる。フットワークの軽い僕でさえ少し躊躇する距離。気持ちは嬉しかったけど、泣く泣くお断り。

当日の様子が翌日ブログにUPされていて、その中に目を奪われる一枚の写真。直前までバタバタと動き回り、盛り上がりを見せている会場の隅でホッと安堵の表情を浮かべる山崎さん。それを見た瞬間、僕が関わってから今に至るまでのいろんな出来事が思い出されて、その場に自分がいないことに強い違和感を感じてしまった。本当に、いろんなことがあったから。今のカタチに辿り着くまでの紆余曲折を、影ながら見てきたから。

だから「次回は必ず行きます」と手紙を書きました。書いたというか、書かされた。自然にそんな気持ちにさせてくれる人なのです。

→chum-chum closet10周年記念パーティーのようす

Date: 14/06/12 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1701|通販ページではありますが

きのうはパンスケープさまとの打ち合わせで二条へ。間もなく始める通販ページの具体的な仕様を固めに。店舗販売と卸売業とを行っている現状に加えて、どう通販を絡めていくか。

個人商店ゆえ、生産能力には限りがあります。やみくもに注文が増える事が成功、ではない。変化を生みつつも、ペースを崩さない仕組みでなければいけない。そんなバランス感覚。通販を通じて顧客に伝えたいことは何か、お店にとっての幸せとは何か。揺るぎない根っこの部分を大切にしながら、その上でどんな方法が最適か話し合い答えを出していく。

これはパンを売るページづくりじゃない。パンを通じてコミュニケーションを生むページ。そんな仕事。人生そのものに関わっています(たぶん)。いつも勉強になります。今日もパンが美味しいです。

Date: 14/06/11 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1700|京都ホタル

週末は少しだけ仕事を早めに終えて、ホタルを眺めに。普段は通り過ぎるだけの場所が、ホタルのおかげで人が集まり、ちょっとした名所に早変わり。おもしろいなぁ。

向かったのは京都のとある高校の前を流れる有栖川。せせらぎに虫の音、風の音、それにホタルを観に来た人の声とがまろやかに混じり合う空間で、のんびりゆっくり佇む時間は贅沢そのもの。そんな機会を作ってくれたホタルに感謝。アンタ輝いてるよ。

Date: 14/06/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1699|interiorlifestyle TOKYO

interiorlifestyle TOKYO

きのうは国際見本市「interiorlifestyleTOKYO」を視察しに無賃乗車で東京ビッグサイトまで。ついこの間TUBUの冊子を担当した加波次吉漆器店さまが出展されていることが一番の理由。他にも茶屋長三郎彌助さまが今秋の展示会に出展されたり、将来的に他のお客さまが出展される可能性もゼロではなく、そろそろ現場の空気をしっかり掴んでおく必要を感じて。

加波さんの収穫も多かったようで一安心。冊子の評判も上々とのこと(本当に良かった)。会場はブースのクオリティが全体的に高く、それだけでアドレナリン出っぱなし。本気な空間はやたらと触発されます。出展内容にも流行を感じられるものが多く、そこから世の中の動向が透けて見える。日帰りでしたがとても有意義でした。つまり僕の収穫も多かった。

→漆の洋食器「TUBU」の冊子をデザインしました

Date: 14/06/07 Photo: iPhone 5

1698|お梅雨入り

世の貴婦人はそんな風に言うんだろかと、つい妄想してみたり。

梅雨自体ぜんぜん嫌いではないんですが、行動範囲がギウッと狭まるのだけは困りもの。そんな中でも前向きに、この時期ならではの旅の楽しみ方を考えながら過ごしています。無理せず屋内で静かに楽しむのもいいし、あえて外に出るのもいい。

雨の似合う土地や風景は必ずあります。あとお店も。雨降って輝く場所、みたいな。晴れの続く日にはあまり考えないことだけに、これはこれで期間限定の楽しみ。

Date: 14/06/05 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1697|フンワカした

箕面大滝|大阪府箕面市

きのうは朝から定期検診で歯医者へ。電車を使って約25分のところにある、お客さまの歯医者。患者として関わる事で新しい発見があるかも知れなくて。それ自体これっぽっちも疑問に感じないんですが周りは「なんで歯医者行くのにわざわざ電車に乗るの?」なんて何人かに言われて、ああそうか歯医者ってそういう存在なのか、なんて別の角度から新しい発見があったり。

その後はカフェにのんびり居座ったり、71歳になるクリーニング屋のおばさんと「商品の計算はできるのにおつりの計算ができない」悩みに耳を傾けたり。あと久々にクロスバイク乗ってみたり。フンワカした休日は自分を整えてくれます。

Date: 14/06/04 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1696|アタマの中の回路が

うまく繋がらない。伝えようとしても精細に欠けるし、らしさの一部が欠落してしまった気がする。言葉の怖さを実感したのかも知れない。いつもよりほんの少し、思い切れない。放っておいたらそのうち元に戻るかな。今まで言葉に頼りすぎたかな。とにかく変な気分。そんな時でも安定して美しい緑の景色。久々に持ち出したマクロレンズもいい感じ。はてさて。

Date: 14/06/02 Photo: Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

1695|どう足掻いても

どう向き合っても伝わらない事がある。きのう友人から悩みを聞いて、ひどく落ち込んでいます。聞いてるだけの自分も絶望的に悲しかった。

この仕事に就いていると、どうしても「伝える」にこだわってしまう。逃れられない。でも実際は、そうでない事もごまんとある。むしろそっちが当たり前。そんな常識を、分かっていたつもりで全く分かってなかった。考えを改めないといけない事だけど、今はただ落ち込んでいます。

Date: 14/05/31 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1694|いろんな仕事がひとつの固まりのように

なってきました。業種も関わり方も違うはずなのに、やってる事はすべて同じに錯覚する。どこかで繋がっているようにさえ思える。

と同時に、自分の役割が変わっていくのを肌で感じます。デザイナーからアートディレクターへ。変化を強要される感じは一切なく、ふわり春風に誘われたくらいの自然な流れ。アタマもカラダも分かっているから、やっとその時が来た、くらい。

まともに数えたら抱えきれないボリュームの仕事が目の前にありますが、いろんな人に力を貸してもらって、倒れそうになったら支えてもらえば大丈夫だなぁと、変な落ち着きが今はあります。役割が変化するにつれ、考え方も少しずつ変わってきました。

Date: 14/05/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1693|月に一度の

打ち合わせ3種盛りデー。診療所→ベーカリー→歯医者さん。プライベートでは組まなさそうなスケジュール。それぞれ次のステップへ進めるためのお話を少しずつ。その後はカラダの定期整備へ。こっちは2週間に一度のペース。今日は軒並み小刻み。ノキナミコキザミ。

そしてスタッフ・バンビ6度目の誕生日。いつもありがとう。2人体制になるとケーキも一度に食べきれなくて、これはこれで深刻な人手不足です。

Date: 14/05/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1692|小浜からの帰り道は

寄り道が義務づけられています(たぶん)。しなきゃバチが当たる(たぶん)。行けば分かるさ(たぶん)。毎度おなじみ名水百選「瓜割の滝」へ。一年を通じて水が冷たく「そんな冷たかったら瓜も割れるわい!」が名前の由来。これホントに本当。

帰ってやる事なければ、一体どれだけ佇んでたか。今日は特にそんな場所。自信を持ってオススメします。暑くなってきた事だし、そろそろ新しい滝探し始めなきゃ。水は命。

Date: 14/05/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1691|今日は早朝から

grasses|福井県小浜市

ゲリラ街頭配布小浜へ泊まり出張。毎度おなじみ茶屋長三郎彌助さまの他に、福井県産コシヒカリを販売する「福乃池」を運営する幸池商店さま、そして新たな案件がひとつ。計3件の打ち合わせ。まさかそんな日が来るとは自分でも驚き。

朝から晩まで一日中アタマ回しっぱなしでさすがに後半ヘロヘロでしたが、関わりが点から線になっていく感覚を確かに覚えます。どこにいてもやる事は同じ。県境は特に感じません。定期的に地元を俯瞰できるのは僕にとって有意義なこと。

Date: 14/05/27 Photo: iPhone 5

1690|仕事とネットが無くなったら、何をして暮らしたい?

ふとそんな事を考えました。共通しているのは、どちらも当たり前にあるもので、切っても切れないもので、そして中毒性があるもの。

今さらですが、僕は旅が好きです。だから、大まかな答えは「旅」だと思っていたのに、すぐにそう答える事ができなかった。思い返せば、仕事の疲れを癒したりとか、仕事から離れてとか、仕事のための新しい刺激とか、旅の理由のアタマにはすべて「仕事」が付着している気がして。純粋に「楽しいから」の気持ちも溢れるほど持っていますが、浸食しているのもまた事実で。

独立したからには、公私を完全に切り離す事ができないのは分かっていたし、それは悪い事じゃない。でも「仕事=人生」なんてこれっぽっちも思いません。仕事はどこまでも楽しいけれど、あくまで暮らしの一部でしかない。それなのにアタマの中は仕事が基準になっていたかと思うと、考えを改めないといけない。仕事とプライベートは切り離せていると思っていただけに、これはちょっとショックな出来事。でも毎日を調律するいいきっかけになりました。

仕事もインターネットも無くなりません。だからこんな事を考えるのは不毛かも知れない。でも、自分の「暮らしの原点」みたいなものは、忘れずにずっと持っていたい。仕事が無い時間、ではない、当たり前の「ふだん」を。

Date: 14/05/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1689|0から6歳の伝統ブランド「aeru(和える)」

SOZOSHA COLLEGE OF DESIGN

を立ち上げた矢島里佳さんの講演を聴きに大阪へ。「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」の想いから、子ども目線で考えたホンモノの伝統工芸品(プロダクト)を創っている素敵な会社。

そのビジネスモデルは、まさに目から鱗。あったらいいのに、でも、無かった。ものすごい共感とともに「シンプルで強い」を久々に体感。日々「お客さまの暮らしを支える」をモットーに取り組んでいますが、もっと強くシンプルに伝えられる何かがある気がする。そんな事が今アタマの中でモヤモヤ。この経験を伝統工芸に関わっている今のお客さまにも活かしたい。

会場は奇しくも我が母校、創造社デザイン専門学校。もう2度と行く事はないと思っていたのに。10年以上ぶりに足を踏み入れた校内は、かなりキレイに生まれ変わっていました。

Date: 14/05/24 Photo: iPhone 5

1688|ここしばらくアタマを支配していた

Rock & Water|三重県菰野町

輪島と東京の仕事が一段落して、今日は県内のエステティックサロンにて打ち合わせ。広告宣伝費とのバランスを考慮した上で効率的にWebサイトを見直す、そんな感じの案件。予算内で出来る事を全部やるだけ。

Webサイトから集計したデータと実際の来客状況とを照らし合わせると、ネットを介さないオフラインコミュニケーション不足が浮き彫りになる。最近そんなケースが多い。ネットは万能にあらず。どちらにも得手不得手があって、同じくらい大切なこと。同時進行で一歩一歩じっくりと進めて、相互作用を生む。そんな仕事にやりがいを感じます。ただちょっと人手が足りない今日この頃。

Date: 14/05/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1687|iPhoneのiOS7が

敏感すぎて困る。少しでも触れようものなら何かしら反応する。さすがに過敏。携帯するモノとしてちょっと遊びに欠ける。そんなに緊張してたら疲れるぞ、iPhoneよ。通知もほどほどでいいから。機械は人間に近づいてるのか知らないけど、そっちに近づいてどーする。たまには休もう。

世の中も。表面だけ触れては、いちいちピリピリ。悪い事も、いい事も。どうにも遊びに欠ける。先行き不安は間違いないけど、やれる事やるしかないんだし、たまには花でも眺めてフーと一息。先はまだ長いよ。

Date: 14/05/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1686|新しい出会い

GELATO;PICCOLOTTO|兵庫県洲本市

なんて言うと大袈裟ですが、小説を読んでいると新しい言葉に出会うことがよくあります。それが嬉しくて仕方ない。見つけるたびに辞書で調べては「こんな表現もあるのかぁ」と感心しつつ、同時に気持ちが少し豊かになります。

ほとんどが小説特有の「よそいき」な言葉。日常に取り入れる事もなければ、このブログで使う事もきっとない。そういう点では無意味かも知れないけど、本能的に好んでしまう。ただ「知る」だけで楽しい。別に無意味だっていいんだよ。「この言葉を視覚化したらどんなだろ」なんて時々デザイナーらしいことも考えたり。採光のいい場所を転々としながら本を読むのが最近のお気に入り。

Date: 14/05/21 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1685|出稿。

白米千枚田|石川県輪島市

加波次吉漆器店さまの仕事が一段落。気分的にはフーと一息ついてのんびりしたいところ。短納期でしたが、そのぶん集中していい仕事ができました。いろんな人に感謝します。自分の描いたイメージに近づける行為でありながら、別の何かに導かれるような感覚も同時にあって。その時カラダは単なる媒介に過ぎず、本当に新鮮な体験でした。ぼんやり思い描く理想に一歩近づけた、そんな気がします。あとはうまく伝わってくれる事を祈るだけ。

Date: 14/05/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1684|制作中のA5冊子が

まもなく校了予定。早く印刷したくて仕方ないです。うずうず。次のステップへ進むためのツールとして狙い通り、いや、できれば狙い以上の働きをして欲しい。制作側としても、ここから何か広がりそうな予感がして楽しみ。すぐにでも納品したいけど、終わってしまうのもそれはそれで寂しい。そんな案件。

Date: 14/05/17 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1683|むかし山田花子が

カメラマン VS ネコ

何かのお祝いで桂三枝からプレゼントにタンスもらって引き出し開けてタオル入れたらいきなり底が抜けた、ってエピソードが面白すぎてずっと印象に残ってて。

このあいだ丸亀製麺でうどん注文して、しかもそれ「とろろ醤油うどん」で、それなのに食べ始め0.5秒くらいで歯の詰め物がポロッと取れるハプニングが自分に起こって、ふとその事を思い出しました、というだけの話。

Date: 14/05/16 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1682|変な時期に風邪

を引いてしまい、カラダが眠りを欲しているのか、はたまた適当に飲んだ薬の作用か今日は一日中ずっと眠くて。ただ、急ぎの仕事はちゃんと目の前にあって、でも時間は戦ってすらくれないから仕方なく睡魔の方と全力で戦って、何とか事なきを得て。

日中すごく嬉しい偶然もあったのに、まるで遠い昔のように思えてしまう。ふがいない。思わず風邪を引くの「引く」ってなんだ?なんて考えてしまう。運悪く風の邪を引いてしまう、みたいな?あぁ風邪なんて引くもんじゃない。

Date: 14/05/15 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1681|視点を変えるだけで

好きは止まれない

楽しくなる。そう分かっていても、いざ視点を変えて楽しんでる人をそんなに見ない。どれだけ慌ただしくても、そのくらいの余裕は持っていたい。いや、そんな時ほどそうありたい。たったそれだけで、いろんな事がうまくいく。そんな場面が多いです。

Date: 14/05/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1680|小旅行気分で

きのうは三千院へ。滋賀に住んでもう20年以上経つのに今回が初めて。まぁそんなもんか。大原を通る国道367号線は何度か車で通った記憶もあって、アタマの中で勝手に「行ったことある場所」になってたもんだから輪をかけて新鮮で。思ってたんとちがう三千院は、とにかく壮大でした。

きっと紅葉の季節が一番メジャーなんだろうけど、個人的に一番いいタイミングでその空気を楽しめました。新緑は何も言わず力をくれる。すっかり身近になってしまった京都でも、まだまだ旅行気分を味わえるから楽しい。

Date: 14/05/12 Photo: iPhone 5

1679|カメラマンと丸2日

一緒に過ごして感じたのは、クレイジーなくらい写真が好きなんだなってこと。仕事と空き時間に撮った枚数は相当だったにも関わらず、まだまだ撮り足りない様子。放っておいたらぶっ倒れるまで撮り続けそう。写真に対するこの「一途さ」は、僕にはないもの。写真は大好きだけど、好きの種類がまた違う。僕のそれは、ちゃんと他のところにある。

自分とは違う一途さを持った人と関わっていたい。技術じゃなくて、一途さ。目に見えるものでも、見えにくいものでも。

Date: 14/05/10 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1678|4時に起きて

輪島へ同行したカメラマンの希望で千枚田を撮りに。言われるまで発想になかったけど、確かに田植え時期で水も張ってるし、これは千枚、いや千載一遇のチャンス。仕事に迷惑をかけないよう、男2人で早朝デート。言うまでもなく僕もカメラマンの端くれ。到着するやいなや撮影大会の幕開け。

小一時間その場の空気を味わって思ったのは、千枚田は大好きな人と行くのが一番。ロマンも何もあったもんじゃない(笑)静かな場所に奥深い波音がどこまでも広がって、耳の栄養まで豊富な素晴らしい場所。

Date: 14/05/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1677|輪島から帰ってきました。

TUBU|加波次吉漆器店

長時間に及ぶ撮影、そして往復10時間を越える移動でカラダはクタクタですが、ココロはスッキリ晴れやか。関わる人が誰ひとり妥協することなく、一丸となって「いい写真づくり」に向き合って下さったおかげで大満足の仕上がりに。本当にお疲れさまでした。今度は僕が期待に応える番。すでに完成が楽しみ。

そして、この素晴らしい縁を紡いでくれたことに一番の感謝。本当にありがとう。

Date: 14/05/09 Photo: iPhone 5

1676|今日から営業再開、ですが

TUBU|加波次吉漆器店

さっそく輪島にいます。毎度おなじみ加波次吉漆器店さまのところへ。来月行われる展示会に向けた冊子づくりのための撮影が主な目的。今回はカメラマンも一緒に来てもらい、僕はアートディレクションに専念することに。自分のやるべきことを絞れば絞るほど、集中力の高まりを感じます。明日の本番が楽しみ。

Date: 14/05/07 Photo: iPhone 5

1675|とらかめ舎の鳴門オレンジジャム

ピッコロットのジェラートと同じく、まち歩きのエリア内にある手作りジャム専門店。印象的だったのはお店を始めることになったそのきっかけ。

ただ瓶が好きで、コロンとした瓶がたまらなく可愛くて始めたんだそう。ジャムは後づけ。それを嬉しそうに語る女性オーナーさんはチャーミング。そんなゆる〜い思い出話を聞かせてもらい「なんか自由だなぁ」と、肩の力も抜けて。前もって知らなくて本当に良かった。

これがもし雑誌か何かで「瓶好きのオーナーが始めた手作りジャムの・・・」と紹介されていたら、「ふーん」で終わってしまったかも知れない。僕のつたない文章でも、そんな風にしか伝わらないかも。でも、本人から直接お話を聞いてはじめて知ったこのエピソードは、僕にはたまらなく新鮮でおもしろかったんです。

Date: 14/05/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1674|ピッコロットのジェラート

このお店のジェラートは食べた方がいい。まち歩きで見つけた、淡路の農家が経営するジェラートのお店。おすすめはこの「濃厚ミルク×岩塩とオリーブオイル」。アイスの影に埋もれがちなジェラートですが、このジェラートは絶対に食べた方がいい。ジェラートの価値観をズドンと高めてくれました。

Date: 14/05/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1673|城下町洲本レトロなまち歩き

城下町洲本レトロなまち歩き

理容師の有村さん(妄想)に別れを告げたあとは「城下町洲本レトロなまち歩き」へ。空家となっている古い町家にカフェや雑貨屋などを出店し、レトロな雰囲気漂う通りで“まち歩き”を楽しむ。年々減少する洲本地区の人口に歯止めをかけ、活性化させる目的で年2回開催しているんだそう。今回で5回目。

城下町洲本レトロなまち歩き

こんな雰囲気。淡路島に、洲本に城下町があることさえ知らなくてビックリ。おかげで日常から離れて淡路島にいるのに、今度は淡路島にいる気が全くしない“二重の非日常”を味わうことに(それがまた楽しかったわけですが)。

城下町洲本レトロなまち歩き

なかなかの賑わいを見せていました。おそらく地元の方がほとんど。でもそれがいい。まず地域の方々が楽しめて、その上で他地域や僕たち他府県の人も楽しめる、そんな地に足の付いた催しがもっと増えてくれたらと思う。なぜだかその想いは強くて、いつかそんな事に関わっている気がする。

城下町洲本レトロなまち歩き

こういうの好き。ココロを感じる。何より楽しそうだよ。これだけで関わる人の声が聞こえてくる。偶然そんな日に立ち寄っただけにしては妙に必然を感じて、淡路島にも縁を感じずにいられません。とあるお店の方が「また次回も遊びに来てね」と言ってくださったのがとても印象的でした。

Date: 14/05/01 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1672|いいよなぁ、こういうの。

理容ありむら|兵庫県淡路市

「車止めにプレート付けるのもお金いるし、もうタンクに書いたらいいですやん。」って、一度真顔で提案してみたい。いいんですよ、これで。大正解。

こういう活力を感じる光景、旅先だとひときわ嬉しい。有村さんとお会いする事はなかったけれど、つい勝手に人柄を妄想してしまう。そしてこの土地を好きになる。そんな事を共有できるだけで最高に楽しい。そうそう、伝え遅れましたが今回の旅は淡路島。ホテルニュ〜ア〜ワァ〜ジィ〜♪の淡路。運良く天候にも恵まれました。

Date: 14/04/30 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1671|れんこんは穴が美味い

仮屋漁港|兵庫県淡路市

そんなフレーズを最近ラジオで聞いて、「ないもの」に価値を見出すというか、とにかくこれは豊かな表現だなぁと感心してしまって。大好きな「行間を読む」にも相通ずるものがある。

きのうは性懲りもなく、また旅へ。自分が暮らす場所より不便な土地だったかも知れない。でも「ないもの」が多いからこそ、普段は見すごしがちな大切なものが露わになっているような、そんな感覚を覚えました。特に「無音という音」の豊かさを。旅と日常を行ったり来たり。今はそんなバランスがいい感じ。

Date: 14/04/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED

1670|ち

a cat|三重県菰野町

大きな展示会に向けての仕事をいくつか同時進行。絶好のPRの場だけあって、お客さまの熱意もすごい(ブース代も安くないし)。リアルなことは、いいことだ。そんなわけでネコの手も・・・

湯の山温泉にある石窯の近くで見かけたこのネコ、とにかく人懐っこかったなぁ。くつした、というよりトレンカ(笑)呼ばなくても自分から来てくれました。それも遠くから。「わざわざ来てくれんでもよかったんやぁ〜」とあるベテラン漫才師のセリフを思い出す。寂しがりは好き。

Date: 14/04/25 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1669|八方美人になるのも分か

a family|岐阜県美濃加茂市

珍しいことに、今日は立て続けに4件の打ち合わせ。休む間もなく電車でくるくる移動しっぱなしの一日。くるくる。それぞれに収穫を感じて結果はオーライ。営業さんって大変だろうなとつくづく感じました。八方美人になるのもすごくすごく分かる。

Date: 14/04/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1668|ゆのやまおんせん

Yunoyama-onsen Station|三重県菰野町

湯の山温泉へ。こんな写真ですが移動は車で。「温泉」が付く駅がいくつあるか分かりませんが、それだけで惹かれてしまいます。沸く沸く。かけ流しの温泉に浸かりながら、何を考えるでもなくただ頭が回っている時間が好き。どうでもいいことを真剣に考え始めたら充電完了のしるし。


「手に職」って何だろう。そんなに大した事かな。僕は自分に「手に職があります」なんて思えない。むしろ無い方がいいとさえ思う。その方が何にでもなれる。

Date: 14/04/23 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1667|金沢へ

柳宗理記念デザイン研究所|石川県金沢市

今日は日帰り出張で金沢へ。輪島の加波次吉漆器店さまと、漆の洋食器「TUBU」の販促ツールについて打ち合わせ。少し予算を超えた提案内容だったものの、承諾いただく。心は痛むけど、そういうことも時に必要だと信じてる。あとは期待に応えるだけ。

ブログを休んでいた間、とはあまり関係ないんですが、どうやら僕は「家業を支えたい」んだなと気付く。好きなんだ。思い返せば直接お声がけ下さった方のほとんどが家業の方。

最近開設した写真の「柳宗理記念デザイン研究所」。今日はあいにくの休館日。このためだけにまた金沢へ行きたい。あとメロンパンで挟んだアイスクリームがあるんだとか。ついでにそれも。

Date: 14/04/21 Photo: iPhone 5

1666|あえて離れてみる

うだつくん|岐阜県美濃市

すっかり自分の一部になってしまっている「離れがたい習慣」からあえて離れてみる。「盲点」に目を向けることで、何か新しい発見があるんじゃないか。そんな理由で一週間ブログをお休みすることにしました。なんかこう、次のカタチが見つかる気がする。もっと無理のない自然なカタチが。ちょっと楽しみ。

Date: 14/04/14 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1665|ギフハ島なら

on my way home|岐阜県美濃市

岐阜羽島駅には一度も降りたことがない。でもこれがもし「ギフハ島」だったらどうだろう?一度くらいはノリで降りたんじゃないかなぁ、なんてことを帰りの新幹線で考えてしまって。なにも駅名の善し悪しで何がどうなるわけでもありませんが、それでも興味はうんとそそられます。うどん県、の縮小版みたいなものかな。

県名に何かが付くと、それだけでマイナーな印象になりがち。東西南北とか、あと「新」とか。新しいのにマイナーって切ないな。新大阪とか。そうでもないか。

Date: 14/04/12 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1664|生まずには帰れない

a meeting

東京2日目は世田谷の桃山建設にて打ち合わせ。イベント用の商品パンフレットや社屋を利用したPR看板のデザインなど。遠方なのも手伝って、普段の打ち合わせよりも「その場で具体的な内容を決めてしまう」緊張感は高め。これ、すごくいい。地元でも同じモチベーションを心がけていますが、物理的な制限があるのとないのではやはり違います。長丁場にはなりますが、これはこれで肌に合います。

Date: 14/04/11 Photo: iPhone 5

1663|グリーン車はおあずけ。

ALTA VISION|東京都新宿区

今年2度目の東京出張。生まれて初めてグリーン車(と言ってもこだまですが)デビューするはずが、寝坊して乗るべき電車に乗れず、まさかまさかの自由席。まぁ、そんな時もあります。また新しい出会いもあって、過去最高に東京に行く一年になりそう。時間をかけてでも結果に結びつけたいことがここのところ目白押し。

Date: 14/04/11 Photo: iPhone 5

1662|そうだったのか、美濃市駅。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

この美濃市駅の本屋とホーム、少し前に国の登録有形文化財に登録されたんだとか。大正12年に造られて以来、改修を繰り返しながらも当時の駅舎の姿を残してなお存在しています。文化財になる基準なんて知らないけど、歴史的な側面以外に「なんかいいよね」という要素も含んでいて欲しい。本当に居心地良かったから、なんか嬉しい。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

こちらがホームの写真。柱の鉄骨部分は、戦後に古い鉄道レールを再利用して造られたんだそう。よく見ると製造年や製造元を示す刻印が確認できるらしい。知ったからには、また行って確かめたくなる。

Date: 14/04/09 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1661|AMATAのこれから。

美濃駅(旧駅舎)|岐阜県美濃市

今週の後半には東京出張が控えているため、今日は休日出勤。やる事ごまんとあってありがたいですが、2人体制でのベストパフォーマンス、半年以内に採用する新しいスタッフに求めるもの、AMATAのサイトをどうリニューアルするか、自分が「こうありたい」立ち位置の再定義などなど、仕事しながらずーっと考えています。

密に繋がっているそれぞれを咀嚼して、どうカタチにまとめ上げるか。立ち止まってる余裕なんて無いけれど、ある程度まとまった時間がいる。合間合間に考えるだけじゃ、スッキリしない日が続くだけ。洗濯機みたいに狭い空間の中をぐるぐるするだけ。それでキレイになればいいんだけど、何にも変わってくれないんだよな。だからまずは、時間を作る。

Date: 14/04/08 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1660|幸せの花

SAKURA

桜は本当に不思議な花で、小さな生き物の寝顔みたいに、見ているだけで人を幸せな気分にしてくれて、この時期は自分の感情とは別の所で少し多めに浮かれてしまう(30%増し)。「待ってました!」そんなココロの声がそこら中で聞こえます。

Date: 14/04/07 Photo: iPhone 5

1659|それでも旅が好き。

TIMEVOYAGER Trolley

旅の情報誌なんかを読むと「あぁ〜まだまだ魅力的な土地がいっぱいあるんだなぁ」って嬉しくなるんだけど、同時に「でも全部は行けないんだよなぁ」ってふと悲しくなる。こう書いて、自分がめちゃくちゃ欲張りなことに気付く。

もっと言えば、旅先で美味しいもの食べられる量にも限りがあって、どれだけ調べようが胃袋には限界あるし、お腹いっぱいで食べても美味しくない。どうしたって選ぶしかない。こう書いて、旅にも緊張がつきものだと気付く。でもそれでも旅が好き。今年もすでに予定がいくつか。

Date: 14/04/05 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1658|ババシャツとは。

中山道太田宿|岐阜県美濃加茂市

岐阜からの帰りの電車で、5〜60代の女性3人がババシャツについて話してましてね。勘のいい人ならここでもう筆を止めても良いんですけどね。

ババシャツって呼び名は一種の「照れ隠し」だと思っていて、見た目は良くないけどすこぶる便利で、それを若い世代の子が着る抵抗を「自分から先に言っちゃう」ことで正当化してると思ってたんです、極端に言えば。ファッションに疎い男子が遠足前に「オレ、いつも通りの格好で行くし」みたいなね。先に予防線を張る感じで。

そういうルールだと思ってたのに、その、ドンピシャな方々の口から「ババシャツ」なんて出てくるもんだから、違和感すごかったんですよ。

Date: 14/04/04 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1657|モノトーンとカラー。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

モノトーンにもカラーにも、それぞれに良さがある。色情報を省いたモノトーンはカタチを印象的に見せることが出来るし、カラーは言うまでもなく「色」を伝えられる。

モノトーンにもカラーにも、それぞれに良さがある。たまにはどっちも楽しんでもらうのは、どうだろう。アタマの中と目に映るもの、みたいに。

Date: 14/04/03 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1656|増税初日のできごと。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

この2日の間にタッキーが卒業し、いいともが終わり、そして消費税が上がりました。ぐるぐる。かけ込み需要が一段落して世間の購買意欲がシーンと静まりかえった昨日は、買い物をしに京都まで。どこも空いててちょっと贅沢。なんて天邪鬼。

電車代が上がったり、商品のプライスタグがまだ5%だったり、「5点で840になりま…、あっ違う!」「ややこしいですよね〜」なーんてくだりを行く先々で繰り広げる。まだ変化に馴染み切らないフワフワした街の空気には、人の隙がところどころ感じられて、ほんのり温かかった。そういう楽しみ方もあるよ。増税してもやれること変わらないし、気負わず行きまっしょい。

Date: 14/04/02 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1655|さんきゅうタッキー

出産のため、スタッフ・タッキーが今日をもってAMATAを卒業しました。僕にはない抜群の安定感と“しなやかな”デザインで、丸5年間AMATAを支え続けてくれました。

去年結婚してからは在宅での勤務へとカタチを変え、それから会う機会がめっきり減りはしたものの、いざこの日を迎えるとやっぱり寂しい。今日は3人で最後のランチをしながら、思わず泣きそうになりました。でもこれはきっと最良の別れ方。本当にありがとう。そしてお疲れさま。あとは無事の出産を祈るだけ。

ありがたいことに、産後も出来るカタチで復帰したいと言ってくれています。実際どうなるかは分からないけど、その気持ちが嬉しい。その声になるべく応えられる環境を用意したい。AMATAはそういう場所でありたい。さぁ明日から4月です。

Date: 14/03/31 Photo: iPhone 5

1654|岐阜の旅。御菓子処小川屋。

菓子処 小川屋|岐阜県美濃市

美濃市で見つけた御菓子処「小川屋」。約200年続いているんだそう、すごい。もちろんそんな事はつゆ知らず、でも外観から「このお店は間違いない」空気をプンプン醸していたのは事実。お土産用にあんこ菓子(100円)を5つ、それと自分がすぐ食べる用に1つ注文。

御菓子処 小川屋|岐阜県美濃市

すると「1個はサービスしとくわ〜」なんてご主人(写真)の嬉しいお言葉。僕のあんこ好きオーラが滲み出ているに違いない。うん、きっとそうだ。五代目のこのご主人、大のおしゃべり好き。買い終わってからもずーっと喋ってました。包装紙に手漉き和紙を使っていること、その意匠は自分が作ったこと、そこには創業200年と書かれているのに、厳密には190年なこと。一番印象に残ったのは「ごはんを食べるためだけの理由じゃこの仕事は続かない」という一言。うん、分かる。

結局30分くらい話し込んで、でも1、000円払ったのに会話に夢中でおつり返してもらえてなくて、半分ココロざわつきながらもいい話聞かせてもらえたし講話料で500円はもういいか〜、なんて一瞬アタマをよぎったけどやっぱり返してもらうことにして。老舗のあんこは老舗の味がしました。カラダにスッと溶け込む味。

Date: 14/03/29 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1653|岐阜の旅。長良川鉄道。

Minoshi Station|岐阜県美濃市

美濃太田駅から長良川鉄道に乗って「美濃市」駅へ。コクウ珈琲のご主人がお薦めして下さったエリア。美濃和紙や「うだつの上がる町並み」などで知られています。実は美濃和紙とは関わりがあって、今年もデザインを担当している「水うちわ」の素材が美濃の手漉き和紙。仕事を通じて文化を知る機会が増えて本当に嬉しい。それをこうして誰かに伝えられる機会が増えることも。

長良川鉄道沿線のホームはとても魅力的。年月を経た駅舎は風景の一部として違和感なく溶け込んでいて、とにかく居心地がいい。自分も風景の一部になれる。電車は一時間に一本しか来ないけど別に乗り過ごしていいや、なんてのどかな気分も味わえます。長良川鉄道は第三セクター方式につき18きっぷ適用外。でも絶対に乗る価値あり。

Date: 14/03/28 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1652|岐阜の旅。コクウ珈琲。

コクウ珈琲|岐阜県美濃加茂市

コクウ珈琲(写真)へ。もちろん、たまたま見つけたお店。この佇まい、みすみす通り過ぎれるわけがない。人を選ぶ感じかなと思ったら、入ってみれば「2杯目からは半額」という気さくなサービスもあって、心地のいいお店。また行きたい。

白い陶の風鈴|岐阜県美濃加茂市

お店を後にして、ふと目に止まったこの白い風鈴。周りのお店にも吊ってある。なんだろ?気になってお店に戻り、ご主人に尋ねたら、この辺りでは「きそがわ日和」という催しが毎年行われているんだそう。その一環で、手作りしたこの陶製の風鈴を軒先に吊るし、いつもと違う新しい風景を楽しんだ、その名残り。取り組みにもすごく共感できたし、風鈴好きとしてコロンとしたこのかわいさだけでも惹かれてしまう。

話を聞くうちに、コクウ珈琲のご主人がイベントの実行委員長であることも分かってビックリ。滋賀県で行われている催しも参考にしておられて、よく足を運んでいるんだそう。美濃太田が身近に感じられた瞬間。やっぱりまた行きたい。

→きそがわ日和

Date: 14/03/27 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1651|岐阜の旅。美濃太田へ。

木曽川|岐阜県美濃加茂市

青春18きっぷで岐阜の旅。スカスカのトロリーバッグ転がして旅の気分だけは高めつつ、これといって何をするでもなく、ただ、ぶらり。

まずは美濃太田へ。水がきれいな場所を探してたら行き着いた、くらい。伝統工芸や地場産業の案件にもいくつか関わっているし、関市まで行って刃物の伝え方でも見て学ぼうかと思った当初の気持ちはどこへやら。例によって宿さえ決めず、その時の気分にまかせて動いた一日。とりあえず木曽川(写真)に癒してもらいました。あらためて岐阜って近い。

Date: 14/03/26 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1650|写真でも水。

like an oil painting

どうにも水面に映る景色に惹かれます。

水、光、透明感、錯視、偶然、意外性、静と動、などなど。僕の好きな要素が幕の内弁当のようにギュッと詰まってる。気が付けば引き算の美学を意識して構図を決めることが多い。

これまでたくさん撮ってきた写真の中で「どれがお気に入り?」と聞かれた時、ギャラリーをやらないかと誘われた時、いつも水面の写真が浮かびます。水のような存在になりたいと思うことも無関係ではないような気がする。表現のルーツがここに隠されているようにも感じます。

Date: 14/03/24 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1649|手段としてのデザイン。

a back alley

明確な目標を立てて、それを達成するために具体的に何をするか、というスタンスでお客さまと関わる機会を増やしています。手段のひとつとして平面的にWebサイトやグラフィックツールを担当するより、目的まで共有した方が立体的にお役に立てる。単なる制作会社ではこの頃の要求には応えきれないし、持ち味を生かし切れない。

その分アタマもカラダもココロも使うけど、一緒に山を越えた時の喜びは大きいし、そういう存在こそ時代に必要とされているように感じます。何よりその方がおもしろい。おもしろがれる方が、うまく行く。

Date: 14/03/22 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1648|屋台骨のはなし

Snow|RASHEEN

急にボカンと疲れが出てしまい、今日は大事を取って午前中お休みをいただきました。ご迷惑をおかけしました。

最近の仕事内容やボリュームは、ここ数年の中でも大したもの。なのに気持ちはやけに落ち着いている。そんな精神状態にいよいよ辿り着けたかと慢心してたら、panscapeさまのWebサイトをリリースした所でフッと気が抜けて。単に麻痺してただけでした。

カラダは正直。気持ちのまま突き進む時も必要だけど、カラダに耳を傾けるゆとりも同じくらい大切。両軸のバランス。特にカラダには、決定権さえ無いから。人間でも会社でも関係でもデザインでも、目を向けるのは第一に「内側」。内側がしっかりしていれば、自ずと外側はしっかりしたものになります(僕調べ)。

Date: 14/03/20 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

1647|パンの虜に。パンスケープの仕事。

a crosswalk

京都のベーカリー「panscape(パンスケープ)」さまのWebサイトリニューアルを担当しました。本店は三条商店街、2号店は二条駅前にある全粒粉パンの美味しいお店。ワケあって6合目でお披露目することに。本番はこれから、というところ。楽しみ。

制作中はとにかくパンが食べたくなって、仕事中思い立ったようにパンを買いに走ったことも数知れず。公開した今でもパン熱は冷めやらずで、昨日も美味しいパンを食べたのに、今日は今日でまたパンが食べたい。おなじみGOODFOODで買ったイングリッシュマフィンを食べながらこのブログを書いてます。その20分前にワッフルとチーズケーキも食べてます。要はお腹が空いてるのです。

→挽きたて全粒粉パンの店|panscape(パンスケープ)

Date: 14/03/19 Photo: Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G